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2025年03月09日
鮨、ヒレカツ
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
寒の戻りから一気に春めいた今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。「クリトン後肢がしっかりして来て歩様がホントよくなりましたねえ」とA子先生が改めておっしゃるほどクリトンは好調を維持しており「やっぱり径路を踏ませると、終盤はこっちが弾かれそうなくらいに張り切って走りますよね」とワタシがいえば「径路レッスンを再開した甲斐がありましたね。乗ってる松井さんのほうは大変かもしれませんけど」と先生。とにかく後肢をしっかり動かしている分、反動も大きいので乗ってるほうはヘトヘトになるもそれなりの面白さというか、乗った〜感を味わわせてもらえるし、騎乗時や手入れ馬装の際は他のどの馬よりも落ち着いて信頼に足るクリトンなのに、近ごろは放牧の際に何かとトラブルを起こしがちなので参ってしまう(-。-;)もともと放牧をする際にヒャッホー!という感じでヒヒーンと嘶いて馬場に突進するのが危険なため、以前は無口頭絡をつけたまま手放すことが多かったものの、ある時期からさすがに年の功で落ち着いて放牧できるようになった上に、放牧場から引き揚げる際はロープなしで犬とお散歩するような恰好で、引き馬しなくても、わたしが指さす方向に動いて洗い場や繋ぎ場に独りでちゃんと収まることができるくらいに馴致できたのが我ながら鼻高々だったにもかかわらず、クリトンはどうやらそれに味をしめたものか、放牧をする際にも通路で自分勝手に突っ走って馬場に突入するクセが出てきたから堪らない。まあ、よくぞ器用にというか、駐車してあるクルマを避けたりして細い通路を突っ切って、馬柵棒が少しだけ開いた隙間からスルスルと馬場に潜り込んでしまうのだが、何とかそれを止めようとしてもデカイ馬の力と脚の速さには叶わず、ヘタに追っかけて馬をパニックさせたら余計にまずいから、こっちはケガしないようにと念じてヒヤヒヤもんで見守るしかない。今日は小さいほうの馬場に放牧するつもりで引き馬をしていたところ、大きいほうの馬場に1頭放牧されていた美形の若い栗毛牝馬ミゾ嬢(写真)の傍へパカパカと駆け寄って、珍しくクリトンのほうから鼻を寄せ合いネッキングをして何だかとってもいいムードに(^_^;)ミゾ嬢はそもそも女子力高めというか、魔性の牝馬っぽいところがあって、ベテランインストラクターN先生によればどうもデカイ♂馬が好きらしく、他にもデカ鹿毛オー君やデカ芦毛のアーサー君と親密な姿を目撃している。なのでクリトンは高齢馬でもデカイせいかミゾ嬢のほうもまんざらではない様子で馬柵越しにしばらく身を寄せ合ったいたものの、牝馬らしく急に逆上ムードで尻っぱねして走りだしたから、クリトンも馬柵に沿って通路を走りだし、大騒動になる寸前でN先生がミゾ嬢を馬場から出されたから一安心。クリトンも他の♂馬たちも一応は去勢してあるセン馬ながら、多少は♂らしさが残るようで、そういうのを業界では「まだ馬っ気がある」とかいうそうだ。いやはや、いかにも春めいた日にふさわしい騒動とはいえ、ついこないだ高齢牝馬のウラ嬢とリラ嬢をアタマ来て追っかけ回した時とはゼンゼン違う雰囲気でミゾ嬢を追っかけてた姿はほんと嫌なオヤジの哀愁漂うクリトンでした(-.-;)y-゜゜