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2024年11月18日
関西行2024秋その1
11/14はまず京都で父母の墓参りを済ませたが、紅葉の名所でもあるその寺院の庭園には色づいた樹木がまだ2、3本というありさまだし、この季節にしては自分もえらい薄着で来たのが何だか怖いような気持ちで近くの三十三間に参拝し、京都博物館で開催されている「法然と極楽浄土」展にも足を運んだものである。同展は名称から地味なものかと思いきや、巨大な「当麻曼荼羅」や著名な「早来迎」図等の国宝級がずらり並んだ見応えのある企画展で、三十三間堂の夥しい仏像群と併せて文字通りの極楽漫歩を味わってから京料理の新星「二条みなみ」へ。ここは亡夫の下で修業し、現「祇園川上」のオーナー加藤氏の右腕だった南氏が去年の春に新規オープンされ、こぢんまりした佇まいで寛ぎやすい空間ながら早くもミシュラン星を獲得した割烹店。開店祝いに駆けつけられなかったわたしは今回初めて寄せてもらい、下の写真の通り秋らしい八寸や瑞々しいお造り、芳しい白味噌のお椀など往年の「川上」らしさを彷彿させる美味しい料理を堪能しました∈^0^∋