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2024年10月16日
冷麺
冷蔵庫に市販キットの残りがあったのでコレに(^^ゞ
食後に見たBS-TBS報道1930はまたまた来たる衆議院選に関する特集で、現段階では自民党の単独過半数割れが生じそうだという予想もむべなるかなであろう。自民党はまず、顔と経歴に似合わぬ左派寄りの発言をしていたイシバ党首が、党内基盤の弱いせいか、早苗ちゃんを担いだ右寄りの旧アベ派に気兼ねして発言ブレブレなので、右寄りではない有権者の信用をかなり落としたとおぼしい。いっそ徹底的に冷遇された旧アベ派が党を割って維新と連合し、イシバ君がイケボ野田と手を組んだりするというダイナミックな政界再編が果たされれば、有権者は今よりもっと投票行動が取りやすくなるに違いないが、如何せん、旧アベ派が自民党からそう易々と離れることはなさそうなのが残念至極というべきか(-。-;)したがって有権者は今度の選挙で、小選挙区は政党に関係なく地元で信用できる人物を選び、比例区のほうは絶対に自民党以外に投票するというのが、今度の選挙を変にミソギと勘違いさせない最良の方法なのであろう。
それにしても70代になるワタシの目には、自民党の劣化が古典芸能よりもっとヒドイものに映っており、昔の自民党は人口減少傾向にあった農村部に道路を走らせたり橋を架けたりといった土木事業を通じて地元の土建屋を潤す陳情型の政治家が多い一方で、総理総裁は一応優秀なはずの官僚出身者が常連だったから、まあ、国政を任せておいて大丈夫かもしれないという信用がそこそこあったのだけれど、田中角榮で陳情型がトップになった途端に汚職が表面化したため、その監視役として野党を応援するというのが都市部の良識的な有権者の投票行動だったのだ。ところがいつの間にか自民党はそうした不文律も全く通用しないくらい、別に優秀でも何でもない世襲議員だらけの政党になってしまった一方で、ワタシ世代よりも若い多くの有権者がそれを是認するとしか思えない投票行動を取るか、もしくは投票所に行かないことで、劣化に歯止めをかけるどころか磨きをかけている現状は如何ともしがたいのであった。かくして今度の選挙で一気にそれを是正できるはずもないとはいえ、自民党に代表される日本の政治を徐々に劣化させた責任が有権者にあるのは確かだから、今後そのツケが回ってくるのを覚悟して何らかの行動はすべきなのでしょう(-.-;)y-゜゜