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2024年09月01日
和風弁当
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今週末も台風10号の影響をほとんど受けなかった埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。1鞍目はA子先生のレッスンで、先週よりも闊達な動きを見せた肌つやもいいクリトンが(写真)、今日は単独騎乗すべく馬房を覗いたら、床に敷いたオガコに塗れてうずくまっており「クリトン!」と呼びかけても起きあがれずに、却って寝転んでしまう始末(-_-;)こりゃ大変だ!と慌ててベテランインストラクターのN先生に頼んでムチを使って何とか立たせたものの、すぐにまた寝転んで鼻息も荒く瞼を閉じる顔を見ていたら、何しろ高齢馬なので、ひょっとしたらご臨終かも (@_@;) と最悪の事態も想像もされて、しばらく馬房で馬体を撫でさすっていたものの、今日の朝飼いはしっかり食べたそうなので、とにかくクラブのオーナーから獣医さんに連絡を取ってもらうも、日曜と台風が重なったせいか先生は捕まらず(-。-;)再びクリトンを立たせて洗い場まで誘導し、腸の蠕動音を聴いたら希薄なのでまずは疝痛症状が疑われ、N先生にホースのお湯で浣腸してもらったり、鎮痛薬を注射してもらった上で引き馬したらボロ(糞)は何とか出た次第。その後も蠕動音は相変わらず希薄とはいえ、クラブの敷地に生えている草をむさぼり喰うようになって、フスマ湯もガブガブ飲みだしたのでほっとひと息(^0^;)昼飼いを抜いたせいでお腹が空いたのか、いつものように馬体をゆらゆら揺らしてエサを催促する熊癖(ゆうへき)を始め、ワタシの腕を噛んでオヤツをねだるようになり、他の馬が夕飼いをもらったのを見てヒヒーンと嘶くなど盛んにくれくれコールをしだしたのでこれはもう大丈夫!と判断して帰宅の途に就いたのだった。帰りが一緒になった会友のMamiさんに午前中の馬房での様子を話して「今日ばかりはホントにもうダメかと思っちゃった。ただ疝痛で痛がってる感じじゃなくて、目つきがトロンとして、いかにもダメっぽかったんだよね」「それって夏の疲れが一気に出たんじゃない」とMamiさん。そういわれてみたら、この夏の猛暑は異常だったし、A子先生も「クリトンはよく頑張ってますよ!」と常づね賞めてらしたから、元気なお年寄りが秋口に倒れるパターンみたいなものかも?と納得。ともあれ明日また何か不調が見られたら報せてください!とN先生やオーナーにお願いしたものの、何事もなく来週はまた元気な姿を見られるよう願うばかりであります(^^へ)
コメント(1)
クリトンくん、元気になってくれると良いですね。おやつのおねだりできるなら大丈夫かな。可愛らしいです。馬も低気圧には影響されるのでしょうか。
「一場の夢と消え」ゲット!加山又造さんの装画も艶やかに儚げで、ワクワクです。
投稿者 マロン : 2024年09月02日 09:56
2024年09月02日
夏野菜と豚こまの甘酢炒め
今日のQPを参考に作ってみた。塩で下味した豚の細切れ肉にカタクリ粉をまぶして多めの油でいため取りだしておく。生姜とニンニクの薄切りと角切りした玉ネギ、アスパラガス(QPはゴーヤーを使用)を炒め合わせ、さらにトマトを加えて豚肉を戻し、砂糖酢醤油で調味。
食後に見た BS-TBS 報道1930は今週出馬表明のピークを迎えそうな自民党総裁選の特集で、いやはや同番組ですら、自民株式会社の社長人事を眺めるような報道しかできないところに日本の政治状況の貧しさが露呈しているというべきか(-。-;)乱立する総裁候補者それぞれが一体どんな政権構想を抱き、具体的にどんな政策を掲げているのかも結局はさっぱりわからないままで、今後さらなる国難が続々と押し寄せそうな国のリーダーが決まってしまうかもしれない日本の政治って、皆さんホントに恐ろしくありませんでしょうか(-_-;)
昨夜たまたま見たNスペでは能登地震によるビル倒潰被害を引き合いに出しながら、東京を始めとする日本の人口密集地にも能登と同じような軟弱地盤が多いにもかかわらず、そこに高層ビル群が乱立する現状に警鐘を鳴らしていたが、今さらそんなこと言われても一体どうすりゃいいのさ的な気分になっちゃった人が多いのではないかと思う。まあ、軟弱地盤のタワマンに住んでるのは自己責任にされちゃうのかもしれないが、コイズミ時代の規制緩和で高層ビル群がドーッと増えたことのために首都直下型地震の被害がかりに甚大になったとしても、果たしてその政治責任までは問われない国なのだろう。異常な金融じゃぶじゃぶ政策を推進したアベがかりに生存していても、果たして異常な物価高の責任を問われたかどうかもわからない国なのである。そんなわけで高度経済成長が停まった後の日本では、目に見えた失政続きにもかかわらずいまだに自民党が支持され続けてきたフシギさを思わずにはいられないのだけれど、今後もそうした政党に国の舵取りを任せるしかないように考えている人たちは、まさしく軟弱地盤のタワマンで直下型地震の到来を平然と待ってるような心境なのでしょうか(-.-;)y-゜゜
2024年09月03日
鶏肉とコーンのチーズ蒸し
今日のQPで見た料理。トウモロコシをレンチンで加熱してから包丁で面ごとコーン粒を削ぎ落としておく。削ぎ切りにした鶏胸肉に塩とおろしニンニクを揉み込んでフライパンに散らし並べ、オリーブ油を垂らして肉の色が変わるまで炒めたら表面にケチャップを塗り、コーンとを角切りしたピーマンを載せてピザ用のチーズを散らして加熱しただけ。
けさのワールドニュースでは、ハマスによるイスラエル人質殺害が政権にしがみつくために停戦を拒否するネタニヤフのせいだとして、国内のデモが盛んになっている現状について、ネタニヤフは当然それも折り込み済みで、デモを放置することによっていわばガス抜きをしているのだという解説を聞きながら、21世紀の今日でも前時代的に強欲な権力者には市民もなかなか太刀打ちできないことを改めて考えさせられたものである。何もこれはイスラエルだけのことでも、また国外に限った話でもなさそうなところが恐ろしいというべきか(-。-;)
もう一つ気になって、こちらは感心させられたのがノルウエーの新たな産業で、ノルウエーは欧州一EV車の普及率が高くて今や9割以上がそれなんだそうだが、EV車で最もコストがかかって重要な部分といえるバッテリーの再生事業が新たに生まれたのだとか。中古バッテリーを事細かな部品に分けて再生するのみならず、どうしても国外からの輸入に頼らざるを得ないレアメタルの抽出に成功し、それをストックして再生することができるので、今後は欧州各国のEV車のバッテリー再生産を引き受ける巨大産業に育成されそうなのだとか。こうした再生産事業は地球環境にとっても良さそうだし、ECO重視で消えてもらわなくてはならない産業もある一方、こうして新たな産業も誕生した話を朝から聞くのは他国事とはいえ悪い気がしませんでした(^o^)
2024年09月04日
牛タン、ハラミ、豚の味噌漬け3点盛りセット
近所の馬トモOさんと大宮そごう内の牛タン専門店で食事。Oさんと会うのは久々なので一体どうしてたのか?訊いたところ「今日は休みだから出かけようとしたら、運悪くいきなりバリバリピッシャーンって物凄い雷が鳴ったり、ドバーッって雨が降ってきたり、台風になっちゃったりしたもんで結局どこにも出られなかったのよ〜」と聞いて、お互い今年の異常気象をひとしきり話し合うのことに。医療従事者でもあるOさんはこのところ仕事が忙しくてなかなか休みが取れなかった諸事情も語られて、その問題を「嘱託で良かったのに、正社員にされちゃったせいもあるのよね〜」と仰言るのだった。聞けば元は正規の職員だったが「もっと気楽に務めたいから、7年ほどせっかく嘱託にしてもらってたのに(-。-;) 人出不足を理由にむりやり戻されたのよ〜」と伺って、ナルホド職種によっては今後そういう事態があらゆる現場でどんどん多くなりそうな気もしたのであります(-.-;)y-゜゜
2024年09月05日
エビすり身の湯葉巻揚げ、青パパイヤのサラダ、空心菜の炒めもの、タイ風オムライス、トムヤムクンラーメン
園芸ライターの光武さんと近所のタイレストラン「マリタイ」で食事。ここは以前からタイ?の女性がワンオペでやってるレストランで、何を食べてもそこそこ美味しいので「凄いですね〜松井さんチは半径100メートルくらいの範囲に名店だらけですね!」と光武さんもご満悦でした∈^0^∋
光武さんとは共に80年代に情報誌「ぴあ」で仕事をしており、その後朝日放送が出資して「関西ぴあ」の前身となった「Q」という情報誌の編集部でご一緒して、退職後は渋谷の神南に編集事務所を構えた仲間なので、久々に2人きりで会った今宵は当時の編集者とライター仲間の思い出話や現在の消息等々を話し合って懐かしい歓談の時を過ごしたのであります(^^ゞ
2024年09月06日
茄子と油揚げのうま煮、鮭のハラス
うま煮はピーマンと豚ロース肉をプラスしゴマ油で炒め合わせて市販のめんつゆで調味しただけ。マルエツでお買い得だったハラスはレンジでグリルしただけ(^^ゞ
食後にBS~TBS報道1930でコイズミJRの出馬表明を見ながら、日本人は昔から利口な人間嫌いというか、利口な人間に必要以上の警戒心を抱くタチだけに、コイズミ人気は親子ともども利口な感じがちっともしないからかも(?_?)と思ったりした。自分が党首に選ばれたらすぐにも解散!と宣言した通り、もし党首になったら他の総裁選立候補者を閣僚にずらずら並べて人寄せパンダ方式で票の獲得を目指し、政権取ったら後はスガのパペットになるのが見え見えの人物を、それでも担ぎあげようとする自民党は国民の見識を舐めきっているわけだし、あげく舐めきられても仕方がない選挙結果になるのか、はたまた自民党にギャフンといわせるのかは有権者の行動に委ねられているのでありましょう(-.-;)y-゜゜
同番組の特集では、立憲民主の前身である旧民主党の失敗を検証。同党の重鎮だった輿石氏は、財源を考えないで無理な公約をし過ぎたことや、党内対立が解消しなかったことや、官僚と上手くやれなかったことを挙げられたが、ゲストコメンテーターの片山元鳥取県知事・元総務相にいわせると、要は組織のトップに立った経験が乏しくていわゆる「人使いの出来ない」閣僚や議員が多かったようで、その点は今の自民党も同じですと解説されて、ナルホド!と納得し、これは何も政界に限らず何処の組織や企業にも言えることで、今の日本が昔と大きく違っている点だろうと思われたのである。日本人はもともと欧米的なコミュニケーションの取り方は苦手な国民性とはいえ、昔は大勢の家人に取り囲まれて暮らすことで、他人に気持ちよく仕事をしてもらえるような声のかけ方と気遣いとかのテクを子供の頃から自ずと身につけさせられたのだけれど、核家族が中心となった今ではそうした訓練はまずできないため、本人の自覚するリーダー資質だけに委ねられることで、ああ、勘違い的な人物が各所にはびこるはめになっているのかもしれない。世襲的な立場に進んで身を置く人たちはなおさらで、いわば世襲のハイパーインフレの温床と化した業界では、政治家に成ること自体が目的化するのもやむを得ないので、なぜ党総裁になって日本の首相を目指すのかと問われたら、祖父の後を継いだらしいどこかの知事みたいに「それは天命です」としか答えられないアホもいそうであります(-.-;)y-゜゜
2024年09月07日
ビーフカレー、MIXビーンズとツナのサラダ
カレーは市販のレトルト。サラダは自家製フレンチドレッシングで食す。
今週は各局の報道番組が当然のごとく自民党と立憲民主党の党首選挙を取りあげて、何しろまだ党首選挙だから、さほど突っ込んだ報じ方はしなかったが、何故か自民党総裁の有力候補と目されているコイズミJrは、当選直後に衆議院解散総選挙をやる!と宣言しているので、ヘタしたらこんな人が日本の首相になっちゃうの(@_@;)でもまあ、トランプが米大統領になるかも?みたいな時代なんだから仕方ないのかも (__;) てな具合の苛立ちと不安を覚える方も多かろうと思う。それにしてもこの間たいした政治的発言もないどころかむしろ「セクシー」等のトンチンカン発言で顰蹙を買い、別にたいした仕事もしていなさそうなこの人物をいきなり総理候補に担ぎあげようとする自民党も、またその尻馬に乗っかって手のひら返しの持ちあげ方を始めだしたマスコミも噴飯物というか、アホくさ屋の鐘が鳴るとしかいいようがない一方で、ああ、これはいかにも日本らしい末路の辿り方なのかも(-_-;)と妙に肯けるところもあるのだった。とかく存亡の危機に当たって新鮮な人材が待望される際に、日本では毛並みが良くてちょっと風変わりというか、世俗的な欲望の比較的薄そうな、つまりは浮世離れしたっぽい雰囲気の人物を担ぎあげる傾向が昔からあるようで、わかりやすい例だと幕末の徳川慶喜とか戦時中の近衛文麿、近くは55年体制が崩壊した際の細川護熙とかがこれに該当するのではなかろうか。クリカラモンモンの鳶職から政治家になったコイズミ家は通常の毛並みが良い家柄とはいいがたく、品下れりも凄まじいとお思いの方もあろうけれど、恐らくは変人の親父が浮世離れしたっぽい「箔」となって自民党のいわゆる陣笠議員の期待が集まりやすい雰囲気を息子に醸しだしているのだろうし、スガがそれに目を付けて担ごうとするのはまさに自民党の危機を象徴しているともいえそうだ。自民党議員ばかりでなく、一般市民までがその雰囲気に巻き込まれてなまじヘンな期待を持ったりしたら、日本が滅亡に向かうのは確実だと過去の歴史が物語るのは一応指摘しておきたいと思います(-.-;)y-゜゜
2024年09月08日
ミニ天丼&鮪丼と笊うどんのセット
乗馬の帰りに大宮そごう内の「歌行燈」でハフ・アラブmixウラ嬢のオーナーOさんと食事。
まだまだ残暑厳しい埼玉県下の馬場で今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。先週死にかけみたいにグッタリして心配させたクリトンが今週は見違えるような復調ぶりで、まずはワタシが厩舎に足を踏み入れる寸前にヒヒーンと高らかに嘶いて元気さをアピールし、騎乗前のウラ掘りでも蹄を素早く持ち上げってヤル気マンマン度を見せつけ、A子先生の下乗りでも最初から歩様がよくて「久々にクリトンらしい走り方をしてくれました」とのこと。ワタシが騎乗してもそれは変わらず、この間の脚で挟んで持ちあげるようにしないと速歩もなかなか持続しない状態だったのと打って変わって、発進するとかなりのスピードでサクサク進んでくれるのは有り難いものの、馬場馬らしい歩様のため反動が大きくハイスピードなクリトンに騎乗するのはこちらも久々なので、静反動では持ちこたえられず軽速歩に切り換えて何とかクリアする始末。停止しようとしてもまだまだ先に行きたがってハミをさらおうとするワガママさに振りまわされてヘトヘトになったワタシ(-。-;)「この馬、まあ元気になった証拠なんでしょうけど、元気になると相変わらずワガママするのは困ったもんですよね〜」とA子先生も苦笑顔に(^0^;)2鞍目の単独騎乗でも歩様よく走ってくれたはいいけれど、早くメシ喰わせろ!オヤツよこせ!のくれくれコールが激しいのには閉口で「クリトンはここんとこ年取っておとなしくなったのかと思ってたけど、あれはただ夏バテしてただけで、元気になったら相変わらずだよね〜」とOさん。というのもOさんがウラ嬢や他の馬にオヤツのリンゴをやろうとしたら、クリトンが耳を伏せた怖い顔で馬房の壁をガンガン蹴って暴れだすので、他の馬たちが「すっかり引いちゃって、ボクたち遠慮しますって感じでリンゴを食べないのよ〜」とOさん。「さすがにそれはヒドイね〜ワタシが他の馬にやったら怒るのはまだしも、Oさんにまで怒るって異常だよね〜23歳にもなって何でこんなに幼稚な振る舞いをするんだろう?って思うけど、この性格は一生変わらないんだろうね〜」とワタシはほとほと呆れて嘆息するしかなかったのであります(-.-;)y-゜゜UPしたPHOTOは馬場から騎乗したまま放牧場に向かうところをクラブのオーナーに写メして戴いたものです(^^ゞ
コメント(2)
松井先生もクリトンも颯爽としていてカッコいいです。
周囲の緑も素敵ですね。
投稿者 キジバト : 2024年09月09日 10:44
キヒバトさんのおっしゃる通り、「カッコイイ!」のひところです。
こんなカッコいいクリトンが、ちょい悪おじさんだとは・・・
投稿者 はっち : 2024年09月09日 18:27
2024年09月09日
麻婆茄子
きのう乗馬クラブで採れ立ての無農薬有機野菜を美味しく頂戴しました∈^0^∋よくやる料理なのでレシピは不要かと(^^ゞ
今日は午後から「赤旗」と「朝日新聞」の『一場の夢と消え』に関するインタビュー取材をお受けして、赤旗は『愚者の階梯』でリモートインタビューされた金子記者が「あの作品で史料に目を通されたのと同じ密度で今回も取り組まれたのかと思うと、そうした密度の濃さもあって、読了した時は料理のフルコースを二度も三度も味わった気分になりました」とのこと。大阪本社からわざわざお越しになった朝日の河合記者は文芸のみならず舞台芸能も担当なさっている関係で「近松座」時代の仕事もご承知の上でいろいろとお尋ねになり「登場する女性の描かれ方も素敵でしたね」と仰言ったから「関西の男女関係ならアルアルの感じで書いたんですよ(笑)」とお答えしたのであります(^0^;)取材後に「ときどき関西にお帰りにならないんですか?」と訊かれたので「昨日も妹からメールで、いつ頃帰ってくるの?」と問われたものの「いや〜暑うてまだゼンゼン考えられへん気持ちなんですわ」とお答えしたのでした(-.-;)y-゜゜
2024年09月10日
ハーブ入り鶏ひき肉レタス包みサラダ、チキンチッカ、海老バターカレー、ナンほか
大宮門街ビル内のエスニック何でもアリの料理店「ディップ・ガーデン」で旧クラブの馬友オペラ歌手のSさんと食事。
二人会うなり「この暑さは何とかならないのかしら」と互いに愚痴り合って「人間がこうだから、馬たちはもっと大変よね〜」と意見が一致するのも馬好きならではというべきか。もっともS さんが急にいらしたのは「ケサコさんにしか聞いてもらえない」自身のおかしな体験譚を話したいからだったようで、聞かされたワタシともども大笑いのうちに話し終わった後は、今日グリーンチャンネルで放送していたパラ馬術の録画を見ながら「健常者の騎乗と一体どこがどう違うのか、見てても全くわからないところがホント凄いわね〜」と互いに絶賛し合ったのでした。
2024年09月11日
明太子スパゲティ、ミネストローネスープ
スープは市販のレトルト。レシピは不要かと。
食後に見たBS-TBS報道1930は今日行われた米大統領候補のTV討論会を検証。事前質問ナシに当意即妙の受け答えができるかどうか危ぶまれたハリス氏が、意外とそつなく答弁して6割方勝利を収めたと評価された今回の討論だが、要はウソつき老人とボケ老人の罵り合いだったのが、今回は半ボケ老人のめちゃくちゃなウソに常識的な中年女性が呆れて見せるショーみたいにまとめられていた感じというべきか。およそ噛み合わないというよりも、まるで討論になっていない(-_^:)感じに聞けたので、世界で最も民主主義が正当に行使されるはずの米大統領選でこうした討論しか出来ない現代には、民主主義政治というものが果たしてホントに成り立つんだろうか(?_?)と思っちゃいました(-.-;)y-゜゜
2024年09月12日
大判から揚げ香味醤油味
一昨日のQPで見た長野県の郷土料理、山賊焼きの家庭版。鶏もも肉を丸ごと一枚、おろし生姜&ニンニクと醤油と砂糖少々を混ぜ合わせたタレに漬け込んで室温に20分ほど置いてから、カタクリ粉と薄力粉を混ぜ合わせた衣をまぶして両面がしっかり色づくまで揚げ、肉汁が収まるまでしばらく置いてから食べやすく切り、レモン汁をかけて食す。付け野菜はキャベツのみ。鶏肉は厚さを均等に開いて脂肪とスジを取ってから漬け込むこと。漬け汁を少し拭き取ってから粉をまぶし、皮目を上にして肉側を4分揚げ、ひっくり返してさらに4分ほど揚げる。写真のは揚げすぎで焦がしたが、それでもフツーのから揚げより肉が柔らかくジューシーに仕上がるのでオススメ!
食後に見たBS-TBS報道1930も今日の9名による自民党総裁立候補表明を取りあげたが、万が一にも自分が総理になったら一体どうする気なんだろう(?_?)的な実現薄の公約を掲げる候補者もあって噴飯物も甚だしく、今日お昼にたまたま用事で電話してきた京都の妹も「なんであんな沢山の人が出はんのん?」と強く不審を唱えたからワタシは次のように回答したのでした。「たとえば海老フライ定食と蟹コロッケ定食、ハンバーグ定食、トンカツ定食、鶏の唐揚げ定食とか色々とメニューに並んでて、洋風弁当には海老フライと蟹コロッケと鶏のから揚げ一つずつ、ハンバーグやトンカツも一応ひと切れずつ入ってたら何となく豪華というか、お得な感じがして注文せえへんか?それと一緒やで。次の内閣は今回の立候補者を全員とはいかんまでも何人か数揃えた上で衆議院を解散する気やろ。そしたら何となく豪華な顔ぶれみたいな気がして自民党に票入れるアホが増えるのを見越した戦略やと思うわ。食べたら結局どれもスカみたいに物足りんのに、見かけは豪華な感じがして騙される客も多いちゅうわけや」(-.-;)y-゜゜
コメント(1)
うーん、食べ放題というのと同じで、なんでもたくさん並んでて、お得のように見えても、味は最悪だし、食事した気もしないし、かえって気持ち悪くなったりするのと同じかな?
投稿者 ミセスせつこ : 2024年09月13日 13:36
2024年09月13日
前菜の盛り合わせ、クワトロフォルマッジオ
世田谷パブリックシアターでキャリルチャーチル作「What if if only」&「Nnmber」を観た帰りに文春の内山さんと近くのイタ飯イルピッツァイオーロで食事。帰宅が遅くなったので芝居の感想は明日書きます(^^ゞ
2024年09月14日
「もしも もしせめて(What if if only)」「数 ( Number)」
「クラウド9」や「トップ・ガールズ」で英国の前衛劇作家として80年代の日本に紹介されたキャリル・チャーチルの最新作を上演するとあっては観ないわけにもいかない気持ちで昨日は世田パブに駆けつけたのだった。上記の2作は女性の世代や時代の差を軸にしてジェンダーレスを取りあげた先駆的な作品だっただけに、今回は出演者全員男性というのがいささか意外な気もしたのだけれど、やはりキャリル・チャーチルは常に時代をちょっとずつ先取りしつつコンテンポラリーな問題を今日に問いかけるという点で、80代になってもなお「前衛」であり続けるのを再認識させた公演ともいえそうだ。
3年前に書かれた最新作「もしも、もしせめて」は愛するパートナーを喪った男が切々たる思いを語る独白に始まって、女装した男優がいきなりそのパートナーの亡霊じみた存在として出現し、男がそれを断固拒絶するあたりは一種の不条理劇的な笑いを誘うが、出現したのは男にとって見たくない「現在」でもありまた「未来」でもあって、つまりは過去に「もしも」起きていたら、あるいは起きていなかったら、それは革命やあらゆる社会事象も含めて、世界にさまざまな現在と未来があるという哲学的な大命題をストレートに且つトリッキーに見せる20分ほどの舞台である。喪失者の男を演じた大東駿介と、女装して「現在」と「未来」を表現した浅野和之ともどもかなりのハイテンションで短くも濃密な時間を観客に共有させてくれた。
「数」はクローン人間の話で、クローンとして生まれたことに気づいて傷ついた息子と父親の関係、オリジナルでありながら父親に疎ましく思われる息子の存在と父親の関係、20分の1でしかないクローンでありながら自身の存在に父親の関与を無視できるほどの自信に満ちた息子の存在を通して、父権の喪失と個人社会化した現代における人間のアイデンティを問いかける作品だ。「クラウド9」でも父権の喪失にこだわっていたキャリル・チャーチルならではと思える一方、今やクローンと変わらないほど個性や個人の存在感が希薄になりつつある現代の人間を象徴的に描いた作品ともいえそうで、瀬戸康史の演じる息子はセリフよりもその佇まいで違いを際立たせていたし、堤真一は極めて身勝手なそれでいて奇妙に温かくもある父親という存在を具現化していた。
2024年09月15日
おこわ弁当
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
季節外れの酷暑の中で、季節通り満開に咲いたオオモクゲンジに黄色く彩られた埼玉県下の馬場で、今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。下乗りされたA子先生が「わたし的には今年一番のクリトンじゃないかと思います!」と言われた通り、騎乗したらお尻がいつもより一段高い位置に置かれたような感覚で、つまりそれだけクリトンが背中を丸めた馬場馬らしい姿勢を取っていたということだし、後肢も最初からしっかり前に踏み込んで、その分反動の大きな速歩をハイスピードでしてくれるから、ワタシも久々に往年のクリトンに乗った!!感のあるスリリングな騎乗を存分に楽しむことが出来ました (*^^)v 2鞍目の単独騎乗でも蹄跡をダダダダダーとぶっ飛び滑走してくれるので酷暑もあって乗ってるほうがヘトヘトに(^_^;)それにしてもクリトンは先々週に厩舎で死にかけみたいな絶不調を乗り越えたのを機に、まるで子供が病抜けしたみたいな完全復調を遂げたのはフシギなくらいだが、他の会有馬を見ても酷暑の中をみんな結構ガンバッて快走していて、馬は暑さに弱いといわれるわりに当クラブでは意外と暑熱馴化に長けた馬が多いのかも?と思われました。というわけで今週はサラ鹿毛オー君を先頭に高齢ドサンコのパピ君も混じった当クラブでは珍しい4部班レッスンを写メしてUPしました。
2024年09月16日
鯛と大葉とミョウガの和え物、水餃子、秋野菜の天ぷら、砂肝のコンフィ、里芋と鰻の春巻、豚肩ロース肉のバルサミコ酢サラダ、お茶漬け他
川越の洋酒系居酒屋「桑原商店」で馬トモのKuriさん、Mamiさんと食事。Kuriさんは今のクラブで以前ワタシがお世話になった乗馬インストラクターS先生の栃木のクラブに移籍された旧会員さんで、久々に会うことになり、Kuriさん愛馬ミレ嬢の様子や、独立されて3年が経過したS先生の近況、そこに所属する会有馬たちのあれこれを伺っていたら、それぞれに何かと問題を抱えつつも異常な酷暑だった今夏をひとまず無事に乗り切って、しかも馬たちはいずれも快走していたという話なので、昨日書いたウチのクラブともども暑さに弱いと見られていた馬たちが、実は意外なほど暑熱馴化の適応力を発揮する動物らしいことに気づかされたのでしたσ(^^)
2024年09月17日
豚肉とゴーヤーのみそ煮
週末にクラブで有機野菜のゴーヤーをもらったのでQPサイトのレシピを参考に作ってみた。味噌と砂糖を加えた出汁で豚の細切れ肉とワタ抜きして乱切りしたゴーヤーとニンニクの薄切りをしばらく煮て、さらに角切りにした厚揚げを加えて20分ほどじっくり煮込んだ料理。豚肉は煮る前にさっと茹でておくこと。ゴーヤーの苦みを抑えるために、具材すべて冷たい出汁に入れて煮ること。
食後に見たBS-TBS報道1930は立憲民主党党首選の立候補者4名をゲストに迎えてそれぞれの政権構想を訊いたが、番組サイドの最初の質問が選択制夫婦別姓問題についてどう思うかだったので、自民党総裁選を含め、この問題って今の日本でそんなに大きな争点になるんだろうか(?_?)と、いささか奇異な感じがしたくらいである。この問題をコイズミJrが唐突に言いだしたのは、結局お金をあんまりかけずに国会採決のみで速やかに施行できそうな案件だからだろうと思っていたら、自民党内ではこの期に及んでまだ反対派がしぶとく主張するのもオドロキだったし、まあ、マスコミ側もこの問題を保守メンタルを見分ける簡単な踏み絵代わりにしやすくて、おまけに結果もすぐわかるということで表に出しやすかったのだろうけれど、一方ではあと何年かすれば戸籍自体が要らなくない?というところまで時代は来ているようにも思われるのでした(-.-;)y-゜゜ところでこの問題を自民総裁選で急浮上させた人物は総裁就任直後に衆議院解散を宣言して早くも10/27総選挙という情報が飛び交っていたが、そこまでの早期解散は自民党内でもさすがにマズイという空気が漂い始めたとゲストコメンテーターの政治評論家後藤氏は指摘しており、与野党間の論戦も全く聞けないまま投票に臨まなくてはならない愚は避けられそうなのがまだしもというべきでしょうか(-.-;)y-゜゜
2024年09月18日
ビーフカレー、アスパラガスとエリンギのバターソテー
カレーは市販のレトルト(^^ゞソテーはニンニクの薄切りを入れて塩胡椒で調味しただけ。
食後に見たBS-TBS報道1930は経済面から見た米大統領選の検証で、バイデン政権下の米国経済は株高等により比較的好況に見えていながら、食費や住居費、高熱エネルギー等の高騰により、生活苦を余儀なくされている人びとが多くなったという点で、日本経済の現状とそっくり重なるだけに、それって近代産業が生みだしたマジメな勤労者による社会の中間層がいよいよ消滅に向かう現実を裏付けるようにも思われたのだった(-。-;)民主党のハリス氏はそうした中間層を再び蘇らせることが国の活力につながるとして所得の再分配を企図した政策を打ち出してくるのだろうが、具体的な名案があるのかどうかはイマイチ不明だし、片やトランプ氏は共和党の候補者らしく富裕層や法人の減税策を打ち出すことによっていわゆる好景況感を創り出す一方、移民の労働者を閉め出し、輸入関税をウンと引き上げるかたちで国内産業と米国民の労働者を守る的な表明をしており、それはフツーに考えるとさらなる物価高や生活苦を呼び込むのが必至の政策であるにもかかわらず、物事をまともに考えられない有権者がついついそれに期待してトランプ支持に回るという構造も何だかよくありそうな話に思われて、民主主義の名を借りた愚民政治がまかり通るのは今や世界のトレンドであり、日本も決して例外でないのを知る日が近々来るであろうことを考えないわけにはいきませんでした(-.-;)y-゜゜
2024年09月19日
カボチャと豚肉のフライパン蒸し
先日のQPで見た料理。味噌、酒、オイスターソース、砂糖、ゴマ油と長ネギのみじん切りを混ぜ合わせた味噌だれに豚肩ロース肉を漬け込んで、フライパンに敷いたカボチャの薄切りにかぶせ、水少々を加えて重ね蒸しにしたカンタン料理。
食後に見たBS-TBS報道1930は米中対立が深まる中で迫り来る台湾有事の検証。食糧事情、エネルギー事情、財政事情をリアルに考えると、米国からいくら武器を買い込んでも日本の参戦は絶対ムリ!!なことが自明の理として浮かびあがるも、攻め込まれる隙を見せないよう、他国との軍事同盟や必要最低限の武装の備えは必要だとするのが今やこの国のメジャーな考え方なのかもしれない。それにしても国内に数多くの米軍基地を抱える日本は否応なく米中戦争に巻き込まれるのだとしたら、そうした同盟国の立場から断固それを喰い止める方途もしっかりと模索すべきはずで、米国のポチ的な追随しかできない政権トップを戴くのは、日本古来の美意識からすれば実にみっともなくて堪えられないことのようにも思われるのだった。
ところでけさのワールドニュースでちょっと耳にひっかかったのはシンガポールCNAが報じた中国経済の退潮で、世界最大のヘッジファンドの創業者レイ・ダリオ氏がコメントして、中国経済はこのまま何も手を打たなかったら日本みたいになってしまう!と警鐘を鳴らしたために、ああ、今や世界で日本は経済的な大失敗例としてカウントされているんだ〜と改めて再認識させられたものである(v_v)その直後に今度は中国CCTVが中秋節に自国の宇宙ステーションの中で月餅を食べる宇宙飛行士の映像や、宇宙から映した国全土の映像、さらには高層ビルが林立する上海等の都市部の映像を流したので、四半世紀前に中国旅行をしたわたしは当時の風景を想い出しながら、ああ、この間の「喪われた30年」と呼ばれる日本はホントに何も生みだせなかったのかもね〜と、これまた改めて考えさせられたのであります(-.-;)y-゜゜
2024年09月20日
冷麺セット
けさは大谷選手の歴史的瞬間をたまたまLIVE放送で観てヽ(^0^)ノ午後は池袋の東京芸術劇場で木ノ下歌舞伎の『三人吉三廓初買』を観劇したあと池袋ルミネ内の「韓膳美」で晩ご飯して帰宅。5時間超の上演時間(!_+)を少しも飽きさせずに見せた芝居についてはまた明日書きます(^^)/
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今日のブログがまだだから、今、書けば、あまり人目に触れないはず
ホントにどうでもいいことなので、なるべく今朝子さまだけに伝えたいです
あの、歌舞伎座から和式のトイレが消えました
私も気づいたの、最近なんですけど、入ってすぐのところに2つあった和式の個室が、洋式に改装されてました
まぁねぇ、高齢者の多い客層ですから、そうなるのが当然なのかもしれないですけど
新しい歌舞伎座になって10年あまり、とうとうそうなりました
なんか、ちょっと、しみじみしてます
ほんとにどうでもいいことで、お邪魔しました
投稿者 せろり : 2024年09月25日 23:30
2024年09月21日
木ノ下歌舞伎「三人吉三廓初買」
本公演の上演時間が5時間超なのは「廓初買」という初演の本名題通りに遊廓の人間模様を中心とした場面をしっかり再現したからで、その部分が上演された最近例は今年71歳になる私が生まれた年だったのだから、つまりはそれをしっかり見覚えている人は現在ほぼ皆無に近いものと思われる。こうした国立劇場もできないような復活上演をしてくれるのが木ノ下歌舞伎の有り難さであり、とにかく5時間超をさほど長く感じさせなかった点で非常に成功した上演なのは間違いないし、その部分が新たに加わったことで、お坊吉三の出自や彼と和尚吉三一家との曰く因縁じみた関係がわかりやすくなり、百両の金と家宝の庚申丸という銘刀がグルグル回ってあらゆる登場人物を絡め取るという劇構造が鮮明になったのは確かである。ただ少し文句をつけるとしたら、その復活上演した部分に対して、木ノ下歌舞伎らしい現代の批評性みたいなものがもっとあってしかるべきだったのではないかと思う。復活した部分は木屋文里という通人と一重という花魁の恋愛模様で、前半は江戸中期の風俗小説をそっくり取り込んで江戸の廓における男女関係の機微をわりあいリアルに描いていながら、後半は男が没落する一方でその妻が夫の愛人である花魁に異常なほどの親切を尽くすという上方狂言みたいな展開になり、これは初演した俳優が上方で修業していた関係でこうしたドラマ作りになったものと思われるが、今回の上演では前半と後半の違いもさほど意識させず、現代人には頗る違和感のある後半を異化するでもなく、全体を意外なほどまるっと再現しているのがいささか気になったのだ。ここでふと想い出されたのは過去にグルジア(現ジョージア)共和国の劇団が来日して『心中天の網島』を上演した際、治兵衛とその愛人小春に対する妻おさんの異常なまでの尽くし方を或る種の狂気として描いた新鮮な演出で、今回もこの部分を上演するならするで、そうした何らかの現代性を持たせた視点を取り入れるべきではないかと思われたのである。というのも従来の「三人吉三」がメインとなる部分は現代性が通底しており、幼児期に誘拐されたせいで女装の非行少年になるしかなかったお嬢吉三、中産階級だった実家が没落離散して非行に走ったお坊吉三、性産業に携わる貧困層の家庭に生まれて犯罪に手を染めやすかった和尚吉三、いずれも江戸の闇にしか居場所のない三人が期せずして次々と罪に問われるサマを、私は1990年代初頭の『ぴあ歌舞伎ワンダーランド』で「三人だから生きられたーこれは江戸版の『俺たちに明日はない』だ」とコピーしたが、このキャッチコピーが当時よりも今むしろよりフィットするように感じられるのは、幕末という日本の大転換期を反映した同作品が、イノベーションによる社会構造の激烈な変化の中で旧来の家庭が崩壊して窮地に陥いった若年層が続出する今日と相通じるものがあるからかもしれない。同作品のそんな現代性を、今回の杉原邦生演出は大川端で三人が出会う場面に凝縮させていた。中でもお嬢に扮した坂口涼太郎のキレッキレな所作は目を瞠るものがあり、大詰めにお嬢が火見櫓の太鼓を打つ姿も印象的だったものの、この三人の大詰めはいささかあっさりし過ぎたように見えたけれど、この他に何役もこなしている演者の体力を考えれば精いっぱいの大奮闘だったのだろう。少々疑問に感じたのは2幕目の幕開きに能狂言の「朝比奈」をもどいたような地獄の場が挿入されていたことで、この場面が後にどんな効果をもたらすのかが不明だったし、それよりは作品全体の人間関係をもっとわかりやすく念押しして伝えるような軽い場面を設けたほうが望ましいように思われた。ともあれテキストレジや演出面でまだまだ練りあげられるべき余地を残しつつも、黙阿弥の最高傑作「三人吉三」の現代性を目に見えるカタチで今日に訴える舞台化に成功したのは確かであり、それを可能にした俳優陣全員の奮闘ぶりには惜しみない讃辞を送りたいものである。
2024年09月22日
かつ煮丼
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
暑さ寒さも彼岸までってやっぱ正しいのかも?と思うほどにやっと凌ぎやすくなった埼玉県下の馬場で今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。クリトンは好調をキープし続けて馬場馬らしい反動の大きな歩様で馬場を闊歩してくれているが、脚扶助に余り頼ることなく騎座でしっかり騎乗しなくてはならないこちらは「大変ですよね〜この馬に乗るのは、わかります。松井さんよくやってらっしゃいますよ」とA子先生に言われて「何せワタシも満71歳になろうかという年齢ですからね〜(^_^;まさに老々介護乗馬だからきついんですよ〜」とお応えしたのだった。騎座と脚(きゃく)をカンタンにいってしまうと太腿の付け根から膝までの部分が騎座で、その下のふくらはぎが脚に相当し、ふつうのサラブレッドだったら脚で挟んで合図したりしてOKなんだけれど、クリトンみたいな馬場馬はキホン騎座で動かすように調教されているから、つまり乗り手は自分の骨盤をまっすぐ立てて鞍に決して座り込まないようにしながら太腿の前側の筋肉で馬体を挟むという姿勢を持続させねばならず、しかも自分のカラダが馬体の上でポンポン弾かれないよう反動を上手く抜くように座るのは、理屈でわかっても実際には非常に難しく、最初は何とかなっても時間が経つにつれてだんだんしんどくなって、つい座り込んでしまうとクリトンは途端に動きが鈍くなって停止しがちになるのである(-。-;)ともあれ、こちらが疲れて力不足で間違った合図を送るはめになっても、へたに忖度せず間違った指示通りに動いてくれるのは幼稚なおじさんクリトンならではというべきでしょうか(^0^;)雨が降りそうで結局ゼンゼン降らなかった今週末は2鞍目の単独騎乗も無事に済ませた後、馬場ゴロンで泥だらけになったクリトンをきれいに洗って厩舎に帰すまで、こっちはハンパない体力を消耗させられて、わたしゃ一体いつまでこの幼稚なおじさんの面倒が見られることやら(?_?)という気持ちにもさせられたのでした(-.-;)y-゜゜
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このところ身辺があわただしく気の滅入る日々ですが、「三人吉三」、2015年に初めて見たキノカブの面白さを再度堪能しました。幕間も終演後も「面白かった」「全然長く感じなかった」との声が聞こえ、百両と庚申丸の流れは前回より分かりやすく感じました。「勧進帳」富樫が印象的だった坂口のお嬢がとてもチャーミングで、大詰めはもっとたっぷり見たかったです。ミュージカル仕立て「心中天の網島」も再度、歌唱力のある俳優で観たいです。歌舞伎座の魅力が薄れがちと感じる近年、木ノ下歌舞伎への期待がますます高まります。
投稿者 ウサコの母 : 2024年09月23日 09:14
2024年09月23日
愛馬の日2024
今日は旧乗馬クラブの馬トモ人事部のSさんをお誘いして、午前中から世田谷馬事公苑で8年ぶりに開催された「愛馬の日」を見物に。これは「流鏑馬」「母衣引き」東洋式ポロの「打毬」といった日本古来の馬術を伝統保存会のメンバーや宮内庁の職員らが披露するイベントで、以前はそれぞれの妙技をわりあい間近でじっくり見物できた記憶があるのだけれど、久々に訪れた会場は人、人、人…の大賑わいにまずビックリ(@_@;)こうした写真も撮りにくいほど混雑してる状況は、リニューアルオープンで施設がキレイになったからなの(?_?)とか、この間に乗馬人口が激増したせい(?_?)とか、やっぱパリ五輪の総合馬術で銅メダルをゲットして馬術の一般認知度が上がったの(?_?)とか、単にお金がかからないイベントに参加する人が増えてるだけ(?_?)とか、三連休で今日が一番の好天に恵まれたおかげ(?_?)とか原因をいろいろ考えちゃうほどだったものの、メインアリーナ等の音響はリニューアルオープンイベントの時よりも格段に良くなっていて、様々な古式馬術を存分に楽しめたのみならず、東京・パリ五輪に出場して共に素晴らしい成績を収めたJRA所属の戸本選手が出場し、何と自身で解説をしながらオリンピックと同様の障害を跳ぶ(!_+)という離れ技を披露して驚かせてくれた。例えば、障害物と障害物の間を馬に何歩で駈け抜けさせるかというのが障害馬術では重要な技らしいのだが、それを5間歩でとか、6間歩でとか宣言通りに跳んでみせつつ、1m超2m近くの高い障害を幾つも跳んで、しかもオリンピック競技並のスピードで走行経路を駈け抜けながら、その間に少しも音声や呼吸を乱さずに解説し続けられるってもう本当にスゴい!!!としかいいようがありませんでした\(◎o◎)/写真は上から流鏑馬で、駈け抜けて的を射る瞬間はビデオで映したものの残念ながらここにはUPできません(^^ゞ宮内庁の「打毬」や相馬の「甲冑競馬」もビデオでしか撮れなかったので悪しからず。上から二番目は母衣引きで、馬が側対歩(人間でいうナンバ歩き)をする様子が間近でハッキリ見えて面白かった。三番目は警視庁の騎馬隊。最後の写真が戸本選手の本人解説付きジャンプです(*^^)v
2024年09月24日
鶏肉とレンコンの炒めもの
先週見たQP料理を参考に作ってみた。細切りにして塩揉みした鶏もも肉をゴマ油で炒め、棒切りにしたレンコンとジャガイモを炒め合わせ、酒と醤油で調味し。仕上げに大葉を散らして一味を振っただけ。QPは万能ネギと黒胡椒で仕上げていた。レンコンとジャガイモは皮付きのまま切って、しばらく水にさらしておくこと。
食後に見たBS-TBS報道1930は立憲民主党の野田新党首誕生を受け、維新の馬場、国民民主の玉木両党首をゲストに迎えて、連立政党による政権交代の可能性を検証。キシダ政権下で自民党に急接近していたかに見えた両党首は、来たる衆議院選で自公の過半数維持が危うくなって、かりに自民党から連立を持ちかけられても袖にする旨を意外と明言したのは現時点でやはり当然であろう。ともあれ立民が野田氏を新党首に担いだのは、来たる衆院選で政権奪取の可能性を優先したからに違いなく、野田氏が幹事長にドキュメント映画で知名度の高い小川淳也氏を起用したあたりにもそのホンキ度が垣間見えるというべきか。野田氏のポリシーはイマイチ不透明で、ただイケボなだけじゃん(-.-;)y-゜゜とワタシなんかは見てるのだけれど、そのイケボで故アベ追悼スピーチをしたことが人気につながり、その人気にあやかってあわよくば政権奪取に漕ぎつけたい党員の思惑が彼を党首に復帰させたという点では、何ら実績もないばかりかポリシー不明で、国民的人気がある(?_?)だけらしいコイズミjrを担いだ自民党とそう大差なかろうと思う。もっともコイズミjrは自身のスピーチでさすがにどんどんメッキが剥がれて人気急降下しているようだし、野田氏との論戦ではとても勝ち目がなさそうだから、果たしてこの人を担いで選挙に臨むのが得策かどうか考えモンだと思い直す支持者の議員もあるのではなかろうか。それでも尚且つ自民党がこの人を総裁に担ぐとしたら、相当アホな有権者の票狙いに走るということだろうし、実際それが成功裡に幕を閉じたとしたら国民のアホ化率が相当高まっている証拠と受け取らざるを得ないのでありましょう(-.-;)y-゜゜
2024年09月26日
くえのカルパッチョ、蓮根と蕪のグリル・アンチョビソース、鴨の餃子、鴨のロースト、ムール貝の生パスタ他
今夜は青山の銕仙会能楽堂でドナルド・キーン記念「狂言会」を観てから集英社の伊藤さん、眞田さんとシノア・渋谷で会食し、ドッサリ食べて、たっぷり歓談の時を過ごして久々に午前サマ帰宅となったため、舞台の話はまた明日書きます(^^ゞ
2024年09月26日
碧い眼の太郎冠者 ドナルド・キーン記念「狂言会」
昨夜拝見したドナルド・キーン記念財団主催の「狂言会」は、日本文化の優れた紹介者であったドナルド・キーン氏が谷崎潤一郎や三島由紀夫と出会って今年でちょうど70年を迎え、キーン氏と谷崎が共に茂山流の狂言を習って師も同じくしていたことや、三島が自作「近代能楽集」のNY上演を期して新たに能狂言「附子」の翻案劇を現地で構想し、舞台設定等のメモを書き残していたことから企画された催しだったようである。そこでキーン氏の弟子であるポートランド州立大学コミンズ名誉教授の教え子たちがまずは英語劇の「附子」を上演。日本では教科書にも載るほど知られた狂言だけに英語バージョンでも話がよく呑み込めて面白く拝見できたし、太郎冠者を演じた若い女性、次郎冠者の青年ともに学部の学生さんとは思えないほど堂々と落ち着いた演技で笑いを取り、今どきの日本人にはできない狂言古来の所作もしっかり身につけて舞台を踏んでいた。狂言小舞を演じたもう一人の女性も含め、コミンズ先生はよくぞ学生の中からこんなチャーミングな人材を見つけてらっしゃるものだと毎度のことながら感心して、日本の学校ではこうしたフィジカルな指導の下に伝統文化を教えられる先生がまずいらっしゃらないであろうことを残念に思わずにはいられなかった。
ともあれポートランドの学生たちによる英語版「附子」が今公演の前座とすればメインは三島版「附子」で、三島は主人をNYでアンティーク店を経営するロシア系の老人と設定し、原作が砂糖である附子をキャビアに変えて、それを入れた壺はアイスボックスに見立てたところがミソだろう。三島の構想メモを下敷きに台本と演出を手がけた三世茂山千之丞は太郎冠者にも扮しており、附子が入った壺のフタを開けると中からベルーガの缶みたいな円盤と大きなレモンの櫛切りを模した作り物が出てきて、キャビアを食べる際にその櫛切りレモンをキュッキュッと絞りかける演技で笑わせた。衣裳は三島の設定よりも従来の狂言衣裳に寄っているが、それはそれで能舞台だと違和感なく観られることを優先したのだろう。英語版の「附子」と日本語で演じられる三島版「附子」が相互に巧く補完作用することで意外なほど面白く観られる公演でした(^_^)
2024年09月27日
鶏肉と里芋のネギ塩炒め
今日のQPで見た料理。里芋はしっかり茹でてから皮を剥いて食べやすく切っておく。多めの油で小口切りした万能ネギをじっくり炒め、削ぎ切りにして塩胡椒とカタクリ粉をまぶした鶏もも肉を炒め合わせて取りだしておき、次いで里芋と水少々を入れて蒸し炒めしたものと併せて食す。シンプルな調味のわりに美味しくできるのでオススメ!
食後に見たBS-TBS報道1930は今日行われた自民党総裁選を取りあげて、新総裁に選出された石破氏が早速ゲストで登場。昼間に旧友モリから「高市になるかも😱!!!」という脅威のメールが舞い込んだため、思わずTVでLIVE中継を見て決選投票直前の2人のスピーチまで聞いてしまい、高市候補の舞いあがってとっちらかったスピーチで、石破候補の楽勝はあらかた予想できたものである。それにしても、そもそも故アベの統一教会癒着やアベ派の裏金問題に端を発した今回の総裁選で、アベの後継を堂々と標榜した高市氏が一番多くの党員支持を取りつけたのだから、今や自民党の右傾化は恐るべしというべきか。一部には日本初の女性首相誕生を期待する向きがあったのかもしれないが、日本版ルペン氏みたいな人物を政権トップとして世界に送り出したら、自民党はドイツのAFDみたいな政党に見られても仕方がないといえそうだ。高市氏に比べたらまだ主張が穏健そうな石破氏とて、人相の悪い軍オタにしか見えなかった時代があったわけだし、総裁戦に勝利した直後のスピーチは殊勝で比較的好感の持てるものだったとはいえ、もともと右派寄りであるのは確かだし、だからこそ党員から支持されているのは間違いないのである。ワタシはただこの人が総裁選前に日米地位協定の見直しを言いだした点に注目し、どこに住んでいても日本人が安全に暮らせるようにしたい!と選挙後も強く訴えている以上、全国で天災の被害に遭われた人びとのみならず、米軍基地周辺の人災も決して放置できないはずだから、この問題に早くホンキで着手すべきだと思うのだけれど、同番組のゲスコメンテーター後藤氏によれば、キシダがそれを阻止するようなチェックを入れて、本人もすぐに引っ込めたそうなので、米国の属国に甘んじて可とする自民党の姿勢は相変わらずなんだろうな〜という気がしております(-.-;)y-゜゜
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お誕生日おめでとうございます!これからもお元気で、好奇心をかきたててくれる著作とブログを楽しみにしています。
私も、高市が選出される悪夢を覚悟していたので、意外な結果に安堵しました。石破氏は以前から災害庁設置を提案しており、報道番組の候補者への一斉質問でも裏金問題解明に挙手しかかったり、安倍に徹底して嫌われただけあって一般常識、人間性が感じられます。まずは能登の豪雨被災地の支援を、個人的には紙の保険証の現状維持を希望します。
私自身の難問もめどが付きそうで、これで11月ハリスが大統領に選ばれれば万々歳です!
投稿者 ウサコの母 : 2024年09月28日 11:48
2024年09月28日
参鶏湯、チャプチェ、チヂミ、キムチ
71歳の誕生日を迎えた今日は乗馬クラブで愛馬クリトンとご対面>^_^<意気揚々と騎乗したところが、今日に限ってワタシは股関節痛がひどく、クリトンは削蹄直後で馬体のバランスがイマイチ良くない状態で、まさしく老々介護乗馬といった感じだったのはお笑いでした(^_^;帰りに近所の韓国薬膳料理店「葉菜」を訪れたのは、去年ここで親しいお友だちに古稀のお祝いをして戴いたからで、ご店主にその話をしたら、お誕生日祝いとして、食後のデザートにお手製のモンブランとナツメ茶をご馳走して戴くことになって大恐縮でした<(_ _)>
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お誕生日おめでとうございます。
素敵なツーショットです!
大作を書かれ、その中でも変わらず乗馬も続けられ、
本当に、本当に、素晴らしい!!
これまでも、これからも、ずっと憧れです。
股関節のお痛み、なくなりますよう
そして、ますますのご健筆をお祈りいたします。
投稿者 彩の女 : 2024年09月28日 21:34
お誕生日おめでとうございます✨
乙女座なんですね。
『一場の夢と消え』、まだとりかかれていませんが、ずっと観たかった文楽の「曽根崎心中」を十二月に観られるかもしれないので、その前にと思っております。
投稿者 ぱぐ : 2024年09月29日 18:42
2024年09月29日
中華弁当
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
すっかり秋らしい気温になった埼玉県下の馬場で今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。先週とても馬場馬らしい闊達な走行を見せたクリトンに騎乗中、グキッとまた股関節をやらかしてしまい、今週も痛みが全く収まらないまま騎乗したワタシ(-。-;)というわけで昨日はクリトンの不調もあって、レッスンがまともに出来なかったのに、今日も痛みを抱えつつ単独騎乗にチャレンジ(^^ゞ騎乗した直後10分ほどは常歩を続けても痛みが増すばかりだが、15分ほど経過すると痛み馴れするというより、ある時点から痛みがすっかりなくなるのはグキッとやらかした箇所がカチッとハマるような感じといえるかもしれない。思えばクリトンも長らく股関節を患って後肢を引きずったり捻転したりしていた時も、レッスン途中から急に歩様がよくなって軽快に動きだすことがままあったのは、馬体にも同様のカチッとハマる感じが生じたせいかもしれない。お互い何かと関節痛に悩まされる高齢の人馬体とはいえ(^_^;)それで運動を止めたりしたら今度は筋肉が衰えて関節に負担を余計にかける結果につながるから、筋力保持のため、これまたお互い騙し騙し騎乗し続けるしかなさそうである。ともあれワタシ自身は飲み薬を含めてまだその手のクスリのお世話になることは全然ないのだけれど、クリトンには軟骨再生薬ペントサンを月1の割で注射しており、装蹄直後の昨日は馬体のバランスが悪いせいなのか後肢の動きがハンパなく悪かったため、今日そのペントサン注射をするつもりだったものの、昨日でバランスが少し整ったのか、今日は単独騎乗でも何とか歩様のいい速歩にまで持ち込めたので、注射はせずに来週まで様子を見ることにした次第。装蹄でバランスが変わると高齢馬はそれに適応するのに手間取るのかもしれず、ワタシ自身もはやスニーカー以外の新しい靴を買って履くのが面倒になっているのも同様の理由だったりするのかもしれません(-.-;)y-゜゜
2024年09月30日
キムチチヂミ、大葉とジャガイモのチヂミ
今日のQPで見た料理。薄力粉に酒と卵を混ぜ込んで練りあげ、そこに長ネギのみじん切りと細かく刻んだキムチを混ぜ込んでゴマ油を敷いたフライパンに入れて、片面に豚バラ肉を載せて両面しっかりと焼き、仕上げに唐辛子を振る。肉には塩を振っておくこと。ジャガイモはすり下ろしてしばらく笊で水けを切ると、赤くなっ上澄み液と下に沈んだ澱粉が分離するので、液だけ捨てた澱粉と塩をすり下ろしに加え、ゴマ油を敷いたフライパンで焼き、片面に大葉を載せて両面から火を通す。サクフワとモッチリ2種の食感が楽しめるし、意外と簡単リーズナブルに作れるので、鉄板焼きパーティの〆等にもオススメ!
食後に見たBS-TBS報道1930は石破自民党総裁の下で早くも決まった解散総選挙の日程と党内閣人事を検証。当初は有権者に判断材料をしっかり示してからの解散を主張していた石破総裁が、結局は前キシダ総裁の敷いた路線や森山新幹事長の意向をを覆せずに10/27総選挙の日程を変えられなかった事情を見るにつけても、党内基盤が非常に弱く且つまた以前から変節的な行動の多かったこの人物が、果たして今後一体どこまで自らの理念に基づいた政策を打ち出し貫き通すことができるのか、甚だ心許ない印象を受けた方もあるのではなかろうか。とはいえ人事に関しては、故アベを国賊と罵った村上水軍の末裔が総務大臣に起用されるなどアベカラーの払拭が明瞭なようだし、それに不満を持つ高市支持派がこの機にいっそ自民党を離脱して日本版AFDみたいな極右政党を旗揚げしてくれれば、却って自民党を支持しやすくなる人も増えるのではないかと思うくらいだ。ところで今回高市氏を石破氏以上に支持した党内極右派ともいえる人びとは、欧米と違って日本では意外にも地方ではなく大都市圏に固まっているそうなのだが、それってきっとアベノミクスなる官製相場をアテにして株で儲けていた人たちなんじゃなかろうか?という気がしました(-.-;)y-゜゜