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2024年08月19日

チンゲンサイの肉そぼろかけ

今日はまず右のNEWS欄をご覧下さい!
近松門左衛門の一代記「一場(いちじょう)の夢と消え』がようやく上梓に漕ぎつけました\(^O^)/
小説を書く以前は故4世坂田藤十郎(当時は中村扇雀)が主宰した「近松座」で上演台本を書いたりしていた私にとっての集大成ともいうべき作品となります。今回改めて近松作品に目を通してみて、歌舞伎・浄瑠璃を問わず江戸時代の名だたる劇作家、竹田出雲や近松半二はもとより並木一門や4世鶴屋南北、河竹黙阿弥に至るまで、彼が書いた文章を自作に採り入れなかった作者はいない気がしたくらいに強い影響力を持ち続けたという意味で、やはり江戸期最大の劇作家であり、且つ日本文化を庶民に広めた最大の功労者でもあったと確信しました。そんな偉人の人生を私ごときの筆力で描くのは大変おこがましいとはいえ人生最後の大仕事かと思いつつ、担当編集者の協力を得て何とかカタチになりましたので、まだまだ残暑厳しき折の刊行で恐縮ながら、皆様に御購読を賜れば幸甚です<(_ _)>

タイトルの料理は相変わらず今日のQPで見た一品。チンゲンサイは縦4等分にして根元をしっかり洗ってから塩を振って電子レンジで火を通す。ゴマ油で生姜のみじん切りを炒め、香り立ったら豚ひき肉と玉ネギのみじん切りを炒め合わせ、味噌、酒、味醂で調味したそぼろをチンゲンサイにトッピングし、仕上げに煎り白ごまを振りかける。
ところで昨日乗馬クラブで、わが子くらいの年齢差がある女性会員さんがスマホを見て「ああ、アラン・ドロンが死んだんですねえ。もう88歳だったんですって」と仰言ったから、同世代のオーナーと顔を見合わせながら、こんな若い女性でもアラン・ドロンの存在は認めてたんだ〜という感慨を催したのだが、けさのワールドニュースで見たフランス2の報道は当然のごとくこの話題で持ちきりとなり、欧州のみならず日本や中国における街角インタビューまで交えて悼む声が次々と報じられていた。そして今のフランスにも秀れた俳優は沢山いるけど、3年前に亡くなったJ.P.ベルモントや彼のような世界的に孫子の代まで語り継がれるほどの大スターは残念ながらもう現れないかもという論調で締めくくられたので、それは何もフランスに限らず、また映画界や芸能界に限った現象でもないように思われたものである(-.-;)y-゜゜旧来のあらゆる世界や業界で人材の粒が小さくなって増えている事実は、高齢世代の誰しも実感できるところだと思うが、それにしてもこれから始まるらしい自民党総裁選の候補者と目される人数の多さにはちょっと笑ってしまいました(^◇^;)


コメント (2)


嬉しいお知らせ!!! ありがとうございます。
夏バテで意欲減退の日々であり、
今日もぐったりしたまま、こちらにやってきて
嬉しいニュースに、やったー!! と
飛び上がり、力いただきました。
早速、明日は本屋へ!!
本当に楽しみにしておりました。
ワクワクと拝読させていただきます。

投稿者 彩の女 : 2024年08月19日 23:49

アラン・ドロンの美しさには凄みがありました。文字通りゾクッとするような。それは彼の実生活から来るものなのか、他に美しい俳優は数おれど、彼の存在感は少し違いました。小学生の頃、友人はドロン派、私はマックイーン派でしたが、ドロンの美しさが理解できるようになったのは、私は中年になって「太陽がいっぱい」を改めて観た時。何とも言えない悲しみを目で表現していて、この人何なん?!と感動しました。
が、死後のニュースで愛犬を道連れにしようとしていたと読み、ひぃ、やっぱヤバい人??と、また新たな側面を見ました。犬を救ったのがバルドー財団とか。バルドーも早くから毛皮不買運動などしていましたが、私も今になって彼女の主張が理解できるようになってきました。なかなかフランスに追いつけない。

投稿者 マロン : 2024年08月25日 08:46

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