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2024年07月01日

天ぷら定食

旧友のモリと新宿伊勢丹内の「天一」で食事。
俊寛を亡くした直後に電話で「もう全部聞いたげるから一緒に食事しよう!」と誘ってくれたモリに今日は俊寛の色んな想い出話を聞かせたのですが、フランス総選挙の翌日だけに、案の定マクロン敗退と極右ルペン派大躍進の結果や米国の「確トラ」必至の状況など、いずれも反グローバリゼーションや反知性主義の台頭と人類社会の二極化分断を象徴する出来事とはいえ、巨視的に眺めればグローバルサウスのトレンドも含めて18, 9世紀から世界を席巻してきた白人文化の終焉なのかも? なら次なる世界はどんな感じになるんだろう(?_?)てな話にもなったのであります(-.-;)y-゜゜




2024年07月02日

肉詰めピーマン

 今日のQPは肉詰めピーマンのフライバージョンだったが、昨夜も揚げ物だったので、ワタシはふつうに炒めました(^^ゞ肉種は豚ひき肉を塩胡椒してパン粉と玉ネギのみじん切りを練り混ぜたもの。ソースはウスターに中濃とオイスターをチョロっと加えてカレー粉を少々プラスした。
けさのワールドニュースは欧州各局が選挙戦の報道一色で、英国BBCはむろん明後日に迫った自国の選挙を大きく取りあげていたものの、他はやはりフランスの総選挙で極右の台頭をなぜ許したかを総括検証し、中でも極右のルペン党を新たに支持したのが年金生活者世代だとフランス2が指摘したのを興味深く聞いたものである。日本でいうと団塊世代に当たるとおぼしき高齢者の多くが、アタマの良さを鼻にかけてる感じの若僧マクロンを嫌って、この間の政権運営に対する憤りの票が極右政党に流れたとする見方が強いようである。若い頃は恐らく左派的な思想に共鳴していたであろう戦後のベビーブーマーたちが、年を取って右傾化してしまうのは何処の国でもありがちな話のようで、とかく人数が多い分ザツな育ち方をした人たちだけに考え方もザツなんだろうと、それこそ利口なマクロン世代からは見られているのかもしれない(^_^;ともあれ移民の大量流入による社会不安が日本では想像がつかないほど深刻であろう欧州では、排他的な極右派が台頭する素地が徐々に固まってもいたのだろうけれど、フランスの年金世代の多くが、これまで悪魔に喩えられるほど忌み嫌われていた極右ルペン氏の流れを汲む国民連合党をさほどキケン視せずに、もちろん移民問題は全面的に任せて大丈夫だし、経済の立て直しも左派政党よりはしっかり出来るだろうという高評価を与えたのが今回の結果であるらしいのはいささかオドロキでした(-.-;)y-゜゜




2024年07月03日

チキンカレー、アスパラガスとトマトとミックスビーンズのサラダ

カレーは新宿中村屋製のレトルト。サラダは自家製フレンチドレッシングで食す。
食後に見たBS-TBS報道1930は、明日行われる英国の総選挙で政権交代の可能性が非常に高いことを受けて、日本の政権交代の可能性を模索する意味で党首討論の違いなどを検証。英国議会のまねっこから始まったらしい日本の党首討論は、始めた時期がことさら不能弁なオブチ総理の時代だったせいもあって、なし崩し的にダメになっちゃった感があるそうなのだけれど、そもそも弁の立たない人間が総理にまでなれること自体が議会制民主主義をきちんと導入したことにならないんじゃないのかしら(?_?) でもって、質問の内容が事前に知らされていて、その答弁を官僚が作文し、それを読み上げるだけのことを「討論」と呼ぶのもどうかしているとしか思えないんですけど(-。-;)そんなわけで、ワタシは現代の日本が民主主義を標榜する西側先進諸国の仲間づらしてるのもどうかと思っているくらいで、英国にしろ米国にしろフランスにしろ、西側先進諸国においては教育水準の高いエリート政治家に一般大衆は嫌気がさして政権交代が起ころうとしている時代に、日本ではオックスフォードやケンブリッジやハーバードはおろか東大さえ入学できずに米国留学の箔だけ付けた世襲バカをとっかえひっかえ党の顔にしようとする政党がずっと延命しているのだから、やはり本当の意味で民主主義政治が理解されている国とは思えないのであります(-.-;)y-゜゜




2024年07月04日

スパイシー牛肉のレタスタコス

今日のQPで見た料理。塩、一味唐辛子、おろしニンニク、ハチミツ、カレー粉、ウスターソース、オリーブ油を混ぜたタレに室温で10分ほど漬け込んだ牛肉を焼いて、トマト&アボカドサルサと一緒にレタスに巻いて食す。猛暑だった本日の暑気払いに持って来いの料理でした∈^0^∋QPはアボカドをディップにしたが、そうできる軟らかさのアボカドが入手出来なかったので、ワタシは角切りしたトマトと玉ネギのみじん切りと併せて塩とワインビネーがーで調味してサルサに(^^ゞ
食事しながら見たBS-TBS報道1930は都知事選を目前に「老いる東京」と題して高齢化が深刻な東京の現実問題を検証。目白に6年、三軒茶屋に34年の計40年間を東京で過ごしたワタシが13年前に大宮に引っ越した一番の理由は、三茶で既に新築マンションは億ション化し、気に入った物件はもうとても手に入らないくらい高騰していたからで、目白から引っ越した当初は若者の街だったはずなのに、13年前当時はスーパーに行くと高齢化の波をひしひしと感じさせられて、そりゃマンションや家賃がこの値段じゃフツーの若い人は住めないよね〜と思ったものである。大宮に移り住んだ当時は、ちょうど目白から引っ越した当時の三茶によく似ていて、若い人が沢山いてエネルギッシュだけどちょいダサめな感じを受けたのが、この13年間でホントに当時の三茶並の発展ぶりを示し、関東で住みたい街ナンバー2にまでなってしまったから、またまたマンションがワタシの買った時の倍以上に高騰して、近所のマルエツにも明らかに高齢者が増えた感じがするので、いやはや、街に若い人を増やすにはやはり何よりも適正な価格の住まいを用意するしかないのである。その点で東京のマンションの異常な高騰は歪な都市化を余儀なくされた結果、そのうちとんだしっぺ返しをこうむるのではないかと余所事ながら憂慮される。東京にはいつの間にか600棟近い高層ビルが林立してしまったらしいのも直下型巨大地震の到来を目前に控えた都市にとっては大きな懸念材料で、以前にも書いたが霞ヶ関ビルが誕生した時代を知るワタシとしては、高層ビルをあれほど用心して慎重に建てていた国とはとても思えないノーテンキな建設ラッシュに呆れるばかりだが、聞けばそれもコイズミ・イシハラ時代の緩和策によるものだそうで、もし直下型大地震が起きたら具体的にどんな状況に陥るかをほとんど検証もしていなさそうだし、結果責任をだれも負わないのであろう惨禍を今や都民の多くは想像するのもスルーしてらっしゃるに違いありません(-.-;)y-゜゜


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おはようございます。

郊外に住む都民ですが、こわいのでタワマンとか高層ビルにはなるべく近寄らないようにしています。歩いていてもなんだか疲れるんですよね、高い建物が多いと。

投稿者 ぱぐ : 2024年07月05日 06:21

疑惑と妄想なんですが
都市伝説みたいに
ある人が、子どもの結婚式の日、「あれには、会いたくないな」と思っていたら
トイレで会ってしまった
「おめでとう。祝電、送ったから」
後日、祝電の代償として、百万円の請求書が届いたという
拒否したら、嫌なことをされ続けるのがわかっているから、支払う
昨日、能登復興を絡めた展示で、祝花の中に、その元首相の名前があって、
これも、花代と請求書が届くのかな?と思った
復興が進まないことの理由のひとつに、もしかして、売り上げから分捕っちゃうようなことしてるのかなぁと、妄想しました

投稿者 せろり : 2024年07月06日 20:21



2024年07月05日

レタス焼きそば、ミネストローネスープ

昨日使ったレタスの残りが沢山あったのでこのメニューに(^^ゞ適当なレシピは以下の通り。豚バラ肉をじっくり炒めて脂を少し除いてから縦薄切りにした玉ネギと椎茸を炒め合わせ、ちぎったレタスと中華麺を加えて酒、オイスターソース、醤油、塩胡椒で調味。スープは市販のレトルト。
けさのワールドニュースでは英国BBCが投票所の出口調査に基づく総選挙の結果を報じており、これは日本でも各局の報道番組が伝えた通り、案のじょう保守党のボロ負けだったから、スナク現?前?首相は一体どんなつもりで早期解散に打って出たのかナゾのまんまだが (?_?) 一方でフランスもマクロンの破れかぶれ (?_?) 解散によって、極右の歴史的台頭を許し、明後日の決選投票で今後の政府がどうなるのかはフランス2も全く予測がつかないカオスなのだそうで、けさは選挙運動中に暴力行為を受けた人が続出するといった現象が報じられて、フランス社会全体がピリピリして大変キケンな状態に陥っていることを、何とパリオリンピック直前に図らずも露呈した恰好だ(-。-;)それにしてもマクロンやスナクはいかなる勝機をつかむつもりで解散の賭けに打って出たのかは知らず、両方ともひとまず賭けに負けたのは確かだから、日本ではキシダがヘンな賭けに打って出なくてホント良かった〜と胸を撫で下ろしている自民党議員が一杯いそうであります(-.-;)y-゜゜


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ついに明日は都知事選投票日!小池落選運動チラシを拡散しようと持ち歩きましたが、直接は渡せても、ポスティングは人目が気になり、配ったチラシは20枚弱でした。「萩生田百合子」と揶揄されても、嘘と利権まみれの座は多分、維持されそうで、明日の今頃は小池の高笑いを聞くのか?悲観しかありません。

投稿者 ウサコの母 : 2024年07月06日 21:40



2024年07月06日

牛タン、ハラミ、豚の味噌焼きセット

近所の馬トモOさんと大宮そごう内の牛タン専門店で食事。
医療従事者でもあるOさんからメールが来たのは何と4月上旬以来とあって(!_+)まず一体どうしてたのかを訊いたら「たぶん夜勤が大変でストレスが溜まったんだと思うんだけど、メニエール病になっちゃってお風呂場で倒れてからずっと仕事以外に怖くて外に出られなかったのよ〜」とのこと。「でも一度クラブに行くつもりで電車に乗ったら、目の前で若い女性が倒れたのよ!それを見たら放っておけないし、介抱してるうちにまたメニエールの症状が出て気持ち悪くなって行けなかったのよ〜」と聞いて医療に携わる人たちの大変さを改めて思った次第。「明日はクラブに行くつもりだけど、松井さんもいらっしゃるでしょ?」と訊かれて「ゴメン、それが明日から外乗しに釧路へ行くのよね〜f(^ー^;てなわけでブログの更新も休止し、帰宅次第また再会致しますので悪しからずご了承くださいませ<(_ _)>




2024年07月10日

釧路行2024夏7/7〜9

関東が時期尚早の猛暑に見舞われた七夕の午刻に羽田を出立した私たちは、釧路到着時に気温19℃(!_+)の肌寒さに震えながら空港前のレンタカーに乗り込んだ次第。
何せ今回は翻訳家の松岡和子さんと初の2人旅とあって、運転すべて年上の松岡さんにお任せなことに恐縮しつつ(^^ゞゼッタイ安全運転且つ「車庫入れの達人」とでもいうべきハンドル捌きに安心して身を委ね、まずは市内の宿泊先に。そこで落ち合ったのは今年上半期の直木賞を受賞された作家の河崎秋子さんで、まだまだ大忙しの時期であろう河崎さんと今回は釧路でお目にかかって祝宴を催すのが第一番の目的だったのである。お祝いに釧路でご馳走しようと決めたのは、炉端焼きの名舗「ひょうたん」が閉店後に店主の木村梅子さんのご自宅で以前に戴いた手料理が余りにも美味しく、食エッセイの名手平松洋子さんまで唸らせたからで、その旨を木村さんに申し上げたら快くお引き受け戴き、絶品メンメの酒蒸しを始め今やなかなか獲れなくなった毛ガニや活かったツブ貝、旬のホヤ、時鮭の刺身、ホッケや八角の干物、帆立貝ご飯等々豪勢な品揃えでご用意を戴き、4時過ぎから9時過ぎまでず〜っと食べ続けながら木村さんのお嬢さんも交えた5人で忌憚の無い歓談の時を過ごしたのでした。「もうそろそろお開きにしないと、河崎さんが帯広に帰れなくなっちゃうんじゃない」と松岡さんが心配の声をかけられなかったらまだまだ延々と話し続けてホントに危ういところだったとはいえ(^_^;) 久々に河崎さんと肚を割って何かと有意義な話し合いが出来たのは何よりでした。
翌8日は例の如く鶴居村のどさんこ牧場に行って朝9時から午後3時までの一日外乗に参加し、キラコタン岬まで往復十数キロの道程を騎乗で走破。外乗は同行するメンバー次第で内容がかなり変わってくるが、今回のガイド兼インストラクターは昔馴染みの川崎さんで、私たち以外の2人は大学の馬術部出身者とあって結構ハードな行軍となり、随所で軽やかな駈歩を存分に満喫できたのは幸いでした(*^^)vおまけに天気予報が雨だったにもかかわらず、写真のような好天に恵まれたから「松井さんの晴れ女ぶりはホントにスゴい!」と松岡さん。この日は現地のホテル・タイトに宿泊し、この土地ならではのモール温泉に浸かって身体をゆっく癒やすことにしたものの、ホテルのご主人に聞けば、ついこないだまで暑い日が続いて体調を崩し、やっとまた涼しくなってほっとしてますとのことだったから、ああ、ワタシは何て天から愛されてる人間なのかしらヽ(^0^)ノとすっかり自惚れちゃいましたσ(^◇^;)
翌9日も曇天の朝から外乗したら、まただんだん晴れてきて釧路湿原の新緑風景を目に焼きつけることができたし、その新緑の草原をダーッと駈歩する爽快さはここんとこ患っている股関節痛やお尻の皮が剥けた痛みを忘れさせるに十分でした(^0^;)この日は午前中に外乗を終えて近くのオシャレなカフェ「ハートンツリー」でランチしてから市内の和商市場に向かい、そこで買い物を済ませた後は早めに空港に行って最終便を待ち、帰宅は午後11時過ぎだったのでブログの更新は今夜にした次第(^^ゞとにかく2泊3日という短い旅でも色んな愉しみがぎゅっと凝縮された3日間だったのだけれど、帰りの車中では「考えてみたら70代と80代の高齢者がやることじゃないのかも……」と松岡さんと話してたのでしたσ(^◇^;)


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おはようございます。
楽しそうな道中、読んでいるこちらも楽しませていただきました✨

投稿者 ぱぐ : 2024年07月11日 08:14

こんにちわ。ひょうたんの梅子母さん、懐かしいです。毎年釧路に行ったときはお世話になってました。そして、5年前、河﨑牧場のチーズが美味しいと聞き、虹別の友人に会うのに合わせ、訪れました。秋子さんのお母様に対応していただき、そこで初めて娘さんが作家と知り、それからは数冊読ませていただき、先日直木賞をとられて、こちらまで嬉しくなりました。また、別海町中西別には、ウチの会社が始めた有機牧場(ウェルネスファーム)があるご縁もあり、来月訪問予定です。因みに、昔何度かキラコタンには徒歩で行きました。今は、少し観光地化されてしまいましたが、また訪れたいと思ってます。

投稿者 くり坊 : 2024年08月13日 11:40



2024年07月11日

豚肉とズッキーニのフレッシュトマト炒め

今日のQPで見た料理。トンカツ用の豚ロース肉を一口大に切って塩で下味してオリーブ油でこんがりと炒めてから生姜のみじん切りを炒め合わせ、半月切りにしたズッキーニを加えて蒸し炒めし、醤油酢砂糖レモン汁カタクリ粉と水を混ぜた合わせ調味料を入れて、仕上げに乱切りしたトマトを加えてさっと火を通しただけ。夏らしくさっぱりとした意外とカンタンな炒めもの。
食事しながら見たBS-TBS報道1930はアベ三周忌に因んでアベ派のその後や負の遺産を検証。アベノミクスの功罪やモリトモ事件の真相、黒川検事長定年延長問題等アベ在任中の不祥事をきちんと明るみに出して検証するだけで、国庫からのバラマキなんかしなくても、キシダ人気は間違いなく急上昇するはずなんだけれど、そうは出来ないところに自民党政権の限界があるのだろう。ともあれあの銃撃事件からちょうど2年経ったということは、ワタシが腎臓結石の激痛に苦しんでいた時からも2年経ったというわけなので、いやはや月日の経つ速さを改めて感じさせられた。ところで自民党内におけるアベの存在感が増して党が右傾化を強めた背景には、下野していた際に民主党との差異を図ろうとしたことが大きいようで、つまりどの国にも一定数いる極右層の取り込みに舵を切った現象といえるらしい。それにしても今や世界は極右勢力が台頭する一方で、英国は労働党が久々に政権を奪取し、フランスは極左のメランション政党が政権を担うところまで躍進したりもしているが、日本では共産党や旧社会党に代わる左翼勢力が育たなかった何か大きな理由はあるのだろうか(?_?)と只イマ考え中です(-.-;)y-゜゜


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英国も労働党が政権を取ったとはいえ、これは得票率などを見ると、意外な側面が見えてきます。労働党が支持を伸ばしたのではなく、単に、保守党政権に嫌気がさした人たちが、ほかの党に投票した結果のようです。
それと、スコットランドでは、SNPの不祥事の結果、大多数の選挙区が労働党に戻ったことも労働党にとっては幸いしました。
怖いのは、右派のナイジェル・ファラージ率いるリフォームUKが投票数の全体の14%も獲得したことです。小選挙区制のため、議席は4席しか取れませんでしたが、ナイジェルファラージは、8度目の試みで初めて国会議員となりました。
他にも、前回惨敗した自由民主党もかなりの議席を獲得し、保守党離れを感じさせました。
リフォームUKの躍進は気になるところではありますが、ただ、わたしは、英国民の寛容さを信じています、この人たちは、大半が極端に右派に流れることはないだろうなと言う感触はあります。ただ、ここまで移民問題がこじれると、一体どうなるのかなと言う不安もあるのは事実です。

投稿者 TANA : 2024年07月12日 03:52



2024年07月12日

今日は松岡和子さんと対談(^O^)/

ついこないだまで釧路外乗ツアーをご一緒していた翻訳家の松岡和子さんと今日は文藝春秋社で対談を(^O^)/新作の拙著『一場の夢と消え』の8月刊行を期した「オール読物」誌上の対談で、同作品が近松門左衛門の一代記であり、近松はよく「日本のシェイクスピア」なんていわれるから、シェイクスピア作品の翻訳で名高い松岡さんとの対談が企画されたのだった。そもそも松岡さんと私のご縁は1990年代に文化出版局の「ミマン」という雑誌でシェイクスピアと近松の作品を交互に1作ずつ紹介するコラムを隔月連載していたことに始まって、連載1周年記念に蜷川幸雄氏を交えての鼎談はしたものの、その後はどちらかといえば馬トモとしてのお付き合いがほとんどで (^^ゞ 誌上対談は何と今回が初めて!ということに。で、私としては拙作を無視してシェイクスピアと近松の違いというか、演劇や芸能における東洋と西洋の違いをとことん話し合いたかったのだけれど、刊行記念とあってやはり拙作に沿った話がメインとなり、まずは司会者から拙作の感想を求められた松岡さんが「これはとっても太い作品ですよね〜」と仰言った意味を聞けば「近松自身の私生活はもちろん有名作品の内容、役者と芸人の世界が織りなす闘争や葛藤、当時の政治経済、天災や社会現象、色んな事件が細い糸で、それらが緊密に寄り合わさって出来た一本の太いロープみいな感じだから、どこを読んでも面白いし、何度も読み直したくなるのよ〜」と過分な褒詞を戴いたのは望外の歓びでしたヽ(^0^)ノ松岡さんは拙著のゲラに付箋をびっしり貼られてその後さまざまなご質問を。某国の党首討論とは違って(笑)事前に質問を知らされていたわけではないし、また釧路旅行中は今日の対談についてお互い一言も触れなかったので全くブッツケ本番のやりとりながら、近松とシェイクスピアの意外な共通点や相違点が徐々に明らかとなる和気藹々とした対談は次号9・10月号の「オール読物」誌に収録されますので、ご興味のある方はご購読くださいませ<(_ _)>ほぼ同時期に刊行される拙著の『一場の夢と消え』のほうも勿論お忘れなきように!!
今日の写真は文藝春秋社内で撮影したもので、新緑がバックでも釧路ではありません(^0^;)




2024年07月13日

チキンスープカレー

釧路で作家の河崎秋子さんからもらった北海道限定スープカレーの素で作ったらスパイシーでめちゃ美味しかったです∈^0^∋具材は鶏もも肉、ジャガイモ、玉ネギ、ニンジン、椎茸。
今週は釧路行があって色んな仕事がオセオセになったので結構バタバタしており、昨日の対談を済ませてホッとしたのか今朝は7時までぐっすり寝られてワールドニュースも見損ねるほどで(^^ゞ この間の国内外のニュースにいささか疎くなってはいるが、それでも現代における政治家の資質というようなものを考えさせられる事象が国内外でさまざま目についたのは確かである。トータルとして人間の質が悪いとしかいいようのない事例が多いのだけれど、それは政治家に限られた問題なのか、はたまた爆発的に数が増えた人類そのものの劣化が露呈しているのか、いずれにせよ民主主義政治の限界とか退潮というようなものを考えさせられる問題でもあるので、非常に憂慮される事態であるのも確かなのでした(-.-;)y-゜゜




2024年07月14日

おこわ弁当、餃子

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
典型的な梅雨空の下、今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。
ネットの天気予報によればきょうは終日雨天のはずだったから「ゼッタイ乗れないつもりでキュロットも持って来なかったんですよ〜」と仰言る会員さんが1人ではなかったくらいだが、ワタシは相変わらずの晴れ女パワー炸裂で、今週末も結局ゼンゼン降られずに済んでレッスンと単独騎乗の2鞍しっかり騎乗できたのでした(*^^)v釧路でも晴れ女パワー全開で朝9時から午後2時過ぎまで5時間も騎乗し続けた話をしていたから「長時間騎乗してらしたせいか今日は松井さんの騎座がいつもより安定してしっかり乗れてる感じに見えますね」とA子先生に賞められたものの、クリトンのほうは必ずしも全快復調とはいえないようで、今週末はことに装蹄直後とあって馬自身バランスの取り方がまだ手探り状態の感じだったし、おまけに梅雨時で馬場状態も悪いせいか前肢の運び具合が慎重に過ぎて停まりがちだったのはやっぱり仕方ないのだろう。ところでクリトンは前肢の屈腱炎っぽいのと後軀の股関節を悪くしたのと2種の痛みを抱えており、それが途中から痛み出すケースと、痛みの出ないバランスを途中から巧く見つけてがぜんよくなるケースもあるのだけれど、現在はワタシ自身も股関節を患っていて、釧路外乗でも騎乗した途端に激しい痛みに襲われて大丈夫かしら?と心配しながらも、そのまま乗り続けているうちに痛みがだんだん薄らぎ無くなって完走できたし、今週末もクリトンにまたがった瞬間アッと声が出そうなくらいの痛みに襲われたのに、15分ほど経てば痛みが来えたから、ああ、クリトンもこんな感じで一時停まりがちでも、再びサクサク走行するんだろうな〜と想像がついて、いやはや通常の意味ではない人馬一体感マシマシの老々介護乗馬と相成りましたf(^ー^;




2024年07月15日

皿うどん、茄子と大葉の胡麻ポン酢和え

皿うどんは市販のキットで作る。具は豚肉、むきエビ、キャベツ、もやし、生キクラゲ。茄子と大葉は週末に乗馬クラブで頂戴した有機野菜で、茄子はレンチンして大葉と一緒にゴマ油とポン酢で和えて仕上げに煎り白ごまを散らしただけだが、茄子に甘みが大葉は香りが市販の野菜よりも強くて美味しく食べられました∈^0^∋
昨夜は食後に旧友のモリから久々に電話があって、何せ米国に通算17年間滞留していた人だけに、書かずと知れたトランプ銃撃事件についてひとしきり話し合うことに。弾がちゃんと当たったらよかったのに…と思う人も少なからずいそうだけれど、実際そうなってたら米国は 9.11 の時みたいなヒステリー状態に陥りかねないから、暗殺未遂で済んだのはまだしもだったとすべきかもしれない。それにしても容疑者射殺と聞いて、自作自演なのかも?と一瞬お互い思っちゃったくらいだが、自らあそこまでキケンな賭けに打って出るとは考え難いので、警備の不備が問われてしかるべきなんだろう。もっとも日本ではつい先日アベ銃撃事件の3回忌が報じられていただけに、不備といっても米国のSPが即座にトランプを押し倒して守った様子に、やっぱりフツーはこうするんだよな〜と感じた人も少なくなかったはずだという話にもなった。ともあれ耳から血を滴らせたトランプがこぶしを突き上げて周囲にUSAコールが沸き起こった映像は、多くのアメリカ人が最も好きそうなパターンだったし、トランプの悪運の強さというより、サバイバルできる生物としての強さを強烈に印象づけただけに、これで完全に確トラ間違いなしと判断せざるを得ず、再トラを前提にしたら今や米国の属国に成り下がった日本の今後はどうなるんだろう(◎-◎;)と経済や防衛面で憂慮せざるを得ないものの、具体的にはドル円相場が一体どんなふうに推移していくのか心配されて、ことにモリは現在ダンナがドルで報酬を受け取っているため気が気じゃない感じのようでした(-.-;)y-゜゜




2024年07月16日

時鮭の塩焼き、昨日の和え物の残り

釧路「ひょうたん」のご自宅で今がシーズンらしい時鮭のルイベを美味しく戴いたが、焼きましょうか?と訊かれた時点では既にはちきれんばかり満腹状態だったのでご遠慮したものの、市内の和商市場で田村商店さんからイチオシで勧められた時鮭1パックを松岡さんと半分ずつゲットして冷凍空輸してもらったのを冷蔵庫でゆっくり解凍して、今夜ようやく食べられた次第 (^^ゞ 関東のスーパーでよく「時鮭」と記して売られている品とは全くの別物で、とても上品に脂がのって食感もふんわりとした素晴らしくオイシイ鮭でした∈^0^∋付け野菜は乗馬クラブで頂戴した有機野菜で、これまた美味しく戴きました(*^^)v
けさはブランチしながら米国共和党大会のLIVE中継を思わず見てしまったが、何よりも驚いたのはそこに登場したトランプ氏の顔がこれまた全くの別人みたいに映っていて、すっかりアクが抜けたというか、憑きものが落ちたみたいな穏やかな表情で、この人ひょっとしたら一旦死にかけて何か悟るところがあったのかも?別にこの顔した人なら大統領になってもいいんじゃない?的な感じに見えたのは単にワタシの気のせいかと思っていたが、晩ご飯後に見たBS-TBS報道1930ではコメンテーターがいずれも同様の感想を洩らしていたので、やはり当人に何らかの心境の変化があったのだろう。もしそう見られることを織り込み済みの演技だったとしたら、相当な役者だとしてさらにもっと高く評価されるに違いない。ともあれ今や支持者の間では神に守られた存在として崇められ、共和党の結束を強めたのは確かなようだし、無党派層の支持をも取りつけて確トラ盤石の勢いなのだけれど、実際に再トラとなった場合は米国の三権分立が揺るぎかねない事態に陥るリスクをも孕んでいるようだから、あの銃撃事件で人相が変わったのと同様に心のほうも追随して、後はただ良識的で真っ当な判断のできる人に生まれ変わっていてくれることを望むしかありません」(-.-;)y-゜゜




2024年07月17日

ネパールカレーセット

元ミセス副編集長の福光さんと近所のネパール料理店で食事。
久々にお会いした福光さんには釧路外乗の写真を見せつつ何かと楽しかった話をする一方で、都知事選やトランプ銃撃事件にも話が及んで、何かと民主主義の終末現象を見せられているような怖さを感じる昨今だよね〜という意見で一致をみた。とにかく何処の国でも政官財の癒着が激しい今日では既成メディアの何もかもが信じられない反面、 SNS がこれまた特定の人びとにステルスで恐ろしく操られやすい媒体であるからして、ある程度の見識を養えないままカオス化した社会に放り出される人びとが今後どんどん増える世界の有り様とその行く末については悲観せざるを得ないだけに、みんながみんな明日をも知れぬ日々を送るという意味では原始とさほど変わらぬ時代に突入したと考えてもいいのかもしれない、なんて話をしてたのでした(-.-;)y-゜゜




2024年07月18日

ポークソテー・ズッキーニトマトソース

今日のQPを参考に作ってみた。QPがサーモンの叩きに添えたソースは細かく切ったズッキーニとトマトの粗みじんをおろし生姜、塩、ワインビネガー、オリーブ油で和えて冷やしたもので、これまたQPが別バージョンとしてオススメしたポークソテーにトッピング。このソースはとてもさっぱりしてて夏にオススメの味わいです∈^0^∋
食後に見たBS-TBS報道1930は百年安心ってホントかなぁ(?_?)の年金について特集。これに関しては現役世代の納付期間を60歳から65歳に延長して基礎年金額を増やすというのが現政権の目玉政策だったはずが、これ以上国民に不人気となるのを恐れた自民党が撤回して御破算になったことからも想像がつく通り、政治家任せにしておいたら抜本的な改革ができるはずもないし、官僚は官僚で若い人はNISAとかをしっかり活用して年金なんかアテにしない生活を送って欲しいようだし、いやはや結局どうにもならずにドンドン目減りしていくような感じだから、早めに60歳から支給されることにしておいて大正解だったかも?と毎回思うテーマである。賦課方式を採っている日本もいずれは積み立て方式に移行しないと現役世代が損するばかりでネグレクトしそうだし、さりとていつから移行すると決めるのも、度胸のない政治家や慣性の法則の奴隷と化した官僚にはできない相談だから、当分このままぐずぐずと行くところまで行くしかないんだろうな〜とこれまた毎回思うのでした(-.-;)y-゜゜




2024年07月19日

デリカテッセン・プレート

新宿ミラノ座で松尾スズキ作・演出「ふくすけ」を見る前に伊勢丹会館の「美鈴屋」で旧クラブの馬トモ人事部のSさんと食事。観劇後もお茶して帰宅が遅くなったので、面白く観た芝居については後日また改めて書くつもりです(^^ゞ




2024年07月20日

昨夜観た「ふくすけ」の感想

松尾スズキの「ふくすけ」を観るのは3度目で、今回が最も腑に落ちたというか、この作品の迫真性に強い共感を覚えたものである。初演はたしかバブルが弾けた直後で、私が最初に観た世田パブの再演は20世紀末だったが、当時はまだ露悪的な毒気の振り巻き方を面白がる程度だったのに、その後の日本社会はどんどん下り坂に突入して底なしの淵に瀕するせいか、今回は日本のある種の現実そのものをリアルに映しだす作品に見えたし、俳優陣も意外なほどのリアルな好演が印象的な舞台であった。
これから初めてご覧になる方もあると思うのでストーリーを詳述は避けるものの、薬害で福助頭の奇形児として生まれた少年ふくすけと歌舞伎町の風俗業界を取り巻く人間模様を軸にして、孤児のDV夫に盲目の妻、双極性障害を持つ妻に吃音症で苛められっ子だった夫といった、いずれも歪な人間の歪な夫婦関係が次第に説き明かされて、最後にふくすけ誕生の秘話に結びつく因果物めいた展開はまるで幕末の黙阿弥劇を彷彿とさせるかのようだった。津軽三味線によるいわば下座音楽も今回の演出で採用した恰好だから余計にそうした印象を受けやすかったのだろうし、時代の閉塞感をリアルに映しだした点で両者を重ね合わせやすかったのかもしれない。
ともあれ今回は黒木華と岸井ゆきのという現代の極めて芸達者な若手女優が参加した上演であることに興味を覚えて観劇し、実際に黒木はハマリ役だったし、岸井も予想を上まわる好演でこの人の可能性を広げて見せたのだが、ホストに貢いで立ちんぼ売春するフタバを演じた松本穂香の存在がさらにこの作品をリアルに見せてくれた点も忘れるわけにはいかない。双極性障害の妻を演じた秋山菜津子もまた相変わらずの達者な演技で、あり得ない展開をみごとに実現して見せてくれる。孤児のDV夫を演じた阿部サダヲはいつもより控えめな演技に見えながら最後に妻に異常な執着を見せて暴力を振るう迫真性の怖さはやはり彼ならではだったし、今回は荒川良々が吃音症の夫を意外なほどの抑えた演技で終始リアリティを持たせたことや、嫌なヤツをマジに演じきった皆川猿時も印象的だったし、他のメンバーいずれもこの戯曲の構造をくっきりと際立たせつつ厚みを持たせる好演だったことが、今回の上演を成功させたのは間違いない。もちろん歌舞伎町のど真ん中に建つ劇場での上演だったことや、折しも異常な都知事選直後の上演だったことも功を奏していたのは、皆さん劇場に行ってご確認を!




2024年07月21日

タイ風春雨、青パパイアのサラダ、生春巻き&さつま揚げ、タイ風オムレツ、サテー、シシカバブ、豆カレーとナンとタンドリーチキンのセット他

乗馬の帰りに元米朝事務所の大島さん、音楽ライターの守部さん、幻冬舎のヒメと大宮門街ビル内のエスニック何でもレストラン「ディップ・ガーデン」で食事。
うだるような猛暑の今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。酷暑の中でここんとこずっと股関節痛に悩まされているワタシにとっては今や乗馬も難行苦行に近いとはいえ、クリトンの可愛さに免じて騎乗し続けており、またがった瞬間はアッと声が出そうになるほどの激痛を堪えて常歩で馬場を2,3周し、まだ痛みのあるうちに速歩で走行しているうちにだんだんと痛みが薄らいでいくというパターンで今週も何とか乗り切った次第(^^ゞ ところで可愛いといえば、お盆明けの今週末は亡き俊寛を可愛がってくださった大島さんと守部さんが俊寛の墓参りにクラブへお越しになって、「いや〜付き合いが長かったから俊寛の想い出はいろいろとあり過ぎて大変よ〜とにかく最初の頃は食べなかったから苺とかフルーツトマトとかモロヘイヤとかの嗜好品で気を惹いて何とかリクガメフードを食べさせるので必死だったわよね〜松井さんが旅行中に預かった時はもう心配で心配で、OOさん(某歌舞伎役者)にお呼ばれしてる最中にそっと抜けだすのも大変だったのよ〜」と大島さん。今クラブで飼われているノリちゃんを見て「甲羅がお父さんそっくりよね〜顔はママ似だけど」と大島さんが仰言れば「たしかにシュンは顔がもっとイケメンで、全体に美形のカメだったわよね〜」と守部さんが受けて盛んに故亀の追悼談義をし、大宮で落ち合ったヒメも以前にフトアゴヒゲ?トカゲを飼ってらしたので、なかなか意思疎通のできない爬虫類でも、長くそばにいた存在がいなくなる何とも言えない淋しさを経験済みとのことで、この俊寛追悼の会にも参加してさったのでした<(_ _)>




2024年07月22日

牛トマ炒め

今日のQPで見た料理。ニンニクの薄切りを炒めて色づいたら取りだして、塩胡椒で下味した牛細切れ肉を炒め、トマトと塩を加えて炒め合わせ、細切りした大葉の半分を混ぜ込んで半分をトッピングして仕上げた。トマトは皮ごと切って、皮目を下にフライパンに入れ、加熱で剥きやすくなった皮を菜箸で除去するのがいささか面倒なポイント(^^ゞ
けさのワールドニュースは世界各局がバイデン氏の大統領選撤退とハリス氏の指名を報じていたが、晩ご飯後に見たBS-TBS報道1930は確トラを前提とした日本サイドの対処法を特集。現地インタビューで元側近の白髭ボルトン氏はトランプ氏が日本との軍事同盟=安保条約を全く理解せずに軍事負担を今より強く求めるはずだと言い、経済政策面の元側近はトランプ氏が関税の引き上げは自国の消費者を苦しめて経済を落ち込ませるにもかかわらず、自国の製造業を復活させるために必ず実施するだろうと述べて、それには日本の首脳がトランプ氏の懐にいち早く飛び込んで諄々と説得するという手で何とか被害を最小限に喰い止める方法を模索するしかないようだった。コメンテーターの面々によれば、何しろ相手はアタマの中が80年代で停まっていて、日本は製造品の輸出国で米国の製造業を圧迫していると思い込んでいるそうなので、今はむしろ米国に投資して現地で雇用を確保していると説得するしかないらしく、そのことに長けていた故アベは、世界で最初にトランプと面会した要人ということで多大な信頼を勝ち得ていたわけだけれど、それは搭乗していた航空機がニューヨークで給油することになって、たまたま空いた時間に駆けつけたということだったらしく、これまた意外にもたまたま当選して孤独感を募らせていたトランプの胸中にフィットしたというのだから、いやはや、政治では何が起きて何が幸いするか知れたものではないようだ。そんなわけで11月の大統領選までにもホントのところはまだ一体何が起きるかわかったものではないのでした(-.-;)y-゜゜




2024年07月23日

夏野菜と厚揚げの煮もの

今日のQPで見た料理。茄子とカボチャとインゲンと厚揚げをゴマ油で炒めて砂糖と醤油で調味した出汁で10分ほど煮込んで、おろし生姜を添えて食す。乱切りにした茄子をまず少量の油で蒸し炒めにしてからゴマ油と他の野菜を入れて炒めるのがポイント。
食後に見たBS-TBS報道1930は米社会における政治的暴力の蔓延と深刻な国家の分断状況を特集。それらが内戦をもたらす懸念の下に「シビル・ウォー」という映画が既に公開されたりしているようだが、わたしは以前に 「侍女の物語」をベースにした「ハンズメイズ・テイル」がまさに米国の分断による内戦を描いた映画として大変に面白く観たので、興味のある方はHulu配信のそれをオススメします。ともあれ米国はピュリタンの子孫がベースになってるくらいだからもともと宗教色の強い国家だろうし、成り立ちからして不自然というか一から人工的に創りあげた国なわけだし、おまけに絶えず移民の流入があって国家としての成熟が遂げにくい国でもあるからして、理想郷的な素晴らしい点もある一方で時にヒステリックな現象が起きるのはやむを得ないのだろう。第二の南北戦争が起きるのではないかといわれつつも、今や分断は南北に割れるほど単純ではなさそうで、州によってゼンゼン違うのは知っていたけれど、同じ州でも田舎と都市部では人びとの考え方や感覚が相容れずとても同じ国民とは思えないというような発言がオレゴン州の地域活動家からあがっており、その人の話だとオレゴン州西部の都市ポートランドは30年前とは様変わりして、自分たち農村部の人間から見ると非常にリベラルで多様化し過ぎていてゼンゼンついていけないので、自分たち東部地域は隣のアイダホ州に組み込んでほしいという運動をしてらっしゃるのだけれど、ポートランドといえばポートランド州立大学で日本文化を教授されているコミンズ博士はトランプ復活を非常に懸念されていたのが想い出されたものである。それにしても、このリベラルや多様性に対する共感と反発による意識の分断は何も米国ばかりでなく今や世界中で起きている問題のように思われます(-.-;)y-゜゜




2024年07月24日

鰻の蒲焼き、昨日の残り

今日は土用の丑なので安直にコレを近所の高島屋でゲットしました(^^ゞ
お昼は天気の急変に驚かされて、いよいよ地球温暖化の影響が深刻になってきたのを気にせずにはいられなかったが、けさ見たワールドニュースで気にせざるを得なかったのはフランス2が意外なほど大きく報じたシー・シェパード創設者逮捕のニュースである。この件は日本が当事国であるにもかかわらず、国内ニュースではこれまた意外なほど取りあげられていないことに、日本のマスコミの相変わらずの海外オンチぶりが現れているのかもしれない。シー・シェパードは捕鯨反対運動を暴力的に展開する環境保護団体であり、日本の捕鯨船を襲撃した事件で 15 年ほど前に日本から国際逮捕状が出ており、それが今日に効力を発揮してグリーンランドで創設者が逮捕されたのだけれど、環境活動家らは彼をヒーローと見なして、日本に送還され日本で裁判を受けることに猛反発しており、日本のいわゆる人質司法も頗る問題視されているようだから、日本当局は果たして今回の逮捕劇をどう捉えているのだろう(?_?)ひょっとして、ホンマに逮捕するとは思わなんだのに、余計なことしてくれて、どないしょう(-。-;)という気持ちだったりするんだろうか。ともあれある程度の捕鯨は、何も日本の食文化を守るためではなく、生態系のバランスを崩さないためにも必要な行為だし、シー・シェパードはヒーローでも何でもなくて日本は明らかな被害国なのだから、堂々と逮捕して裁判すればいいはずだが、ただし国内でも最近えらく問題になっている人質司法が今や海外でも悪名高いとなれば、検察もいい加減19世紀か⁈みたいな手法は慎むべきかと思われます(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

23日の報道1930、パックンが解説した「アメリカの暴力」の歴史は衝撃的で、「オレゴン」と聞いて私もコミンズ教授を思い浮かべました。
狙撃事件でトランプの勢いが増大し(悪夢の再来は確定か?)と絶望的になりましたが、ハリスの後継指名確実で、希望が見えてきて、<トランプ再選阻止>で無党派や反トランプの共和党員が民主党に投票する可能性が増えました。4年前、バイデンが当選した際のハリスの演説に感動し、次は大統領か、と期待しただけに、副大統領就任後の不評が残念でしたが、元検察官のハリスが悪漢トランプを追求する構図が生まれ、まだ3か月も先で、更なる波乱もあるでしょうが、とにかくトランプ阻止を願うだけです。

投稿者 ウサコの母 : 2024年07月25日 21:39



2024年07月25日

冷豚しゃぶ

茹でた豚しゃぶロース肉にレンチンしたアスパラガスと貝割れ菜とおろし生姜を添えて市販のポン酢を回しかけただけ。蒸し暑い日は手間要らずの料理で凌ぎます(^^ゞ
けさのワールドニュースでは世界各局がネタニヤフ首相の米議会演説を取りあげたが、中でスペインDTVがそれにハリス副大統領が欠席したのを報じたのが耳に残って、そりゃそうだろう!という気がしたが、晩ご飯後に見たBS-TBS報道1930でもそれを取りあげて、ハリス氏を含めた約80名の民主党員が欠席したのを伝えた。何しろ国内的にも国際的にも犯罪者と見なされている同氏を議会で演説させて、スタンディングオベーションで迎えた共和党もどうかしているとしか思えないのだけれど、やはりイスラエル建国には並ならぬ強い思い入れのある米国民が多いのだろうし、パレスチナ人のジェノサイドと化したガザ侵攻には批判的なハリス氏も夫はユダヤ系だというのだから、米国社会においてこの問題はなかなか一筋縄ではいかないところがありそうだ。ともあれトランプが大統領に返り咲いた暁に中東情勢はどうなるかが今日の同番組の特集で、側近によればトランプはこの問題にさほどの関心がないらしく、だから初手はイスラエルに積極的な援助を惜しまないものの、代わりに早期の成果をガンガン求めるだろうから、ネタニヤフも尻に火がついた状態になるのは必至だとか。片や民主党はイスラエル現政権のジェノサイド志向に相当嫌気が差しているのは間違いないとはいえ、支援打ち切りとまでは行けないあたりに米社会の抱える闇とでもいうべき問題があるのでしょうか(-.-;)y-゜゜




2024年07月26日

ピーマンの肉詰め

近所のマルエツでバラ売りしてたピーマンが美味しそうでお買い得だったのでこのメニューに(^^ゞオーソドックスな作り方の定番料理なのでレシピは不要かと。
けさのワールドニュースでやはり注目されたのはオリンピック開会直前のフランス2局のニュースで、現地の市民はホント迷惑だよな〜というしかない厳重警戒の様子が報じられていたにもかかわらず、同国の新幹線ともいえるTGVの走行妨害テロ事件が早くも起きてしまったのだから、今後もあらゆる場所の安全が大変に懸念されるというべきか。ともあれ日本時間で明日未明2時半から始まる開会式も予行演習の映像を交えてわりあい詳細に報じられて、ガガに始まりディオンの歌で締められそうな構成や、セーヌ川岸辺の建築物を上から下まで使ったり、綱渡りをしたり、水面に面白いオブジェを設置したりといった、視線を上下左右に揺さぶる演出はさすが芸術監督を務める鬼才トマ・ジョリならではで、本番が否が応にも期待されて、LIVEは無理でも今夜録画しといて観るのが非常に楽しみである。想い出せば何十年か前のアルベールビル冬季五輪でもフィリップ・ドウクフレの演出が度肝を抜いたもので、こうしたイベントではハイセンス世界一の座をゼッタイ譲らないところがフランスならではというべきかもしれない。美的センスの点では日本もそのフランスに一目置かれている国なわけだし、故蜷川幸雄のような世界に通用する舞台演出家も存在したわけだし、今日でもセンスのいい舞台を作れる人がもっともっといるはずなのに、東京五輪のチャチさ加減ととダサさには啞然愕然としたもので、要は起用する役員や役人の側にセンスが無いことを露呈して、日本の文化行政の貧しさを象徴していたのでした(-.-;)y-゜゜




2024年07月27日

チキンカレー、アスパラガスとトマトとミックスビーンズのサラダ

カレーは市販のレトルト。サラダは自家製フレンチドレッシングで食す。
食事しながら観たのはこれまたフレンチ感満載のパリオリンピック2024開会式LIVE映像の録画(^^ゞ 前日にフランス2がリハーサル映像を交えて報じた構成通りの展開だったが、アレは一体どうなったんだろう(?_?)といいたいシーンもあったので、やはり悪天候によって本番でいくらかカットはされたのだろう。船上の選手団が気の毒なほのどずぶ濡れ状態で映っていたから余程の強雨だったに違いなく、それを除いては概ね大過なく終了できたのは、 TGV 事件の直後だけに何よりだったともいえそうだ。ともあれオリンピックは都市開催が原則ながら、その都市を今回ほどアピールできた開会式も珍しいのではないかと思うし、パリならではというか、パリでなければゼッタイ出来ないトマ・ジョリの構成演出は、いささかベタな感じもしたとはいえ、それなりの見応えは十分にあった。とにかくガガやディオンといった世界的に著名な芸能人の出演も、エッフェル塔を始めセーヌ河畔の名だたる有名建築物を次々と舞台装置にしたゴージャスさには勝てないというべきかもしれない。いくつかのテーマを立てた構成で、フランス革命をモチーフにしたショーでは、コンシェルジュリーの窓からいきなり自分の切られた首を抱えるマリーアントワネットと思しき女性のオブジェが登場するシーンに度肝を抜かれ、こうした国家ぐるみのイベントでも無難に逃げることなく尖った演出するよな〜と感嘆しきり。あと目を引いたのは岸辺で水しぶきを立てながら踊り続けるダンスチームや長い竹竿のようなものに乗って前後左右に大きく揺れながら身ぶりを交えるアクロバティックなダンシングチームで、総体的にさまざまなダンスを中心にしたショーだったといえる。オペラ歌手による「カルメン」の歌曲が流れた時は、これってスペインの話じゃなかったっけ?と首を傾げて、作曲したビゼーはフランス人だったのを改めて想い出したり、米国映画のミニヨンズがいっぱい出てくるのは何故なんだろう?とこれまた一瞬考え、ミニヨンはフランス語だったことに気づく始末(^^ゞとにかくフランスが今日に残した芸術の数々を否が応でも想い出させるような構成だったのはベタ過ぎてあんまり粋じゃなかったともいえるけれど、フランスのアピールはしっかり果たせただろうし、彩色等のセンスが良くて最後まで見飽きなかった点は可とすべきなのだろう。


コメント(1)

テレビで中継を見てましたが、とても楽しかったです。
今まで見たオリンピックの開会式の中では、最高の出来でした。
さすが、パリ、フランス。
ありがちな、なんじゃこりゃ、ってのが全くなく、長時間にも関わらず、ずっと魅せられました。
フランスって、人間がベタで濃いんだけど、作り出すものはオシャレで粋だと言うのがわたしの印象です。
英国馬場馬術界のスキャンダルで、個人的にかなりがっかりしてましたが、この開会式のおかげで気分が盛り上がりました。

投稿者 TANA : 2024年07月28日 02:06



2024年07月28日

豚ロースカツ弁当

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
酷暑に次ぐ酷暑の今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。1鞍目のレッスンはクリトンが暑さにめげず好調だったにもかかわらず、ワタシは股関節痛が相変わらず響いて巧く騎乗できず、途中でクリトンにワガママをさせてしまい、良い状態で終わらせるのに苦労した始末 (^^ゞ それでも頑張って2日目には何とか2鞍目の単独騎乗を果たし、下馬した後にクリトンを馬場でほんのしばらく放牧したら、例のよくやる馬場に横たわっての熟睡モードに突入。何せ炎天下の馬場だからこちらも用心してすぐに起こして水浴びさせたものの、馬体の熱がなかなか下がらず鼻腔を広げっぱなしなので、体温計を肛門に突っ込んで計ったら、ふだん37℃4分の体温がなんと38℃7分を示したので、慌てて水浴びを盛んに繰り返し熱を冷ましてから厩舎に帰した次第。熱中症になった馬は水も飲まなくなるが、クリトンは幸いお湯をたっぷり飲んでくれたし、厩舎に帰したらすぐふだん通りにおやつをねだって壁をガンガン蹴り始めたので一安心でした(^0^;)
ところで今週はクラブでもオリンピック話が盛んに聞かれて、高齢インストラクターのK先生までが「開会式のメタルホース凄かったね〜あれ、どこで芦毛に乗り換えたんだろう?」と仰言ったから「メタルホースに騎乗してた人が手綱を盛んにいじってたのが気になって、あれって手綱で操作できるロボットなんだろうか?って思っちゃいましたよ」とワタシ。先週ワタシがクラブで「馬術競技はグリーンチャンネルで無料視聴できるみたいですよ〜」と吹聴した甲斐あって、会員のFさんは「昨日さっそく観たら総合馬術の馬場競技は案の定ハプニングがいっぱいあって面白かったですよ〜」とのこと。会員のKomaさんは英国の馬場馬術界を代表するデュジャルダン騎手が過去に馬を虐待した過ちで出場を辞退した件に触れられて「彼女そんなに酷いことしたんでしょうか?」と訊かれたから、ワタシは朝のワールドニュースのBBCで彼女が虐待している映像なるもの観たところ「彼女は自分が過失を犯したって認めたけど、映像を観たらただ追いムチしてるだけなんだよね〜」「ええっ!追いムチなんですか?」「そう、彼女じゃない他の人が騎乗してて、その馬がなかなか前に進まないから追いムチしてたんだよね。歩様がイマイチだったせいか確かに何度も追いムチを加えてはいるんだけど、あれが虐待だっていわれたら、馬場馬術どころか乗馬自体ができなくなるように思っちゃった」とワタシはワタシなりの感想を述べたのでした。追いムチは馬が前に行かない時に細い紐状のムチを馬の後肢に当てて進行を促すもので、馬に苦痛を与えるというよりハッとさせる効果があるため、乗馬経験者ならインストラクターに追いムチされた経験も多くの方がお持ちではなかろうか。ワタシが観たBBCの映像はごく一部なのだろうから、ひょっとしたらデュジャルダン騎手はもっと他にも恐ろしいことをしていたのかもしれないが、5年も前のあの追いムチ映像で五輪出場辞退に追い込まれたとしたら、その事実のほうがはるかに恐ろしく、今どきは何をネタに強請られるかわからない的な恐ろしさと似通ったSNS社会に生きる人びとの有り様も話題にしてたのでした(-.-;)y-゜゜写真は頭絡の汗じみでマロ眉ができちゃった芦毛のアーサーくんです(^o^)


コメント(2)

馬術の活躍を、テレビでもやっていて、少し見れました

おめでとうございます

さて、
この日付と同じ日、私は伊勢丹で化粧品を買いました
商品を渡される時に
「破損がないか確認をいたしますね?開封してよろしいでしょうか?」と、店員さんが、おもむろに白手袋をつけて私を見る
え、何?
何が始まるの?
よくわからないまま、うなずくと
化粧品の箱を開け始めて、ちょっとびっくり
中から、瓶を出して
「破損はありませんね?」とほほ笑む
私もうなずいて、え、何、これ?
これをしなきゃいけないほどになってるって、
どんだけ最悪なクレーマーに、ごねられたんだろう?
たいへんだったね
でも、私は、新たに買った商品を、自分で開封するのが楽しみなので、次回に、この儀式が始まる前に
「こちらの会社も、このデパートも信頼してますから、ここで開封してくれなくて、いいです」
と言って、断ろうと思います
こういうことだな
これまではなかったような、こんな不快なことが、少しずつ重なって、みんなが不機嫌になっていくんだわ

投稿者 せろり : 2024年07月30日 23:55

デュジャルダンの追い鞭、あれはいけません。
馬の足が上がらないから鞭を使ったと本人は言ってるものの、あれをやったからと言って、あの馬は足を上げよう、って思うでしょうか?ただ、怖がってるだけのように見えます。
わたしも、たまたまあの鞭がブーツやチャップスに当たったことがありますが、あれは、あ、いたっ、というくらいには痛いです。
素足の馬には、もっと痛みがあるはずです。
わたしが今まで教わったイントラさんたちは、主に地面を叩いていました。
彼女のように、直接思いっきり、ビュンという音が出るくらいに激しく叩くのは、虐待と非難されても仕方がないと思います。何か、イライラをぶつけているようにも見えます。訓練になっていません。
本人は深く反省し、後悔しているとのことなので、そのうち競技に復帰できる日が来ることを祈るのみです。
しかも、あの動画を撮ってるらしき、ライダーの母親の笑い声が聞こえるのにも、憤りを感じます。
そこ、笑うとこじゃないでしょ?!って言いたくなります。

4年後に、この動画を使って告発するくらいなら、なぜ、もっと早くしなかったのか?そこに、悪意を感じます。オリンピックの1週間前のタイミングで。
この点では、デュジャルダンに同情します。
彼女が、オリンピックを前にメディアにもてはやされてるのを見て、凹ませてやろうという陰謀だったのかもしれないけど、ことは、もっと大袈裟になってしまいました。
この事件は、GBの馬術チームをかなり凹ませたのですが、それだけに、昨日の総合馬術でGBチームが金を獲得したのは、嬉しかったです。
もちろん、それ以上に、日本がどうに輝いたのには、感激いたしました!

投稿者 TANA : 2024年07月31日 04:34



2024年07月29日

ゴーヤーチャンプルー

週末に乗馬クラブでもらった採れ立ての無農薬有機野菜を定番料理で美味しく戴きました∈^0^∋レシピは不要かと(^^ゞ
食事しながら観たのはグリーンチャンネルのパリ・オリンピック総合馬術団体障害競技 LIVE 放送で、無料視聴にしてくれたJRAに感謝!総合馬術は馬場馬術とクロスカントリーと障害の3種目を一組の人馬でこなすのがキホンだが、昨夜は遅くまでクロスカントリーを息を詰めて見守ったものである。というのも日本勢2人目に出場した大岩選手が気迫の走行でノーミスのインタイムゴールだったから、がぜんメダル獲得の可能性が出て来て目が離せなくなったのだった。大岩選手はワタシが現在所属しているクラブの古い会員さんと親しくて当クラブにも以前遊びにいらしたことがあったからよく話題になっており、東京オリンピックの際は日本のエースと目されながらクロカンで馬が調子を乱して失格になる悲運に見舞われただけに、今回はどうなることかと思われたがみごとに実力を発揮した恰好だった。で、最後の走者戸本選手は東京で4位と大健闘した実力をそのままに発揮して、やはりノーミス、インタイムのゴールだったから昨日の時点では日本が3位だったはずなのに、最初の走者だった北島選手の馬が馬体検査で失格となったため、20点原点で団体5位に沈んでの今日の障害レースだったのである。ところが北島選手のリザーブとして出場した田中選手が慎重な走行で幸いノーミスゴールし、続く戸本選手もノーミスでインタイムゴール。最後の走者大岩選手をまたまた息を詰めて見守っていたらこれまたノーミス、インタイムゴール!上位のチームにミスが相次いだこともあって、日本の総合馬術チームは団体でみごとに銅メダルを獲得したのでした\(^O^)/何せ馬術はヨーロッパのお家芸だから、アジアの日本がそこに割り込んだのはバロン西以来92年ぶりの快挙だそうだし、それでも日本は総合馬術でメダルを獲る可能性があるといわれ続けていたし、昨日のクロスカントリーなどはベルサイユ宮殿の庭園がいかに素晴らしいかを見せつけるビジュアル的にも非常に放送価値のある競技だったのに、地上波全局がそれを見送ったのは現在のTV業界のセンスの無さを改めて証明したようなものでした(-.-;)y-゜゜


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馬術のメダル獲得、素晴らしかったですね。スケートボードやサーフィンを観ていても思うのですが、地球の重力に対してバランスを取る形は美しい。黄金比はあるんだな、と実感します。特に馬術は馬さんの頭や脚のもたげ方が愛らしく、うんうん、お利口だね、上手だね、と思いながら観ています。詳しい得点の仕方はよくわからないのですが。
日本人選手の金メダル獲得、逆転金メダルが大々的にニュースになっておりそれはそれで大興奮ですが、柔道で阿部詩選手に勝ったウズベキスタンの選手が、「っしゃーーーー!!!」ではなく、相手への礼を重んじたとの事で感情を抑えて静かに居た佇まいが心に残りました。
それとフェンシング金メダルの加納選手の「努力の仕方が間違っていなかった」という言葉。

投稿者 マロン : 2024年07月30日 07:44



2024年07月30日

茄子と豚肉のバジル炒め

昨日のQPで見た料理。乱切りした茄子を色づくまで炒めて取りだしておく。生姜焼き用の豚肩ロース肉を二等分してしっかり炒め、豆板醤とみじん切りした生姜とニンニク、斜め切りした長ネギを炒め合わせ、茄子を戻して酒、醤油、砂糖、水、カタクリ粉を混ぜた合わせ調味料を加えて火を通し、バジルの葉をさっと混ぜ炒め合わせて仕上げた。バジルの清涼感で猛暑日にも結構おいしく食べられました∈^0^∋
けさのワールドニュースではオリンピック開催地のフランスにいよいよ熱波が襲いかかって南部は40℃超に達し、開会式は20℃くらいだったパリも30℃を超えたようだから参加者も大変そうである(-。-;)
晩ご飯後に見たBS-TBS報道1930では、日銀が金利引き上げに踏み切るかどうかの会合をいよいよ始めたことから今後の日本経済や賃上げの行方が話し合われたが、金利引き上げになる前に近ごろ急に円高に振れた原因は、河野jrのお先走りな発言等の影響で海外投資家が円買いに走ったためだとされて、これで却って日銀の決定は難しくなったのだとか。それにしても実際に金利を引き上げたところで円安に歯止めがかかるかどうかも微妙なところのようで、確トラになったら意外と円安に振れる傾向がありそうだし、日本経済の行方は甚だ不透明に見られているようで、ということは仮に賃金が上昇したところで消費が活性化して景気が良くなる保証もなさそうな印象を受けたのでした(-.-;)y-゜゜


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いつも楽しく読ませていただいてます。能登の様子を見ていると災害に遭ったら誰も助けてはくれないようで、不安ですから何事も控えめにして備えなくては、となりますね。お料理が美味しそうで、真似してみようと思っています。

投稿者 ミセスせつこ : 2024年07月31日 10:24



2024年07月31日

皿うどん

皿うどんは市販キットでカンタンに出来るのでよく作るということを以前に書いた覚えがあるが、近所のマルエツでそのキット大特売してたので今夜はコレに (^^ゞ 具は豚肩ロース肉、キャベツ、むきエビ、椎茸、カマボコ、モヤシ。
ここんとこ日本のTV報道番組は各局がパリ・オリンピックの試合結果を垂れ流し続けていて、いつ見ても、どのチャンネルを回しても同じことをず〜っと視聴させられるので、何だか認知症にされちゃったみたいな怖さすら感じるのだけれど、ワールドニュースを見ると、こんなにオリンピックを取りあげてる国は日本だけなんじゃないか?という怖さをまた覚えるのであった(-。-;)開催国のフランス2局ですらもはやトップニュース扱いはしていないようだし、けさ見たニュースでは今大会で自国のメダルの獲得数が多い理由について、開催国としての選手が活躍できるようトレーニング等にコレだけの費用をかけたからだとか、やはり自国の声援が大きいからだとかいう当たり前な理由のほかに、今大会にはロシアの選手団がほとんど参加していないから(つまりは繰り上げでメダルゲットできている)という極めて冷静な分析で、NHKにはとてもこんな真似できまい!というドライでオトナな報じ方がとても印象的だった。ところでオリンピック開催中にも当然ながら世界の異常気象や政情不安は続いており、昨日のヒズボラ司令官に次いで今日はハマスの最高幹部がイラン訪問中に暗殺されるという非常事態で中東情勢はますます不安定要素を増し、第5次中東戦争も始まりかねない危険性についてはまた明日のワールドニュースで確かめたいと思います(-.-;)y-゜゜