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2024年06月26日
カメの俊寛 埋葬
一昨日のブログには思いがけず有り難いご投稿を沢山頂戴し、友人からはメールや電話でお慰めを戴いて恐縮しつつ、ひょっとして俊寛の遺骸をその後どうしたかについて、バカバカしいとはいえ、ご心配の向きもあろうかと存じ、謹んでここにご報告を申し上げます<(_ _)>
何しろ暑い時期だけに放置しておくわけにもいかず、昨日は大きめのタッパウエアを棺に家庭菜園用の土をぎっしり詰め込んで取り敢えず冷蔵庫の野菜室に保管。すぐに乗馬クラブのオーナーに電話で事情を告げて、燃えるゴミ扱いするには忍びないので、クラブの敷地内に埋葬する許可をお願いしたところ快諾を得て、今日クラブに行ったら既にオーナーのダンナ様が墓穴を掘ってくださっていて、オーナーには供花と墓標をご用意戴いたりして、大変有り難くも速やかに埋葬できましたm(__)m
オーナーに格別のご配慮を戴いたのは、俊寛の次男坊に当たる教経(写真下段)がクラブに引き取られ「ノリちゃん」と呼ばれて可愛がってもらっているのと、そんなご縁からノリちゃんの父親が重病で通院している話も以前にしておいたからなのですが、今日お目にかかって「けっこう泣いちゃいました〜」と正直に話したら咄嗟に「ああ、思いやられますね−」と仰言ったのはクリトンとの別れを想像なさったせいに違いないので「いや〜いい予行演習になったかもしれません」と応えながらも、私としてはクリトンとの別れのほうが断然先で、俊寛はクリトンロスを癒やしてくれるどころか、私のカラダがもう動けなくなってダレにも会いに行けなくなった時に付き合ってくれる唯一の昔馴染みのはずだっただけに、たかがカメとはいえ、ショックが大きかったのであります(v_v)ともあれ俊寛は子孫をしっかり残せたおかげで、自らのお墓もしっかり獲得できたのでした(^^)/
コメント (2)
俊寛くん、安らかにお眠りください。軽井沢で夏を過ごした折も連れて行って新鮮な野菜を食べさせていましたね。私も3年前に逝ったウサコちゃんを想うと今でも涙が出ます。動物が怖かったのが40代半ばに猫と暮らすようになり、動物好きと苦手な人、両方の気持ちが分かるつもりです。老衰と分かっていても弱っていくのを見るのは辛くて、同じ体験をした人と話すのが一番の慰めになると思います。俊寛さんの相方、千鳥さんの様子はいかがでしょうか。
今、埋葬の様子を知り、土に還してあげられて良かったです。ウチも歴代の猫達は庭に埋めましたが、ウサコちゃんの拾い主の方は最近、樹木葬の手続きをして「ペットも一緒に入れるのよ」と嬉しそうだったのが印象的でした。
投稿者 ウサコの母 : 2024年06月26日 21:56
お辛いですね。俊寛くんを失った悲しみ、お察しします。実は私も先月13年共に暮らした犬を亡くし、それ以来全く何をする気力もわかず、仕事は休み、外出もほぼせずに過ごしていました。今朝子先生のお気持ち、ひとつひとつ「そう、そう!」と感じています。たかが動物、と思う人もいて当然だとは思いますが、ペットは関わり方が密であるせいか自分にとってどれだけ大切な存在であったか思い知りました。自分が世話をしないと生きていけない存在だから責任と愛情を持ってお世話する!と思っていましたが、そうではなかった。依存していたのは私でした。
「我が飼育に一片の悔いなし」とまではいかずとも一生懸命大事にして良い時間を過ごせたと思っているので、死んでもズルズル引きずることはないと思っていましたが間違いだった。時間が経っていないことに慣れるしかありません。
投稿者 マロン : 2024年06月29日 19:41