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2024年05月20日

マンガに感謝する会

今夜は東京會舘で催された萩尾望都主宰「マンガに感謝する会」に参列。これは画業55年目の今年フランスのアングレーム国際漫画祭「特別栄養賞」に輝き、日本芸術院会員の任命を受けた萩尾望都さんが、自分の人生を豊かにしたマンガに感謝する思いを込めて同業者の先輩後輩を始め、さまざまな関係者をお招きになった会で、わーあの人も、この人も!といった名だたるマンガ家さんが大勢いらしてたが、プライバシー保護のため当ブログには書けませんので悪しからず <(_ _)> というわけで、仕事上はほぼ無関係者でありながらお招き戴いたワタシと翻訳家の松岡和子さんはお互いぴったりくっついて、東京會舘の美味しいお食事をどっさり堪能しながら、あっ、あそこに見えるのはダレソレさんだ!と思いっきりミーハー出来たのも全く知らない業界のパーティならでは!というべきでしょうか(^0^;)ところでワタシ自身は子供の頃から20代後半までず〜っと少年青年マンガ好きで、「冒険王」や「ぼくら」の月刊誌に始まって週刊「サンデー」「マガジン」「ジャンプ」「チャンピオン」を熱読し、「ビックコミック」シリーズや「ガロ」等々の定期刊行物を週に10冊以上購読していたくらいだが、松竹時代にドイツのフォルクスオーパーやスターツオーパーが次々と来日し、それらオペラ公演のチケット代がハンパなく、何かで節約しないとスターツオーパーの料金はとても払えない額だったから、週に10冊以上買っていたマンガを思いきってその時に全部止めたのである。少女漫画は子供の頃に一切読まなかった口だけど、大学の女子寮時代に「少女コミック」や「マーガレット」をまわし読みして、その時期がたまたま萩尾望都さん始め「花の24年組」の活躍期と重なっていたのも何かご縁があったというべきかもしれない。またその昔「マンガ歌舞伎入門」を手がけた際も、自分でコマ割りしてネームを切って漫画家さんに渡していたくらいだから、「マンガに感謝する会」に参列する資格は十分あったと自負している。ところでワタシより一回り近く年上の松岡さんはさすがにマンガ世代ではないはずと思いきや、意外に詳しいのは何故かといえば、お嬢さんの舞台美術家松岡泉さんの影響によるものらしく「それまではてんでバカにしてた少女漫画なんだけど、高野文子を読んでスゴイ!と思ってから色んなマンガを読むようになったのよ」とのことでした(*^^)v


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