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2024年03月01日

アミューズセット、海鮮サラダ、焼き牡蠣、コロッケ、仔羊のロースト

さいたま芸術劇場で「マクベス」を観た帰りに翻訳家の松岡和子さんと大宮駅前の「とらぬ狸」で食事。帰宅が遅くなったので、とても面白かった芝居の話は明日書きます(^^ゞ




2024年03月02日

はえぎわ×彩の国さいたま芸術劇場「マクベス」

昨夜はさいたま芸術劇場で劇団「はえぎわ」主宰のノゾエ征爾台本・演出の「マクベス」を意外な面白さで観ることができた。まず意表をつかれたのは、まるで不条理演劇のように椅子が整然とびっしり並べられたフラットな舞台で、椅子は障害物になりつつ劇が進行するにつれて倒されたり積み重ねられたりして装置の役割を果たすのだった。もっと驚いていいのはシェイクスピア原作の「マクベス」を途中休憩なしの1時間40分 = 100分で上演するという試みだが、原作の骨子となるドラマの要素やセリフは過不足なく盛り込まれている。そればかりか「マクベス」の新たな見方、つまりはこの劇がマクベスという一個人のあたかも成長譚であるかのような趣をも提示し得たのは主役の好演によるところも非常に大きいだろう。タイトルロールの内田健司が演じるマクベスは従来の多くの主演者とは異なって、登場した時点からある程度できあがった人物では決してない。むしろ自らの野心に見合うだけの自信が持てず強い女たちに翻弄、叱咤されてオタオタする若者のイメージで、それがこの劇を極めて現代的なドラマに見せ、彼を叱咤するマクベス夫人を演じた川上友里のド迫力演技もまた現代ならではのリアリティを感じさせるものだった。自らの手を下して野心を遂げたマクベスが自信を深めて非道な独裁者となっていく様子は現代の世界情勢にも重ねられており、そんな彼が最期の時を迎えて「明日へ、明日へ、また明日へ、とぼとぼと小刻みにその日その日の歩みを進め、歴史の記述の最後の一言に辿り着く……人生はたかが歩く影、哀れな役者だ……」と虚無的に呟くオトナに成長した姿をたった1時間半で観られると考えたら、これはもう画期的な古典劇の再生ともいえそうだ。ただ、すべての古典劇やシェイクスピア劇がこうしたコンパクト化に向くとは思えず、改めて「マクベス」は人間一生のドラマチックな要素がコンパクトにぎっしりと詰まった、ハイスピーディな現代に向く作品だという気がしたのである。残念ながら上演は明日までなので、見逃した方のために是非とも再演を望みたいところ。


コメント(2)

このマクベスは観たかったのですが、どうしても予定が合わず観劇できません。残念!舞台演出も興味の一つでした。椅子を使ったのですね。蜷川マクベスのように、これでもか、という大掛かりなもの、また野村萬斎のマクベスのように飾りはすっきり取り除いたもの、演出も様々で観客に与える効果も違った味わいになるので、幕が上がる直前はドキドキし、その緊張感が好きです。再演を望みます。

投稿者 マロン : 2024年03月03日 07:44

私は東京芸術劇場で観ました。確かに重厚長大なNINAGAWAマクベスなどに比べればコンパクトで見やすく、現代人向けなのかもしれません…。これから吉田鋼太郎演出のハムレットが予定されていて楽しみですね。

投稿者 エグチ : 2024年03月07日 12:56



2024年03月03日

ひな祭り寿司、ヒレカツ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
まだ寒さはあるけど春の訪れが確かに感じられるようになった今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。始動時はまだ跛行感があるものの、しばらくすると完全復調といってもいい歩様を示し、歩度の詰め伸ばしもスムースに行って、発進の合図も通じやすくなったクリトンを騎乗後に放牧していたら、お尻にカラスが止まっても微動だにせず、黒同士の一体感ハンパない状態がずっと続いていたので、こりゃインスタで絶対バズるぞ!と慌ててケータイをクラブハウスに取りに戻って、いざ撮る寸前にカラスが飛び立ってしまったザンネンなショットが右の写真です(>_<)ゞ 当クラブでは各馬いよいよ換毛期に突入し、ブラッシングするたびに大量の冬毛が脱毛する今、2,3羽のカラスがどこからともなく飛来し、抜け落ちた毛をいっぱいクチバシにくわえて飛びまわっているのは、どうやら巣作りのクッション集めらしい。そのつど低空飛行で、わざと馬の顔をかすめてオタオタさせたりするのも賢いカラスならではというべきか。この時期はまた牝馬たちがフケる=発情するシーズンでもあって、厩舎で馬房を蹴って暴れる子もいれば、放牧場で飛び跳ねていたりする子もいるし、人間が騎乗すると気怠げに動かないケースもあるなど、いやはや乗馬は動物の生理を無視できないスポーツなのでした(^_^;)




2024年03月04日

ジャガイモとひき肉のザーサイ炒め

北海道北見産の男爵いもがリーズナブルだったのでゲットして適当に調理。生姜の千切りとニンニクのみじん切りを炒めた油で豚ひき肉を炒め、棒切りにしたジャガイモを炒め合わせ、細かく切ったザーサイと鷹の爪を加えて混ぜ合わせ、酒醤油塩少々で調味し、水溶きカタクリ粉でまとめて仕上げた。切ったジャガイモは水にさらし電子レンジで火を通してから加えた。
食後に見たBS-TBS報道1930では今日ついに日経平均4万円を突破した株価急騰の背景を特集。今まで米国や中国に流れていたオイルマネーがアジアの急成長を睨んで地政学的に安定している日本に流れて来たことや、半導体の復活のみならずサンリオ任天堂といったエンタメ業界の世界的シェアが膨らんできたことなど、日本の実体経済もそれなりに伴った株高要因を解説されてナルホドと思いながら、旧友の歌舞伎研究者河合眞澄さんとも久々に電話して、昭和 61 年に国立劇場で上演された「仮名手本忠臣蔵」のNHK録画を観た話になり、十七代目勘三郞と七代目梅幸の「松の廊下」の素晴らしさを共に語り合うことに。まずセリフ術の点では「時代にいう」とか「世話にいう」とかの伝統的な技法が実際にどんなものかをしっかり体現し、一人の人物を世話と時代に語り分けて表現しながらもそこに人間の瞬間的なリアリティが滲み出て、古典劇でありながら身近な人間に感じさせる点でジャンルを超えた名演として評価されるべき舞台だったから「ああ、わたしらあんなん観てたんやから、そらイマ観たいもんが無うてもしょがないわな〜」と互いに言い合ったのでした(-.-;)y-゜゜




2024年03月05日

豚しゃぶのハリハリ鍋

今夜はまた寒くなったのでこのQPメニューをアンコール(^^ゞレシピは2/2のブログをご覧下さい。
食後に見たBS-TBS 報道1930 はスーパーチューズデー前夜とあって、またまた恐怖のモシトラ特集。とにかくフツーの政治家ではなくて、絵に画いたような自己中の場当たり人間だからして、もしホントに米大統領になったらウクライナに支援を全くしなくなるから、意外とバイデンが渋ってる長距離弾道兵器を供与するまでの幅広い可能性がありそうで、実際に何をしだすか誰もゼンゼン読めないところが非常にコワイ人物だというべきか(-。-;)ともあれ常にディール感覚の持ち主で、自分の利益になると思ったら積極的に思いきった行動をとる人物だけに、ノーベル平和賞狙いで2つの戦争のどっちかでも停戦に持ち込んでほしいものである。それにしても今度のトランプ2.0には前回のようなプロのスタッフが周りにいなくなって、イエスマン揃いになりそうだというから、その点も大きな不安材料だろう。ともあれトランプの共和党候補は決まりだとしても、大統領当選が盤石のものとなるかどうかは明日の投票結果も関係するというから、それを待ちたいものであります(-.-;)y-゜゜




2024年03月06日

おでん、アスパラガスの胡麻和え

今日も寒いのでこのメニューに(^^ゞ おでんは市販品。アスパラはレンチンして味醂と醤油とすりゴマ。煎り胡麻でで和えました。
食後にBS-TBS報道1930 を見る直前に旧友モリから電話があって「ねえ、ちょっと聞いてくれる!アメリカの友だちで根っからデモクラッツ(民主党)支持の人がいて、その人は今一体どんな気持ちなんだろう?と思ってさっきうっかり電話したら、寝ぼけた声で気がついたんだけど、向こうはまだ朝の4時なんだよね〜それでゴメンナサイ言って慌てて切っちゃった」とのこと(^0^;) かくもスーパーチューズデーを気にしてたモリの夫は元々リパブリカン(共和党)支持だけど「さすがにトランプは嫌みたいよ〜」というから、予備選で圧勝しても本戦でどうなるかはわからないし、同番組のコメンテーターの話だと「今のアメリカでは民主党支持が国民の3割、共和党支持が3割弱、無党派層が4割だといわれてて、その4割の動向で決まる」そうだから、もしトラで予想される最悪の事態を念頭に置きつつ、とにかく11月の本戦に望みをつなぎたいものであります(-.-;)y-゜゜ 




2024年03月07日

豚もも肉の甘辛焼き

今日のQPで見た料理。豚もも肉ブロックの繊維を断ちきるようにカットして塩胡椒で下味し、カタクリ粉をまぶしてしっかりと炒め、醤油砂糖おろしニンニク粗粉唐辛子ゴマ油の合わせ調味料を回しかけて仕上げる。QPはレンチンした春キャベツを付け野菜にしたが、売り切れてたのでアスパラガスとレタスのレンチン蒸しに代えました(^^ゞ
食後に見た相変わらずのBS-TBS報道1930はこれまた相変わらずの裏金問題余波を取りあげたが、下村元文科相が政倫審に出る出ないで揉めてるのは、下村氏がアベ派のドン森元首相と険悪の仲なので、ドン森の名前が出るのを恐れた現政権幹部がどうやら止めに入ったらしく、なぜなら現キシダ首相がバックアップしてくれたドン森に大変な恩義を感じているからだそうで、二人がかくも親密な関係になったのは早大出身のアホ同士だからなんだろうか(?_?)と思ったワタシ。それにしても多額の裏金を受け取ってた下村氏にしろ、統一教会との蜜月が暴かれてえらい逃げ隠れしてる現盛山文科相にしろ、とても子供の教育によろしくない人物としか思えないのだけれど、以前よく高校の校長室を訪ねてたら歴代の文相の肖像写真(あれは文科相が各学校に配ってるんだろうか?)をずらっと飾ってる学校もあって、ドン森以下歴代アベ派の文科相も多いだけに、起訴されないだけの犯罪者も同然の人たちの写真を学校に飾っておいていいんだろうか?とか思ってる校長先生も今はいらっしゃるのかもしれません(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

おはようございます。

松井さんの皮肉効いてますね。
わたしは学校図書館司書で、こういう卑怯なマネが子供のときから嫌いですから、最近はニュースを見るとテレビに向かって怒声を発しています。

投稿者 ぱぐ : 2024年03月08日 06:10

3月8日が「国際女性デー」のようで、イタリアでは「女性のための日」Festa della Donnaとして、感謝をこめてミモザの花を贈るそうです

日本でも「女性の生き方を考える日」なのだそうです
日本は、別に、4月10日が「女性の日」としてあるようです

以前、国際婦人デーだったような気がして、
「婦人」という言い方、女性となってるんですね
「婦人」は既婚の成人女性のイメージが強く、女性問題解決の視点から広く女子、未婚の女性を含め、女性としたほうがよい
というようなことで、女性をつかうようになったらしい
というようなことが、「日本女性学習財団」というページに書いてありました

投稿者 せろり : 2024年03月09日 02:21



2024年03月08日

ポトフ

今日も寒かったのと、ここんとこお菓子の食べ過ぎ?で胃もたれ気味だったから、キャベツ人参ジャガイモ玉葱ブロッコリーにベーコンとソーセージを具材にしたこのメニューを。しかし鍋の半分くらいの量をいっきに食べてしまったので、胃を休めることには結局なりませんでした(^^ゞ
食後に見たBS-TBS報道1930では欧州情勢を特集し、マクロン仏大統領がウクライナ派兵も辞さない的な発言をしたのは案の定「もしトラ」を前提に欧州の覚悟を示したかったらしく、片やドイツは歴史的経緯を踏まえて軍事派遣に消極的な態度を取るのも当然というべきか。ロシアの軍事力は兵器の製造が限界に来ているために今年がピーク、2026年には急激に衰えるという推定数値もあるらしいので、今年、来年をウクライナが何とか持ちこたえたらプーチンに勝利させずに済む可能性が見えてくるとはいっても、それがまた「もしトラ」に関係するのは避けられないのだった(-。-;)「もしトラ」に関しては昨日も旧友のモリから電話があって、米国の友人に話を聞いたら、トランプは前回の大統領選後も任期中とほとんど変わらないペースと濃密さでず〜っとTV露出し続けていたから、人気が衰えないのは当然だという認識だったとのこと。その友人は選挙の結果を見たくないため、11月になったらすぐに米国を脱出して来日なさるそうです(-.-;)y-゜゜




2024年03月09日

野菜たっぷりカレー、アスパラガスとトマトのサラダ

カレーはポトフの味変という定番メニュー(^^ゞサラダは自家製フレンチドレッシングで食す。
食事しながら見たTBSの報道特集は、これを民放テレビ局でよくぞやった!と言えそうな震災と原発の特集で、石油漏れが深刻だった志賀原発の報道規制に象徴される相変わらずの電力会社の隠蔽体質や、今度の能登地震で壊滅的な被害を受けた珠洲市に建設されそうだった日本最大の原発が地元住民の反対運動で頓挫した経緯や、福島県女川原発の再稼働が推進される一方で同県の双葉町は事故から13年経った今も大半が帰宅困難区域に留まっていること等を地元インタビューを交えての現地取材。珠洲市の原発反対運動のリーダー的存在だったお寺の住職が地震で地殻変動を起こした海岸を指しながら「日本の原発はみんなこんな所に建ってるんだと思います。今休んでる原発をまた動かそうとしている人たちに、この実態をみてほしい」といわれたことや、双葉町の帰宅困難区域で畜産農家を営んでいた私と同い年の女性が「最初国は除染するといってましたね。それがいまだに全く手つかずです」と語り、福島に原発事故が直接の原因で死んだ人はいないじゃないかといって原発の再稼働を推進する人たちに対しては「家畜は餓死したり殺処分されて、人間は逃げだしたんですよね。私たちが逃げださないで死んでいれば、再稼働する考えは起きなかったのかなぁと思います」とまで発言されたのは原発関係者のみならず日本全体で本当に重く受け止めなくてはならないことだと思う。




2024年03月10日

おこわ弁当、焼売

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
気温はそこそこなのに強い北風が吹きつけて体感温度低めの今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なオジさんクリトンに騎乗。クリトンの好調はキープされつつも、今週は雪が降ったりして各所に水たまりが残るような重馬場のせいか、どの馬も重めだったようでクリトンも例外でなく、それでもA子先生に騎乗されていると、この馬ヤッパ競技馬だよな〜と感じさせる姿を見せられるようになってきたのは何より(*^^)v だが、馬場馬らしく復調したクリトンのハンパない反動で騎乗するのもヤッパ大変で(^_^; とにかく乗馬は常に馬にまっすぐ乗るのがキホンとはいえ、反動の大きな馬で常に人体をまっすぐキープするのがいかに大変かをご存じの方も多いだろうと思う。A子先生でさえ「いや〜クリトンが快復してきたら、こっちの腹筋が鍛え直されますね〜」とのことだから、ワタシなんかは1鞍乗っただけもうヘトヘトなのだけれど、高齢馬の健康維持をかねて今日も単独騎乗で2鞍目を何とかこなして、馬場で馬装を解いてそのまま放牧したところ「あっ、そこじゃダメー!!!」と叫ぶ間もなく馬体がゴロンとし、半身泥パック状態でアフリカの動物みたいになってしまい(-。-;)最初は泥を乾かしてブラシでこそぎ取ろうとしたものの、ブラシじゃとても埒が明かず、結局お湯で洗い流してタオルで乾かすはめに。何せお腹を冷やして疝痛になられでもしたら事なので、懸命にお腹をさすって乾かしたら、それがいいマッサージになったのか、ワタシの目の前で大量のボロを2回もしてくれたので安心してクラブを引き揚げられました(^0^;)




2024年03月11日

アサリ缶の塩焼きそば、スパラガスの胡麻和え

焼きそばは先週のQPで見た料理。さっと洗った切り干し大根を適宜に切ってフライパンに敷き並べ、あさり缶の汁だけと水少々を入れて切り干し大根が柔らかくなるまで煮て中華蒸し麺と塩を加えて火を通し、アサリの身とゴマ油を加え、仕上げに万能ネギの代わりにワタシは粗みじん切りした長ネギをトッピング。とても簡単な調理で地味な見た目のわりにおいしくできました∈^0^∋
食後に見たBS-TBS報道1930は当然ながら今日3.11に合わせた震災復興の特集だったが、とにかくパー券を買わせて土建屋と結託してた詐欺師集団みたいな政党がず〜っと政権を維持し続けてムダなものに国費を使いまくった結果、この国はもはや財政も窮乏する一方だし、復旧復興の担い手となるべき若年層も減少の一途とあって、今後もし首都圏や関西東海圏の大都市部が大震災に見舞われたら…と想像するのも恐ろしいので、ひょっとしたら行政府の官僚も余りマジに考えないようにしてるのかも?と思えるところがまた恐ろしいのであった(-。-;)ともあれ同番組では、想定される震災被害に基づいて、実際に被害が起きる前にさまざまな復興対策、たとえば整地や道路拡張といったものをしておく「事前復興」という概念の提唱が新鮮だったし、何よりも戸別の耐震化に要する費用を個人に給付するに越したことはないわけで、アホな官僚が都合よく考えるように高齢者が地震や津波でみんな一気に死んでくれるわけではないのだから、高齢化が進んだ今日ではもはや高齢者の自助を前提とした対策が、政府にも個々人にも求められる現実をお互いもっともっと認識する必要があるように思われました(-.-;)y-゜゜




2024年03月12日

豚バラとキャベツの春雨さっと煮

今日のQPで見た料理。ニンニクと生姜のみじん切りを炒めたゴマ油で豚バラ肉を炒め、そこに醤油、砂糖、豆板醤、鶏ガラスープを入れた水を加え、ざく切りしたキャベツと春雨を投じて3,4 分ほどサッと煮ただけ。春雨は戻さずに入れてOKなので、手間要らずにおいしく食べられます∈^0^∋
食後の定番BS-TBS報道1930で相変わらずの自民党政治資金問題を見てて一番ムカムカしたのは、使途明細を記載して領収書を整理するためには税理士に頼む費用がかかると渋ってる議員がいるという話で、そんなのワタシだって費用かけて頼んでるわい(`ヘ´)と思った人が他にも多かろうと思う。で、国税庁が裏金議員の脱税を摘発しないのは、ワタシが子供の頃に起きた「黒い霧事件」の際に、当時200人ほどの議員に追徴課税をしたら、議員から逆に経費をどっと計上されて還付金を巻きあげられた苦い経験がトラウマになってるようで、国会議員は昔からいかにしたたかに自分の利益を確保しようとする連中かわかるというものだった。とにかく現自民党政権は何しろ国が借金だらけで国費も乏しいから政策も朝三暮四的ないい加減なものでしかないし、議員が揃いも揃って自己利益の追求に勤しんでいるのが見え見えだから、ここらで政権交代して議員特権を厳しく査定する法改正だけでもやる意味はあるように思うのだけれど、政権交代の要となる野党共闘を仕組める剛腕政治家の不在が問われるところで、今さらオザワ君というわけにもいかないのが困ったもんでしょうか(-.-;)y-゜゜




2024年03月13日

筑前煮

レシピは不要だろうが、一応今日の食材は鶏もも肉、レンコン、ニンジン、干し椎茸、コンニャク、冷蔵庫に残ってた長ネギです(^^ゞ
食後に見たBS-TBS報道1930は近ごろ何かとヤバそうな中国問題を特集。果たして習近平体制がいつまで続くのかは世界中が気にしてるところだが、現体制が経済成長よりも国家の安全を重視して国内の締めつけを強くする一方では、外資が逃げだして経済回復が遠のくのは理の当然というべきか。経済に明るかった李克強前首相が昨年逝去して復活の目がなくなったことは、中国経済の復活の目もなくなったかのように見えたので、中国社会の不満の高まりと不安定感が増して余計に締めつけが強くなっているのかもしれない。ともあれ怖いのはプーチン体制のロシアみたいに、経済の落ち込みによる国内の不満エネルギーを外に向けるべく台湾への軍事侵攻という手に出られることだが、現段階ではさすがにそれをして米国を始めとする西側諸国と全面対決をするほど習近平がアホとは思えないのだけれど、あらゆる時代のあらゆる国で中央政府が軍事にどこまでグリップが利くかは不透明なだけに、突発的な軍事衝突が起きる懸念がまるでないとはいえず、そういう時に日本全体がアグレッシブな右派連中の大きな声に引きずられることことがないように、今から心すべきかもしれません(-.-;)y-゜゜




2024年03月14日

牛肉とセロリの甜麺醤炒め

近所のマルエツで珍しいほどきれいなセロリがお買い得だったので、同店で配布してるパンフレットのレシピ通りに作ってみた。塩胡椒した牛肉に薄力粉をまぶしてゴマ油で炒め、火が通ったらニンニクと生姜のみじん切りを炒め合わせ、さらに斜め切りしたセロリと舞茸を加えて蒸し炒めしてから甜麺醤、酒、醤油で調味。
食後に見たBS-TBS報道1930はキシダ内閣がついに支持率2割を切った段階で政権交代の可能性を特集。まずは来月行われる衆議院補選の地元で自民党支持者のインタビューを聞いて、地元の若い人たちは、ああ、こういうオジイサンたちとは関わりたくないな〜という気持ち地方を離れるのかも?同様の気持ちが今後は若者全体に及んで日本にバイバイさせちゃうのかも?と思われたのでした(-。-;)


コメント(1)

今朝子先生推しの河崎秋子さんが直木賞を受賞されたのを機に「ともぐい」を読みました。物語へ引き込む力の凄さに圧倒され、「肉弾」「土に贖う」「鯨の岬」と一気に読み、今「鳩護」を読んでいます。息の詰まりそうな他の作品と異なり「鳩護」は軽めの文章で雰囲気が違うな、と思っていましたが、昨日北海道新聞のオンラインイベント「河崎秋子さん『ともぐい』までの歩みを聞く」に参加して納得がいきました。勝手に描いていたイメージは、無口で聞かれたらボソッと答える、的なものでしたが、いきなりトークの軽やかさにびっくり。ほとんどピン芸人の喋りのようで、司会と解説の男性お二人も爆笑するほど。ご本人も仰っていたように、そうでもしないと重たいテーマに取り組むのみでは精神のバランスが取れないのでしょう。遠藤周作も狐狸庵先生シリーズでバランスを取っていると言っていたな、と思い出しました。河崎さんのお話を聞いていて、小さな子供であっても自分で自分の命を守らなければならない環境で育つと、命との向き合い方が自分とはずいぶん違うと感じました。命と向き合う覚悟が自らの内に育っている、というか。
今後も新作を楽しみにします。

投稿者 マロン : 2024年03月15日 11:49



2024年03月15日

厚揚げと小松菜のバター醤油炒め

今日のQPで見た料理。バターでベーコンとニンニクスライスを炒めてから厚揚げをじっくり炒め合わせ、さらに小松菜を加えて仕上げに醤油を回しかけただけ。めちゃシンプルな調理のわりに意外と美味しく食べられます∈^0^∋
けさ見たワールドニュースでは各局がロシアの大統領選を報じていたが、ワタシがちょっと注目したのはフランス2のマクロン仏大統領独占インタビューだ。これはいうまでもなく先日NATO軍のウクライナ派兵も辞さない的な発言をしたことの弁明であり、要はプーチンを絶対に勝たしてはならない!という欧州の盟主を自認する人のアグレッシブな心意気がビンビン伝わるものだったのだけれど、これで欧州全体が対露戦争に巻き込まれるものではないと信じたいところである。何しろロシアの見方に立てばヒトラーにしろナポレオンにしろ常に欧州のほうから攻めて来て、それを自分たちは撃退したという歴史的な印象から、NATO軍がへたに動くとロシア国内の結束力が強まり却ってプーチンの思うツボ的な展開で戦争が長期化し、結果、第3次世界大戦まっしぐらが非常に懸念されるのだった。晩ご飯後に見たBS-TBS報道1930もロシアの情勢を分析していて、停戦すると大量の帰還兵によって国内の混乱が激しくなるため、プーチンは決して停戦せずに自らの権力維持のため戦争をず〜っと継続するであろうとの見方が示されてもうウンザリで(-。-;)ああ、誰か殺してくれないかなぁと思われるのみでした(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

ゴルゴ13にでも頼みますか?
(ブラック過ぎて笑えませんね)

投稿者 ぱぐ : 2024年03月15日 21:54



2024年03月16日

みそ肉じゃが

肉じゃがの醤油を味噌に代えただけなのでレシピは不要かと(^^ゞ
食事中に見た今日のTBS報道特集は安楽死がテーマで、この問題に関しては先だってフランスの憲法が妊娠中絶を公認した直後にマクロン大統領が安楽死の合法化についても検討すべき旨の発言をしたのが強い印象で残っていて、尊厳死が自殺に当たるかどうかもキリスト教国では判断が微妙なところだと思うのだけれど、自殺に宗教的な歯止めがかかりにくい日本だと、なおさら選択されやすい懸念もありそうだ。ともあれ現段階だと日本では安楽死が公認されないため、スイスに渡航して実行する日本人が多いとは聞いていたものの、実際にその現場を撮った映像がTVで流れたのはいささか衝撃的だった。難病を患った女性が自分の意志で最期を迎える映像であり、しかもその難病はわたしの母が患っていたパーキンソン病で、母よりずっと元気で今のわたしより若い女性が安楽死を望み、スイスでそれが容認されて実行に移されたのはそら恐ろしいような気もしたのである。ともあれ今回の特集では難病患者に限定したかたちでの安楽死是非論だったが、今後は高齢者の尊厳死として選択される可能性も世界中で強まっている気がしないでもない。それは異常なまでの医療科学の進歩によって、昔のような自然死が許されなくなってきた現実と不可分ではないのだろう。多くがそれを望みながら自然死を遂げるのは今や僥倖といってもよさそうな現実をどう考えるべきかは人間社会で今後の大きな課題といえそうである(-.-;)y-゜゜




2024年03月17日

鮨、和総菜セット

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
早くも春ホンバンといいたいような気温と穏やかな天候に恵まれた今週末も埼玉県下の馬場でオランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。
今週1鞍目のクリトンは乗り心地が全盛期みたいにフワフワしてきたし、3種の歩様それぞれの動きもよく、これは馬体のほぐれやすい気温だったせいもあるとはいえ、インストラクターのA子先生と互いに「ホント良かったですね〜」「ちょっと前までは、ここまで来るとはとても思えませんでしたよね〜」と言い合ったのである。高齢インストラクターのK先生も「久々にクリトンの動き見てビックリしちゃった。今度はこんなに快復するとはとても思えなかったもんね」と仰言ったくらいで、立ち上がりは先生の騎乗を見てても自分が騎乗しても相変わらず跛行感がつきまとうものの、しばらく乗り続けていると馬体のバランスが取れてくるのか歩様が良くなって動きに迫力が増すので、とにかく馬も人間と同じく年取ってからでもしっかり運動して筋肉をつけようと思えばつけられるのでした(*^^)vというわけでもっとワタシも筋トレしないと単独騎乗ではクリトンの馬力に負けちゃいそうだし、クリトンのほうも体調がよくなってきた途端に、放牧したら以前と同じ幼稚なはしゃぎモードでバッと走りだしちゃう始末だから困ったもんなのである(^0^;)それにしても馬は草だけ食べてて何故あんな筋肉質のカラダを維持できるのかフシギですよね〜というような話を今日は厩務員のSさんとしてから早々に帰宅したのは、あした人間ドックを受診するため晩ご飯を早めに済ませないといけなかったからで、コロナで4年間も受診しなかった人間ドックだけに、馬にもまして自身の高齢化による体調の変化がいささか気になるところであります(-.-;)y-゜゜




2024年03月18日

野菜のテリーヌ、タコと新ジャガとカラスミのカルパッチョ、菜の花とアサリのスパゲティ、イチジクとリコッタチーズのラビオリほか

今日は早朝から北参道のクリニックで人間ドックを受診し、旧友のモリと近くのイタ飯「トラットリア・フィラーレ」で遅めのランチしてからクリニックに戻って検査結果の概要を先生から伺って帰宅した次第。ランチをたっぷり食べたので、晩ご飯は常備菜とお茶漬けで済ませました(^^ゞ
4年ぶりの人間ドックとあって、体調はそんなに悪い感じじゃないけど、数値的には一体どんなもんだろう?といささか懸念してたのだけれど、コレステロール値と血糖値が以前より上昇しているくらいで健康的には全く問題ないとのこと。一番心配して事前にその旨を伝えておいた腎臓結石も、今回は超音波画像に全く映らなかったそうで「これはベテランの先生に診てもらったので安心してください」と総合診断の先生にいわれてホッとひと息。腎臓結石によくないといわれている食品をこの間なるべく取らないようにしていて、うちで飲むお茶を止めて麦茶にしたり、コーヒーには必ずミルクを入れるようにするなど気をつけた甲斐があったのかもしれず、今回は先生になるべく酸っぱいものを食べるようにしたほうがいいとアドバイスされたのも今後に活かしたいものである。コレステロール値の上昇はコーヒーに必ずミルクを入れるようになったことと関連している可能性もあるといわれ「そういうのはホントに痛し痒しなんですよね」と先生。血糖値の上昇はあきらかにこの間のお菓子の食べ過ぎだと自覚されるので、何事も数値にしっかり反映されるってコワイけど効き目あるよな〜と思われたのでしたσ(^◇^;)


コメント(2)

良い結果で何よりでした。
還暦まであと2年の私は過去最高体重を減らさないと気に入りの巻きスカートが履けません^^;。

投稿者 ぱぐ : 2024年03月18日 19:45

腎臓結石が消失?
先生の強力な自制心の結果ですね。

投稿者 小山雅子 : 2024年03月18日 23:51



2024年03月19日

塩もみ大根と鶏肉の炒めもの

今日のQPで見た料理。干しエビを炒めた油で細切りにした鶏胸肉と、細い棒切りして塩で揉んで水分をしっかり除いた大根と、縦薄切りにした玉ネギを炒め合わせて、酒ナンプラー砂糖の合わせ調味料を加えて仕上げるだけ。見た目地味でもけっこう美味しく食べられました∈^0^∋
アベ黒田体制でず〜っと続いて来た異次元緩和という異常な経済政策にやっと終止符が打たれた今日は、即後に見た BS-TBS報道1930 でも当然ながらその特集を。住宅ローンもなく莫大な預貯金もないワタシには直接関係がない話だったが、ゼロ金利が常態化していた若い世代の人たちにこれからの金利ある社会に臨む心構えを説くような内容で、いわゆるゾンビ企業の退場も人手不足の今日なら失業者の増加にはつながらない見通しが期待もできるのだった。それにしても金利のない社会を当たり前に思って育った人たちにとっては、ワタシが若い頃はまだ年金に頼らなくても年金並の定期金利を銀行から受け取って生活を成り立たせていたお年寄りも多かったという話はちょっと信じがたいかもしれない。当時ワタシ自身は人間が年を取ったら銀行の利息で生活するんだと思い込んでいて、お小遣いを貯めたらせっせと銀行に預けていたことを想い出すと、文字通り隔世の感があると申さざるを得ません(-.-;)y-゜゜




2024年03月20日

魚介のプレート、イベリコ豚とポテトのロースト、ピッツァマルゲリータほか

今夜はMLB開幕TV観戦のご多分に洩れて(^^ゞ池袋の東京芸術劇場で「リア王」を観る前に翻訳家の松岡和子さん、旧クラブの馬トモSさんとご一緒に近くの「ブルーオーシャングリル」で食事。観劇後も近くで軽く食べて帰宅が遅くなったので、芝居の話は明日書きます(*^^)v




2024年03月21日

ショーン・ホームズ版「リア王」

昨夜東京芸術劇場で観たショーン・ホームズ演出の「リア王」について翻訳家の松岡和子さんから「今回は反応が真っ二つというか、賛否両論なのよね」と事前に聞かされていたのだけれど、実際に観てさもありなんと思いながら、この劇に関して何かと考えさせられたものである。わたしが中学生の時に初めて観た舞台は芥川比呂志主演の新劇バージョンで、次に観て印象深いのは蜷川初演出・市川染五郎(現・白鸚)主演だが、他にもいろいろと観た記憶があるから、これは日本で非常にポピュラーなシェイクスピア劇であり、黒澤映画の「乱」にもなったくらいにストーリーが浸透している作品だと思われる。で、老いた王が娘に背かれて流浪するこのドラマを、日本ではいわゆる貴種流離の芝居と認識して好んできた傾向が強いような気がするため、今回主演の段田安則はおよそ「貴種」がニンに合わない俳優なのが当初は強く懸念されたのだけれど、今回の「リア王」で私はそれがいかに一面的な認識に過ぎないかを気づかされたように思う。今回は無機的なオフィスのような舞台装置で劇中にやりとりされる書状もOHP画像で映しだされたりと、衣裳も含め敢えてチープな現代化が図られているため、そこに登場するリア王もまるで韓ドラに出てくるような同族経営企業の社長然として、古典悲劇を担うべき貴種には全く見えてこない。従ってその種の純然たる古典悲劇を期待する向きは落胆されるだろうし、前半はことに現代化の陳腐さのみが目につきやすいが、代わりに後半は俄然この作品の不条理劇的な側面に光が当たって本当の意味での現代性が強く滲み出てくるのだ。前半は曖昧に感じさせる段田のセリフも後半では実に明瞭に普遍的な意味を持つコトバとして聞こえ、リアを単なる古典悲劇の主人公では終わらせない力を発揮する。今回はまた長女ゴネリルを江口のりこ、次女リーガンを田畑智子というクセ強のキャスティングにして姉妹のキャラの違いを際立たせることで、姉妹が殺し合う後半の不条理な展開にリアリティを感じさせて現代の人類社会における家族制の崩壊をも暗示させる効果を持った。ところでこの作品を従来通り貴種流離の古典悲劇と見た時は、その貴種を演じるにふさわしい俳優が現代だとなかなか見つからないもんだが、そもそも昔のような「貴種」という存在を感じさせる人物が今や現実でもなかなか見当たらない気がして、本場でも「チャールズ、はあ?」てな感じではなかろうかと思うにつけても、今回の「リア王」は人類社会が大いに変容した現代に古典劇を上演する方法の好例として評価すべきなのかもしれない。




2024年03月22日

茄子のトマトミートスパゲティ

トマトミートソースはオーソドックスな作り方なのでレシピは不要かと思うが、輪切りした茄子をオリーブ油でソテーし塩をぱらっと振ってトッピングするのは、渋谷に昔あった喫茶店「マックスロード」の真似っこです(^^ゞ
国内ニュースはこのところオオタニサンで持ちきりな感じだが、けさのワールドニュースでわたしが注目したのはドイツZDFが意外に大きく取りあげた現在ブリュッセルで開催中の原発サミットなるものだ。原発の再興に躍起なマクロン仏大統領が世界35カ国の原発推進国に声をかけた形のようで、今回は中米も参加とのこと。果たして日本が招かれたのかどうかは知らないままニュースを見てたが、欧州ではドイツ、オーストリア、デンマークを除いたどの国も原発容認体制らしく、EUの議長も地球温暖化対策のクリーンエネルギーとしてひとまず推奨している。ただし技術の問題で建設費が当初予算の4倍にも膨れあがった例もあって、要は太陽光や風力といった再生エネルギーに比べてコスパが悪すぎだし、安全確保で建設から稼働に至るまでが長期化しており、当面の地球温暖化対策としてはゼンゼン間に合わないため、環境保護活動家らはブリュッセルでおとぎ話だと揶揄しているという、当然ながら原発廃止に舵を切ったドイツの局らしい冷ややかな報道でした(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

能登半島地震では、志賀原発が長年停止してたことで、大惨事を免れたようで、なんだかすれすれで恐ろしいです。
そして、復興がなかなか進まないことに困り果て、取材のたびに、岸田首相や馳知事への不満をいっぱい言ってるのに、すべて編集でカットされてしまって、報道にも不満がいっぱいのようです。
何とかできないものか。

さて、3月歌舞伎座、仁左衛門さんの『御浜御殿綱豊卿』すごくよかったです。
仁左衛門さんのセリフって、なんであんないいんだろう
大詰の能装束も美しかったぁ!
本来のお能の『望月』は、観世流吉田篤史さんのブログとか、東京新聞の記事にあるように、赤頭に金扇を二枚重ね、間に舌にみたてた赤い袋のようなものを入れて獅子の口とし、赤い覆面をしてます
https://www.tokyo-np.co.jp/article/109992

仁左衛門さんのは、獅子の口を表す重ねた扇の間に、何やら煌めくようなのを散りばめて、赤い舌は奥になっていて、何というか白い頭にティアラしてるようで、全然別もの!
他の役者さんが演じる時は、能リスペクトなのか赤頭のようだから、この全体的に白っぽいのは、仁左衛門さんの好みなのかな
確かに、この方が仁左衛門さんに、とても似合ってると思います
そして、お能の赤頭から、ここまで変えちゃう松竹衣装のデザイン力ってすごい!
お仕事、楽しそうだなぁ
ほんとに、いつもながら松竹衣装、素晴らしい!

投稿者 せろり : 2024年03月26日 14:33



2024年03月23日

豚の味噌漬け焼き

こないだのQPで見た料理。表面に切れ目を入れたトンカツ用のロース肉を味噌、砂糖、味醂、おろしニンニク、ゴマ油を混ぜた味噌床に1時間以上漬け込んでからフライパンを両面を2分ずつ焼いて後は余熱で火を通す。付け野菜はわたしがよく作る春キャベツと塩昆布のナムルで、レンチンしたキャベツに切り塩昆布とゴマ油を混ぜ込むだけ。
今日ちょっとビックリしたニュースはモスクワ郊外のコンサートホールで起きた銃乱射テロで、これがウクライナ関連でなく、イスラム国の犯行声明が出たことに驚かされたのである。今や世界が混沌として対立軸さえ不鮮明な恐ろしさを感じないわけにはいかないが、夕食時に見たTBS報道特集ではこのニュースの直後に自民党のパーティ問題を特集したので、こんなズレてる連中が政権を取ってて何とかなってる国はホント平和で良かったよね〜と言うしかなさそうに思われたのだった。それにしてもアベクズ筆頭のセコーが配ったクッキーとして画像までバッチリ映しだされた村上開新堂はいい迷惑で、あんな男がお遣い物にしてると一般に知られたら、今後どなたかに差しあげるのを遠慮しちゃう人だって出て来るかもね〜と思われたのでした(-.-;)y-゜゜




2024年03月24日

鮨、鶏の天ぷら

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
寒の戻りが続いているわりに昼間は気温が上昇して風もない穏やかな乗馬日和だった今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。朝は冷え込みが強かったので馬体の状態が心配されるも、クリトンは好調を維持し続けてトモ(後肢)の踏み込みがしっかりした上質の走行を示し、乗り始めに跛行するクセもなくなっていて、2鞍目の単独騎乗でも速歩で横木2本をクリアできるようになったから、これはもう完全復調といっていいかもでした(*^^)v ただ復調してヤル気満々なのはいいけれど、しかしそうなったらそうなったでヤンチャぶりも復活したのは戴けず、レッスン前に放牧しようとしたら、馬場に入らずいきなり通路をバッと走りだして、追いかけたらクラブハウスの方向に逃走する始末(-_-;) おまけに悪ふざけもし始めて、こっちがスキを見せると腕をちくっと甘噛みしてすぐに顔を背ける知らんぷりや、頭をやたらすり寄せるので掻いてほしいのかしら?とこっちが近づいた途端に鼻先でドンと突いてよろけさせるといった悪さをする。「この馬アタマいいんだか悪いんだか困ったもんですよね〜」とA子先生もおっしゃるし、馬はアタマ良くても所詮は人間の5歳児レベルらしいので、やることがバカバカしいのは当然としても「今年はもう23歳になるおじいちゃん馬なのに、相変わらずこんな幼稚なことをする馬いますかねえ…」とワタシは疲れ切った声で先生に問いかけたのでした(-.-;)y-゜゜写真は換毛期で冬毛がごそっと抜けてる重種馬のリラ嬢です。


コメント(1)

 クリトン可愛すぎます!
本当に天性のやんちゃ坊主さんですね。
ずーっと元気でいてほしいです。

投稿者 はっち : 2024年03月25日 17:55



2024年03月25日

ネギすき焼き

週末に乗馬クラブで栽培している有機野菜の下仁田ネギを頂戴したので、牛肉とシラタキと麩と合わせてすき焼き風に。ネギは青い部分も柔らかく甘みがあって美味しく戴けました∈^0^∋
けさのワールドニュースは当然ながら欧州各局がモスクワ郊外のテロ事件を大きく取りあげた。犯行声明を出したIS=イスラム国がロシア市民を攻撃した理由について、BBCはシリアの内戦で政権側に加担したロシア軍がISに大打撃を与えたことや、アフガニスタンでもロシア軍とISの衝突が見られたこと、ロシア国内でISの取り締まりが厳しくなってること等々ほかにも両者が争う点はさまざまあるという解説だった。フランス2はウクライナ国境近くで拘束された容疑者がロシアの警官に拷問されたり、耳を切られたり、誰かに金をもらって指図通りに動いたというニセ?供述をさせられている映像を生々しく流し、ドイツZDFは現地の追悼式に集まった人びとのインタビューを伝えた上で、ISの活動はドイツ国内でも非常に懸念されていることを強調していた。非常に多くの犠牲者が出たことには本当に痛ましいとしかいいようがないにもかかわらず、今回もハマスがイスラエルを襲撃した時と同じく、やはり最悪の人物を国のトップに据えて長く留まらせていることの代償が市民にもたらされた、というふうに私が感じざるを得ないのは、第2次大戦で無辜の市民に夥しい数の犠牲者を出してしまった国に生まれたからなのかもしれません。




2024年03月26日

ゴジラー1.0

今日は原稿が思いのほか早めに仕上がったので、午後から近場の映画館へゴジラを観に出かけたワタシ(^^ゞそもそもリクガメをペットにしてることでも想像がつくように、子供の頃は可動式のプラモデルを組み立てて遊んでた根っからのゴジラ大好き人間で、オトナになっても東宝が久々にゴジラ映画を復活させた1980年代に、当時朝日放送が発行した関西版「ぴあ」の前身ともいうべき「Q」という情報誌でデスクを務めていたワタシは同誌でゴジラ特集を組んで、ゴジラの生みの親である本多猪四郎監督とお目にかかってインタビューまでしちゃったくらいなのである。その時に東宝側の窓口を意外なほど熱心に務めてくれた宣伝部の島谷という青年が同年輩の京大出身者だったので話がえらく合って、なかなかのキレ者だと思っていたら、向こうはあれよあれよという間に出世して東宝の社長になり、現在は会長だから、つくづく人間年を取るもんだな〜と思わざるを得ません(^_^;)
ともあれ、そんなわけでゴジラの今作品も早く観るつもりだったのに、この種の映画を必ず誘ってくださるPメディアの三村さんは、信頼している評論家が貶していたから観ないとおっしゃったので、急にワタシも気が削がれてしまい、そうこうするうちアカデミー賞受賞で余計に見づらくなっていたのだけれど、今日ようやく重い腰を上げた次第。で、既にご覧になった方やこれからという方も多いだろうし、マスコミの評判をもうたっぷり耳に入れてらっしゃるだろうから、ここでは敢えて詳しく触れないが、キャストも含めてバジェットが明らかに低く抑えられた作品のわりに、やはりCG特撮はみごとだし、映画としての見応えも十分あった。全体に「シン・ゴジラ」のようなバカバカしさはなく、ひたすら重いタッチの映像で推移し、だれしも原爆を想起せずにはいられない映像もあって、ゴジラはただただ不条理に怖いばかりだから苦手な人もあるかもしれない。ただストーリーの締めくくりも含めていかにも戦後の話らしいと感じさせながら、いささか上滑りな印象を与えるのは、スタッフもキャストもおよそ戦後を知らない世代なのだから仕方がないというべきか。キャスティングが朝ドラと丸かぶりなのも、ラストが甘すぎるように見えた原因かもしれない。
ところで一つ気になったのは、ゴジラが銀座を襲った際に逃げ惑う群衆の中で呆然と立ち尽くす男性があきらかに橋爪功に見えたことで、その後は全く画面に現れないし、エンドロールに目を凝らしてもその名前を発見できなかったので、単にワタシの目の錯覚だったのか、あるいはそれが既にいたずらな事実として話題になっていたりするのか、寡聞にして存じませんので、どなたか教えて下されば幸いです(^^)/


コメント(3)

かなりの人が橋本功さんを銀座の群衆の中に見つけています
それがイタズラかどうかまでは分かりません

投稿者 真砂 : 2024年03月26日 22:42

橋爪さんはゴジラのファンで、是非映画にも出たいと思っていらしたらしく、「既に殆ど撮り切っている時期にたまたま遭遇した山崎監督に強制してのエキストラとしての出演」だそうです。

投稿者 メタリング : 2024年03月27日 21:10

真砂さま、メタリングさま、教えて戴いてありがとうございます!目の錯覚じゃなかったとわかってホッと致しましたσ(^◇^;)

投稿者 今朝子 : 2024年03月27日 21:23



2024年03月27日

天ぷら定食

元ミセス副編の福光さんと駅ソバの店で食事。福光さんはよんどころない事情で今年のお花見女子会に参加できないからというので、久々に今日お目にかかって四方山話を。本当に今の世の中いろんな意味で先のことはだれもわからないよね〜という文脈から、このところマスコミを席巻している大谷選手の騒動にも及んで互いに何かと話し合ったのでした(-.-;)y-゜゜




2024年03月28日

新玉ネギの冷製スープ、ホタルイカのソテー、石鯛のポアレ、仔羊のリゾット、牛ステーキ、菜の花と蛤のパスタ他

文春の八馬さん、柘植氏と大宮東口側のイタリアン「ソラティオ」で会食。大宮のイタ飯といえばリストランテ・オガワが名店だが、近くにあるここも素材を吟味して調理してあるなかなかオイシイ店でした∈^0^∋
今日は「オール読物」で連載した近松門左衛門を主人公とする時代小説「一場の夢と消え」の連載打ち上げと単行本化の打ち合わせを兼ねた会食で、お二人のご感想を伺いつつ入出稿スケジュールや装幀等について話し合ったのだが、作者を主人公にした場合、その作品が優れていることを示すのは非常に難しく、何よりも文章が優れていたということが、かりに原文を載せたところで現代人の多くは理解不能だろうし、というような話から、お二人が英語科と英米文学科の出身だったので勢いシェイクスピアの話にもなって、柘植氏は授業で「ハムレット」の原文を読まされてストーリーさえさっぱり理解できなかったので、蜷川演出の舞台を観に行ってようやく「こんなに面白い話だったのか!!と思ったんですよ」とのこと。片や八馬さんはたまたま同じクラスにシェイクスピアの翻訳家としても有名な演出家福田恆存のお孫さんがいたというような話を伺ったのでした。


コメント(1)

朝方早くにおはようございます。
ここしばらく早朝覚醒が続いていて、こんな時間に目が覚めてしまうのです。

古典が好きで国文科に進んだので、声に出さないとしっくり来ませんが、近松の文章の良さはわかりますよ。

高校生のときに学校で、曽根崎心中を栗崎碧さんという監督の記録映画で見せられたのですが、有名な道行文のところにうっとりしました。まだ本物の文楽では見た(聴いた)ことはありませんが。

投稿者 ぱぐ : 2024年04月01日 04:22



2024年03月29日

春キャベツと豚しゃぶの梅蒸し

昨日のQP料理。芯ごと1㎝幅の薄切りにした春キャベツをフライパンに敷き並べ、新玉ネギの薄切りと、ちぎった梅干しを載せ酒を回しかけて4分ほど火を通し、さらに軽く塩を振った豚しゃぶ肉をトッピングして3分以上蒸して仕上げるだけ。とてもカンタンな調理でおいしく食べられるし、後片づけもラクなのでお忙しい方にオススメ!
けさのワールドニュースでは、オーストラリアABCがイスラエルに対する国連の即時停戦決議が今のところ全く効力がなくラファ侵攻が着々と進みつつある現状を指摘した上で、イスラエルと米国の両国間に完全な亀裂が生じたのを物語るものとして、オースティン米国防相の発言を取りあげたのが印象に残った。とにかく民間人の殺戮が尋常でないガザの状況を国防相までが「ヒューマン・カタストロフィ」という強い言葉で非難しながらも、現在アメリカはまだ38億ドルもの軍事支援をイスラエルに行っているのだから本来ならプーチンや習近平を腐すことは全くできないはずだ。今回は国連の決議で辛うじて拒否権を発動せず棄権に留まったものの、それよりは軍事支援を即時打ち切ると脅しをかけたほうがてっとり早そうだけれど、ぐずぐずしているうちに取り返しのつかないことにどんどんなりそうな感じはウクライナの時と同様なのかもしれない。考えてみれば昔から口先でいくら人道的なことを唱えても、ベトナム戦争にしろイラク戦争にしろ、それ以前の原爆投下に遡ってもおよそ人道に反する行為と決して無縁ではない大国だけに、極悪非道なネタニヤフはそこらへんを見透かして米国のいうことを聞かなくなってるのかも…と思われました(-.-;)y-゜゜




2024年03月30日

精進そば、焼売

そばは前にQPで見た料理。細切りした油揚げをゴマ油でじっくり炒め、斜め乱切りしたアスパラガスと舞茸を炒め合わせて、乾麺と自家製の出汁で作った汁そばにトッピング。焼売は市販品をゲットしました(^^ゞ
食事しながら見たTBS報道特集は、衆院選不出馬宣言で身の保全を図ったしたたかな85歳、二階ジイサンの政治資金使途3500万円分が書籍購入費に充当されていた件について検証。このジイサンがモットーにしているらしいGNPなるものが「義理と人情とプレゼント」だという話には思わず笑ってしまいました(^0^;)TV業界の4月改編で、この番組のキャスター膳場さんが関口宏の後任としてサンモニに異動するため、今日の出演が最後となったが、花のある女性キャスターにして体制に阿らない硬派の一面を維持し、金平氏の後任をしっかり務められたのは何よりでした。
下段の写真は冬眠から今日ようやく目覚めた途端にダンナが妻を噛んでDVしまくるわが家のカメ夫婦であります(-.-;)y-゜゜





2024年03月31日

おこわ弁当、焼き餃子、イカのマリネ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今週末は2月からいっきに5月になったみたいな気温の急上昇で、グズグズしてたら繁殖シーズンが終わっちゃう!!とばかりに雉子がケンケン、鶯がホーホケキョと鳴きまくる埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。今週末はまた装蹄明けの初レッスンとあって、クリトンが馬体のバランスを巧く取れるかどうかも心配されたが、案じたよりも軽快な走行を示してくれたのは何よりでした(*^^)v ただレッスン後半になると疲れてくるのか左後肢の動きが鈍くなって引きずるような感じになり、右手前を拒否りだすので本格的な快復にはまだ至ってないのだろう。単独騎乗の時も同様で、左手前の速歩はかなりの反動とスピードで振り落とさんばかりに激走してくれたのに、右手前は拒否られて一度無理やり行かしたら跛行ぎみになってしまい、その後は絶対に行こうとしなかったからやはりまだ少し馬体に問題がありそうである。ともあれ一時のことを思ったら大変な復調ぶりだし、来週は馬の歯医者さんとご一緒にミノワ先生も来厩されるので、今後のことをまた伺うつもりであります。とにかく今週は気温の激変が馬体にも人間にも応えそうに思われたものの、クリトンも他の馬も意外と好調な走行を示していて、ただし馬たちは皆まだ完全に換毛した状態でなく冬毛のコートを着たまんまだからして、クリトンはしっかり汗をかいたので丸洗いしてやりました(^^ゞ写真は冬毛のロングコートをまだ脱ぎきれないポニーの親子で、背景の白い花はスモモです。