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2024年02月23日

カリフラワーと生ハムのグラタン

昨日のQPで見た料理。小房に分けて薄切りにしたカリフラワーと短く切って縦4つ割りにした長ネギをオリーブ油で炒め合わせて塩と白ワインを振って蒸し炒めにし、バターを溶かし込んで薄力粉をダマにならないように混ぜ込んで牛乳を注ぎ練ってから生ハムを加え、これを耐熱容器に入れてピザ用チーズをトッピングしてオーブントースターで火を通す。牛乳は電子レンジで温めてから加えること。
昨夜は帰宅後にお茶の阪本先生から久々に電話があっていろいろとお話を。興味深く伺ったのは先生の東京のお住まいが都市開発の対象になって、付近のビルと併せて高層ビル化されるために、建築期間の5,6年は引っ越しを余儀なくされ、それらの諸費用はもちろんデベロッパーの負担になるそうだが「5,6年ていわれても、6年はしっかりかかりそうやと思てんねん」とのこと。それでも6年で出来たらまだいいほうではないかと思うくらいで、何しろ昨今は資材高騰や人材不足による建築難ともいえる状況だけに、限界老朽化のマンションでも建て替え工事のできないケースが多々あろうかと思われるのだった。それにしても「国立劇場の建て替えは一体どうなったんでしょうね?」という話にもなったので、今日ネットで調べてみたら、ちょうど一週間前に日本記者クラブで行われた建て替え問題に関する伝統芸能実演家の記者会見が一部始終YouTubeにUPされていたので、今夜の食後にじっくりと視聴した次第。歌舞伎の中村時蔵、文楽の吉田玉男、邦楽の都一中、萩岡松韻、舞踊家の井上八千代、吾妻徳穂、尾上墨雪といった錚々たるメンバーがそれぞれ意外なほど能弁を発揮して、国立劇場が現在喪われていることの窮状を真剣に訴えるかたちの会見なので、ご興味のある方は視聴なさるとよいのではなかろうか。問題はこれらのメンバーを全く知らない方のほうが現代の日本ではメジャーなのかもしれないということで、国立劇場の建て替えが難航しているのは露骨にいって要はお金の問題だし、事は国家予算に関わるだけに、日本の古典芸能が置かれた現状は、国立劇場の再建が危ぶまれる事態に象徴されているようにも思えるのだった。つまるところ再建不可となればすなわち古典芸能の消滅を意味することにもなりかねないのであるが、日本の国自体が消滅しかねない未来まで見えちゃってる今、この問題はいろんなことを考えさせられてしまうのでした(-.-;)y-゜゜


コメント (1)


こんばんは。
連休中に大阪に来ております。
ここの文楽劇場だの住友純友が寄贈した府立中之島図書館を潰そうとしたのが前の府知事だったなと思い出しました。

潰すだけが取り柄の人なんて要らないと思うのですが、維新というのは変わらず支持を得ていますね。どうしてなのか、大阪にいる間に感じ取れるかやってみるつもりです。

投稿者 ぱぐ : 2024年02月23日 21:48

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