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2024年01月27日

立川談春40周年記念独演会

今夜は元ミセス副編の福光さんと有楽町の朝日ホールで談春の独演会を鑑賞。演題は写メのUPでおわかり戴けるかと思うが、前座噺の「十徳」までご本人が務めて、途中15分の休憩だけで終始出づっぱりの大奮闘。これを昼夜2回興行する体力気力もさることながら、談志譲りの古典落語をオーソドックスに演じてしかも面白く聞かせた点で40周年にふさわしい独演会だったといえる。一番目の時代物に相当する「白井権八」は歌舞伎でお馴染みの白井権八と幡随院長兵衛との出会い直前の様相を活劇風に演じるネタで、権八の素早い太刀捌きの表現に談春ならではのおかしみが感じられた。二番目の世話物に当たる「包丁」は談志が自分より巧いと褒めたほどの談春の得意ネタとはいえ、ご本人が前ふりでしつこくその懸念を伝えたように、パワハラセクハラやポリコレやコンプライアンスが非常に問題視される現代においては絶対にイカンでしょ!!な内容である。何せ女のヒモになってる男がその女に飽きて若い女に乗り換えたいために、女に不倫をさせて現場を押さえた上で、女と別れるばかりかフーゾクに売って金にするというとんでもない悪事を発想。その片棒を担がせられた男の友だちが酔いに任せて女に言い寄るまでが前半で、後半は彼が女に悪事を何もかもぶちまけて女に味方することになるが、後半の女と友だちのキレ方が実に面白かった。何よりも粋な芸事の師匠でありながら意外にも堅気で純な心の持ち主という女の造形に真実味を持たせて、現代の女性が聴いても嫌みなところを感じさせない談春の芸に改めて脱帽でした。


コメント (1)


今朝子さま
私の今年の目標は、思っていることをちゃんと言葉にして伝えたいということです
私は、どういうわけか
他の人よりも、理不尽なことに遭遇し易いように思います
だって、
去年、新橋演舞場の熱海五郎劇団のを見に行った時、空腹でお腹がぐーぐーなり続けているアラフォー女性二人と隣り合わせになるなんて、なかなか無い体験と思います
しかも
2人は休憩時間になっても、食事にも行かず、お弁当を食べるでもなくしゃべり続けている
しかたなく、
私は、隣りでデパ地下で買った豪華弁当を食さなきゃいけない
お腹がぐーぐー鳴ってる人たちの隣りで、豪華弁当を食べなきゃいけないなんて、こんな拷問あります?
ほんとに、まったく
なんで、私は
「すいませんけど、お腹がぐーぐー鳴ってる人の隣りで食べるのは苦痛なので、少し席をはずしてください」と言えなかったのか?
それを言えばよかった
ずーっと、それが悔しくてならないです
絶対、今後は、負けないぞ
正しいのは、私だ!!

投稿者 せろり : 2024年01月30日 23:55

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