トップページ > 豚しゃぶ

2023年12月01日

豚しゃぶ

今日は寒くなったのでこのメニューに(^^ゞ
けさのワールドニュースでは中国のTV局が元米国務長官キッシンジャー氏の訃報を当然ながら非常に大きく扱い、米中国交の回復に辣腕を振るった中国にとっては恩人であり、米国でも外交官の鑑と賞賛される一方で、ノーベル賞受賞には反対意見も多かったし、近年のSNS上では「エグゼクティブ層に愛された戦争犯罪人」と酷評する意見もあることまで詳細に報じたのが印象的だった。日本のTVのニュース報道は余りにも内容のないスカみたいな印象で、それは報道現場がトップを含めて、いや、今や社長クラスでさえキッシンジャーが暗躍していた時代をゼンゼン知らない世代だからなんだろうな〜と思ったものである。とにかく今年は特にワタシ世代が若い頃に活躍してた人たちの訃報を次々と耳にするような気がするのだけれど、今日は山田太一氏の訃報に接してある種の感慨を禁じ得なかったものである。個人的には当時何げなく観ていた「岸辺のアルバム」の最終回で、ええっ、こんなドラマの終わり方ってアリ⁈えらい斬新だよね〜と衝撃を受けたのが忘れがたく、以来、故人のドラマを注目して観るようになり、セリフのやりとりをほんの少し聞いただけでも、あっ、これは山田太一だ!とすぐにわかるような一種独特の文体のようなものがあるのを面白く感じていた。当時は向田邦子のドラマもそうで、TVシナリオにも文芸の作家性みたいなものが色濃く滲み出る時代だったような気がするし、少なくともわたしは俳優よりも断然シナリオライターでドラマを選んで観ていたように思う。その後もTVドラマは随分と様変わりして、近年は日本のTVドラマをリアルタイムで観るのは朝ドラくらいで、一応評判が良かったのだけ配信で観るようにしていたが、VIVANTだけは初回の乗馬シーンに惹かれて全部リアルタイムで観ておりました^_^;


コメントしてください




ログイン情報を記憶しますか?


確認ボタンをクリックして、コメントの内容をご確認の上、投稿をお願いします。


【迷惑コメントについて】
・他サイトへ誘導するためのリンク、存在しないメールアドレス、 フリーメールアドレス、不適切なURL、不適切な言葉が記述されていると コメントが表示されず自動削除される可能性があります。