トップページ > 鮨、餃子
2023年10月29日
鮨、餃子
大宮エキュートでゲット。
荒れ模様という予報の割に意外と平穏だった埼玉県下の馬場で今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。今週はなんといっても獣医のミノワ先生がやっと往診してくださって、クリトン不調の原因を指摘してくださったことが有り難かった。どうやら蹄が伸びすぎて着地の際に爪先がひっかかりやすくなっていて、その結果として蹄の上部にある球節という関節が傷んで痛みと熱感が出ているらしいとのこと。蹄はもちろん5週に1度のペースで削蹄してもらっているのであるが、クリトン担当の装蹄師さんは仕事が丁寧で慎重な方なのだけれど、近頃はどうも蹄の切りすぎ恐れた結果、伸びすぎたのではないかということで、ミノワ先生が蹄のレントゲンを撮って、どこまで切っても大丈夫かを報せるとのと。蹄のレントゲン撮影はクリトンが以前にナビキュラーを患った時以来で、今回は一応4肢全てのレントゲンを撮って戴いた次第。上の写真がレントゲン撮影風景で、下のレントゲン映像で素人目にも蹄が異常に伸びているのはおわかり戴けると思うが、クリトンの脚の間にある黒いタブレットが
ン百万もする高価なレントゲン受像機で、防水加工がなされていないため水に濡れたらン百万がパアとあって、乾いた繋ぎ場をできるだけキレイにしてそこにクリトンを立たせた途端にジャーッと大量放尿する始末(-。-;) まあ撮影の最中じゃなかっただけマシかもね〜と気を取り直し、おが粉を蒔いてオシッコの水たまりを除去して何とか撮影を無事完了したものの、クリトンの顔を見たらいつの間にか鼻血を垂らしていて、ときどき鼻血を出すのが気になっていたことを先生に話したら、念のために内視鏡検査をしておきましょうとのこと。というわけで、胃カメラみたいなチューブを麻酔もなしに鼻の穴に突っ込まれたクリトンはさすがに気持ち悪かっただろうに、二度ほどくしゃみっぽいものをしただけで別に暴れもせず素直に受け容れていたから、ホントに医療行為の好きな馬なのであった(^0^;)結果、粘膜に鬱血があって、血圧が上がった時などに出血するものの、命にかかわる部位からの出血ではゼンゼンないのが判明して一安心でした(*^^)vそんなわけで今週はクリトンに無理な運動はさせられないので、今日は騎乗もそこそこにクラブから東京駅に直行し、KITTEビル内の喫茶店で帰国直前のコミンズ博士とお目にかかって色々とお話を。ポートランド州立大学名誉教授の同博士は早稲田大隈講堂での「弘知法印御伝記」の上演後も日本にずっと滞在なさっており、その間にわたしが強くオススメした木ノ下歌舞伎の「勧進帳」を水戸公演でご覧になって大変感心なさったようで、その感想を伝えたいということで今日の再会と相成った次第。木ノ下氏とも会談され「才能がある上に本当にいい方だから、ああした優れた才能の俳優や演出家が彼に協力してるんだというのが非常によくわかりました」と感想を洩らされて、お二人が大変いい出会いになった様子が窺えました。
コメント (1)
コミンズ教授が木ノ下歌舞伎「勧進帳」を観覧し、木ノ下さんともお会いになったとは、私にもうれしい話でした。昨日で国立劇場は閉場となり、先の見通しもない中、木ノ下歌舞伎と英語歌舞伎という歌舞伎の未来を示唆する明るい話題に
思えました。
先週、NHK国際報道で「キーン氏がつないだ英語歌舞伎」として、コミンズ先生率いた新潟柏崎での公演が報じられました。キーン氏が狂言を演じる場面やコミンズ先生との語らい、弘知法印が祀られている寺、蜘蛛を演じた女性のコメントなど、実際の舞台を思い出して、5分ほどでも充実の内容でした。11月1日午前5時までNHKプラスでも見ることができ、放送日10月24日「望むのは平和…」の回の後半部分です。
投稿者 ウサコの母 : 2023年10月30日 10:57