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2023年10月25日
豆乳担々麺
前にQPで見た料理。ゴマ油でニンニク、生姜、長ネギのみじん切りを炒めて豚ひき肉を炒め合わせ、水で溶いた味噌、豆板醤、砂糖少々で調味して肉味噌を作る。調整豆乳に水と鶏ガラスープを加えての、砂糖、塩で調味してスープを作る。スープに茹でた中華麺を入れて、肉味噌と電子レンジで火を通したチンゲンサイを加えて仕上げにラー油を垂らす。
けさのワールドニュースではBBCがハマスの人質解放を詳しく報じて、ハマスは人質のためにシャンプーやコンディショナーまで用意していたという解放された女性の話や、攻撃に遭って無事だったイスラエル女性は、事前にハマスは畑を焼いたりして脅威が忍び寄っていたことを伝えても、それを全く無視していたイスラエル政府や軍に責任がある!と話していたことが印象に残った。またハマスの暴発はパレスチナ人をそこまで追いつめた側の責任、つまりイスラエルのこれまでのやり方を暗に批判する発言をした国連のグテーレス事務総長に対して、イスラエルの外相や国連大使が完全にキレて辞任要求をしたというニュースにも驚かされたし、一方でイスラエルは国際法を無視してヨルダン川西岸地区に何十万人もユダヤ人を入植させて、ここが第二のガザになる脅威を与え、新たな紛争の火種になりそうな雰囲気をも伝えていた。ユダヤ人入植者の話は日本の戦前における満州を想い出させて、つまり今回のハマス奇襲は満蒙開拓団が中国の匪賊から襲撃されたようなものだったのだろうと推測される。むろん規模は比較にならないけれど。
ともあれ英国政府はイスラエル全面支持でも、今日見たBBCの放送だと、イスラエルはどうも厚かましいという感じの印象を与えて、パレスチナにむしろ同情的な世論を形成するかのようだったが、恐らくこれは英国に限らず欧米マスコミ全体の論調の変化かもしれない。そのせいかどうか米国のブリンケン国務長官が一時的停戦を提案するなどしているが、今さらそんなことを提案するくらいなら、なぜもっと早くにイスラエルを牽制しなかったのか?ハマス奇襲後は無理としても、それよりもっと早くに極右政党リクードによる国際法を無視したイスラエルの入植に牽制をかけるべきだったのではないか?と思われてならない。ロシアのウクライナ侵攻を許したのも、クリミア侵略の時点で止められなかったことの結果であるのは明白だし、プーチンをつけあがらせたようにネタニヤフをつけあがらせたことが今回の大惨事を招いたわけで、これが今後に新たなテロの火種を欧米諸国にばらまく結果となっても文句はいえない気がする。
晩ご飯のあとに見たBS-TBS報道1930もこの問題を取りあげて、現地におけるさまざまな立場のイスラエル人が今度の事態を一体どう思っているかのインタビューを流したが、パレスチナ人に対する非人道的な扱いをさせられたイスラエル兵士がそのことの悔恨を口にする一方で、ホロコーストを経験して新たに建国しても自分たちはユダヤ人だから嫌われていると思い込まざるを得ない女性の発言もあって、わたしはそれを聴きながら、嗚呼……と深い嘆息を洩らさずにはられなかった。