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2023年10月01日
中華弁当
乗馬の帰りに大宮ルミネ地下総菜売り場でゲット。
空模様はイマイチながらすっかり涼しくなった今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。週半ばの調馬索運動で動きが鈍かったらしいクリトンは、1鞍目のレッスンでも最初は重い感じだったものの、途中から俄然スイッチが入ったように活発な動きを見せ始め、馬場馬らしい反動の大きな速歩でガンガン進むので20×60mの馬場を1周したらもうワタシはヘトヘトに(-。-;)レッスン前半で馬が重い状態だと、後半は人間の体力が保たなくなってついつい上体を仰け反らせ、手綱を引っ張る形になるのは馬に気の毒というものであろう (^_^; とにかくクリトンが不調の間しっかり乗れなかった分われながら体力や瞬発力が如実に落ちているのを認めざるを得ず、クリトンの復調に合わせた自身の復調が今後の大きな課題というべきか。もっともこの間クリトンにも無理はさせられなかったように、自身も果たしてどこまで無理が利くかを考えなくてはならない年齢にはなっていて、自動車の運転と同じく騎乗年齢にも個人差を無視できないはずだから、これから先はひと鞍ひと鞍で自身と馬の調子をそのつど判断しなくてはならないのだろうと70代の初騎乗で思った次第(^^ゞ下馬後はクリトンにしっかりブラッシングとマッサージをした上に関節症薬ペントサンの筋肉注射までしてやりながら、だれかワタシに同じことしてくれないかな〜と思ったのでした(-.-;)y-゜゜写真は馬房でいつの間にか顔を傷だらけにしちゃったクリトンの意外なマジ顔です(^0^;)
2023年10月02日
コミンズ夫妻と会食
今日はお昼にポートランド州立大学のコミンズ名誉教授ご夫妻と集英社の伊藤さん共ども東京會舘の日本料理「八千代」で会食。コミンズ博士には集英社刊の拙著「歌舞伎の中の日本」文庫版の解説をお書き戴いたご縁もあるが、先日早稲田の大隈講堂で上演された英語歌舞伎「弘知法印御伝記」の作・演出・演技指導についてのお話を沢山伺えたのが有り難かった。何しろ日本で上演されたのはほんの一部に過ぎず、本国で上演された舞台の録画や写真を観たり、カットされた部分を原台本で読んだりすると、全部をナマで観たかったな〜と思うこと頻り。案のじょう本国での丸ごと上演は大好評スタンディングオベーションの嵐だったようで、2 0 年以上にわたって現地で英語歌舞伎の指導に当たって来られたコミンズご夫妻も今度のような大成功は初めてだったらしく、原作の力を感じて何とかこれをカタチにして残したいとのこと。大隈講堂での上演しか観ていないわたしでも、歌舞伎勃興期に流行った縁起譚や御開帳物の面白さを彷彿とさせられたからして、その種のエネルギッシュな時代の歌舞伎の復活を目指すに当たっての原点的な取り組みになるかもしれないという気がして、ご夫妻の意図に沿うよう何とかご尽力できればと思った次第。とにかくご夫妻の長年の取り組みと学生さんたちに対する愛情には頭が下がる思いで、日本文化をかくも正統に捉えて支持し伝播して下さる方はひょっとしたら日本人でも数少ないのではなかろうか?という気がするくらいである。またご指導が余程いいのだろうが、主演級の学生さんやOBOGの方々がいずれもプロの舞台俳優並に魅力的な人たちなのもフシギで、お話を聞けばたしかにOBの中にはブロードウエイを目指している人もいるけれど、そういう人は招聘しても集まらないから、俳優業では全くないOBや学生さんたちを集めて上演したのだとか。そう聞いてワタシは思わず「いや〜勿体ないですよ!是非プロの俳優を目指してくださいと伝えてください」と申し上げたのでした(^^ゞそれにしても折角ご夫妻とお会いしながら写メを撮り損ねたのは痛恨の極みであります(__;)
2023年10月03日
ポークソテー五香粉ソース
豚カツ用の豚ロース肉を室温に戻して筋切りし、塩おろし生姜おろしニンニクを揉み込んでゴマ油で片面をしっかり焼きつけるようにしてからひっくり返して軽く焼き、酒を加えて蒸し焼きに。醤油味醂五香粉を混ぜ合わせたタレをかけて煮詰めて肉にからめる。付け野菜は春菊の芯と縦四つ割にした椎茸をゴマ油で塩炒めしたものと、春菊の葉に肉用のタレをかけたもの。
昨日は外出してジャニーズ事務所の記者会見をLIVEでは観なかったものの、そのあと今日に至るまで民放各社があらゆる番組でこれでもか!というほど会見の映像を垂れ流し続けるたために、嫌でも全容を知らされるはめになった。それで何だかカルトっぽい感じの集団だったように思われたのはやはり故人のカリスマ性がもたらしたものだったのだろうし、という意味では芸能界に限らず日本のあらゆる業界の集団で起こりがちな隠蔽騒動だったのではあるまいか。ただ今回は故人によっていささか猟奇的なイメージが付着しているからして大変特殊な出来事のように報道もされ、一般に見られているのだろうけれど、実は日本社会で極めてありがちな出来事として銘記すべきだろうと思う。
ところで多くの報道で個人的にちょっとひっかかったのは今後の新会社の運営についてはタレント上がりでなく経営のプロに任せたほうがいいというコメントで、経営のプロって具体的にはどのような人材を指すのかがイマイチぴんと来なかったのである。そもそも経営のプロってMBAを取得したら成れるってもんでもないし、会社で昇進して成り上がったサラリーマン社長と世襲企業の氾濫が日本経済をここまで沈滞させたって言われているわけだし、ワタシがこれまで生きて色んな人を見て来た感じだと、経営の才能って家柄はもちろん学歴とか社歴とかゼンゼン関係なく純粋に個人の資質と能力に起因するところが大きいとしかいいようがない気がする。おまけに好きこそものの上手なれとはいえ、科学技術やイノベーションの発展が著しい今日では、たとえばクルマが大好きで自動車会社を経営してたらEV化の波に乗り遅れたみたいな現象が起きがちだし、そういう点ではプロパー重視でなく外部の知見を導入したほうが今どきの経営は巧く行く場合もありそうだ。そんなふうに考えてみても、芸能プロダクションの経営に向いている人材というものは非常に浮かびにくいのである。昔は芸能プロのリスキーさについて「何せ売り物が生き物だから死んじゃって元も子もなくす場合がある」とよく言われたもので、即ちとても堅気の人が手を出すような商売ではなかったし、江戸の昔から中村勘三郎にしろ都万太夫にしろ芸能プロ経営や興行師は芸人上がりが多かっただけに、現在の優秀な経営のプロと目される人物がジャニーズ事務所再生に乗りだしてくれるような絵がワタシにはただただ浮かびにくいのでした(-.-;)y-゜゜
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今朝子さまは、キレイな部分の考察を述べられてますが、私は小汚い妄想をしてます
ずっと前、大蔵省の汚職がありました(部分的には、ノーパンシャブシャブというもの)
あの時、大蔵官僚たちは、銀行や証券のいわゆるMOFモフ担の名刺をたくさん持っていて、高いお店で飲食して、会計の時は、その名刺を渡して、「請求書はここに」という風にしてたでしょ。
昔の越後屋とお代官様みたいに同席することはない
2日のジャニーズの八百長会見の時、
イノッチに拍手したり、真面目に追及する記者をヤジったり、罵倒したりしてた芸能レポーターたちって、昔の大蔵官僚みたいに、ジャニーズやいろんな芸能プロダクションの名刺でゴチになってる輩ですよね
手に入れにくいコンサートチケットをもらったりとか、そういう美味しい関係を維持したいから、ジャニーズを擁護する
ほんと、薄汚い!
どぶねずみ!
あ、妄想ですから・・・
投稿者 せろり : 2023年10月06日 12:10
2023年10月04日
麻婆豆腐
いつもやってるオーソドックスな作り方なのでレシピは省略するが、豆板醤トウチ紹興酒オイスターソース甜麺醤醤油花椒といった調味料の分量が毎度テキトーなので、味わいも毎度異なるのが手料理のご愛敬です(^^ゞ
食事しながら見たBS-TBS報道1930は早くも2年間続いた岸田政権の経済政策についての特集。円安による物価高対策は故アベ失政の後始末ともいえるが、ここに来て減税とか言いだしているのはSNS上で「増税クソメガネ」と仇名されてる人の来ル総選挙を睨んだ人気取り政策としか思えないし、他は概ね投資を促進して株価を騰げ企業の財務強化と投資家の懐を潤すといった中高年向けの政策しか具体的には見えないのが、中高年にしても何とも歯がゆい限りであろう。貯蓄を投資へ回すという提唱はいかにも米国に追随乃至模倣したかのような政策だからアングロサクソンやユダヤ向きでも、果たしてモノヅクリを得意にしてきた日本民族に向いてるのかしら(?_?)と懸念もされるし、どうも守りに入った経済政策のイメージを否めないのも正直なところで、もっと何とか攻めの姿勢を見せられないものかしら?という気がつくづくするのである。つまり日本はこれから専らこの分野で稼いでいく!と国が正面切って推シの産業を提唱するみたいなことは、もはや高度経済成長時代で終わっていて今どきは流行らないとでもいうかのように、故アベ政権下でもゼンゼン聞こえてこないままオリンピックだの万博だのといったその場しのぎの起爆剤的な公共投資が聞かれたのみで、それらが大コケした現在は後始末に追われるばかりなのだろうか。でもって気がついたらIT産業でも宇宙産業でもAI産業でも今後につながりそうな産業分野では著しく後塵を拝する結果となっているのは、偏に日本社会が政界を筆頭に世襲を容認し続けてきたことのあらゆる負の側面が作用していることのように思われてならないのであります(-.-;)y-゜゜
2023年10月05日
カブと鶏だんごのダシ煮
先日のQPで見た料理。酒醤油塩で調味した出汁で、鶏もも挽肉おろし生姜ネギのみじん切り塩酒醤油カタクリ粉を練り混ぜた団子を煮て、皮ごと縦六等分にしたカブを10分ほど煮込み、軽く塩茹でしたカブの葉とシメジを加えて火を通すだけ。旬のカブが美味しい!
けさ起きて珈琲を飲みながら見てた6時のワールドニュースでは、日本の不動産高騰を報じたシンガポールCNAニュースがまず目に飛び込んだ。どうやら円安のせいで海外の投資対象となっている東京の新築マンションは今や年収の15倍が相場という高騰ぶりで、世界でも香港市場に次ぐ物件の高さだと聞いて、いつ何どき巨大地震に襲われるかもしれない土地の物件が海外で買いあさられるというのもいささかフシギな気がしたが、海外だから却ってそんなことは気にされないのかしら?と思ったりしてたので、早めのお昼というかブランチしてTV点けたら、ちょうど速報のテロップが流れてそれが久々の津波予報で、鳥島近海M6.6の地震によるものだとわかって瞬時にドキッとしたのだった。3.11でも3日前に近くでM大きめの余震があったから、関東近辺の地震情報はずっと気にしており、それでいて実際に起きた時のことは余り想像しないようにしているくらいホンキで怖いのである。先日も東京駅の通路を通って平日の昼間なのに物凄い人出で、しかも外国人観光客が非常に多いことに驚かされたが、今日のような状況で東京直下地震とか起きたら一体どうなるのかは想像したくない!というよりもう想像を絶している(@_@;)たぶん日本に住む多くの人が意識的にしろ無意識にしろ、この恐怖のシナリオに全く目を通してないなんてことはないのかも、です(-.-;)y-゜゜
2023年10月06日
挽肉とミックスビーンズのトマト煮パン粉焼き
今日のQPで見た料理。ニンニクのみじん切りを炒めたオリーブ油で合い挽き肉と玉ネギの粗みじん切りを炒めて塩で調味し、白ワインを振りかけてアルコール分を飛ばしてからトマトの水煮缶、ミックスビーンズを加えドライハーブを適当に振ってしばらく煮込み、耐熱皿に入れてパン粉をトッピングし、オリーブ油を垂らしてオーブントースターでパン粉が色づくまで焼いて仕上げた。
けさのワールドニュースで久々に注目したのは英国BBC放送で、9月の世界的な高気温に関連して再生エネルギ一の一つ潮力発電を大きく取りあげ、かなりリスクの高いこの発電の開発に政府援助が既にかなりなされていることを伝えたので、日本のTV報道はただ暑い!暑い!ばっかり言ってて、それを温暖化にハッキリ関連づけて再生エネルギーの現状をリサーチ報告する局がほとんどないことに改めて気づいた次第。BBCニュースで個人的に興味深かったのはシェイクスピアが立っていたらしい舞台が発見された!というものだ。何しろシェイクスピアは日本だと歌舞伎始祖の阿国が登場した時代の人だから、当時の舞台そのものが現存するなんてことはちょっと想像しがたいのだけれど、何でもすぐにぼうぼう燃えちゃう「木と紙の文化」とはひと味違う英国では、江戸時代中期に建てられた劇場を今日にそのまま使い続けているくらいなので、床板をはがしたらそこにシェイクスピアの立ってた舞台が現れた(!_+)というニュース映像にもそれなりの説得力があったのでした(^_^;)
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昨夜、Eテレ「三人吉三」を見逃してしまい、NHKプラスで見ようとしたら、この番組は対象外で残念です。NHK地上波なら放映後1週間は見られると思っていたので、なぜ該当しないのか分かりませんが、来週13日早朝の再放送を録画するつもりです。
投稿者 ウサコの母 : 2023年10月07日 13:37
2023年10月07日
ビーフカレー、三つ葉とレタスのサラダ
土曜恒例の手抜きメニューでカレーは市販のレトルト、サラダは冷蔵庫に残ってた野菜を手製の醤油ドレッシングで食す。
食事しながら見たTBS報道特集は今週のTV情報番組を席巻した観のあるジャニーズ性加害問題を検証。さすがに同番組は社内リサーチに踏み込んで、報道・制作・編成併せておよそ80名ほどの社員からさまざまな証言を引きだして、いかにTV局が過去において男性性被害の問題に無関心であり、芸能界を特殊視していたかの反省が述べられ、さらに実際ジャニーズ事務所に関する報道でTBSが過去にどのような隠蔽をしたかが具体的に挙げられたのはまだしも良心的な番組作りだったといえそうだ。局OB元ドラマ・プロデューサーの市川氏によると2000年前後からTVドラマの制作事情がまず人気者のキャスティングありきといったふうに変容して、そうした力学で芸能プロダクションの勢いが強まるといった現象が起こり、ジャニーズもその例に洩れずだったようだが、2000年当時は消費社会が行き着くところまで行って、森・小泉らの清和党政権が始まり日本に新自由主義的な風潮が強まる時期だっただけに、とにかく何事も目先の金儲けに結びつくのが絶対の正義だという信仰に業界人全員が毒されつつあったこととも無縁ではあるまいと思われました(-.-;)y-゜゜
2023年10月08日
焼鶏、焼き野菜串、きりたんぽ鍋ほか
秋ホンバンとなった今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗し、1鞍目は先週と見違えるほど乗り心地が良くなってしっかり走行してくれたクリトンだったが、レッスン最後あたりでは少し疲れが見え始めたのかワガママをしだして、下馬後に四肢を触ったら左後肢の球節あたりに強い熱感があったのでレッグソーカーで冷却し泥パックして厩舎に帰したのだが、2鞍目の単独騎乗では騎乗前から球節に熱感があり、ほんのちょっと速歩をしただけで明らかに足を引きずるような感じがあったので、早々に切りあげて再び冷却と泥パックして帰したのだった。来週は何とか回復していることを祈るのみ。
今日はクラブの帰りに大宮駅で元会員のKさんと落ち合って大宮東口の比内地鶏専門店「比内や」で食事。Kさんから久々に連絡があったので同店に夕方5時に入店してお互い積もる話を何かとおしゃべりしてたら11時の閉店まで居すわることになっちゃいました(^^ゞ
2023年10月09日
豚しゃぶ鍋
昨日の晩ご飯も鍋だったが、今日も寒いのでこのメニューにσ(^◇^;)
食事しながら見たBS-TBS報道1930は中東情勢に詳しい高橋和夫氏が久々のコメンテーターで、ハマスの奇襲を契機にイスラエルとパレスチナがついに戦争に突入したかに見える現状を解説。この間ワールドニュースを見てたらネタニヤフ首相のやり方が余りにもエグかったので、パレスチナ側が爆発する恐れは多分にあるように思えたが、実際に戦闘状態に陥ると大変な人的犠牲が相次ぐことで暗澹たる気持ちにさせられる。ネタニヤフみたいな悪党を首相の座からなかなか引きずり下ろせないイスラエルには犠牲が出てもやむなしという気にすら正直させられるのが、我ながら何とも言えない感じであります(-.-;)y-゜゜
今夜のニュースでちょっと気になったのはノーベル経済学賞を受賞したクローディア・ゴールディン氏の研究で、過去200年にわたる米国労働市場に関するデータを元に、男女の賃金格差や雇用待遇の違いが生まれた原因を明らかにした研究って一体どんなものなのか(?_?)とても知りたくなって、簡単に内容を解説した書籍とか早く出ないもんだろうか、と待望しております(^^ゞ
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もう、たくさんの方からお聞きになったと思いますから、今さら、お伝えしなくてもいいと思いますが、
日本語訳が出た時の書評が、好書好日で読めます
『なぜ男女の賃金に格差があるのか 女性の生き方の経済学』
著者:クラウディア・ゴールディン
出版社:慶應義塾大学出版会
https://book.asahi.com/article/14901105
評者: 神林龍氏 / 朝⽇新聞掲載:2023年05月06日
『週刊東洋経済』 2023年5月27日号(p.92)「Book Review」にも書評が掲載されてるようです。
評者は、安田洋祐氏のようです
投稿者 せろり : 2023年10月10日 12:27
2023年10月10日
中華前菜盛り合わせ、アスパラガスのXO醤炒め、海鮮焼きそば
今夜は大宮のソニックホールで催された立川談春の独演会に、談春の大ファンである翻訳家の松岡和子さんとご一緒して、その前に大宮そごう内の銀座アスターで食事。今夜はもう遅いので、とても楽しかった独演会については明晩書きます(^^ゞ
2023年10月11日
立川談春独演会in大宮
昨夜大宮のソニックホールで催された立川談春独演会はチケットの一般売りがなく、どうやら埼玉市民?県民?限定公演だったらしいのだが、お招きを戴いて翻訳家の松岡和子さんをお誘いしたのは以前に談春のオッカケをなさってたほどの大ファンだと伺っていたからである。今回の演題は三題で、通しのマクラは埼玉に特化したネタだし、最近話題の留守番=児童虐待なのか(!_+)といったトンデモ条例の話題はさすがに出なかったものの、さいたま芸術劇場がらみの話が出てくると、あれっ、さっき私たちが話してたのを聞かれちゃった?という気になるほど(゜;)とにかくマニアックな埼玉ネタの連投で聴衆のツカミがOKな感じになると、さっそく最初の演題お馴染みお花半七の「宮戸川」を披露。もっとも今回は長編話の前半だけだし、おまけに肝腎のお花半七よりも二人を家に泊めてやる叔父さん夫婦がフィーチャーされ、色恋をめぐる若さと老いの対比がみごとで、ことに叔父の妻がお婆さんになっても妙に可愛らしい色気のある感じは談春ならではの持ち味だろう。老夫婦に比べるといささか影の薄い若い二人だが、暗い夜道を半七にぴたりとくっついて叔父さんの家まで来るお花がほとんど口を利かないのに妙な存在感を発揮するのも面白かった。
二番目の演題「味噌蔵」は主人が異常なけちん坊であるケチ話だが、これも主人が留守した隙に飲み食いの大散在で日頃の鬱憤を晴らそうとする奉公人のほうがフィーチャーされて、中でも飲み食いの経費を帳面上のドガチャカで誤魔化そうとする番頭のキャラクターが極めてリアル立っているのはこの話のキモだったのかもしれない。
最後は大岡政談の「五貫裁き」で、これまた奉賀金(資金カンパ)を渋ったケチな金持ちのお話だけに、いささか前の演題とかぶる気もしなくはなかったが、両者の印象は非常に異なり、こちらは質屋と貧乏長屋の大家さんのいわば精神的な対立を軸にして、金持ち相手に意地を張る大家さんの一本筋の通った言い分は十分聞かせたし、気の遠くなるような歳月を要する大岡裁定の不条理さがリアルに感じられるあたりもまた談春ならではの世界だろう。総じて息もつかせぬスピーディな筋の運びとリアリティ溢れる人物描写で今日とは迂遠なはずの古典落語の世界にどっぷりと浸らせてもらい、且つゲラゲラ笑って健康寿命をう〜んと延ばしてもらえた、松岡さん共ども大変に幸せな一夜でした(*^^)v
2023年10月12日
ばら寿司、鶏の唐揚げ、餃子、オクラと山芋のサラダ
今日の夕方は歯医者さんに行って麻酔で歯を削られて料理する時間がすっかり消えたので、帰りにマルエツの総菜売場を頼るはめに(^^ゞ
今日は政府が旧統一教会への解散命令の請求をようやく正式に発表したが、そのニュースを聞いて、コレって何となくジャニーズ問題に似てるな〜とワタシが感じたのは例外的なことなんだろうか^_^;たまたま同時期に話題になったのもあるが、先日の記者会見で故ジャニー氏というカリスマにみんなが「洗脳」されていたのではないかとの発言があったため、つい宗教集団のイメージを重ねてしまったことが大きいし、おまけにジャニー氏が亡くなって初めて問題が明るみに出たわけで、もし亡くならなければまだず〜っと隠蔽され続けていたんだろうか?と考えたら、旧統一教会の問題もアベ氏が亡くなったことで初めて反日の実態が明るみに出て、さすがの自民党政権も解散を要求しないわけにはいかなくなったわけだし、アベ氏が存命ならばそれもず〜っと隠蔽されたままだったのかしら?と思えばマスコミのみならず日本社会全体のありようが大変にそら恐ろしくなりました(-.-;)y-゜゜
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再放送で見た「芸能きわみ堂」、ラップでの解釈が意外で面白かったですが、番組全般で聞きなれない言葉が多々あって、もう結構という感じもしました。とり上げた舞台のお嬢のセリフはゆっくり過ぎて、1.3倍速で聞いてちょうど良かったです。魚の柄でしょうか、おしゃれなシャツでの出演で、ブログにつづった心配は全く杞憂でした。
投稿者 ウサコの母 : 2023年10月13日 22:07
2023年10月13日
豚肉とミニトマトの青ジソ炒め
近所のマルエツでトンカツ用の国産豚ロース肉の半額セールをしてたので、前にQPで見た超カンタン料理にしてみました(^^ゞ 豚肉は細切りして塩胡椒を揉み込んでオリーブ油で色づくまで炒めて取りだしておく。同じフライパンに櫛切りした玉ネギと水少々入れて蒸し炒めし、玉ネギが透き通ったらミニトマトを加えて皮がはじけるまで炒め豚肉を戻し入れて醤油で調味し、細切りした大葉をさっと混ぜ合わせて仕上げた。
イスラエル軍のガザ地上侵攻が間近に迫りつつある中で、けさ見たワールドニュースではNATOがウクライナのみならずイスラエルにも軍事支援を行うというような報道にいささかひっかかったものである。もちろんユダヤ系の多い米国もいち早く軍事支援を決めているわけだが、中東情勢に詳しい高橋和夫氏にいわせると既にイスラエル軍とハマスとでは軍事力において大リーグとリトルリーグほどの差異があるそうだから、ハマスの奇襲はもはや自爆テロに等しいと先日お会いした松岡和子さんもおっしゃってたし、ガザ地区のパレスチナ人はいわばハマスのトリガーで自爆テロに追い込まれたも同然ながら、一方でパレスチナを自爆にまで追い詰めたイスラエル側を、米国はともかく欧州諸国も支援せざるを得ないのは、やはりイスラエル建国の経緯に深く関わって、ドイツはことに贖罪の念もあるからなのだろうとは想像される。とはいえハマスの残虐行為もさることながら、イスラエルの地上侵攻が苛烈を極めれば今度はアラブ諸国が黙ってはいられないだろうし、それで第5次?中東戦争なんかが始まったらとんでもなくて、かりにガザ侵攻が速やかに済んでハマス側の惨敗に終わるにしても、今度はさらなるテロの続発となるのは必至だから、とにかくイスラム教にしろキリスト教にしろ、一神教の文化を背負ってる人たちの争いが中世から今日まで絶えないことは、彼らだけでやってた分にはいいけれど、今や地球環境を破壊する最たるものだから、全人類にとっては本当に迷惑な話だ!と極東の島国に住む多神教のオバサンは思うのでした(-.-;)y-゜゜
2023年10月14日
ビーフカレー、キノコのサラダ
カレーは市販のレトルト。茸サラダはニンニクを入れたオリーブ油で玉ネギスライス、椎茸の薄切り、シメジ、エノキ茸を炒めて塩と白ワインで調味しレタスとミニトマトと合わせただけ。
食事しながら見たTBSの報道特集はガザ地上侵攻直前のイスラエル側の現地取材と旧統一教会への解散命令に関連した同教会の政治関与を特集。いずれも宗教がらみの問題だけに、人間社会には宗教を必要とする人が確実に存在することの大変さを思わずにはいられなかったし、また宗教は現世を超越したところに人間を誘うはずなのに、最も現世的な政治と無縁ではいられないフシギさは古今東西に共通しているような気がしたものだ。ともあれ自民党は旧統一教会とズブズブの関係で選挙協力をずっと求めてきた事実が明々白々でありながら、そのことの政治責任をほとんど感じていないような政治家ばっかりなのもビックリで (!_+) 昨日の細田衆院議長の記者会見なんてのに比べたらジャニーズ事務所の記者会見は相当にマシな部類だから、要は自民党という組織はジャニーズ事務所よりもはるかに質の悪い集団であることもまた明々白々になったかと思われます(-.-;)y-゜゜
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ほんとにねぇ、あんなに大勢の地方議員が統一教会との関係を暴露されたのに、春の選挙ではたくさん再選されてたりして、ほんとに国民の側も、もっとちゃんとしようよ!と言いたいです
それにしてもヒドかったです、細田恍惚会見
有吉佐和子さんって、すごい
ほんと、ボケて、ポンコツになったのを「恍惚」というハマる表現を見つけ出してくれてて、すばらしいです
体調不良で議長を辞めるのに、議員は続けるって、舐めてるわぁ
あんなのが議員を続けてる方がやり易いと考えてる人たちが投票するんだろうか
いやだなぁ
そういう人たちが牛耳ってる社会だから、先週の全銀ネットのシステム障害とかが起こっちゃうのでしょう
ホリエモンが、全銀ネットの実態というのか本質というのか知って驚いたという動画を見て、
それを見た人たちも驚いた
電電公社が構築したネットワークを、現在も使い続けているということで、オンプレミスで、メインフレームで、言語がコボルということで、そんな古代なものは、50代とか60代の化石エンジニアしかわからない
カード取引のネットワークのキャフィスとかいうのも
同様で、システムが古い
オープン化とかクラウド化とかに移行すべきだったのに、移行時にトラブルが起きるのが怖くて、ずっと先延ばしにしてきて、今になってしまったんだろうと推測してた
とにかく、1日に2千万件くらいしかデータ処理できないような古いシステムで、1決済あたりのコンピュータ資源の使い方とかコストの掛け方が半端なく高いらしい
だから、銀行の送金手数料とか、日本のカード決済の手数料が、世界で類を見ないほど高額になってしまっているのだということで
以上を運用してるのがNTTデータ!
そうなんです、そのNTTデータが、御園座の斜向かいにあったんです
昭和の後半に、こういうビルあったなぁ、という低層だけど、堅固で寄せ付けないような雰囲気のものでした
ホリエモンの解説を見てたから、その建物にバーンと大きく「NTTDATA」とあったの見て、笑えちゃって。
そういえば、竹橋にあった住友商事が、ユリカモメで行くところに移転しちゃたじゃないですか
銅取引巨額損失でした
佐藤雅美の『幕末「住友」参謀 広瀬宰平』で、住友が銅で礎を築くというのを読んでるから、
もうね、ゆりかもめで行くような埋立地に移転するって、「遠島」というイメージでして
銅で栄え、銅で遠島か
としみじみしたのは、あの跡地に現れた低層の白いのを見た時です
サッカースタジアムが出来そうな広いところが、低層で、そこがNTTなんとかと聞いた時、
なんか、あの白さが、すごーく禍々しい感じがしました
あそこは今、どうなってるんですか?
というようなことは、どうでもいいことで、
私、御園座に行ってきました
というのを伝えたかったのです
他の方たちも言ってるように、よかったですぅ
私の隣の席の方も、東京から新幹線でと、同じでした
それだから、14時開演で16時15分終了なんでしょう
伊右衛門浪宅の貧しい様子を見て、
あ、こういうのが、従来の舞台だよねと思ったのは
今月の初めに、歌舞伎座で『文七元結』を見たからです
舞台が開いたとたんに、梁や柱をあらわす長く赤いのが下りてきて、見る見るうちに華やかな廓の店を構成していき、出来上がったのが、歌舞伎座のやたら広い横幅に、ほんとにマッチするのです
歌舞伎座の幅広の舞台にあれほど合った舞台美術って、初めて見た気がします
見終わって、すぐにロビーに飛んでって、筋書を立ち読みして、(すいません、買ってないです)
やっぱり、
舞台美術、金井勇一郎!
大好きです、金井さんの
あの『水滸伝』の舞台もすごくよかった
内容的には、團子ちゃんが、もっといっぱい出てきてほしかったけど
『文七元結』の内容は、私にはとても理解しやすくて、よかったので、歌舞伎が好きな方たちは、言いたい事いっぱいあるだろうなぁというような仕上がりです
ほんとは、名古屋で食べたランチが美味しくて、そのことを書きたかったんだけど、とんでもなく長くなってしまったので、やめます
やぁ、もう、このご時世で、東京では軒並み材料の質を下げてるのに、名古屋はえらい
さすが、名古屋の消費者は口煩いから、手抜きができないんじゃないかしら
「あの値段で、あんな美味しいのが食べられるなんて、名古屋、すごい」
と、言ったら
「それは、名古屋がすごいんじゃなくて、その店がすごいんじゃないの?」
と言われた
「いや、違うと思う。名古屋の店は、全部、美味しいに違いない」
投稿者 せろり : 2023年10月17日 13:31
2023年10月15日
三元豚カツ、海苔巻き寿司、茸のサラダ
サラダ以外は乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
天候の急変が目立った今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。このところクリトンの復調は比較的順調ながら、不調の間に運動をセーブしたから筋力が落ちたりバランスが悪くなったためか、レッスン開始直後は動かすのにかなり骨が折れて騎乗するこっちが結構疲れてしまい、それでいて途中から馬体がほぐれるとがぜん馬場馬らしい反動の大きな速歩で猛然と走りだすから付いて行くのが大変でこっちはまたまた疲れるというまずいパターンに(^_^; そんなわけで1鞍目のレッスンではワタシが疲れた頃を見計らって思いっきりワガママをし始め誘導に難儀し「クリトンもワガママをし始めるようになったのは、まあ、元気になった証拠ですかねえ」とA子先生に苦笑される始末(^^ゞかと思えば2鞍目の単独騎乗では意外なほど素直にこちらの指示通り動いてくれたのでちと妙な気分に。そんなわけで温厚な芦毛アーサー君ママのMamiさんと「馬のご機嫌ってホントわかんないよね〜」という話に。前にも書いたが馬は人間に対してどうも犬のように恒常的な忠実さを示す動物ではなさそうで、たとえば馴染んだ馬に手綱につながる頭絡を付ける際も、それが非常にスンナリ行く場合もあれば、そっぽ向かれてなかなか付けさせてもらえない時もあって、他の人を見ても馴れた馬ほど余計に頭絡を付けさせない遊びをしているような雰囲気すらあるので、要は馬と人間の関係はどこまで行っても主従ではなくお友だち感覚に終始するのではないかと思う。むろん人間と馬とでは馬のほうが圧倒的に気のイイお友だちであるのは、会えば必ず肩車してくれるような親切心を持ち合わせている人間のお友だちなんてまずいないからである。それで今週は珍しくハフ・アラブmixウラ嬢のオーナーOさんが一月半ぶりに来厩され「ずっと騎乗してないから筋肉が落ちてるし、仕事忙しくてヘトヘトなんで今日はせいぜい常歩で馬場1周する程度なんだけど、ウララに乗ったらビュンと行かれそうで怖いのよね〜」とおっしゃるのはよくわかり、以前もOさんが久々に来厩された際にウラ嬢は歓んでコーフンしたのかいきなり襲歩しかかった事例もあるためキケンはキケンだから「常歩するだけでいいなら、クリトンに乗ってみる?」とワタシが下馬後に勧めたら「ホントにいいの?それならちょっとだけお借りするね」と騎乗されたらクリトンはすぐに常歩で進行し、まず右手前で馬場を1周、それから斜め手前変換して左手前で1周した後すぐに真ん中に入ってワタシの前で停止するから「もういいの?」とOさんに訊いたところ「私はホントに何の合図もしてないのよ!乗った途端にクリトンが勝手に蹄跡行進を始めて、常歩を両手前しましたからボクもうこれでいいでしょって感じで勝手に止まっちゃったのよ〜」と驚きの声が返ってきました(^0^;)
2023年10月16日
海老、小松菜、レンコンの炒めもの
今日はレンコンが食べたくなったので以前にQPで見た料理を想い出して作って見た。酒、塩、カタクリ粉ゴマ油を揉み込んだ海老を炒めて取りだしておき、同じくゴマ油で縦薄細切りにしたレンコンを炒めて塩と酒を振りかけ、レンコンが透き通ったら小松菜の茎と生姜の千切りを炒め合わせ、海老を戻し入れ酒、オイスターソース、醤油、砂糖、胡椒、片栗粉を混ぜた合わせ調味料を回しかけて仕上げた。
けさのワールドニュースでは世界各局がイスラエルVSガザの情勢分析に終始して、ウクライナ戦争のことはまるですっかり忘れ去ったかのような報道ぶりだったが、夕食後に見たBS-TBS報道1930はこの間ず〜っと執拗なほどウクライナVSロシアの報道を続けていただけあって、両戦争のつながりと今後の展望を取りあげたものである。今回のハマスの電撃的な奇襲はハマスの黒幕ともされるイラン政府をも驚かしたといわれているが、あのドローン襲撃の訓練はロシアでなされたのではないかとの疑惑にはナルホド!感があったし、とにかく現在ロシアが世界中に戦争の火種をばらまいているというコメントにも大いに納得。それはソ連崩壊でカラシニコフ銃が世界中にばらまかれたのと同様に、軍事技術を開発途上国にどんどん流出させて政情不安を引き起こしているのみならず、戦争ムードを世界中に蔓延させて各国に軍拡を強いている状況に明らかです(-.-;)y-゜゜
2023年10月17日
長芋と豚肉のカマンベール蒸し煮
今日のQPで見た超カンタン手間要らずで国籍不明の変わった料理のわりに美味しく食べられるので久々のオススメ!豚細切れ肉に味噌を揉み込んでフライパンに敷き、幅1㎝くらいの半月切りにした長芋を肉の隙間に埋め込んで、横半分に切って手で裂いたエリンギを載せ、水を少々加えて火を通し、煮立ってから8分ほど蒸し焼きにした後カマンベールチーズを入れてさらに1分ほど溶けるまで火を通して仕上げに七味を振っただけ。
けさのワールドニュースでは辛うじてまだ踏みとどまっているガザ侵攻について世界各局が取りあげていたが、欧米諸国が盛んに唱える人道的な扱いをガザ地区の人びとは全く受けられていない現状の映像を、あれだけ人権だの人道的だのにこだわる欧米の良識的市民は果たしてどう見ているのだろうか?と気になりつつも、ドイツではパレスチナ支持の市街デモがあっという間に大きく膨れあがったため中止になったというニュースが報じられて、パレスチナ支持=反イスラエルというわけだから、国がドイツなだけに政府もこれは実に悩ましい問題だろうと思われたのだった。ユダヤ系の富裕層を国内に多く抱える米国の政府は、この問題にもっとご都合主義的な対応を取りがちというか、取らざるを得ないところがあるのだろうけれど、ネタニヤフをトップとするイスラエルの極右政権がパレスチナ自治区に対してこれまで長らく人道を無視したやり方に徹していたのを知りながら、それを全く放置していたこと事態に米国政府のご都合主義が最も如実に現れているように思われてなりません(-.-;)y-゜゜
2023年10月18日
チヂミ、チャプチェ、韓国風モツ煮込み、参鶏湯
旧クラブの馬トモ人事部のSさんとご近所の韓国薬膳料理店「葉菜」で食事。ワタシが先月末に同店で古稀記念パーティを催してもらっていた時に、ちょうど釧路どさんこ外乗を楽しんでらしたSさんは今日そのお土産を届けに来てくださって、やっぱり同店でのお食事をご希望になった次第(^^ゞ当然どさんこ外乗の話を色々と伺ったのだけれど、「今回の外乗は宮島岬コースだったんですけど、倒木がすごく多くてビックリしたんですよ〜」とのこと。「それってまた北海道に台風が来ちゃったせいなの?」と訊いたら「台風だと幹がポキンと折れてる感じじゃないですか。今回はそうじゃなくて木が根こそぎ倒れてるんですよ。で、宮島岬のほうは原生林の結構大きな木が多いじゃないですか。それがみんな根こそぎ倒れてるんですよ。ガイドインストラクターの角田さんに一体何が起こったんですか?って訊いたら、最近は雪がゼンゼン降らなくて、つまり地面に水分が蓄えられないから、根がすっかりやられちゃったらしいんですよ。要するに地球温暖化の影響がついに釧路湿原にも出始めたってことですよね」とSさん。「最近は南米のアマゾン川でさえ干上がってる映像を見せられちゃうくらいだからね〜正直わたしたちの目の黒い間だけはナントカ地球が保ってほしいもんだよね〜」とワタシは言わざるを得ませんでした(-.-;)y-゜゜
2023年10月19日
ナスと秋鮭の揚げ浸し
ナスとインゲンの素揚げと鮭のから揚げを、酢砂糖醤油に生姜の薄切りと鷹の爪の輪切り水少々を加えた漬け汁に浸して和えた今日のQP料理。ナスは乱切りして水にさらして水切りをしっかりしておくこと。インゲンはヘタを取って横2等分。鮭は塩してしばらく置いてから表面の水分を拭き取って揚げる前に片栗粉をまぶしておくこと。茄子とインゲンは冷たい油に入れて強火の中火で加熱すると色鮮やかに仕上がる。鮭は高温の油で色づくまでしっかり揚げること。共に熱いうちに漬け汁に浸すのがポイント。
昨日は馬トモのSさんと、今日は旧友のモリと電話で会話して、今や世界は「一体どの口が言う」合戦だよね〜というお互いの見解がみごとに一致したものである。要は国連でウクライナ侵攻の件に関するロシアの拒否権発動を米国が非難していたかと思ったら、今度はイスラエル V Sハマスの停戦案に対する米国の拒否権発動がロシアに強く非難されているのだから、本当に大国のエゴたるや付ける薬がない!といった感じである。なので晩ご飯後に見たBS-TBS報道1930も、米国政府がなぜそこまでイスラエル寄りなのかを、米社会におけるユダヤ系の影響力として検証。といっても、それはごく並の想像力の範囲内でしかなかったが、ただ現代ではユダヤ教徒の影響力というより、イズラエルの存在を全面肯定しているキリスト教福音派の影響力のほうが非常に大きいようで、とにかくいかなる宗教勢力も政治に影響力を発揮すると大概ろくなことにはならない気がして、中東情勢はその最たるものだろうし、米国の和平介入をイマイチ信用できないのは、何だかんだいっても米国人の何割かは清教徒のDNAを細々とでも引きずって妙にマジな宗教的側面を根強く残しているせいかかもしれない。その点、政教分離に強くこだわってライシテ(世俗主義)の非宗教性を市民社会に鋭く求めるフランスとは、いくら自由の女神を貰った間柄でも、大変に異なる国だという気がする。フランスはフランスでその強固なライシテ故にイスラム教徒と衝突が絶えないのもまた事実なのですが(-.-;)y-゜゜
2023年10月20日
牛肉の炒めもの塩もみ小松菜ソース
今日のQPで見た料理。小松菜を細かく切って塩を振ってしばらく置いてから水けを切ってニンニクのみじん切り、レモン汁、オリーブ油で和えて作ったソースを、さっと炒めて塩胡椒しただけの牛肉にかけて食す。このソースはぴりっとして美味しいのでオススメ!
今日の海外ニュースで気になったのはやはりバイデン米大統領の演説で、プーチンとハマスを同列に並べて両者に通じるものがあると述べた点には、プーチンと似てるのはネタニヤフのほうだろうに!と即ツッコミを入れたくなったし、ウクライナを含めた軍事支援併せて1000億ドル日本円にして14兆の予算承認を議会に求めるという発言は米国市民が一体どんな顔で聞いてるんだろう?と首を捻ったものである。米国内のユダヤ系でも即時停戦を求めてデモする人びともあるようなのに、米政府の全面的にネタニヤフ政権の肩を持って苛烈な復讐を容認するかのような姿勢が、果たして国内でどれほどの共感を得ているのかが正直さっぱりわからない。一方でガザ地区の住人には物資の支援や救済を働きかけているとはいえ、現地で支援より必要なのは停戦!という声が上がっているのも当然かと思われて、こんなことしてたら民主主義=金持ちが住んでる国の特権みたいなイメージが世界中に蔓延しないだろうか?といささか心配にもなるのでした(-.-;)y-゜゜
2023年10月21日
グリーンカレー、ミックスビーンズとレタスのサラダ
サラダは自家製フレンチドレッシングで食す。カレーは先日馬トモのSさんから頂戴した無印良品のレトルトで「コレおいしいから一度食べてみてください!」といわれた通り、とてもスパイシーでおいしく食べられました∈^0^∋
けさのワールドニュースでも世界各局がイスラエル軍ガザ侵攻直前の状況を報じたが、イスラエルの国内情勢をレポートした BBC は、反ハマスの結束が非常に高まっているとはいえ、やはりネタニヤフは支持しないどころか彼に対する批判的な声も多く、シオニズムに取り憑かれた極右政党リクードがパレスチナとの分断を煽ったという見方がイスラエル国内にもあることを報じていた。さらに英国内におけるユダヤ系の人びとにもインタビューして、この問題が必ずしもイスラエル国内に留まらないのを示したが、各国のユダヤ系の人びとも非常に複雑な心境に違いないのは米国のデモにも明らかだろう。もちろん欧米諸国と比べたら少数とはいえ日本にも沢山いらっしゃるのは、わたしがまだ20代のころ当時の親しい方にイスラエル大使館主催?のパーティの連れられて、ダンスボウルに参加した時に知ったのだった。最後は大勢でやっぱりマイムマイムみたいなダンスになることや、一口にユダヤ系といってしまうけど人相だけ見ても本当にさまざまな顔があって要は今でいう多様性を象徴していたのが印象的で、人相のみならず考え方も何もかも千差万別なんだろうし、それはパレスチナ人でも、アメリカ人でも、ロシア人でも中国人でも同じだろうから、それぞれの国情もまた一様に見ることは本来できないはずなのである。にもかかわらず一国があたかも一様であるかのごとくに装って、排外的なムードを醸成する輩がこれまたどこに国でもいるんだろうし、そうした排他的な民心を政治家が利用しやすいのもまた各国共通なのだろうから、とにかくその手の排他的なアホを社会に絶対はびこらせないよう、小さな芽のうちからしっかり摘んでボコボコにしておくことこそが、戦争を回避する一番の要件だと思われます(-.-;)y-゜゜
2023年10月22日
酢豚、ちらし寿司、根菜のサラダ
乗馬の帰りに大宮ルミネ地下でゲット。
少しひんやりしたけど乗馬には最適な今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。クリトンの歩様は大分よくなってきたとはいえ、まだ駈歩だとA子先生の騎乗でも後肢が頼りなく見えるし、速歩でもかなり追い込まないと後肢の踏み込みが弱いので、完全復調とはいいがたいから、やはりミノワ先生に再診を願いたいところだが、先生もお忙しくてなかなか往診して戴けないため、今はとにかくその日の調子を見ながら運動の負荷を上げていくしかない感じである。で、今週末の1鞍目は結構ヤル気があってレッスンの中盤から歩様が良くなり始めたものの、だんだん冷え込んで来たせいかA子先生の下乗りで序盤は馬体がほぐれにくくてガタガタした乗り心地だったようだし、2鞍目になると今度は疲れたせいか右手前の動きをしたがらないワガママぶりを発揮して、いい状態が持続しないのも万全な体調とはいい難いせいだろう。クリトン自身も巧く動けないのが気まずいのか、妙にシュンとした表情に見えたのが可哀想だった。ともあれ、これからのシーズンはどの馬も馬体が強張りやすくなるし、狭い厩舎の馬房にずっと閉じ込められてたら馬体がほぐれないのも当然だから、当クラブでは天気の好い昼間に放牧をしていて、馬場の外にも1頭ずつの放牧スペースが設けてあるから、大方の馬はそこで食事したりハネを伸ばしたりしているのに、クリトンだけはどうも放牧に馴れず、バッと走って放馬になってしまうケースが過去に多々あったため、クラブのスタッフが怖がって放牧されない状態がずっと続いていたのだけれど、今日はベテランインストラクターのN先生が「好いお天気だし、クリトン放牧してみましょうか?」と声をかけてくださったので、待ってました!とばかりにお願いすることに。それで何とか馬場外の放牧スペースに出して昼飼いの乾草を食べさせることが出来て、やったー!これでクリトンも放牧してもらえる(*^^)vと歓んだのも束の間、乾草を食べ終わったらすぐにヒヒーン!と大声で嘶くのでビックリして駆けつけたら、もう出してくれといわんばかりにこちらをじいっと見て、無視して放っておいたらまたヒヒーン!ヒヒーン!と鳴きまくるので、結局ものの小一時間も放牧できずに終わってしまうはめに。どうやら放牧スペースに入れられると人の姿が見えないから不安になるせいなのか、放牧が却って精神的ストレスになってるように見えるのは如何なものか(-。-;)以前によく競技会に出場していた頃も、競技会場の厩舎で1頭きりになるとヒヒーン!ヒヒーン!と会場中に聞こえるようなイナナキを上げて、同じ厩舎にいる他の馬たちにまでイナナキの大合唱をさせるという非常に人騒がせな馬だったのだが、20歳過ぎの初老馬にしていまだに幼稚な構ってチャンなのは本当に困ったもんであります(-.-;)y-゜゜
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気が滅入りながらも連日、国際報道から目が離せません。映画「アラビアのロレンス」に惹かれてシリアを旅した事もありますが、現実には大英帝国の破廉恥な外交がアラブとユダヤの敵対関係を生んだのも承知で、先週は根深い憎悪の百年を「映像の世紀」再放送で振り返りました。「報道1930」は広い視野で世界情勢を知る重要な情報源で、パレスチナもウクライナも早く停戦になり、戦火がこれ以上拡大しない様祈らずにはいられません。
投稿者 ウサコの母 : 2023年10月23日 11:51
2023年10月23日
ひらひら豚大根
今日のQPで見た超お手軽な料理。皮を剥いてスライサーで薄切りした大根に出汁を加えて酒と淡口醤油で調味して弱火で柔らかくなるまで煮て、湯通した豚しゃぶ肉を入れてさっと火を通し、仕上げに万能ネギをトッピングしてスダチの絞り汁を垂らすだけ。
食後に旧友のモリから電話があって「ねえ、聞いて欲しいんだけど」と言ったのはワタシのほうで、実は週末に起きたアクシデントを誰かに話したくてムズムズしてたのだった。それは乗馬の帰りにさほど混んではないけどワタシの座る席はなかった電車に乗り込んだ時のこと。立ってスマホを見てたら電車がとんでもない急ブレーキをかけたのでさすがによろけてしまい、横のつり革につかまってる若い男性に思わずもたれかかる恰好になった瞬間「向こうがサッと肩すかしをくわして避けたんだよ。それでワタシは仰向けにひっくり返って電車の床面にバタンと倒れ落ちたわけ」「ええっ!それでカラダ大丈夫だったの?」とモリに訊かれ「さすがに落馬の経験があるから咄嗟にカラダを丸めて衝撃を少なくしたし、ゴム床だからそんなに痛くもなくて大丈夫だったんだけど、車内は騒然としちゃうし恥ずかしいでしょ。70歳の婆さんに一体何してくれてんねん!と文句いおうにも、その男性がまた見るからに気が弱そうな若者で「すいません、すいません」と後で何度も謝ったから別に悪気はなかったみたい。けど小柄な婆さんが倒れかかって来たら、ふつうは受け止めるし、嫌でも押し返すでしょ。避けるなんて全く考えられなくない?」とワタシ。「ああ、でも今の若い子ならそうするかもよ。とにかく何にでも関わり合いなりたくないということなんでしょうねえ」とモリ「いやいや、そんな難しい話じゃなく咄嗟の反射的な行動として、まずさっと逃げちゃうのはまるで草食動物みたいじゃない。ああ、だから草食男子っていうわけか」と妙に感心してしまったワタシ(^_^;それにしても「反射的な行動すら昔と違って来ちゃったということは、本当に大変なことだよね〜あれじゃきっと敵が攻めてきたらさあっと逃げちゃうだろうから戦争にならなくて済みそうだけど、大地震とかあったりしても、若い男子だからってアテにするのはマチガイだってことがよくわかりました」と言いつつも、まあ、もちろんみんなから頼りにされて積極的に人助けをする若い子も沢山いるのは知っているのですが(-.-;)y-゜゜
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咄嗟によけてしまったその心は?何度も謝ったのを見ると悪いヤツではなさそうですが、男のくせに!と昭和なセクハラ発言をしたくなる行動ですね。私世代も知らない人にはついていかないよう言われて育ちましたが、今の若い世代はさらに進んで喋らない、目を合わせない、関わらないよう教育を受けているからこう育つ?ゲーム世代だからか俊敏な動きには長けていそう・・・
投稿者 マロン : 2023年10月24日 10:02
2023年10月24日
揚げレンコンと鶏胸肉の甘酢和え
今日のQ Pで見た料理。素揚げしたパブリカと、片栗粉をまぶして揚げたレンコンと鶏胸肉を、同量のオイスターソース砂糖酢醤油煎り白ごまを混ぜ合わせた甘酢ダレにからめて仕上げに万能ネギの小口切りをトッピング。パブリカは乱切りに、レンコンは半月切りにするのが太かったのでイチョウ切りにした。鶏胸肉はまず縦半分に切ってから削ぎ切りにして塩胡椒し、砂糖を少しまぶしてしっとりさせておくのがQ Pのおすすめポイント。とても美味しく食べられたのでオススメ!
食後に見たBS-TBS報道1930は解散命令が請求された旧統一教会今後の展望を特集し、旧オウム真理教を代表して懐かしい上祐氏のインタビュー映像も流したが、宗教法人としての解散は教団資金の所在や流れが不透明になるだけで、教団の生命が絶たれることは決してなさそうだし、統一教会の場合は本部が韓国だけに日本を集金場所と設定した布教活動が今後も止むことはなさそうである。それにしても宗教というものは必要とする人と、しない人がいて、両者が本当のところで理解し合えることはないような気がするから、だれしもこの問題は語りにくいのだが、幼稚園から大学女子寮までの17年間をカトリックのミッション施設で過ごした上で、自分は宗教を必要としない人の部類だと確信しているわたしにとっては、いかなる宗教もこれほど科学文明が発達した現代社会で信じられていることのほうがふしぎでしかないため、その宗教によって血を血で洗うような争いまで起きている現実の不条理さを昨今は痛感せざるを得ないのだった。一方で、宗教を必要とする人にとっては解散命令が宗教的弾圧と受け取られてますます信仰が強固になる可能性が高いように、常在戦場を余儀なくされている中東の人びともイスラム教の信仰をますます深める結果、彼らのいう聖戦を終わらせることはないのだろうし、ガザ侵攻でかりにハマスが殲滅させられても、その後は世界各地ことに欧米諸国でテロが頻発するのは避けられないがするのだった(-.-;)y-゜゜
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ボローニャ大学だったか、どこだったか、布教の時に、相手を説き伏せる技量を磨くというか、そういうディベートの必要で、初期の大学ができあがっていったというような話を聞いたことが、あるような気がします
確かに、科学や文明が発達して、そういう教育を受けても、宗教の教理?とかも信じることができるのって、どういう知能の構造というか、心理になってるのか、とっても不思議です
結果的に見て、というか、傍から見て驚嘆なのは、本来は根本のものだったはずのユダヤ教というのが、邪険にされちゃってるというか、漂白の民となっちゃってるのが、なんかすごいです。
ま、宗教は難しいというか、面倒なので、ちょっと離れて見ているというのが、大方の日本人かと思います
さて
私は、阿佐ヶ谷ジャズストリートに行きました
大橋美加さんと、志賀聡美さんと赤木りえさんのチケットを買って、聴きました
歌も演奏もよかったです
思っていたのと違ったのは、とてもお行儀よく聴いてなきゃいけない雰囲気です
教会と学校ということで、飲食禁止で、ペットボトルのお茶を飲むのも躊躇われました
観客は高齢者ばかり、あ、中高年というのがいいのかな
スタッフの方たちも、そうですね
ついでに言えば、出演者の方たちも、年齢が高い感じです
ほんとに、ジャズって、そういうものになってしまっているんですね
それから、阿佐ヶ谷って、中央線の高架下が両脇の駅まで続く道になっていて、阿佐ヶ谷駅の近くでは、高架下の道の両脇に店が並んでました
飲んだり食べたりできる店ばかりじゃなく、おしゃれな料理教室とか、面白そうでした
通りに面した部分が、ガラス張りで、中が丸見えのオープンな料理教室です
今、検索してみたら、『コトラボ』という雑誌オレンジページの料理教室のようです
「憧れのあの人から教わる料理教室」のようなことが書いてあったような気がします
投稿者 せろり : 2023年10月31日 23:16
2023年10月25日
豆乳担々麺
前にQPで見た料理。ゴマ油でニンニク、生姜、長ネギのみじん切りを炒めて豚ひき肉を炒め合わせ、水で溶いた味噌、豆板醤、砂糖少々で調味して肉味噌を作る。調整豆乳に水と鶏ガラスープを加えての、砂糖、塩で調味してスープを作る。スープに茹でた中華麺を入れて、肉味噌と電子レンジで火を通したチンゲンサイを加えて仕上げにラー油を垂らす。
けさのワールドニュースではBBCがハマスの人質解放を詳しく報じて、ハマスは人質のためにシャンプーやコンディショナーまで用意していたという解放された女性の話や、攻撃に遭って無事だったイスラエル女性は、事前にハマスは畑を焼いたりして脅威が忍び寄っていたことを伝えても、それを全く無視していたイスラエル政府や軍に責任がある!と話していたことが印象に残った。またハマスの暴発はパレスチナ人をそこまで追いつめた側の責任、つまりイスラエルのこれまでのやり方を暗に批判する発言をした国連のグテーレス事務総長に対して、イスラエルの外相や国連大使が完全にキレて辞任要求をしたというニュースにも驚かされたし、一方でイスラエルは国際法を無視してヨルダン川西岸地区に何十万人もユダヤ人を入植させて、ここが第二のガザになる脅威を与え、新たな紛争の火種になりそうな雰囲気をも伝えていた。ユダヤ人入植者の話は日本の戦前における満州を想い出させて、つまり今回のハマス奇襲は満蒙開拓団が中国の匪賊から襲撃されたようなものだったのだろうと推測される。むろん規模は比較にならないけれど。
ともあれ英国政府はイスラエル全面支持でも、今日見たBBCの放送だと、イスラエルはどうも厚かましいという感じの印象を与えて、パレスチナにむしろ同情的な世論を形成するかのようだったが、恐らくこれは英国に限らず欧米マスコミ全体の論調の変化かもしれない。そのせいかどうか米国のブリンケン国務長官が一時的停戦を提案するなどしているが、今さらそんなことを提案するくらいなら、なぜもっと早くにイスラエルを牽制しなかったのか?ハマス奇襲後は無理としても、それよりもっと早くに極右政党リクードによる国際法を無視したイスラエルの入植に牽制をかけるべきだったのではないか?と思われてならない。ロシアのウクライナ侵攻を許したのも、クリミア侵略の時点で止められなかったことの結果であるのは明白だし、プーチンをつけあがらせたようにネタニヤフをつけあがらせたことが今回の大惨事を招いたわけで、これが今後に新たなテロの火種を欧米諸国にばらまく結果となっても文句はいえない気がする。
晩ご飯のあとに見たBS-TBS報道1930もこの問題を取りあげて、現地におけるさまざまな立場のイスラエル人が今度の事態を一体どう思っているかのインタビューを流したが、パレスチナ人に対する非人道的な扱いをさせられたイスラエル兵士がそのことの悔恨を口にする一方で、ホロコーストを経験して新たに建国しても自分たちはユダヤ人だから嫌われていると思い込まざるを得ない女性の発言もあって、わたしはそれを聴きながら、嗚呼……と深い嘆息を洩らさずにはられなかった。
2023年10月26日
無水肉じゃが
今日のQPで見た料理。同量の砂糖と醤油を揉み込んだ細切れ牛肉を鍋で炒めて半分火が通ったら太めの半月切りにした玉ネギを炒め合わせてフタして10分ほど火を通し、大きめに切ったジャガイモと小さめに切ったニンジンを加えて醤油を垂らし、さらに15分ほど加熱して、最後に短めに切ったインゲンを加えて蒸し煮するだけ。水を使わずに野菜の水分で煮るのがポイント。
けさ見たワールドニュースでちょっと気になったのは、日本のメーカーがすっかり出遅れてどうやら本格参入にまで漕ぎつけないうちに、EV車の世界市場が早くも低迷し始めていることを報じたシンガポールCNAニュースである。低迷の原因は要するに買うべき人はもう買っちゃってる、つまり意識高い系のお金持ちは既にもうみんなEV車に乗ってるので、あとは購買者のターゲットを中間層に絞るしかないのだけれど、世界的な景気低迷や先行き不安で中間層の懐を余りアテにできない現状が問題なのだとか。それはEV車に限らずあらゆる商品に当てはまりそうで、そもそも今後の世界に果たして中間層なるものが存在し得るのかどうかという、人類社会が根底から揺さぶられる不安材料が見えるために、消費活動は鈍りがちだし、先進諸国の少子化も進んでいるというわけなのだろう。みんながみんな今度の岸田演説みたいな「明日は今日より必ずよくなると信じられる」世の中なんてもう半世紀以上前に終わっているのは周知の事実で、代わりにみんなが自分の好きなことを細々となら続けていける世の中に変化したのを察知して、自分がよほどの経済的な優位性や優秀性に恵まれていない限り、今は好きな細々の幸せを手に入れたほうが勝ちみたいな感覚でいるのではなかろうか。というわけで、みんながみんな宇宙旅行したいとか、無人島を丸ごとプライベートビーチにしたいとか、超高層ビルの最上階をフロア所有したいとか、冷凍冬眠して未来で病気を治したいとかは決して思わないであろうことを前提に今後の世の中は推移するのだろうし、いかなる商品もまた意外に早く天井が見えることを前提とした販売を余儀なくされるのだろうが、そういうこともまた現在の高齢層にはまだ感覚的に理解しがたいことだろうから、比較的お年寄りの割合が多い政治家にはオワコンならぬオワ観(カン)発言の多いことが若年有権者をますます萎えさせてしまうのはいうまでもなさそうです(-.-;)y-゜゜
2023年10月27日
ソース焼きそば、ミネストローネスープ
マルエツの棚に「焼きそばソース」なるものを見つけてしまってこのメニューに(^^ゞ具は豚バラ肉、玉ネギ、キャベツ、ピーマン、舞茸。スープはもらい物の帝国ホテル製缶詰。
今日は中国の李克強元首相の訃報に驚かされて、まさか消されたわけじゃないよねえと思いつつ、中国経済が急激に傾いているという報道をよく耳にする昨今だけに、国内でショックを受けた人も多いのではないかと想像された。
日本国内では最近わたしのチョイ上くらいの年齢であるミュージシャンの訃報が相次いでショックを受けた方もあろうが、今日はずっと年上世代の犬塚弘氏の訃報を聞いて、ああ、とうとう……という感慨を催したものである。幼い頃に「シャボン玉ホリデー」を見て育ったわたしには勿論クレージーキャッツのメンバーで最後の生き残りが亡くなったといこともさることながら、個人的な接点のあった方なので感慨もひとしおだったのだ。この話は以前にもブログに書いたかもしれないが、三越劇場で木村光一演出・三田佳子主演で水上勉作「越前竹人形」が上演された際、当時松竹に勤務していたわたしは三越劇場の友人から京都弁指導を委嘱され、木村光一氏から犬塚氏の特訓を頼まれてナベプロの事務所まで行った覚えがあるのだった。自分は十六代続いた江戸っ子だから京都弁は本当に苦手なんだという犬塚氏は、さすがにミュージシャンらしく、わたしが話す京都弁のアクセントやイントネーションを全て楽譜に落として「最近は夢にコワイ顔した松井さんが出てくるんですよ」と仰言るくらい熱心にマスターされたのを想い出しながら、謹んで御冥福をお祈り申し上げる次第です。
コメント(1)
最初、読んだ時、「焼きそばソース」と書いてあるのを、きちんと理解できなかった。
まず、頭に浮かんだのは、マルちゃん焼きそばソース味3人前、のような生めん3玉が袋に入ってる、あのちょっと重たいのが、積みあがったイメージでした
読み直したときに、今朝子さまが仰ってるのは「ソース」のみ、ということがやっとわかりました。
基本的に食材は、当日に使い切るという方針の今朝子さまが、3人前が入った袋を買うことなんてありえない
それなのに、自分がいつも買うものがパッと思い浮かんでしまった
このところよく言われる、ちゃんと日本語の文章が読める人が少なくなっている、ということについて、まさか私自身が該当してるなんて、とちょっと衝撃です
小さなことですが、自分のポンコツを受け入れるのって、ちょっとつらいです
谷村新司さんの訃報は、悲しいです
大好きな歌がたくさんあります
先週、ミュージックフェアで特集を緊急でやってましたが、とてもよかったです
たった30分の中に、なるべく多くをいれるべく、司会のおしゃべりは冒頭の紹介のみで、あとはただ多くの歌を流してくれた
聞き覚えがある部分を中心に、ひとつの曲は短いけど、たくさんの歌を流してくれて、とてもよかったです
李克強前首相死去というのも衝撃です
まだ68才なのに。
犬塚弘さんは、最後のクレージーのメンバーだったんですね。
やはりベース担当の人は、名役者になる率が高いのですかねぇ、サリーもそうだし。
投稿者 せろり : 2023年10月28日 09:14
2023年10月28日
野菜担々麺、点心3点、油淋鶏のセット
近所の馬トモOさんと大宮ルミネ内の「石庫門」で食事。医療従事者のOさんは胃腸の具合が思わしくなくて好きな担々麺を避けてエビ雲呑麺になさったのだが、胃腸が悪くなった原因は若い仕事仲間が医療ミスにつながりかねない事態を招いたからなのだそうで「今の若い子ってみんな仕事が早いし優秀だと思うんだけど、肝腎なとこを逃げちゃたり、避けちゃったりするから怖くてアテに出来ないのよね〜」と仰言るので、わたしは先日乗馬帰りの車内でよろけて若い子に避けられた結果、仰向けにひっくり返った話を披露して、たしかにアテにしちゃいけない感じはよくわかるわ〜と応じたのでした(^_^;)
2023年10月29日
鮨、餃子
大宮エキュートでゲット。
荒れ模様という予報の割に意外と平穏だった埼玉県下の馬場で今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。今週はなんといっても獣医のミノワ先生がやっと往診してくださって、クリトン不調の原因を指摘してくださったことが有り難かった。どうやら蹄が伸びすぎて着地の際に爪先がひっかかりやすくなっていて、その結果として蹄の上部にある球節という関節が傷んで痛みと熱感が出ているらしいとのこと。蹄はもちろん5週に1度のペースで削蹄してもらっているのであるが、クリトン担当の装蹄師さんは仕事が丁寧で慎重な方なのだけれど、近頃はどうも蹄の切りすぎ恐れた結果、伸びすぎたのではないかということで、ミノワ先生が蹄のレントゲンを撮って、どこまで切っても大丈夫かを報せるとのと。蹄のレントゲン撮影はクリトンが以前にナビキュラーを患った時以来で、今回は一応4肢全てのレントゲンを撮って戴いた次第。上の写真がレントゲン撮影風景で、下のレントゲン映像で素人目にも蹄が異常に伸びているのはおわかり戴けると思うが、クリトンの脚の間にある黒いタブレットが
ン百万もする高価なレントゲン受像機で、防水加工がなされていないため水に濡れたらン百万がパアとあって、乾いた繋ぎ場をできるだけキレイにしてそこにクリトンを立たせた途端にジャーッと大量放尿する始末(-。-;) まあ撮影の最中じゃなかっただけマシかもね〜と気を取り直し、おが粉を蒔いてオシッコの水たまりを除去して何とか撮影を無事完了したものの、クリトンの顔を見たらいつの間にか鼻血を垂らしていて、ときどき鼻血を出すのが気になっていたことを先生に話したら、念のために内視鏡検査をしておきましょうとのこと。というわけで、胃カメラみたいなチューブを麻酔もなしに鼻の穴に突っ込まれたクリトンはさすがに気持ち悪かっただろうに、二度ほどくしゃみっぽいものをしただけで別に暴れもせず素直に受け容れていたから、ホントに医療行為の好きな馬なのであった(^0^;)結果、粘膜に鬱血があって、血圧が上がった時などに出血するものの、命にかかわる部位からの出血ではゼンゼンないのが判明して一安心でした(*^^)vそんなわけで今週はクリトンに無理な運動はさせられないので、今日は騎乗もそこそこにクラブから東京駅に直行し、KITTEビル内の喫茶店で帰国直前のコミンズ博士とお目にかかって色々とお話を。ポートランド州立大学名誉教授の同博士は早稲田大隈講堂での「弘知法印御伝記」の上演後も日本にずっと滞在なさっており、その間にわたしが強くオススメした木ノ下歌舞伎の「勧進帳」を水戸公演でご覧になって大変感心なさったようで、その感想を伝えたいということで今日の再会と相成った次第。木ノ下氏とも会談され「才能がある上に本当にいい方だから、ああした優れた才能の俳優や演出家が彼に協力してるんだというのが非常によくわかりました」と感想を洩らされて、お二人が大変いい出会いになった様子が窺えました。
コメント(1)
コミンズ教授が木ノ下歌舞伎「勧進帳」を観覧し、木ノ下さんともお会いになったとは、私にもうれしい話でした。昨日で国立劇場は閉場となり、先の見通しもない中、木ノ下歌舞伎と英語歌舞伎という歌舞伎の未来を示唆する明るい話題に
思えました。
先週、NHK国際報道で「キーン氏がつないだ英語歌舞伎」として、コミンズ先生率いた新潟柏崎での公演が報じられました。キーン氏が狂言を演じる場面やコミンズ先生との語らい、弘知法印が祀られている寺、蜘蛛を演じた女性のコメントなど、実際の舞台を思い出して、5分ほどでも充実の内容でした。11月1日午前5時までNHKプラスでも見ることができ、放送日10月24日「望むのは平和…」の回の後半部分です。
投稿者 ウサコの母 : 2023年10月30日 10:57
2023年10月30日
鶏胸肉とブロッコリーのぴり辛マヨ炒め
今日のQPで見た簡単リーズナブルな炒め料理。削ぎ切りした皮なし鶏胸肉に塩を揉み込んで片栗粉をまぶして炒め、小房に分け水洗いして電子レンジ蒸しにしたブロッコリーとほぐしたシメジを炒め合わせ、醤油と豆板醤を混ぜ込んだマヨネーズをからめて仕上げるだけ。
けさのワールドニュースでも欧州各局は相変わらずイスラエルのガザ侵攻を大きく取りあげていたが、気になったのはフランス国内でユダヤ系住民に対するヘイトクライムが激増しているという報道だ。フランス2の前に見たドイツZ D Fニュースではガザ地区の住人の「生きるのは地獄だ。いっそ瓦礫の下になって死んでしまいたい」というコトバが強い印象を残しながらも、イスラエル国内ではネタニヤフ首相の厚顔なやり方に大変反発している国民も多いことが強調されていたけれど、それはやはりドイツ国内のユダヤ系に対する配慮だったのかもしれないと思われた。欧州域内でユダヤ系の人びとが再び排斥されるようなことになればますますシオニズムが強まってイスラエルを頑なにさせるのは必至だけに、各局それぞれ報道の舵取りも大変なことは想像がつく。
それにしてもプーチンにしろネタニヤフにしろ(今後もしかして習近平やエルドアンやモディ首相らも同列に論じる日が来るとまずいのだけれど)民族主義者の皮をかぶって権力に執着する強権政治家の出現ほど地球の迷惑になる存在はないし、そうした存在を生み出した民族自体も大変なデメリットをこうむることになるのだから、まずそれを生みだすようなコロニーを社会に醸成しないのが肝腎なのだろう。その点、日本は昔からそうした強権の政治家を比較的生みだしにくい国柄のようで、それは父祖の七光りで成れたような二世三世政治家が多いこととと無関係ではないのかもしれない。所詮七光り連中はせいぜい反対意見を無視する程度で、政敵の弾圧や抹殺も辞さないほどの強権的な存在になるだけの厚かましさはあっても、まず度胸がないといってよさそうに思われます(-.-;)y-゜゜
2023年10月31日
トンカツ弁当
大宮駅前の「新宿さぼてん」でゲット。夕方歯科医院に行ったので料理の時間はカットしました(^^ゞ
食事しながら見たBS-TBS報道1930は今夜もイスラエルVSハマスの特集。今日は世界銀行がガザ侵攻により原油価格暴騰の恐れもあると警告したのが気になっていたので番組を最後までしっかり見たのだが、どうやらこの警告は早計に過ぎたようで、実際はイランが参戦でもしない限り暴騰の危険性はなさそうである。同番組がその前に紹介したのは人質解放の仲介役を演じたカタールという国で、サッカーのイメージしかなかっただけに驚く話が多かった。まず国の端から端までクルマで走っても3時間しかからない (!_+)という文字通りの小国ながら、天然ガスの埋蔵量が厖大で採掘事業をイランと共同経営する一方、中東最大の米軍基地を置いてアメリカと極めて良好な関係を築きつつ、ハマスやタリバンも事務拠点をここに置いたりしているという、呆れるほどの全方位外交に徹している点は極めてユニークな小国のありようとして、今後の動向も含めて大変興味深く見たのである(-.-;)y-゜゜