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2023年08月30日

ソース焼きそば、ミネストローネスープ

久々にソース味が食べたくなってこのメニューに(^^ゞ今日の具は豚ロース肉、玉ネギ、キャベツ、アスパラガス、椎茸。スープは市販のレトルト。
食事しながら見たBS-TBS報道1930はジャニーズ事務所の性加害問題についてを特集。ジャニーズ事務所が依頼したはずの調査特別チームが記者会見で驚くほど率直に踏み込んだ発言をしたことにより、この問題は昨日からTV各局が大きく報じているが、それ以前に国連の人権問題専門家がこれまた驚くほどハッキリと告発し、被害者は数百人及ぶと発言したのも衝撃的で、とにかくこの問題を業界人で知らなかった人は皆無だろうし、薄々知ってたファンもいたはずだけど、こうして表沙汰になると大変な深刻さを改めて突きつけられた気がしたものである。長い年月に及んで性加害者だった故人は典型的なペドフィリアというべきで、ペドフィリアは日本で比較的扱われてこなかった特殊な性嗜好の問題だ。わたしがそれを初めて知ったのも「ワインズバーグ、オハイオ」という米国20世紀初頭の小説を英語の教科書で読んだ時だったような気がする。日本だと古来から僧侶のお稚児さんが当然の如く存在し、それになぞらえた習性が各界に広まっていたせいか、近代以降の文学で却って取りあげられなかったのかもしれない。欧米諸国だとLGBTは完全OKな今日でも、ペドフィリアは絶対に許されない性的嗜好であり、それに関与した神父の件で責任を感じたローマ教皇がつい先ごろ現地を訪ねて陳謝したのも記憶に新しいところである。欧米のそうした流れが日本に及んでBBCの特番が配信されたことで一気に表沙汰になったのだから、芸能プロにとってはまさに黒船来航の衝撃だったに違いない。また欧米の芸能界におけるMeToo運動が日本では性を取り換えてこの問題に集約されたような気がしないでもないのだった。
もう一つ日本でこの問題が長らく取りあげられなかったのは、少なくとも半世紀前までは芸能界を所詮ヤクザな世界と見る向きが強く、今でこそアーチストとして一般人よりノーブレスな存在と見る向きも多い芸能人も、昔は芸能人だからしょうがないよね的な憐愍の対象だった時代が長かったために、そのイメージで放置されていたものと思われる。芸能界が社会的地位を徐々に上げていったのは欧米でも20世紀以降だろうし、その結果、芸能界や芸能人は今やノーブレスオブリージュを問われる存在でもあるからして、日本が欧米に追随しているからには日本の芸能界もノーブレスオブリージュが強く問われる時代に突入していることを、ジャニーズ事務所のみならず多くの芸能関係者が銘記すべきなのでしょう(-.-;)y-゜゜


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