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2023年06月17日

牛タン定食

近所の馬トモOさんと大宮そごう内の牛タン専門店で食事。
今宵はまず右のNEWS欄をご覧ください(^^ゞ以前NHK出版で上梓した『歌舞伎の中の日本』を、このたび集英社の文庫本として再版することになりました(*^^)vそもそもはNHK教育テレビ「知る楽」2009/4〜5放送の番組テキストを大幅に書き足して上梓したものが、2015年度に日本政府の翻訳出版事業対象書籍に選定され、英訳版 "KABUKI A Mirror of Japan" として各国の大学図書館を始め世界各地に送られていたにもかかわらず、肝腎のオリジナル版は印刷所の倒産等で絶版の憂き目に遭い、それを惜しんでくださった集英社の伊藤さんの尽力で、また一から作り直して再版できたのは非常に有り難いことでした\(^O^)/ というわけで、むろんワタシも校正ゲラを一から読み直してみて、これは小説を書きだす以前に歌舞伎の啓蒙書をさまざまなスタイルで手がけていたワタシのやはり集大成といえる仕事だな〜と改めて思えたのは幸いですし、この本を早くも愛読してくださった伊礼さんと布施さんが口を揃えて「これは後世に残る本です!」と仰言ってくださったのも有り難い限りでした。敢えて平易に誰にでもわかりやすいように書いて、その中に必要な情報のみならず非常にマニアックな知識をギッシリ詰め込むという手法は「ぴあ歌舞伎ワンダーランド」以来のスタイルなので、本文はさらっとも読めますし、深読みも可能なので、ご随意にご高覧くだされば幸いです。解説をポートランド州立大学名誉教授のコミンズ博士にお願いできたのは、旧友モリとのご縁からだったとはいえ、コミンズ博士はまさにワタシにとって遠方の知己ともいうべき方だったのがわかったのも嬉しい限りでした。
それにしても、よりにもよって、こんな時期に歌舞伎の本を上梓するなんて……と言いたくなるなるくらい、今は歌舞伎に逆風が吹きまくっている感じがしないでもありませんが(-。-;)改めて日本文化としての歌舞伎を考えるいい機会と捉えて、本書に目を通して戴ければ幸いです<(_ _)>


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