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2023年06月17日

『歌舞伎の中の日本』集英社文庫より 6月20日発売!

歌舞伎とはどんな芸術か、どう鑑賞すればいいのか。『忠臣蔵』や『四谷怪談』など人気演
目を年代順に取り上げ、背景や見所、作劇法を論じる。舞台の重要な要素「舞踊」も解説し、先行芸能や文化風俗を取り込み、その時代の人々の暮らしを反映させた歌舞伎の姿を浮き彫りにする。日本人のメンタリティーが生んだ歌舞伎の本当の面白さとは!?写真や図版を盛り込み総合芸術歌舞伎の真髄に迫る格好の入門書。
舞台の制作や台本作りに携わった著者が、エンターティンメントの最前線を走り、時代の波に洗われながらしぶとく生き残った現在の歌舞伎の全貌を解き明かします。初心者から通まで、歌舞伎に興味のある方に是非手に取っていただきたい名作です。
文庫化にあたり、アメリカポートランド州立大学教授として日本語及び日本文学並びに日本の伝統舞台芸術を指導され、歌舞伎に造詣の深いローレンス・コミンズ氏に解説していただきました。自らも日本の古典演劇の担い手として狂言師、日本舞踊家の下で研鑽に努めてこられたコミンズ氏は、人間の生き様は、歌舞伎の舞台上で「鏡」のように見事に映し出されていると丁寧に読み解いて下さいました。こちらもお楽しみいただければと思います。(担当者)
2023年6月20日発売
定価:本体800円+税
ISBN 978-4-08-744540-4


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