トップページ > 焼売、鮨
2023年04月23日
焼売、鮨
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
週半ばの暑さがウソのように冷え込んだ今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。天気は好いのでもちろんレッスンは通常通りだったものの、今週末のクラブは結構イベントフルだったのでそのお話を(^^ゞ 写真でおわかりの方もあろうかと思うが、今週はまず馬たちの年に1度の歯科検診の日で、鎮静剤をかけられてぼーっとした馬たちが金属製の器具で口を開けられて、人間に使うタービンに似た巨大な機械やヤスリで歯をゴリゴリ、ガリガリと削られておりました。
検診においでくださったのは日本でまだ数少ない馬の歯医者さんで、その技術をフランスで習得されたためフランス語にも堪能になられ、ルメール競馬騎手の通訳もなさったりしているという話を以前に伺った覚えがある。なので大変多忙にしてらっしゃるにもかかわらず、各馬たちの健康状態についてはしっかり憶えてくださっていて、クリトンの歯が伸びて馬体もふっくらと肉づきが良くなっているのを愛でられたのだった。馬は齧歯類みたいに歯がずっと伸び続けるわけではないものの、やはり老化すると伸びなくなるらしいので、伸びているのは若さを保っている証拠と考えてもいいそうだ。で、馬も人間と同様に噛み癖があって片側の歯だけを使うケースが多いので、すり減り方が違うとその分飼い葉の咀嚼が悪くなって栄養摂取にも障害を来すために、年に1度は歯を削って均したほうがいいとのこと。クリトンも他の馬たちも治療後はたしかに肉づきが良くなっているのだった。
歯医者さんとご一緒にミノワ獣医師も久々に来厩されて、というのも馬に投与する鎮静剤の量は馬種や馬齢や性別によって微妙に違うために同行されているのだけれど、ミノワ先生はクリトンが患って不治の病といわれていた蹄のナビキュラー症候群を完治させてくださったことで大変に信頼している獣医さんだから、今月ついに22歳を迎えて老齢期に入るクリトンの今後注意すべき点を厩舎で何かと伺ったのだった。「へ〜このクリトンがもう22歳になったんですか!」と驚いたように仰言る先生の前で馬房の中のクリトンは、人に見られていると何か動いて見せないといけないみたいに思う競技馬らしい(?_?)性癖なのか、盛んにそわそわと動きまわって落ち着きのないこと夥しく「22歳ね〜それにしては、なんだか多動症みたいね〜」と先生が呆れたように仰言るので「ホントにいつまで経っても幼稚な性格なんですけど、これって治りませんか?」と訊いたら「あっ、これはもう治せませんね」と即レスでした(^_^;)今週末もうお一方の来厩者は乗馬靴専門の靴屋さんで、誂え注文を受けにわざわざ関西から小さな当クラブにいらして9人の採寸をして帰られたのだった。乗馬靴はもちろん既製品が多いとはいえ、外反母趾がひどいワタシはとても既製品は履けなくて、以前にいたクラブでは非常にリーズナブルな値段で誂え注文を受ける業者さんがあったので、そこに注文した誂え品を修理しながら長年ず〜っと使い続けていたのだけれど、それも今や皮のひび割れがひどくて崩壊寸前のありさま(-。-;)とはいえ自分の年齢を考えるとあと何年乗馬が続けられるか?というカウントダウンにも入っているので、相当に迷ったあげくに人生最後の乗馬靴をゲットする気になったのでありますf(^ー^;
コメント (1)
今朝子様 外反母趾だったんですか‼
私もです。
又共通点が増えて嬉しいです❣
投稿者 小山雅子 : 2023年04月23日 21:48