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2023年04月22日
肉うどん、アスパラガスの胡麻和え
昨日の料理に使った万能ネギの残りが沢山あってのでこのメニューに(^^ゞ ゴマ油で牛肉の切り落としを炒めて舞茸と市販のうどん玉を炒め合わせ、醤油と味醂でシンプルに調味してから万能ネギを混ぜ合わせ、仕上げに一味を振った。うどんは電子レンジで加熱してから入れました。
食事しながら見たTBSの報道特集は地方選挙で無投票当選が多くなっている事例の紹介から、日本では政治家のなり手がないという問題を特集。つまりはそれが国政にも世襲政治家をはびこらせる結果につながって、果たして日本はいわゆる西側諸国のメンバーづらができるような、ホントに代議制民主主義の国なんだろうか(?_?)との疑念を抱かせる最大の要因なのだが、若い世代が諸外国の文化に触れることで今後は少しずつ改善されるかも?という希望的観測で特集が締めくくられたのはいいとしても、この問題は日本人のメンタリティに深く根ざした意外と厄介な問題で、一朝一夕には解決されないのではないかと、いささか悲観的に考えざるを得ない点も多々あるような気がしたのだった。そもそも人前で自分の意見や意志をハッキリ伝えるのも苦手だという人間が多数派の社会で、代議制民主主義なんてムリくない?とワタシは昔から、たとえば中学の学級会とか高校の評議会とかのレベルでも強く感じていて、それは京都の学校だったせい(?_?)とか世代の問題(?_?)とか最初は考えたのだけれど、今日に至るまでその性向は持続しているというよりも、ひょっとしたらますます高じているのかも?という気がして悲観的にならざるを得ないのだった。とにかく根本的にコミュニケーションのありようが問題なわけで、ハッキリとホントのことが言えない人間を容認するからこそ忖度社会にもなるのであった。
もう一つメンタリティに深く根ざす問題は、何事によらず概ね他人事感覚でスルーして、よほど切羽詰まらないと自分事にはならない点だろうか。なので自分事になった時点では既に手の施しようがなかったりもするのである。太平洋戦争なんかも実際そんなふうにして起きたのではなかろうか。そしてこの種の他人事感覚は日本の文化面でも顕著に現れていて、伝統文化は家元とか御曹司とか御弟子さんとか呼ばれる非常に特殊な人たち任せておけばいいんじゃない?的な思考法が浸透し、多くの人びとにとっては他国の文化以上に縁遠くても平気だったりするのだろう。政治もまた伝統芸能の世界と同じパターンで世襲化するわけであります(-.-;)y-゜゜
コメント (1)
子供の頃から家庭でも学校でも、忖度を重んじる圧の中にいて、さらに就職するとますます思ったことが言いにくい環境にいると、いざ、外国に出た時にカルチャーショックをうけます。意見がないと無視されることになってしまいます。
このことは前々から強く認識していたのですが、“他人事感覚でスルー”の問題には気づいていませんでした。今回のご指摘、本当に、まさしく、納得です。
おっしゃるとおり、日本人は他人事感覚が強く、「自分と家族が平和だったらいい、多分自分には影響は及ばないだろう、だから、オッケーだ」みたいな考えの人がかなり多いのかも、と思ったりします。もともと農耕民族だと言うことと関係があるのでしょうか?
投稿者 TANA : 2023年04月24日 04:39