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2023年04月01日

ビーフカレー、アスパラとトマトのサラダ

カレーは市販のレトルト。サラダは自家製フレンチドレシングで食す。
食事しながら見たのは相変わらずTBSの報道特集で、政府が少子化対策の叩き台を発表した今週はやはり当然ながらその問題を取りあげて、日本の若いカップルと韓国の現状を取材。日本の若いカップルの男性が子供はもはや「贅沢品」なので自分とは無縁なような言い方をされていたが、それと同じようなことを、アラサーの息子を持つわが妹もよく言って、既に孫ができないことは織り込み済みのような話をするのだった。韓国では大企業の社員とそうでない人との経済格差が甚だしいように、日本でも正規、非正規の格差があって、それが子供を作ることの障害になっている面も大きいとはいえ、子供を作るのが「贅沢」と意識されるようになると、それなら自分は子供じゃなくて別のことで贅沢したい!という気分にもなりやすいのではなかろうか。また子作りが「贅沢」と意識されるくらいにお金をかけて育てるのが前提で、それができないと子供を不幸にしてしまうように感じさせる現代社会の在り方が子作りを阻碍している面も大きいのはいうまでもあるまい。子供が増えないと困るというのも、所詮は増えすぎた高齢者の支え手として欲しいのが見え見えだけに、ワタシが今の若者なら子作りのプレッシャーはご勘弁だし、年寄りさっさと死なないから若いのが増えられないんだよ〜と文句をいうに違いない。勿論そういわれても仕方が無いくらいの覚悟をして、今に生きているのであります(-.-;)y-゜゜




2023年04月02日

天ぷらうどんセット

乗馬の帰りにハフアラブmix栗毛ウラ嬢のオーナーOさんと大宮そごう内の「歌行燈」で食事。
ホーホケキョがうるさいほど聞こえる春爛漫の馬場で今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。相変わらず体調万全のクリトンは装蹄直後とあってA子先生の下乗りでも素晴らしいパフォーマンスを披露し、ワタシが騎乗しても乗り心地は快適ながら、急に暖かくなった1鞍目はポヤーっとしていて発進の合図がイマイチ効きにくかったのはザンネン。ただ2鞍目の単独騎乗でも馬場馬術競技馬らしい歩様の良さはしっかり発揮されて、その分こちらは結構な体力を消耗させられました(^_^; で、今日のクリトンはA子先生から「良かったねえ、クリトン。今週はしっかり乗ってもらって満足したでしょう」と声をかけられており、それは先週末が雨続きで、1鞍目は降り止んだからベテランN先生の指導でしっかりレッスンが出来たものの、2鞍目は本降りだったので珍しくワタシの単独騎乗をカットしたからだった。その代わりに入念にブラッシングをして、クリトンも満足そうだったので薄馬衣を着せて厩舎に戻ろうとしたら、なぜか急に怒りだして、ワタシに前肢を上げたり頭突きしたりしながら、首を馬場のほうへグーッと伸ばすので「ああ、それはきっといつも通りに松井さんに乗ってほしいと訴えてるんでしょうね〜」とN先生にいわれてナルホド (!_+) とはいえ先週末は結構冷たい雨だったので馬体を冷やすことが心配されて、結局クリトンの訴えを無視してそのまま厩舎に帰したところ、怒りが収まらず馬房の壁を蹴りまくって大騒ぎしたのだった(◎-◎;)それゆえ今週末はたしかに2鞍騎乗されて満足した様子だったものの、ワタシの単独騎乗は所詮バイタルウォーク中心で速歩止まりのフラットワークという超たるーい騎乗に過ぎないので、それをカットしただけでクリトンがあんなに騒ぐとは思わなかったのだけれど、とにかく人間にルーティンを要求する気持ちが非常に強い馬であるのは確かであります(-.-;)y-゜゜




2023年04月03日

豚肉のソテー新玉ネギソース

今日のQPで見た料理。ソースは新玉ネギをじっくり色づくまで炒めるのではなく、さっと炒めてから酒、醤油、砂糖、ゴマ油、水を混ぜたタレを加えて煮詰めるだけなのでカンタンにできる。トンカツ用の肉は筋切りをして塩を振っておくこと。付け野菜は旬のカブを強火でさっと色づくまで炒めて葉を炒め合わせて軽く塩をしておくこと。
昨夜は坂本龍一氏の訃報に接したことで2本の映画「戦場のメリークリスマス」と「ラストエンペラー」の記憶と共につい当時の想い出に耽ってしまった。「戦メリ」は松竹を辞めてすぐの頃だったので映画関係の部署にいた社の友人から何かと情報を得ていたような気もするし、わざわざ懐かしの本社ビルまで観に行ったような気がしないでもないのだけれど、何せもう40年前にもなる (!_+)話なのでハッキリしたことは申せません(^^ゞとにかく松竹が久々に話題を振りまいた映画作品だったので印象深く、そのあとすぐに来日したデビッド・ボウイのコンサートにもノリで行った覚えがあるが、YMOのコンサートには一度も行ってないし、テクノポップについては何も語れないのだけれど、2本の映画音楽を聞いた時は、東洋人が敢えてオリエンタリズムな作曲をしたような感じを強く受けたものだ。そしてそのことが却って痛快に思えたのは、当時の日本がバブル景気の直前か入口付近にあって、いよいよ世界の檜舞台でジャパンアズNo.1に踊り出すタイミングのイケイケ感を、バブルと全く無縁なワタシでも何となく嗅ぎつけていたからかもしれない。ともあれそうしたバブル直前の時代に、2本の映画は共にかつて日本が積極的に関わった第2次世界大戦時のストーリーだったわけだが、公開当時は日本が今後こうした戦争をするなんてゼッタイあり得ない!と思えていたにもかかわらず、昨今急に目立ってキナ臭い感じが漂って来たことにはまさに隔世の感を覚えるのであります(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

先にお亡くなりになった幸宏さんの特集番組を2月にやっていて、そこで
「僕からみると、坂本くんは奇才なんですね。
で、細野晴臣って人は、天才なんです。
僕は凡人って思ってましたから。、
二人の間を取り持つ役だけが、僕の全てって」
と笑っていた。
ある時期、小学校(中学校もかな)の運動会とか、よく「ライディーン」が流れてました
だから、30代後半の人とか(40代もか)、なじみのある曲だと思います。

投稿者 せろり : 2023年04月04日 04:11

闘病中と知っていましたが、ショックで、私もあの時代を思い返しました。84年夏期講座で過ごしたイタリアの田舎町でも戦メリのポスターをよく目にして、仲良しのスペイン姉妹は「ハンサムだね!」と、ボウイファンの私とキャーキャー言ってました。今年1月に40年ぶりに再見、当時はほとんど歴史背景を分かってなかったと痛感しました。「ラストエンぺラー」でアカデミー賞を取った時も、ベネチアの友人宅でベルトルッチ監督と受賞を喜ぶ報道を見ましたが、どの映画も質が高く、映画を選ぶ参考にしていました。
震災復興や原発反対の活動は知られてますが、3月に神宮外苑再開発で都知事や文科相などに樹木伐採撤回を求める手紙を出しており、死の淵まで行動した人間性に心が動かされました。外苑再開発は五輪がらみの利権の巣窟、環境破壊の極みで、命の限界まで憂慮していた問題は見直され、遺志を生かさなければ、と強く思います。

投稿者 ウサコの母 : 2023年04月04日 21:09



2023年04月04日

オムライス

渋谷のシアタコクーンで松尾スズキ作・演出「シブヤデマタアイマショウ」を観る前に翻訳家の松岡和子さんと劇場前のカフェで食事。帰りが遅くなったので芝居については明日のブログに!




2023年04月05日

シブヤデマタアイマショウ

昨夜のシアターコクーンは別にスター俳優がゾロゾロ出演している公演でもないのに、立ち見が出るほどの超満員だったのはいささか意外で、これって松尾スズキのファン層って感じでもないよね〜 (?_?) 多部未華子や秋山菜津子も大変魅力的な女優さんたちだけど、果たしてここまでの動員力があるんだろうか (?_?) ひょっとしてコレは同シアターの閉場を惜しむファンがどっと詰めかけてるわけかなあ (?_?) などと何だかえらく訝ったものである。ともあれ閉場公演にはある意味ふさわしいのかも (?_?) 的なミュージカルパロディに、オープニングからエンディングまで大いに笑かしてもらった(^0^;) 何しろ耳に馴染みのあるミュージカルナンバーが次から次へとムチャクチャな替え歌詞で、しかも出演者がみな意外と本格的な感じで歌うのを含めて非常に面白いのである。たとえば「コーラスライン」の「ワン」はカレーの「ナン」に置き換えた歌詞だったりするという徹底したナンセンスぶりだし、随所でパルコ劇場だの野田秀樹だのケラリーノ・サンドロヴィッチだのがイジられまくるといった楽屋落ちの盛り沢山なのが、いかにも演劇界のお別れパーティ乗りで大いに楽しめるのだった。もっとも役者さんたちのほうは楽しむ余裕がないくらいに歌も踊りもハードなことを要求されているに違いなく、客席のノリがそこそこいいのでまだ報われるといった感じなのかもしれない。
それにしても数年間でもこのシアターが閉場するのは実に淋しい話で、果たして数年後の再開場をワタシ待ってられるかしら?ひょっとしたら渋谷という街ともコレでついに縁が切れちゃうのかしら?といった感傷に耽る観客も多かったのではないかと思われる。このところ劇場の休館が相次いでおり、閉場が長引くと再開場の頃はもう世の中がガラッと変わって、従来の舞台芸術・舞台芸能の必要性なんてものがもはや通用しない時代になってるんじゃないか?と心配される向きもあるのではなかろうか。何せ昨今は1、2年後はともかく4、5年も先のことは、どんなものが生まれて、どんなことが起きているか誰にも見当がつかないのですから(-.-;)y-゜゜




2023年04月06日

花の会2023

今日の午後は世田谷文学館で「花の会」の講座を。「花の会」は世田谷で1985年に発足した古典芸能鑑賞講座で、もともとは能楽の勉強会に始まったからのネーミングのようだが、そのあと当時四世坂田藤十郎主宰の「近松座」で上演台本を書いていたわたしが近松講座をお引き受けして、それがだんだんと近松門左衛門作品に限らずさまざまな浄瑠璃や歌舞伎作品を取りあげるようになり、月に1度、いや最初は週1くらいのペースだったかも (?_?) でお話ししていたほどの密着ぶりだったし、いわばわたしの講座の原点ともいえる会だけに、古典芸能の世界を離れてからも年に1度は必ずお話しするようにしていたのだけれど、やはりコロナ禍で3年間は休会を余儀なくされたとか。なので今回は久々のオファーを戴いて、当初は拙著「江戸の夢びらき」に因んで初代團十郎の話をするつもりにしていたら、直前に主宰者の池田さんから先日亡くなられた扇千景さんと坂田藤十郎の話に替えてほしいとのご依頼があったので、二人について知り得る限りのお話をさせて頂いたのだった。
それにしても、この会の講座をお引き受けした時点で34歳だったわたしが今年はとうとう古稀を迎えようとしているのだから、この間に古典芸能の世界がすっかり様変わりしてしまったのは当然だし、花の会も当初メンバーに物故者があって当然ながら、コロナ前とちっとも変わらぬメンバーのお顔を沢山拝見できたのは何よりでした。ただし、その方々も近年の古典芸能のみならず世の中全体の急激な変化には呆気に取られて戸惑ってらっしゃる雰囲気で「7年後に国立劇場が再建されたあかつきには、歌舞伎をもうロボット役者が演じていてもふしぎではないような感じですもんね〜」と仰言った方もいらしたのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

3年ぶりにお話が伺えて、本当にうれしかったです。上方役者の方々との貴重な接点を「師父の遺言」を思い出しながら聴いていました。次回は「江戸の夢びらき」でしょうか、楽しみにしています。
文化村や国立劇場の閉館報道、私は再開場はとっくに諦めていて、文化村はともかく、国立劇場の見通しが立たないのは日本の民度の低さを象徴しており絶望的です。今更、「さよなら公演」を撤回などありえず、文楽や邦楽会など常設会場がなければ公演数は激減して死活問題と思われます。神宮外苑再開発も、ラグビー場と野球場を交換するとか、樹木伐採した後に再び植林するとか、政財界の利権がらみとしか思えず、国の行く末は暗澹たるモノと言うしかなさそうです。

投稿者 ウサコの母 : 2023年04月07日 21:15



2023年04月07日

ホタルイカとアスパラガスのパスタ、アスパラと茹で筍のサラダ

近所のマルエツで阿蘇産のアスパラガスが新鮮で美味しそうだったので2束ゲットしてこんなメニューに(^^ゞパスタはペペロンチーノ風の調味で新玉ネギの薄切りも加えた。ホタルイカは目玉を取るひと手間を!サラダノ和え衣は松岡さんから頂戴したカルディ製のナッツソースとマヨネーズを混ぜたもの。
けさのワールドニュースで欧州各局が取りあげたマクロン仏大統領とフォンデアライエンEU委員長の訪中と習近平会談で、欧州は悪化の一途を辿る米中関係とは一線を画しつつある印象を受けたが、晩ご飯しながら見たBS-TBS報道1930もこのニュースを取りあげて、やはり各国それぞれ微妙な関係と駆け引きの中で自らのスタンスを取っているらしいと理解できたものの、こうした対外的なスタンスを決められるのはやはり政権トップなのだったりすると、各国共に大変心もとない感じを受けてしまうのは、やはり自分が年を取ったせいなんだろうか(-。-;) 国内のデモもゼンゼン鎮められず、プーチンを説得しようとしてもゼンゼン無視されたマクロンの訪中が一体どこまで世界秩序の回復に寄与できるものなのか、何だか才子策に溺れるといった印象も持たれやすい人だけに、あんまり期待をされていない感じは、母国フランス2のニュースが他国のニュースよりも意外とあっさり伝えていたことに窺えたような気がします(-.-;)y-゜゜




2023年04月08日

ラーメン、餃子

馬トモのKさんと駅前のラーメン店で食事。
Kさんは以前にワタシがお世話になったS先生のクラブに今年から移籍されて、今日は栃木にあるそのクラブの帰りにお立ち寄り願って頂戴するものがあったのだけれど、待ち合わせ場所ですっかり話し込んでお互いお腹が空いたので晩ご飯を超お手軽に済ませた次第。S先生のご様子を何かと伺って、クラブの運営もそこそこ順調に行ってるようなので良かった!と思いながらも、たしか今年の春には馬場馬術の優秀なサラ鹿毛アリ嬢で競技会に出場されると伺っていたので、その結果はどうだったのか訊いたところ「それが聞いてくださいよ〜馬の体調もイマイチよくなかったんですけど、何より乗馬靴がなくて出られなかったんですよ〜」といわれて「ハア(?_?)どういうこと?」とワタシ。「それが競技会のために履き慣れた靴を修理に出して、靴屋さんから間に合うように送ってもらったそうなんですけど、それを載せた宅配便のトラックがなんと事故って炎上して荷物全部燃えちゃったんですって」「エエッ(@_@;)そんなことってあるの!!!」「もちろん宅配便の会社が弁償して新品の靴は送って来るそうなんですけど試合にはゼンゼン間に合わないので、結局、出場を見送られたんですよ〜」とのこと。いやはや、世の中いったい何が起きるかわからん\(◎o◎)/というしかない話でした(^_^;




2023年04月09日

牛タン定食

乗馬の帰りに大宮駅ナカの「利久」で食事。
今週末も新緑が目に鮮やかな埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚な子クリトンに騎乗。相変わらず好調を維持し続けているのが怖いくらいのクリトンも、今週はついに 2 2歳の誕生日を迎えたので、会友の福光さんや、インストラクターのA子先生にも入念な記念写メしてもらった次第 (^^ゞ 記念写メにはそれなりの意味もあって、 今後どんどん年を取るクリトンの馬体をしっかり保つためのチェックシート的な役割を果たすものなのである。というのも馬をアンチエイジングさせるには食糧やサプリのみならずしっかりした運動がゼッタイに必要で、筋肉が衰えたらその分動きづらくなってますます筋肉が衰えるという悪いサイクルに入っちゃうのは人間も同様ながら、人間は筋肉が衰えてもデブって躰の大きさは変わらなかったりするわけだけど、馬は運動不足で筋肉が衰えると途端にゲソッと痩せて馬体が小さくなってしまうため写メで一目瞭然なのだった。ところで馬齢を人間の年齢に換算する方法はいろいろあって、馬は成熟度が人間よりも早いから、若い頃と同じ計算式で換算したらクリトンは80歳以上の大変な高齢者になってしまうが、10歳以下と10代、20代とで計算式を変えたら中高年から初老にかけてといった感じで、要するにわたしとほぼ同世代のオッサン馬と考えてもよさそうなのである。ところが「とってもそうは見えませんよね〜」と騎乗されるA子先生やN先生が口を揃えておっしゃるのは、いまだにイケイケモードの速歩や駈歩はめちゃパワフルな走行をして騎乗する人間をほとほと疲れさせるから、というのも勿論あるが、それ以上に性格が幼稚過ぎて皆さんほとほと呆れてしまうようなところがあるからだった。給餌でも何でも自分が一番じゃないと気が済まなくて、違うと馬房の壁や飼い葉桶を蹴りまくる騒音オジサンだし、洗い場や繋ぎ場で隣り合った馬には必ず眼をつけて脅しにかかり、自分は大きいちゃんとした競技馬のはずなのに馬体が半分もないポニーに対してもそれをして噛み合いの喧嘩までするので周りは呆れるしかないのである(-。-;)おまけに放牧させようとすると、ハシャギすぎて放馬になっちゃうし^_^;それでいて馬場に独りで放牧されてると淋しくなるのか悲痛にいなないてすぐ人間を呼ぶし、とにかく人に手を焼かせることこの上ない馬なのだ(-_-)で、今週は福光さんやハフアラブMIXウラ嬢のオーナーOさんやA子先生からも誕生日プレゼントとしてニンジンやリンゴをどっさり戴いたので、とてもいっぺんには食べきれないだろうから、半分は他の馬たちに分けてやろうとしたところ、たちまち大きな唸り声をあげて飼い葉桶をガンガン蹴り上げるクリトンにはもうさすがにワタシもウンザリでした(-.-;)y-゜゜





2023年04月10日

おにぎり

川奈の斎場で催された富岡多恵子さんのお通夜に伺って、帰りの新幹線車中で食す。故人の追悼は明日のブログに書きます。


コメント(3)

 2014年5月『師父の遺言』の読後感を書かせていただいた折、富岡さんのことにも触れましたが、今回の訃報は「とうとう、ついに」という想いでした。今朝子様の追悼文を読ませていただいてからでは、恥ずかしくてアホなことが書けなくなりそうなので、先に勢いで書かせてもらいます。
 詩、小説、評論、エッセイ、映画やドラマの脚本だけでなく、書下ろしの芝居もありましたが、幸い当時観ることができました。

 1973年 俳優座 「結婚記念日」千田是也演出
         河内桃子 岩崎加根子 磯部勉
 1975年 俳優座 「子供の仕事」田中千禾夫演出
         村瀬幸子
1976年 渋谷ジャンジャン 「人形姉妹」朝倉摂演出
         吉行和子 宮本信子 人形浄瑠璃

 芝居そのものも堪能させてもらいましたが、それまでのサイン会や講演会での椅座位ではなく、スラリとした富岡さんの立姿を眺められるという、ミーハー的喜びもありました。
 写真写りがあまり良くない方で、実物のほうがずっと素敵でした。菅木志雄さんも超カッコ良かった。

「人形姉妹」の少しのち、同じジャンジャンで「物語のようにふるさとは遠い」のレコード発売記念コンサートがあり、それにも駆けつけました。
 富岡さんの詩に、当時東京芸大大学院生だった坂本龍一さんが曲をつけ、富岡さん自身が歌ったものでした。
 超絶技巧のイントロでの歌い出しがわからぬ歌手のため、ピアノの坂本さんが手で合図をしていました。彼は当時、肩までかかる長髪でした。
 ゲストは小林旭のようにギターを抱いた三上寛で、歌の題名「負けることもあるだろう」には、客席がどっと沸きました。
 余談ですが、私のすぐ前の席には作務衣のような地味な格好の宮本信子さんが、子供連れで座っていました。
その男の子はいきなり後ろを向いて「ジャンケンしましょう!」と大人びた口調で私に言い、宮本さんの「コレ!」という小声の制止も聞かず、色白の綺麗な顔で、じっと私の顔を見据えて又「ジャンケンしましょう!」というので、20代前半だった私は幼児相手にドギマギしながらジャンケンしました。当時4歳くらいだった池内万作くんでした。
 そういえば「人形姉妹」上演の時は、客席のいちばん後ろで、長身の伊丹十三さんが心配そうに立ったまま舞台を見つめていました。


『青春絶望音頭』1970年 レモン新書
に次のような箇所があります。

 このヒト(注 菅木志雄さんのこと)は映画狂であるので、たいていのせりふはどこかできいたことのあるような、映画の中のせりふみたいなことをシャアシャアというのであったが、わたしも年の順でいけば先に死にますからよろしくたのみますと、ケッコンした挨拶にいったのであった。すると、このヒトは、葬式はまちがいなくやってあげますといい、葬式がすんだら自分もあとを追いますよ、というので、わたしは長生きしそうな友だちや、わかい弟たちに、もし彼が私の葬式のあともずっと生きていたら、約束がちがいますよといってくれるように見張りをたのんだのである。

 富岡多惠子さんの、半世紀以上にわたるファンとして、同じくらい長く添い遂げてくださった菅木志雄さんに感謝します。
 菅さんもお淋しいでしょうが、約束にはあまりとらわれずに、元気を回復して、お仕事に励んでくださるようお願いします。
 富岡多惠子さんに感謝の念をささげ、ご冥福をお祈り申し上げます。

 松井今朝子様、長々と書かせていただきました。今夜は私もひとりでお通夜のつもりです。広いスペースを使わせていただき申し訳ありませんでした。

投稿者 愛媛のヒロコ : 2023年04月11日 01:43

松井様、おはようございます。花の会の会員の長谷川です。いつも楽しいお話をありがとうございます。さて、先日のお話で出ました沖縄の与那国島の映像をテレビ番組で見たのでお知らせします。番組はNHKBSの日野正平さんの心旅という番組です。朝7時45分と11時45分、それから夜7時に放送されます。土日に再放送があります。今週も先週に続いて沖縄で今日は「与那国島 日本西端 絶景紀行」で与那国島の風景と馬が出ました。私は与那国島に行ったことはないのですが与那国島の映像を見ていて、先生のお話を思い出してとても懐かしい気がしました。先生にも見てもらいたいと思いお知らせしました。

投稿者 長谷川 純 : 2023年04月11日 09:47

松井様、おはようございます。花の会の会員の長谷川です。いつも楽しいお話をありがとうございます。さて、先日のお話で出ました沖縄の与那国島の映像をテレビ番組で見たのでお知らせします。番組はNHKBSの日野正平さんの心旅という番組です。朝7時45分と11時45分、それから夜7時に放送されます。土日に再放送があります。今週も先週に続いて沖縄で今日は「与那国島 日本西端 絶景紀行」で与那国島の風景と馬が出ました。私は与那国島に行ったことはないのですが与那国島の映像を見ていて、先生のお話を思い出してとても懐かしい気がしました。先生にも見てもらいたいと思いお知らせしました。

投稿者 長谷川 純 : 2023年04月11日 09:47



2023年04月11日

富岡多恵子さんを悼む

訃報に接したのは昨日のお昼過ぎだったので、書き直し中の原稿を手に新幹線に飛び乗って伊豆の川奈にある斎場に向かったが、知人が全くいないであろう遠方のお通夜に駆けつける気にまでなったのは、正直自分でも意外だった。ただ最近夢を見たか何かで故人のことを想い出していたばっかりだったのと、連載小説で主人公がちょうど親しい人と死に別れる場面を書いている最中だったので、これは何だか呼ばれているのかもしれないという気がしたのである。
故人とのご縁は拙著「師父の遺言」に書かせてもらっているのでここには余り触れないつもりだが、今思うと我が半生のちょうど最後の時期にたまたま出会い、大混乱の最中で後半生に向けて変身しつつある私を見守って下さった方のような気がして、それ故ほんの数年間の交流でも想い出深いのだろう。
当時は故人も作家として難しい時期にさしかかってられたようで、純文学女流作家の王道を歩まされそうでいて、それがどうも居心地が悪い感じもあったらしく、河野多恵子さんの後釜で朝日の文芸時評を担当するかと思えば、上野千鶴子に引っかけられて「男流文学論」に手を出すなどの迷走期だった様子は、およそ文学とは無縁だった私にも傍で見ていて少しは察せられたのだった。書かれる小説もどんどん難解になっていって、私には小説というより詩と評論が合体したもののように読めるということを、恐れ気もなくご本人に言ったことがあり、ご本人はご本人で「今は小説が評論で、評論が小説になる時代なんですよ」と明言され、あげく私に小説を書け!書け!と言われ、大手出版社の純文学系の編集者まで差し向けられたことにはたいそう困ってしまい、そのことで富岡さんとは電話でケンカしてしてしばらく音信不通状態だった。
とにかく富岡さんは当時の「渾沌」を気取ってた私に何とか目鼻をつけてやろうとなさっていたようで、朝日の文芸時評にいきなり私の浄瑠璃評論を取りあげて驚かすなど、こちらはビックリのし通しだったが、その富岡さんの手が全く離れたところで私はデビュー作「東洲しゃらくさし」を上梓し、これが相当のお怒りを買ったようで、またもや朝日にまるで私に当てつけたような批判を書かれ、その後また電話でなぜ写楽なんだ!なぜもっと純文学のようなものを書かないんだ!としつこく追求されるのがほどほと面倒になり、もう電話してこないでください!とこちらから縁を切るはめになった。
その後は同じ小説でもジャンルが全く違う分野で仕事をしていたので、別に気にされていないように思っていたら、某新聞の文芸記者から「富岡さんをよくご存じなんですね」と訊かれ、その記者は富岡さんが書店で拙著を指さして「わたしこの作家を知ってるのよ」と嬉しそうに言われていた話をされたのだった。それからまた何年も経ち、「師父の遺言」を上梓してしばらくしてから大宮の新居に突然富岡さんの電話がかかってきたので仰天し、一体だれがこの電話番号を教えたんだろう?と訝りながらも、「師父の遺言」をたいそう賞めてくださったのは有り難く、一度また会いたいと言われて、琵琶湖畔の別荘でお目にかかったのが2016年の3月23日だったのは当ブログで確かめられた。その時は以前とほとんどお変わりなくて、お互い流れた歳月のブランクを全く感じないで忌憚の無いおしゃべりを存分に楽しんだのだった。そのあと何度か伊豆高原のお住まいか、琵琶湖畔の別荘をお訪ねしようと思いながら、どんどん年を取られているだけに訪問は次第に遠慮されて、結局のところ晩年にお目にかかることは一度もなかったのが大いに悔やまれる。
昨日川奈に向かう伊豆急の車窓からは夕陽に輝く美しい海が見え、琵琶湖畔の眺めと併せて、つくづく富岡さんは水辺が好きな方だったんだなあと思いながら斎場に辿り着くと、そこの祭壇に飾られた遺影は若かりし頃の何だか哀しそうな表情の写真であることに気づいて、これはご夫君の菅木志雄氏のお気持ちの反映かもしれないと思ったものである。菅氏の御遺族挨拶によれば、最晩年は外へ全く出らずに家に籠もって、食事の量も自らセーブすることで次第に衰弱するようなかたちの自然死をされたという話が実に感銘深く、自らの意志を貫き通して今どきはなかなかできない最期を遂げられたことに富岡さんの強さを改めて思い知らされた気がして、できれば自分の最期もそうありたいと願わずにはいられなかった。ただ棺のお顔が意外なほど不機嫌そうに見えたので、富岡さんはやはり今日の日本に、世界にも絶望し、何だかひどく腹を立ててらっしゃったんだろうなあという気がして、ああ、今こそ往年の鋭い筆先や舌鋒を揮ってふやけた世間をバッサバッサとぶった斬ってってほしかったのに、と切に思わずにはいられませんでした。合掌。


コメント(2)

私は、富岡多恵子さんの作品を全く読んでいないので、ここにコメントするのは、気が引けますが、
いつだったか、池田満寿男さんの作品展で、
「タエコの朝食」というのを見たことがあって
その中の、タエコのお顔がハート形で、つまりハートの中に目鼻があるというのでした
タエコが食べる朝食が並んだテーブルの様子とともに、今も蘇ってきます
多恵子さん、愛されていたんですね
今朝子さまが、矢も盾もたまらず、電車に飛び乗ったのも、名づけられないような愛しさではないでしょうか
合掌

投稿者 せろり : 2023年04月12日 01:40

他では絶対に読めないであろう追悼文をありがとうございました。
「老衰」と聞いてまず思い浮かべたのは、富岡さんの、出羽三山の即身仏を扱った小説「雪の仏の物語」でした。
もともと食も細く好き嫌いのひどそうな彼女なら、さもありなんと思いました。
いつぞや鶴見俊輔さんとの「鬱談議」でだったか、自宅の剝き出しの梁を見ていると、良くない誘惑にかられそうになるので、亭主に、天井板を張ってくれるように頼んだ、というようなことを読んだ覚えがあります。矢川澄子さんの例もあるだけに心配していました。
御夫君の御遺族挨拶からは、かなりギリギリまで自宅で過ごされたのかなと推察され、その点でも良かったと思いました。
将棋対局のAI判定に倣えば、松井さんの富岡さんへの思いより、富岡さんの松井さんに対する思いのほうがはるかに勝っていて、年若い方としては鬱陶しかったであろう気持ちも理解できます。
晩年の富岡さんからの再接近の試みは、様々な葛藤を隠しての、悩み抜いた末の選択だったのではないかと、勝手な想像をしてしまいました。
最晩年に、もし松井さんのブログを読んでいたとしたら、観劇、乗馬、女子会、グルメ三昧の健啖家ぶり、etc もう自分に出る幕はないなあ、と思ったかもしれません。
「師父の遺言」は本当に面白かったので、何か大きな賞をもらえるのではと期待していましたが、そうならなかったのは、武智鉄二という名前だけでスルーされたのでしょうか。
山田風太郎の明治物など読み応えがあるので、「純文学」にこだわる必要はないと思うのですが、松井さんが以前、WJ賞の受賞をうれしそうになさっている写真を見て、(賞金はもちろん目出たいのですが)、ちょっとガッカリしたことがあります。

投稿者 愛媛のヒロコ : 2023年04月13日 01:01



2023年04月12日

牛肉とアスパラの豆板醤炒め

QPで見た簡単な炒めもの。おろしニンニクと豆板醤と酒、醤油を牛肉に揉み込んでゴマ油で炒め、縦薄切りにした新玉ネギを炒め合わせ、斜め切りににしてさっと茹でておいたアスパラガスを混ぜ込んで仕上げに軽く塩で調味。
今日は黄砂が日本に飛来するといってたわりに別に何ともなかったのは関東だからで、明日は要注意かもしれない(-。-;)それにしても、外出したら、いまだに90パーセント以上の人が戸外でもマスク付けてるのは花粉症のせい?おまけに黄砂が来たらマスクの重要性が増すばかりだから、結局外す人が多くなるのは、この夏ということなんでしょうか (?_?) とにかく、ふしぎなほどマスクに抵抗感がない民族だ!というのが、海外から来日した人たちの見方だろうが、日本から見ると欧米人は何故あんなにも抵抗感があるのかふしぎかもしれない。それは口もとの表情を重要視するからだという解説を聞いて、そういわれてみると日本では口もとに表情を出すのが悪いことに見られていた慣用句(たとえば口を尖らすとか、口をへの字に曲げるとか)が多いことに気づくし、他人に歯を見せるなんてとんでもない!からこそ、お歯黒なんてものもあったわけなのだと思う。ワタシが子供の頃は食事する際にも歯を見せるのがまだ下品だとされていたし、女性が笑う時には口もとを手で覆うのが当たり前だった時代なので、写真を撮る際に歯を見せて笑うことが強要されたり、歯科医で歯列矯正やホワイトニングなんてもんが当たり前になってしまった昨今の風潮に、日本文化の様変わりをつくづく感じていたのだけれど、コロナをきっかけにマスクをこんなにも好む人が多いことは日本人の先祖返り的現象と見るべきなんだろうか?と思っちゃいます(^0^;)




2023年04月13日

アサリ、長芋、クレソンのワイン蒸し

今日のQPで見た簡単な蒸し料理。潰したニンニクをオリーブ油で炒めて香り立ったら皮ごと半月切りにした長芋を入れて色づくまで炒め、アサリ白ワインと塩を加えて蒸し煮にし、仕上げにクレソンを入れ混ぜるだけ。
けさのワールドニュースでちょっと意外な気がしたのはフランス2が報じたイタリアの少子化問題だ。日本以上に深刻で、出生数は去年ついに40万人を割り込んで、イタリア人は消滅の危機にあると報じられるなか、国内では職を得られない若者がどんどん国外へ脱出しているという構図は日本もまんざら無縁でないどころか、近い将来の必然として認識された次第(-。-;) それにしてもイタリアといえばアモーレのお国柄で男性は女性を口説くのに長けているイメージだったのに、欧州一の少子化国らしいのが意外だったのだけれど、その理由は何だったんだろう(?_?)と考えて、そういえばイタリアって男がマンマ、マンマ言ってるマザコンのイメージもあるよな〜アジアでも日本以上の少子化が問題になってる韓国もオモニの国だしな〜要するに男性が母親に旧き良きイメージを持ちがちでそれを女性に求めがちな国ほど、現代では少子化に陥りやすいということなんだろうか?裏を返せば現代女性は旧弊なイメージを押しつけられないほうが子作りに積極的になるのかも?だとした自民党のオッサンが政権とってるような国では少子化が止まらないはずだよね〜と思われたのでした(-.-;)y-゜゜


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今週のことですが、古くからの友人である日本人家族の娘さんが、イタリア人とロンドンの市民ホールのようなところで結婚式をあげました。今回はこじんまりと親戚や親しい友人だけ十人を招待した式だけで、彼のご両親や叔母さん、いとことそのパートナーが渡英されての、心あたたまる式となりました。
花婿のイタリア人男性は一人っ子で、大学まではイタリアだったのですが、その後、就職の機会などを考慮してロンドンの大学院へ進み、MBAも習得し、そのまま、ロンドンで就職。こうやって、優秀な頭脳が国から出ていき、その子供は外国人になってしまうんでしょうね。
イタリアでも労働力の流出には頭を悩ませているようで、帰国して就職し2年滞在する場合には税金をかなりの割合で免除するなど努力はしてるようですが、あまり成果はないようです。
それに、随分と前から女性の社会進出がめざましく、結婚したりパートナーをみつけたりしても、仕事優先になりがちで。企業も少子化対策に力を入れていて、子供が生まれたらかなり多額のお祝い金を会社が支給したり、時間をフレキシブルにしたりと、必死のようです。
話がそれますが、私たちが持ってるイタリア人のイメージって、ナポリあたりの南イタリアの人たちですよね。でも、私が実際に会った北イタリアの人たちは、かなりそのイメージと違ってることが多くて、その花婿さんの家族も、みなさん比較的少食でワインも程よく嗜まれ、(よくいるイギリス人とは違って 笑)全員痩せておられました。陽気ながらも、うるさくない。そして、田舎の人たちながら、イタリアの人はやはりとてもおしゃれだと感心しました。シックだけど春らしい色をちらっと取り入れた服装をされてました。(それと、やっぱりイタリアの生地は違いますね。)
やはり、ママンがいろいろと仕切っておられましたよ(笑)。彼女も定年までしっかりと勤め上げた方のようです。
すみません、長々と失礼しました。

投稿者 TANA : 2023年04月15日 19:41



2023年04月14日

豚しゃぶとトマトのパクチーサラダ

今日のQPで見た料理。おろし生姜とナンプラーとレモン汁を混ぜたドレッシングで茹でた豚しゃぶ肉とトマトとパクチーを和えるだけ。豚しゃぶ肉は酒を加えたお湯で煮立てないように茹でるのがポイント。おろしニンニクでもいいかと思ったが、おろし生姜を使うのが味のポイントかも。冷蔵庫に先日使った新玉ネギの半分が残っていたのでレシピに加えてみました(^^ゞ
食後は国別対抗戦で久々にフィギュアの試合を見るつもりが、馬トモの福光さんにうっかり電話して釧路外乗の打ち合わせが長引いたので、残念ながらちゃんと見たのは女子フリーのみ(^^ゞ 坂本花織は後半のミスが残念だったが、相変わらずこの人のダイナミックでスピーディな演技は見応えがあった。以前よりいささかぽっちゃり気味にも見えるが、それであのパワフルさを発揮できるのかも?と思ったりもする。見応えがあるといえば、電話中に消音で見ていたカナダイ・チームも高橋大輔の演技力が凄くて(!_+)まさに観劇の醍醐味が感じられた。大ちゃんのお陰でアイスダンスを見るようになると、これが意外とエキサイティングな競技(といっていいのかなあ?)とわかって、1位の米国チームにはさすがに魅せられましたヽ(^0^)ノ




2023年04月15日

ソース焼きそば、アスパラガスとトマトのサラダ

焼きそばの具は豚バラ肉と春キャベツ、ピーマン、新玉ネギ、もやし。サラダは茹でアスパラガスとトマトと新玉ネギと茹でコーンを自家製ドレッシングで和えただけ。
食後にフィギュアの四大陸対抗戦でりくりゅうペアを初めてちゃんと観て、その後の男子フリーを観ていた途中で旧友のモリから久々に電話があって、先月のお花見の話に始まって、亡き富岡多恵子さんの話を訊かれて、生前の関係をよく知っている彼女にじっくりお話した次第。そこからお互いに人生の色んな局面で遭遇した出来事について語り合い、最近ではチャットgtpの出現に大いに驚かされて、あれによって今後の世界は激変するに違いない!という話や何かで長電話し過ぎてブログを書く時間がなくなりました(^^ゞ




2023年04月16日

鶏から揚げ玄米定食

乗馬の帰りに大宮駅ナカの「あえん」で食事。
悪天候に見舞われた今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。今週1鞍目のレッスンは本格的な降雨で流れてしまい、今日は晴天かと思いきや、レッスン開始直前に雷鳴が聞こえだして、突然の土砂降りで雹まで降ってくるという恐ろしい荒天に(@_@;)とはいえ予報だと14時台が雷雨でも15時台は晴天になるはずなので、しばらく待機していたら、たしかに 15 時前に降り止んで再びきれいな青空が現れ、レッスンが無事に出来たのは何よりでした(*^^)v ただし急な豪雨で馬場には大きな水たまりがあちこちにできた状態ながら、ベテランインストラクターのN先生に下乗りされたクリトンはヤル気満々のイケイケモードで水しぶきを蹴立ててザバザバと快走し、ワタシが騎乗してもザバザバ行ってはくれるものの、水たまりが深いためクリトンの脚の上げ方もハンパなく力感あふれるもので、ふだん以上にヘトヘトになってしまいました(^^ゞ N先生も「水たまりに入ると脚を大きく使うせいか推進力が出ますね」と仰言って、他の馬は水たまりを嫌がる子も多いから「クリトンは水たまり平気なんですね〜」と言われたので、クリトンも最初の頃は非常に嫌がっていたけれど、ワタシがわざと水たまりに入るように仕向けた話をしたら「ああ、松井さんがしっかり馴致されたんですね〜」と感心したように仰言るので、別に馴致なんて上等なもんじゃなく、水たまりにザブザブ入ると蹄に溜まってる泥がキレイに落ちて、騎乗後のウラ掘り苦労しなくて済むという単なる手抜きワザだと告白した次第(^^ゞ本当にこれやると泥が落ちるばかりか、削蹄した直後のようにキイレになるので止められないのだけれど、今日はさすがにクリトンのお腹が泥だらけになったため後で拭き取って乾かすのが結構大変でした(^0^;)写真上は14時台の馬場に落ちてる雹。下は15時台の同じ馬場の風景。


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クリトンくんが嬉しそうにバシャバシャ走っている様子が目に浮かびます。お腹まで泥がはねるなんで、ずいぶん張り切りましたね!水溜まり好きのクリトンくんにとっては気分が変わってまた楽し、だったのでしょうね。可愛いです。
フィギュア、早くロシアが参加できる状況になって欲しいです。坂本選手も三原選手も韓国勢もレビトちゃんも素晴らしい選手ですが、やはり女子のダウングレード感が・・・。真打登場しませんでしたね、が拭えない(;_:)

投稿者 マロン : 2023年04月17日 10:19

馴致が読めなくて、検索してしまった

でも、この単語は、私の日常には使わない言葉なので、覚えなくてもいいかな
心境としては、知らないことはついつい検索してしまうのだが、ルパンの五右衛門と同じく
「また、つまらぬものを斬ってしまった」に近い感じでしょうか(あ、つまらぬなんて、いけなかったですね。ごめんなさい)

歌舞伎座、2部制に戻って、夜の部を見ました
仁左衛門さんの、切られ与三がやっと見れました
実は、前日も前々日も睡眠時間が短かったので、残念ながら、眠っちゃうだろうなぁ私と諦めていたのですが、全然、眠りませんでした!
仁左衛門さんが、客席通路に降りてきて、びっくりでした!
ドームコンサートとかで、アイドルがゴンドラに乗って客席通路を巡る感じかな
去年、獅童さんと初音ミクの共演した演舞場で、カーテンコールで獅童さんたちが客席に降りてきた時も、とっても盛り上がりました
人間国宝にしていただくのは、恐れ多いばかりでしたが、楽しかった
その間中、ずっと仁左衛門さんがおしゃべりしてくださるのですが、私の席、花道脇で、前の方だったので、長唄三味線方の音が強くて、なかなか聞き取れなくて、悲しい!
たぶん、その場を盛り上げようと、更に声を張って謡ってくださるから、それが耳の真後ろで盛んに鳴ってるから、さすがの仁左衛門さんのよく通る声も消えてしまう
あれはねぇ、出来たら、演奏も謡うのもピタっと止めてくださる方が、観客としては、ありがたかったですねぇ

投稿者 せろり : 2023年04月17日 17:14



2023年04月17日

鶏肉とフキと筍の煮物

週末に乗馬クラブの厩務員さんからフキをどっさり頂戴したのでこのメニューに(^^ゞ 朝採りしたと言われたフキは一晩置いても非常に瑞々しくて、根元に爪をかけたら筋がサーッと葉っぱまでつながって取り除けるのでビックリ(!_+)アクも少ないので短時間に調理して美味しく戴きました∈^0^∋ 葉っぱも茹でてから細かく刻んでゴマ油で炒め、味醂と醤油で調味したのと、味噌砂糖酒醤油で調味したのと2種類作ってみました。
食後に見たBS-TBS報道1930でも、先週世界を騒がせた米国の軍事機密情報ダダ漏れ事件の詳細を知れば知るほど、事の重大性と起こした人間の幼稚な精神性とのギャップに、現代社会の深淵を覗き込まされた気がするのだけれど、考えてみれば現在起きているさまざまな事件や現象、さらに今後もどんどん増えるであろうそれらも、煎じ詰めればテクノロジーの飛躍的発展と裏腹に進行する人類の幼稚化という問題に逢着しそうなのが何ともいえない感じである(-。-;)AIの活用がそれにますます拍車をかける予感もするし、またそれによって世界戦争も冗談じゃなく起きかねない気がするわけだけど、その前にどこかの時点でAIが地球上に人類は要らないと判断するというのも今やあながちSFの世界だけではなさそうなのである。
ともあれ先週は週末に至るまで日本のみならず世界で色んな出来事が山積みだったが、週末には市川左團次丈の、またもや訃報に接して当時の色んなことを想い出してしまった。個人的に直の接点は全くない役者さんで、舞台を観ていて若い頃は箸にも棒にもかからない絵に描いたようなダイコンだった人が、後年になって大きな舞台に脇役として欠かせない味のあるいい役者になったという印象だったのだけれど、昨日想い出していたのは故人が中村扇雀(4世坂田藤十郎)主宰「近松座」の『出世景清』で主演した舞台の初日を、わたしは故富岡多恵子さんと一緒に観て、富岡さんが彼を相当にディスられていた記憶があるような気がするのだった。で、わたしにとってもっと鮮明な記憶は、そのちょうど前年に同じ半蔵門の国立劇場でロビーのベンチに武智先生と一緒に座って「来年上演される『出世景清』は、僕らは関係ないから客席でこうして並んで気楽に拝見していましょうね」というようなことを仰言っていたにもかかわらず、先生はその翌年1989年の7月26日に他界されて、同年8月30日に初日を明けた『出世景清』は無論ご覧になれなかったのである。当時まだ35才だったわたしがつくづく人生の無常を感じさせられた出来事として想い出深く、武智師はもとより、藤十郎丈も、富岡さんも、そして左團次丈もみんな逝ってしまわれたことにはやはり自分の年齢を感じざるを得ないのだけれど、国立劇場自体が建て替え問題を機にひょっとしたら消滅しかねない事態にも陥っていることまでは、さすがに想像だにしなかったのであります(-.-;)y-゜゜




2023年04月18日

豚肉と茄子と筍の甘辛炒め

茹で筍の新物が出回る時期によくやるカンタン料理。ニンニクの薄切りと鷹の爪を入れたゴマ油で豚バラ肉を炒め、乱切りした茄子と茹で筍を炒め合わせて酒砂糖醤油で調味。
食後に見たBS-TBS報道1930は待ってました(^^)/話題のチャットGTPからAI全般の問題についての特集で、何か質問したらとにかく速やかにウソでもすまして答えてしまう現段階のチャットGTPには笑えた(^0^;) むろん自分でどんどん学習するので次第に正確さを増すにしても、所詮はインターネット上にしかない情報を厖大に収拾して最適な答えを提供するに過ぎないものとはいえ、事務的な文章を書く分には利用が容易くてとても便利になるだろう。ただし結果として、そうした文章を書く仕事自体がもう要らないことになっちゃう恐れは大アリなので、今後の職業の在り方も劇的な変化を遂げざるを得ないのだろう。役人とか企業の管理職なんてもうほとんど要らなくなるんじゃないだろうか?と思うも、電子レジが採用されたスーパーでは却って店員さんが見張りで大変になっているみたいだから、便利さの追求は得てして煩雑さの不便を獲得する例に追加されるだけではないか、という気もする。一方で悪用の懸念が既に相当高まっているというか、もはや取り返しがつかないくらいに悪用されつつあるらしく、これに対してコメンテーターのお一人は、便利なエネルギー源として開発された原発がもはや人類の手に負えない存在になっているのと同じような現象だと発言された。つまりAIの開発者もAIで現在起きていること、たとえばどういう仕組みで正しい回答や間違った答えをするのかさえ全くわからないらしいので、今後どんどん開発が進むAIが人類の手に負えないのは自明の理というべきか。やがては「2001年宇宙の旅」に登場したハルみたいに人類を滅亡に導くAIが現れる可能性も否定はできないようだから、まあ後は時間の問題だよね〜わたしくらいの歳になったらいっそ人類の滅亡に立ち合って、全世界のみんなと螢の光を合唱しながら彼岸に逝くのも悪くない気はするんですが(^_^;)




2023年04月19日

天ぷら定食

元ミセス副編の福光さんと駅チカの天ぷら屋で食事。福光さんとは5月に釧路外乗旅行を予定していて、その打ち合わせでお目にかかったのだけれど、お互い釧路外乗をし始めたのも10年以上も前で、そのつどメンバーが替わりつつもお互い長続きしていることや、それ以外の想い出話も何かと沢山あって、お互い年取ったね〜という気持ちに(^_^;)で、店の外に出たら駅周辺の人たちが皆さんほとんどマスクしてるのを見て、「友だちにアメリカの情報を聞いたら結構またコロナ感染者が増えてるみたいなんですよ」と福光さん。「朝のワールドニュースでタイのニュースを見てたら、インドでXBB1-16とかいう感染力が強くて免疫をすり抜ける変異株が猛威をふるって感染者が爆発的に増えてるし、これが意外と強毒性で死者も出てるから要注意って報道してたし、ベトナム T Vも感染者がまた増えてるとか言ってたけど、日本は海外観光客増えてるのに、この種の報道にはわざと触れないようにしてるみたいなのが気持ち悪いよね〜」とワタシも言ったのでした(-.-;)y-゜゜


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「ラストエンペラー」を30数年ぶりに見ましたが、考えさせられる事が多く、とても面白かったです。壮麗、壮大な紫禁城に魅入りましたが、公開後35年の今なら欧米主体の映画を故宮で大規模撮影する許可はあり得ないだろうと思いながら、日中近代史をなぞりました。
昨日の報道1930は現在上映中の「プーチンより愛をこめて」、大統領就任後1年に密着したドキュメンタリーを取り上げ、この20数年の変化を分析しました。今朝子さんの感想を聞きたかったですが、<世界はプーチンを政治家、指導者と見なしていたが、本人はあくまで諜報機関員として一貫していた>との堤氏の指摘に納得でした。アベを描いた「妖怪の孫」も上映中で、アベを批判していた私は見るべきか…と思ったものの、時間とお金を費やして不愉快になるのも業腹と止めましたが、2人が並ぶと「ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている!」とアベがほざいたのを思い出してしまいますが、プーチンには赤子のたわ言だったでしょう。

投稿者 ウサコの母 : 2023年04月20日 21:58



2023年04月20日

チキンソテーあんずビネガーソース

今日のQPで見た料理。QPにいわせると今日はジャムの日(?_?)なんだそうで、この料理に。あんずジャムにワインビネガーと醤油、塩、胡椒を混ぜ合わせて煮詰めたソースを鶏肉のソテーにかける。写真のソースが黒っぽいのはうっかり焦がしたからで、醤油の色ではありません(^_^;鶏もも肉は包丁で厚みを均等にし、室温に戻してから塩胡椒で調味し、皮目を下にして焼く時に上にアルミホイルをかぶせて重石を置き、皮をパリッと身をジューシーに仕上げるのがポイント。付け野菜の新ジャガイモは電子レンジで火を通し皮ごと四等分してからフライパンで焼き目がつくように炒めること。QPはこれにカマンベールチーズを添えてパセリを散らしたがワタシはカットしました(^^ゞ
けさはインドが中国を抜いて人口世界一になった!というニュースをインドTVで見たのが印象深い。14億2860万人という数字が中国の14億2570万人を上まわったからだそうだが、これはあくまで国連の認定事項であって、現地インドにはそれを証明するデータはないらしい。なぜなら国勢調査は2011年にしたきりだから、という非常に正直な報道が面白かった(^0^;)出生数は北部の州と何部の洲とで大きな偏りがあるようだが、16才から64才までの就業人口が全人口のなんと68パーセントも占めている\(◎o◎)/というのは他の先進諸国にとって羨ましい限りだろう。片や中国は長期にわたった一人っ子政策によって、今後の人口が激減のサイクルに向かうのとは対照的だけれど、インドも2060年代には減少期を迎えるらしく、その頃は果たして世界がどうなっているのか見当もつかないどころか、地球と人類の双方が生き延びているかどうかも全くわからないのでした(-.-;)y-゜゜




2023年04月21日

豚肉と筍の甘辛炒め

今日のQPはカツオの削り節をトッピングした土佐煮炒めだったのだが、ウチにあるはずだった花がつおが無かった(!_+)ので、豚バラ肉と茹で筍を炒めて酒、砂糖、醤油で調味した単なる甘辛炒めにすりゴマを振ってごまかしました(^^ゞ万能ネギは最後に加えてさっと混ぜ炒めするだけ。
けさのワールドニュースでは各局がスーダンの内戦状態を大きく報じた中で、BBCがイーロン・マスク氏の商業用ロケットの打ち上げをトップニュースで扱い、打ち上げは失敗したにもかかわらず基地のスタッフが大歓びする様子を映しだし、マスク氏も今回は離陸しただけで良い!という低レベルの目標設定だったことを報じたのが印象に残った。つまり一般人が宇宙旅行できるような商業用ロケットの開発には、何度も何度も失敗を重ねることでデータを収集して安全な機体の製造に結びつけるらしいのだが、夢があるといえば聞こえがいいけれど、その間に周囲の環境に少なからず影響を与え且つ宇宙ゴミがわんさかできることを前提にした開発って、世界中がただならぬ地球の気候変動に悩まされいる人類社会に今ホント必要なんだろうか(?_?)それとも地球がもう保たないことを前提に、ロケット開発をガンガン急ぐべきなんだろうか(?_?)そうだとしたら、この調子じゃゼンゼン間に合ってない感じだよねー(-。-;)今後はAIを活用して色んな開発が加速度的に進展するのを期待してやってるんだろうか?とか色々と考えてしまいました(-.-;)y-゜゜





2023年04月22日

肉うどん、アスパラガスの胡麻和え

昨日の料理に使った万能ネギの残りが沢山あってのでこのメニューに(^^ゞ ゴマ油で牛肉の切り落としを炒めて舞茸と市販のうどん玉を炒め合わせ、醤油と味醂でシンプルに調味してから万能ネギを混ぜ合わせ、仕上げに一味を振った。うどんは電子レンジで加熱してから入れました。
食事しながら見たTBSの報道特集は地方選挙で無投票当選が多くなっている事例の紹介から、日本では政治家のなり手がないという問題を特集。つまりはそれが国政にも世襲政治家をはびこらせる結果につながって、果たして日本はいわゆる西側諸国のメンバーづらができるような、ホントに代議制民主主義の国なんだろうか(?_?)との疑念を抱かせる最大の要因なのだが、若い世代が諸外国の文化に触れることで今後は少しずつ改善されるかも?という希望的観測で特集が締めくくられたのはいいとしても、この問題は日本人のメンタリティに深く根ざした意外と厄介な問題で、一朝一夕には解決されないのではないかと、いささか悲観的に考えざるを得ない点も多々あるような気がしたのだった。そもそも人前で自分の意見や意志をハッキリ伝えるのも苦手だという人間が多数派の社会で、代議制民主主義なんてムリくない?とワタシは昔から、たとえば中学の学級会とか高校の評議会とかのレベルでも強く感じていて、それは京都の学校だったせい(?_?)とか世代の問題(?_?)とか最初は考えたのだけれど、今日に至るまでその性向は持続しているというよりも、ひょっとしたらますます高じているのかも?という気がして悲観的にならざるを得ないのだった。とにかく根本的にコミュニケーションのありようが問題なわけで、ハッキリとホントのことが言えない人間を容認するからこそ忖度社会にもなるのであった。
もう一つメンタリティに深く根ざす問題は、何事によらず概ね他人事感覚でスルーして、よほど切羽詰まらないと自分事にはならない点だろうか。なので自分事になった時点では既に手の施しようがなかったりもするのである。太平洋戦争なんかも実際そんなふうにして起きたのではなかろうか。そしてこの種の他人事感覚は日本の文化面でも顕著に現れていて、伝統文化は家元とか御曹司とか御弟子さんとか呼ばれる非常に特殊な人たち任せておけばいいんじゃない?的な思考法が浸透し、多くの人びとにとっては他国の文化以上に縁遠くても平気だったりするのだろう。政治もまた伝統芸能の世界と同じパターンで世襲化するわけであります(-.-;)y-゜゜


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子供の頃から家庭でも学校でも、忖度を重んじる圧の中にいて、さらに就職するとますます思ったことが言いにくい環境にいると、いざ、外国に出た時にカルチャーショックをうけます。意見がないと無視されることになってしまいます。
このことは前々から強く認識していたのですが、“他人事感覚でスルー”の問題には気づいていませんでした。今回のご指摘、本当に、まさしく、納得です。
おっしゃるとおり、日本人は他人事感覚が強く、「自分と家族が平和だったらいい、多分自分には影響は及ばないだろう、だから、オッケーだ」みたいな考えの人がかなり多いのかも、と思ったりします。もともと農耕民族だと言うことと関係があるのでしょうか?

投稿者 TANA : 2023年04月24日 04:39



2023年04月23日

焼売、鮨

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
週半ばの暑さがウソのように冷え込んだ今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。天気は好いのでもちろんレッスンは通常通りだったものの、今週末のクラブは結構イベントフルだったのでそのお話を(^^ゞ 写真でおわかりの方もあろうかと思うが、今週はまず馬たちの年に1度の歯科検診の日で、鎮静剤をかけられてぼーっとした馬たちが金属製の器具で口を開けられて、人間に使うタービンに似た巨大な機械やヤスリで歯をゴリゴリ、ガリガリと削られておりました。
検診においでくださったのは日本でまだ数少ない馬の歯医者さんで、その技術をフランスで習得されたためフランス語にも堪能になられ、ルメール競馬騎手の通訳もなさったりしているという話を以前に伺った覚えがある。なので大変多忙にしてらっしゃるにもかかわらず、各馬たちの健康状態についてはしっかり憶えてくださっていて、クリトンの歯が伸びて馬体もふっくらと肉づきが良くなっているのを愛でられたのだった。馬は齧歯類みたいに歯がずっと伸び続けるわけではないものの、やはり老化すると伸びなくなるらしいので、伸びているのは若さを保っている証拠と考えてもいいそうだ。で、馬も人間と同様に噛み癖があって片側の歯だけを使うケースが多いので、すり減り方が違うとその分飼い葉の咀嚼が悪くなって栄養摂取にも障害を来すために、年に1度は歯を削って均したほうがいいとのこと。クリトンも他の馬たちも治療後はたしかに肉づきが良くなっているのだった。
歯医者さんとご一緒にミノワ獣医師も久々に来厩されて、というのも馬に投与する鎮静剤の量は馬種や馬齢や性別によって微妙に違うために同行されているのだけれど、ミノワ先生はクリトンが患って不治の病といわれていた蹄のナビキュラー症候群を完治させてくださったことで大変に信頼している獣医さんだから、今月ついに22歳を迎えて老齢期に入るクリトンの今後注意すべき点を厩舎で何かと伺ったのだった。「へ〜このクリトンがもう22歳になったんですか!」と驚いたように仰言る先生の前で馬房の中のクリトンは、人に見られていると何か動いて見せないといけないみたいに思う競技馬らしい(?_?)性癖なのか、盛んにそわそわと動きまわって落ち着きのないこと夥しく「22歳ね〜それにしては、なんだか多動症みたいね〜」と先生が呆れたように仰言るので「ホントにいつまで経っても幼稚な性格なんですけど、これって治りませんか?」と訊いたら「あっ、これはもう治せませんね」と即レスでした(^_^;)今週末もうお一方の来厩者は乗馬靴専門の靴屋さんで、誂え注文を受けにわざわざ関西から小さな当クラブにいらして9人の採寸をして帰られたのだった。乗馬靴はもちろん既製品が多いとはいえ、外反母趾がひどいワタシはとても既製品は履けなくて、以前にいたクラブでは非常にリーズナブルな値段で誂え注文を受ける業者さんがあったので、そこに注文した誂え品を修理しながら長年ず〜っと使い続けていたのだけれど、それも今や皮のひび割れがひどくて崩壊寸前のありさま(-。-;)とはいえ自分の年齢を考えるとあと何年乗馬が続けられるか?というカウントダウンにも入っているので、相当に迷ったあげくに人生最後の乗馬靴をゲットする気になったのでありますf(^ー^;


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今朝子様 外反母趾だったんですか‼
私もです。
又共通点が増えて嬉しいです❣

投稿者 小山雅子 : 2023年04月23日 21:48



2023年04月24日

サワラのムニエル、フキとがんもどきの炊合せ

ムニエルは今日のQPで見た料理。トマトと玉ネギと一緒に蒸し焼きにして、仕上げに醤油を回しかけてレモンをしぼるだけ。サワラは塩して水分と臭みを拭き取ってから薄力粉をまぶすこと。乗馬クラブで昨日またまた厩務員のHさんから朝採りの新鮮なフキをもらったので大歓びして\(^O^)/ 昨夜さっそく下処理しておき、カツオ出汁でがんもどきと炊き合わせて今晩おいしく戴きました∈^0^∋
食事しながら見たBS-TBS報道1930は昨日終了した統一地方選の結果を受けての特集で「維新の会」の躍進を伝え、自民党がひとまず征したことで衆議院解散総選挙が早くもこの6月に行われる可能性を報じていた。ただし今回は地方選挙で無党派層の投票率が低いこともあって、総選挙となれば必ずしも自民党がゼッタイ有利とは決めつけられないほど接戦になった地域もあったとはいえ、立憲民主党の凋落傾向は深刻で、反自民の受け皿が立憲から維新にシフトしつつあるようだ。関東に住んでいると維新の存在が今一ぴんと来ないが、いかにも発祥の地が大阪らしく、役人天国的な行政のありようを否定するところから出発した政党だけに、役人も含めた労組を支持基盤とする立憲とは全く相容れないし、憲法9条をめぐる考え方も立憲とは180度違っているのはずだ。それゆえ中国や北朝鮮に対する危機意識が強い西日本や若年層は立憲よりも維新を支持する人が多いのだろう。片や自民党は今や世襲のアホだらけで役人の書いたシナリオ通りに動くパペット政党と化しているイメージが強いため、反役人の旗を掲げる維新が反自民の受け皿となりつつある状況も理解できなくはない。ただ大阪に限って見た場合に維新の掲げた施策が万博とかIRとか何だかヤバイ利権の温床ともなりやすい事業だったりするのがどうも戴けなくて支持する気になれない無党派層も多いだろうし、西日本と東日本との温度差はまだ非常にあるので、全国的な支持が得られる政党に化けるかどうかはまだわからないといったところだろうか。一方、立憲は枝野代表が立党した時点では党名からして憲法9条遵守の方向性だったのだろうし、それゆ支持層が今や高齢に偏る傾向もありそうで、そこから党内意見が割れがちな恐れもあるとはいえ、その1点でブレたら高齢の支持層も離れてしまうというジレンマを抱えつつ、果たして今後どういう生き残りを図るのか、総選挙前に何とかもっとシャキッとした党首を立てないとホントに埋没してしまうかも(-。-;)な感じであります(-.-;)y-゜゜




2023年04月25日

アスパラガスとトマトのミートスパゲティ

好物のアスパラガスを入れて作っただけのオーソドックスなミートスパゲティなのでレシピは不要かと思うが念のために (^^ゞオリーブ油で玉ネギとニンニクのみじん切りを炒め、豚ひき肉とマッシュルームのみじん切りを炒め合わせて塩胡椒し、トマト缶を加えて煮込んで塩とケチャップ少々で調味したソースを、茹でたスパゲティとアスパラガスにかけ、仕上げにパルメザンチーズを振った。アスパラガスはスパゲティが茹であがる2,3分前に鍋に投入。
けさのワールドニュースでも各局がスーダン情勢を大きく報じていたが、ワタシが興味深く見たのはBBCのチャールズ英国王戴冠式を控えた王室関連ニュース。それによると最近の世論調査で4600人の英国人を対象に君主制を維持したほうがいいかどうか質問したら、維持派がもはや58パーセントしかいない結果に終わったのだとか。エリザベス女王在位中の2013年度の調査では維持派が75パーセントだったらしいので、やはり相当な下落率というべきか。インタビューに応じた一般人も「王室のメンバーが国民の税金を使って旅行だの何だのやってるのは許しがたい」といって戴冠式に反対デモしてる中年男性がいる一方で、「知り合いで王室に関心あるのは祖母くらいね」と冷ややかに答えた若い女性もいて、30代以下の若年層では維持派が3分の1を切る結果に終わった調査も紹介され、今後英国でも王室が国民に支持され続けるのか?という問題を抱えているらしいと判明。それにしても戴冠式を前にこうした世論調査や街頭インタビューを堂々と実施して報道したのはさすがにBBCだよな〜と感心したのは、日本で皇室に関するこうした世論調査やインタビューをNHKがやる勇気を持つとは考えられないからだった。まあ、何だかんだいっても英国では王室に愛着を持っている人たちがまだ相当数いる前提があるからこそ、こうした調査も可能だったのだろうし、人びとも率直にインタビューに答えていたのかもしれない。日本ではこの問題に関して熱狂的な支持者が一部あるのは確かでも、概ねスルーしちゃってる人たちが大半なのではないか?と身のまわりを見た範囲では思うのだが、これも年代差があるだろうし、あと地域差とかもあるんじゃなかろうか?と思うのは、わが家では京都生まれの亡父が皇室に大変愛着を持っていた一方で、大阪生まれの母親はハッキリ嫌っていたからであります(-.-;)y-゜゜




2023年04月26日

鶏肉とカブのとろみ煮

今日のQPで見た料理。鍋に出汁とカブと淡口醤油を入れて10分ほど煮込んでから、塩胡椒で下味してカタクリ粉をまぶした鶏もも肉を加えてさらに5分ほど煮て、最後に小口切りしたカブの葉を入れてさっと火を通しただけ。こんなカンタンな調理でいいのかしら (?_?) と思いながら作って食べたが、旬のカブはこれくらいシンプルな調味のほうが甘みを引き立てていいかも!と納得した次第(^^ゞ
けさのワールドニュースでは香港TVがインドの人口世界一のニュースに関連して、中国の人口は2100年までに10億人を割り込む可能性があるという国連人口部長の談話を紹介していたが、奇しくも今日はいささかケタ違いながら日本の人口も50年後には1億を大幅に割り込んで8700万人に減少するという予測が厚労省の研究機関によって示されたニュースを聴くことに。冷静に考えたら過剰な数値が適正値に戻る現象と捉えていいのだけれど、勿論ワタシも含めて過剰なみなさんがくたばるまでの間をどう凌ぐかが大問題なのだろう(-。-;)日本に限らず世界中の先進諸国が人口減少化という今までにない体験をさせられつつある一方で、人口爆発期に当たる開発途上国はみんなが文字通り具体的にどうやって食べていくかという問題に直面し、民族を基軸とした近代的な国家の枠組は自然に崩壊していくのが自明の理のような気もするのだった。とはいえその反動として民族主義や国家主義が逆に強まる時期もあるのは当然想定されて、ウクライナ侵攻もその一例だろうし、今後もそうした国家間の紛争や国内の分断が多発する懸念を持たないわけにもいかないのが本当に困ったもんであります(-.-;)y-゜゜




2023年04月27日

レタスとカイワレのサラダ、生湯葉、たらこ

今日は明らかに眼の疲れとおぼしき頭痛と、吐き気までして、珍しく食欲がなかったのでこんなメニューに(^^ゞ最近おやつの食べ過ぎ傾向もあったから、たまにはいいかもです(^_^; 印刷所のゴールデンウイーク進行の影響で入稿とゲラ校正と資料読みがこの間にどっと重なったせいかと思われますので、今日のブログはこれでお終いにしますが、悪しからず<(_ _)>




2023年04月28日

茹でキャベツのサムギョプサル

今日のQPで見た料理。一晩寝たら眼の疲れも頭痛もスッキリして食欲全開でガッツリしたこのメニューに(^^ゞ豚バラ肉を焼いて、青じそと味噌ダレとキムチと一緒に茹でたキャベツに包んで食す。タレは味噌と水とゴマ油とスリ白胡麻を混ぜ合わせただけ。
食事しながら見たBS-TBS報道1930は植田総裁着任後の日銀の金融政策についてを特集。異次元の金融緩和で円をジャブジャブさせた上に国債を6割近くも買い込んで自民党政府のお財布と化した日銀の正常化は果たして植田総裁の下で出来るのかどうか?もちろん急速な金融引き締めは中小企業をバタバタ潰して住宅を手放す人続出で、日本経済が立ち行かないこと夥しいのでゼッタイにやらないとしても、長期金利のコントロールはさすがに6月で止めるだろうと見ている海外投資家もいれば、日銀はここまで来たら何かやろうとしても結局何もできずに世界市場原理下で円の価値が大暴落して日本はハイパーインフレが避けられないとする悲観的な見方の経済評論家もいて、前黒田総裁の異次元金融緩和策によって喪われた10年の取り返しは非常に難しいようで、果たして正常化へのソフトランディングが世界市場の下で許されるのかどうかもわからぬまま、どんどん先送りせざるを得ない状況に日銀が自ら追い込まれて行ってる印象は否めないが、それにしても旧アベ政権が最も批判されるべきは日本経済の立て直しをジャンキーな手口でやろうとして結果的にもっと取り返しのつかない状況に追い込んだことではないか!といまだに腹立たしくてならない。黒田総裁は「平成・令和の荻原重秀」とでも呼びたいような気がする人物だけれど、徳川五代将軍綱吉政権下の勘定奉行荻原重秀が活動した元禄・宝永期のバブル経済に終止符を打ったのは、結局のところ元禄末の江戸大地震や南海トラフの宝永地震、富士山爆発といった未曾有の天災シリーズだったことを思えばちょっと空恐ろしいような気が致します(@_@;)




2023年04月29日

ビーフカレー、アスパラとフルーツトマトのサラダ

カレーは市販のレトルト。サラダは自家製フレンチドレッシングで食す。
食事しながら見たTBSの報道特集は今年の統一地方選で女性市議当選者が過去最多になったとはいえ、人口比に照らして日本にはまだまだ女性議員が少ない現状の問題を特集。これは単に女性議員が日本に少ないという問題ではなくて、欧米発信の議会制民主主義政治を日本が正確に理解して且つ享受しているのかどうかという点にからめて考えさせられる大問題である。そもそも「選挙で当選する」のは政治をする人の手段であるにもかかわらず、それが最大の目的で使命だという本末転倒な考え方のオッサン議員が多数派を占める政界の現状を変えない限り、日本国民の政治に対する関心は低まる一方だし、世界的に見ればアナクロな国家主義者みたいな連中ばかりが政治家づらしてアナクロな暴走をしかねないので、それを喰い止めるためにも女性の政治参加は必要だろうと思う。
動物の♂は♀を獲得して自らの子孫を残すという本能に基づく縄張り意識と競争意識が強くアグレッシブな性向がある点で共通し、人類もその例外ではなく長い間♂中心の社会を構成してきて近代国家なんてのも所詮は動物的な本能に基づく人類社会の枠組の一つに過ぎないわけだけど、♂の縄張り意識や攻撃性をこれ以上に容認していたら種全体が滅亡しかねない状況に立ち至って、今後の人類社会は♀が♂の欲望にある程度の抑制をかけるか、それともAIコントロール下で♂の競争性や攻撃性を制御するか、さもなくば人類全体が滅亡に至るシナリオが用意されており、その3択だったらワタシはやっぱり人類の♀に期待したいと思っているため、今日見た特集で日本も30代くらいの女性は昔とずいぶん意識が違ってきたのを頼もしく思ったのでした\(^_^




2023年04月30日

焼売、中華焼きそば

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
寒いんだか暑いんだかイマイチはっきりしないというより季節の適正な気温に恵まれたというべきかも?の今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトン(顔写真をUP)に騎乗。
今週1鞍目は久々の部班レッスンで、デカ鹿毛トロッターのリラ嬢に騎乗された大柄な男性会員Mさんの後ろについてまずは速歩のフラットワークを。とにかくデカイ馬2頭の部班だからかなり迫力のあるスピーディドな速歩だったが、ふだんは脚を使い続けないといけないクリトンがリラ嬢の後ろにぴたりとくっついて、こちらが脚を入れなくてもサクサク走ってくれるので意外とラクチンな走行に(^^ゞ そのあと駈歩を1頭ずつで行うことになり、例によってクリトンにわたしの駈歩発進の合図がなかなか通じないため、2課目の径路を踏みながら発進の合図を出すことにしたら、がぜんクリトンが張り切ってまるで競技会の時みたいに反動が大きく且つスピーディな歩様でマジ走りしだしたので、騎乗してるワタシのカラダはポンポン弾かれて馬体にしっかり座り込んでついて行くのも大変な感じに(^_^;)「やっぱりこの馬は径路を踏むのが好きなんですかね〜」と指導のA子先生も半ば呆れ半ば感心したように仰言るので「径路といってもこの馬は昔セントジョージ馬だったんだし、今でも4課目5課目とかもっと高度な馬術競技にエントリーするような馬なのに、果たして2課目くらいの簡単な径路踏んでて面白いんでしょうかね〜(?_?)」とワタシは少し首をかしげるも「でも、なんだか嬉しそうに走ってますよね〜」という意見では見ている先生も騎乗しているワタシも一致したのでした(^^ゞそんなわけで2鞍目の単独騎乗でもクリトンの嬉しそうな感じは持続していて、ちょっとした脚の合図でフワッとすっ飛ぶように発進するため最初は怖いくらいだったけれど、20m×60mの広いほうの馬場で何周かしてもさほど疲れた感じがしなかったのは、脚の合図が少なめでサクサク走ってくれたからだろう。とはいえ明日の朝起きたらカラダがグダグダかバキバキかもしれません(^_^;)