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2022年10月01日

温野菜サラダ、椎茸の肉詰めフライ、天津飯

明日は伊勢の講演で早朝に発って日帰りするため、今晩のご飯はマルエツの総菜コーナーでゲットしました(^^ゞ伊勢には片道4時間近くかかるので、ブログの更新は明後日になりますが悪しからず<(_ _)> そんなわけで今夜のブログもここまでに(^o^)/~~~




2022年10月03日

伊勢行

関東から日帰りで伊勢に行くのはきっと珍しかろうと思うくらいに昨日は相当な強行軍だったので、帰宅して入浴後にすぐ就寝し、朝までぐっすり眠れたにもかかわらず、今日は執筆中にウトウトするほど心身にまだ疲れが残っておりました(^_^;)
というわけで講演では、伊勢が日本最初の観光地で日本人の観光トラベルスタイルを決定づけた土地だという話をしたにもかかわらず、今回ワタシ自身は全く観光しないどころかお土産も買えずに伊勢をあとにした次第(-。-;) 講演場所は宇治山田駅前にあるシンフォニーホールで、早朝に家を出て正午過ぎに駅に着くとKBPの関ディレクターにお迎えを戴いてすぐ会場に案内されていろいろと説明を受け、皇學館の前田先生や小林先生と簡単な打ち合わせをし、ホールの館長さんがご用意くださった手ごね鮨弁当を美味しく戴いて、14時から一時間ほど講演したあと前田先生が用意された昔の伊勢音頭の画像や音声に触れ、小林先生が用意された千束屋の歌舞伎資料の画像を拝見しながら伊勢歌舞伎の話を何かとお聞かせ戴いた。歌舞伎『伊勢音頭恋寝刃』をご存じの方は伊勢参りに大きな役割を果たした御師という存在もご承知かと思うが、会場には御師の末裔とおっしゃる方もお越しになっていたし、講演中にメモを取りながら熱心にご静聴くださっていた方々も多く、質問も結構あって短いながらも濃密な時間を過ごさせてもらった。ところで伊勢といえば昔から日本で最も有名な土産の一つ赤福の店では近年毎月の朔日餅というのを売りだしていて、これが地元で大変な人気で販売時に大行列ができるそうなのだが、館長さんは前日これを行列に並んでゲットされ「本当は買ったその日のうちに食べないといけないらしいんですが、ちょっと冷蔵庫に入れておいて」と私たちに10月の栗餡入り朔日餅も出して下さって、豪華なお弁当だけでも満腹していたにもかかわらず、朔日餅が非常にオイシイのでぺろりと2つも戴き、さらに珍しい白餡と黒糖餡の赤福を1つずつ計4つもお餅を頂戴したのでお腹ははちきれんばかりとなり、アテンドしてもらった幻冬舎のヒメともども晩ご飯はとても食べられなくてまっすぐ帰途に就いたのだけれど、それでも帰宅したのは夜の11時近くになりました(^^ゞ




2022年10月04日

豚肉とジャガイモのキムチ炒め

よくやる料理だが、今日はジャガイモを棒切りにして甘めのキムチを使用。
けさTVを見てたら突然に画面が変わってJアラートのお知らせになり、ミサイル落下の危険区域をピンポイントで示しているわりに、それらが意外と離れた地域だったので非常にフシギ (?_?)な気がしたのはご多分に洩れずといったところだろうか。こうなるとJアラートのシステムにもイマイチ信頼が置けない感じだし、ましてや迎撃ミサイルシステムなんてゼンゼン信用してないので、向こうも単なる自己アピール的な威嚇なんだろうから、間違って日本に落下してくることだけはないようにと祈るのみである。それにしてもプーチンのおかげで、核は持ったもん勝ち的なトレンドが今後世界の低開発諸国に波及する恐れもあるのは困ったことである(-。-;)
これで日本もまた防衛費の増大に異論を唱えにくくなったのだから、プーチンもキム君もひょっとしたら軍事産業の手先なんじゃないか?という気がするくらいだけれど、地球上の人類そのものが存亡の危機を迎える中で、今や次元が低いとしかいいようのない国家主義的な発想の人びとに足を引っ張られて軍備増強を迫られるのもホントに癪で、防衛力強化なんて立派な言い方をしても、それは「ちょっでも手ェ出したらボコボコにするぞ」みたいな雰囲気を国全体で漂わせることに過ぎないのだから、太古より今日に至るまで人類の精神性は少しも進化しとらんのじゃないか(-_^:)それならヘタに進化した兵器がある今より棍棒で殴り合ってた昔のほうがはるかにマシだよね〜と思うばかりであります(-.-;)y-゜゜




2022年10月05日

サバとレンコンのみそ煮

今日のQPで見た超カンタン料理。味噌、酒、味醂、砂糖、醤油少々を加えた水で半月切りのレンコンとサバの切り身と生姜の薄切りを煮て、斜め切りにした万能ネギをトッピングして仕上げた。サバは臭みを取るために酒を振ってしばらく置いてから水けを拭いて使うこと。
食事しながら見た今夜のBS~TBS報道1930は何度目かのウクライナ戦争特集で、最近ペスコフ報道官からも弱気な発言が飛び出すようになったほど、ロシアの旗色が悪くなっているのは一目瞭然ながら、そうはいってもプーチンを引きずり下ろすようなクーデターが起きる可能性は国民の間にも政権内部にもほとんどないようだし、また核を使用する可能性も非常に少なくて、使用したとしても人的被害が出ないような場所に脅しで落とすくらいのことだから、結局のところこの戦争はただズルズルと長引く公算が強いという分析にほとほとウンザリしてしまった(-。-;)要するに今後もウクライナとロシア双方が戦場でどんどん命を落としていくばかりなのだろう。けさのワールドニュースでは、メドベージェフがプーチンに核使用を進言した報道と、インドのモディ首相がゼレンスキー大統領と会談した報道が気になっていて、長年ロシアとの関係が親密なインドであるにもかかわらず、ロシアが4州併合を決めた時点でコレはさすがにマズイと思うのか、モディ首相はこないだのプーチン会談でも意外なほどの塩対応だったらしいし、さらに今度はゼレンスキーとも会談したとなれば、もはやロシアにとって親密な友好国とはいえない感じで、したたかなモディ首相のほうもまた西側との関係を視野に入れてロシアに半ば愛想づかしをしているようにも受け取れたのでした(-.-;)y-゜゜




2022年10月06日

肉団子の和風小松菜あんかけ

今日のQPで見た料理。塩と酒で下味した豚ひき肉を練り混ぜて玉ネギのみじん切りを混ぜ込み、団子状に丸めて油で揚げたものに、味醂と醤油とオイスターソース少々で調味してざく切りにした小松菜と薄切りにした椎茸を加えカタクリ粉でとろみをつけた餡をかけて仕上げた。肉団子は最初低めの油で表面が固まるまで揚げてから高温の油で2度揚げするのがポイント。小松菜等は油でさっと炒めてから使うこと。椎茸はワタシが勝手に付け加えた食材です(^^ゞ久々に揚げ物したら結構面倒でした(^_^;
けさのワールドニュースでちょっと驚いたのは、2029年の冬季アジア大会がサウジアラビアで開催される(!_+)という報道とそのシミュレーション映像で、ベルギーの国土くらいある広大な面積の会場に人工雪を降らせ、空調で気温をコントロールして何千人ものスキーやスケートの選手を集めるという何とも壮大なイベントらしい。これに対して壊滅的な環境破壊を引き起こすとと懸念している向きもあれば、決して民主主義国家とはいえない大国のまたしてもオイルマネーと汚職による策略だと憤慨する向きもあるとして、フランス2はかなり批判的に報じていた。要するにスポーツイベントは今や人類にとって最強最大の興行ということであり、オリンピックを神聖視するなんてのもチャンチャラおかしいのだけれど、それにしても東京2020はサウジ2029に比べて汚職のスケール感も相当ちゃちかったに違いありません(-.-;)y-゜゜




2022年10月07日

秋刀魚定食

今日は翻訳家の松岡和子さんと新宿伊勢丹内の「分とく山」で遅めのランチして美味しく戴き、そのあと近くのムジカフェでお茶して満腹なので晩ご飯は戴きませんでした(^^ゞ
シェイクスピア全37作の戯曲を完訳して受賞ラッシュだった松岡さんは、いまだに余波のハンパないお忙しさで、先月末の釧路外乗もシェイクスピア翻訳の国際学会における基調演説とバッチリ重なって断念なさったから、せめてお土産をお渡ししようと思いながら、ワタシのほうも帰宅直後は溜まった仕事でバタバタしていてなかなかお目にかかれず、今日の午後ようやく対面が叶って久々にゆっくりお話できたばかりか、こちらのお土産を渡すのが申し訳ないような立派なバースデープレゼントまで頂戴して嬉しい限りでした\(^O^)/
それにしても古稀目前にして母国語で講演するのも結構しんどくなってきたワタシとしては、傘寿の松岡さんが英語で学会スピーチをなさるなんてスゴイ\(◎o◎)/としかいいようがないのだけれど、ご本人もさすがにそれは大変だったようで、何より質問が怖かったとおっしゃるのはさもありなんでした。
とはいえそのお仕事も無事に終えて、今後も講演が相次ぐ上に、いまだに三日にあげず芝居を見歩いてらっしゃるし、乗馬のみならず週2でテニスもなさっているスーパータフネスぶりにはすっかり魂消てコトバもない(@_@;)ながら「70代にはそんなふうにゼンゼン思わなかったけど、80になると色んなことがあと何年もつか逆算するようになってきたのよね」と仰言るわりにはお肌ツヤツヤで初対面の頃とそんなに変わらない感じだし、一体なんでそんなに若さと元気を保ってられるんだろう(?_?)と考えて、やっぱり若い魅力的な役者さんたちと日常的に接してらっしゃるせいじゃないか?と申し上げたら確かにそうかも!というお返事だったので、要するに森光子パターンなんだろうな〜とワタシはひそかに思ったのでした(^0^;)




2022年10月08日

天ざるうどんと鮨のセット

近所の馬トモOさんと大宮ルミネ内の「歌行燈」で食事。
医療従事者であるOさんはコロナ感染第7波で一時は周囲に感染者続出という大変な事態に見舞われたのだけれど「今はもう余程の高齢者か基礎疾患のある人以外は大丈夫な感じだよね」とのこと。ただし冬場はまたどうなるか全くわからないので要注意ということでした(-.-;)y-゜゜




2022年10月09日

豚ステーキと野菜のプレート、ちらし寿司、海藻のサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
冷え込みが少し弛んで乗馬には快適な気温の今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。といっても折角いい気温なのに、今週は何と常歩しかできなかったのは、やっぱりクリトンが幼稚なせいなのでした(-。-;)厩舎には水桶と飼い葉桶が吊られ、クリトンは腹を空かせるとその飼い葉桶を前肢でガンガン蹴って催促することがよくあり、馬場馬らしく前肢が高く上がるせいで、蹴った瞬間に前蹄をズボッと桶に突っ込んで抜き出せなくなることも過去に4回。ふつうは昼間なのですぐに気づかれるところを、今回はなぜか夜中か明け方にそれをやっちゃったらしく、クラブの社長が朝食をやりに厩舎に入られたら前蹄を桶に突っ込んだままシュンとしているクリトンを発見。「クリトンの脚を出そうとして引っ張ったけど、もうびくともしなかったから桶を吊った綱のほうを切って落としたくらいなんで、何時間そんな状態だったかわからないんだよね。諦めて大人しくしてたから良かったようなもんだけど」とのことで、確かにパニックして暴れて骨折されるより良かったとはいえ、吊られたまんまだった左前肢の腱が腫れて熱感がある状態で、以前にナビキュラーを患った蹄まで熱くなっていたから慌ててミノワ獣医師を呼んだのは、11月に馬場馬術の試合出場を予定しているためでもあった。で、診断は単純に腱に負担がかっただけなので消炎剤を飲んで泥パックをしたらすぐに治るから、来週はふだん通りにレッスンができるし試合出場も可とあってひとまずホッとした次第。それにしても同じ過ちを5度も繰り返すようではもう桶を吊らないようにするしかなく、ミノワ先生にそれもご相談したら「ホントをいうと餌の置き場所は高低差があったほうが首のいいストレッチになるんだけどね」とのこと。そこからクリトンの厩舎態度に話が及んで、とにかく厩舎内で給餌を一番にしないと板壁にドンと体当たりして暴れまくるので腰や尻にも生傷が絶えないし、他の馬が嫌いで前を通るだけでもわざと伸び上がって威嚇しまくるしといった点を先生もよくご存じだから「この馬いくつ?」と訊かれて「21歳です」と答えたところ「そしたらもうちょっとオトナになってくれなくちゃね〜」と呆れ顔でした(^0^;)ともあれ、そんなわけで今週は常歩しかできなかったとはいえ、同じ常歩でも馬が四肢をしっかりと闊達に動かすバイタルウォークにまで持ち込むのはワタシのほうが結構大変でした(^^ゞ写真は21歳馬の幼稚な顔とバイタルウォーク中のクリトンです。


コメント(2)

とても心配されたことと思います。
飼い葉桶は、底の浅い、柔らかいゴムでできたものに変えられないんでしょうか? 
それを給餌の時だけ馬房の中の床に置いて(本当に首のストレッチになります)、食べ終わった頃に回収するようにすると、さらに安心です。
すみません、とてもお節介だとわかっていますし、センターのやり方があるとは思うのですが、今後もこのようなことが起きないとは限らないようなので、お節介を承知で書いてしまいました。
本当に安全に過ごされますように。

投稿者 TANA : 2022年10月09日 23:04

ご心配戴いて恐縮です(^^ゞ参考にしてクラブと相談させて戴きます。

投稿者 今朝子 : 2022年10月10日 20:56



2022年10月10日

おでん、鮭の醤油漬け

おでんは市販のパックに電子レンジで蒸したジャガイモをプラスしただけ。鮭の醤油漬けは週末に乗馬クラブのオーナーから頂戴した新潟村上のお土産を美味しくいただきました∈^0^∋
食事しながら見たBS-TBS報道1930も週末に驚かされたクリミア大橋の爆破とロシアの報復について解説し、戦況がどんどん悪化するロシアが核を使用する可能性についても言及された。核に関しては過去7回のミサイル発射が戦術核運用部隊の訓練だったと今日発表した北朝鮮もロシアと並んで大変アタマの痛い問題で(-。-;)早晩実施されそうな核実験に対する国連安保理の制裁決議もまたもや中ロの拒否権で否決される雰囲気だから、国連の存在意義がますます問われることになりそうだ。それにしても中国はともかくロシアが明らかに総スカンを喰いながら今なお国連に留まっていることでワタシが妙に感心しているのは、かつて日本が中国大陸に侵攻し満州国という傀儡国家の建設を糾弾された際に国際連盟をさっさと脱退したことについ比較してしまうせいかもしれない。当時国際連盟の常任理事国だった日本は、総会でケツまくって退場した松岡洋右代表を潔しとして拍手喝采で迎えたわけだが、総スカンにガマンして国連に居座り続けたら果たしてその後はどうなったんだろう(?_?)などとヘンなことまで想像させる昨今のロシアの態度なのであります(-.-;)y-゜




2022年10月11日

鶏肉とジャガイモのガレット、春菊とチーズのサラダ

先週のQPで見た料理。細切りにした鶏胸肉に塩と酒を揉み込んで薄力粉をまぶし、ジャガイモの細切りと混ぜ合わせてオリーブ油で両面をこんがりと焼いて火を通す。ジャガイモは水にさらしたりしないで使うこと。ナマの春菊とマスカルポーネのサラダはQPドレッシングを使わずに、亜麻仁油とポン酢を合わせた自家製ドレッシングで食す(^^ゞ食事しながら見たのは近ごろ珍しくもNHKのクローズアップ現代で、地球温暖化による海水温と魚の棲息域の激変を特集していたのでつい見てしまったのである。この問題は先日もどこかの局が取りあげて、今や千葉の館山沖に沖縄のような珊瑚礁が広がって熱帯魚も泳いでいる映像(@_@;)を流したのだけれど、ワタシ個人の実体験で最初の驚きは、去年だったか一昨年だったかに近所のマルエツで北海道産の表示ラベルが付いたブリを見たことであった。同番組でもやはり函館でイカが漁れなくなった代わりにブリが大量に水揚げされている映像が流されたり、他にもサバが鮭の稚魚を食べ尽くして鮭の水揚げ量が激減している話とか、西日本で漁れるはずの太刀魚や、ハワイでマハマヒと呼ばれるシイラとかが東北で水揚げされたりする明らかな海の異常現象がいろいろと紹介された。こないだまた別の番組では、このままだと2040〜50年代には日本の海で昆布がもう採れなくなる恐れも指摘されていて、日本料理がまともに食べられるのも今のうち?(¨;)なんて考えるような時代が自分の生きてる間に来るとは想ってもみませんでした(-。-;)




2022年10月12日

ビーフカレー、トマトとマスカルポーネのサラダ

カレーは市販のレトルト、サラダは自家製フレンチドレッシングで食す。
食事しながら見たBS-TBS報道1930はまたも旧統一教会を取りあげて、今回は日本で反共産党の旗印の下に自民党と結びつきながら、一方で北朝鮮に潤沢な資金提供をしていた (!_+) という矛盾極まりない同教団の本質を探る特集だったが、ワタシ的には宗教というよりも一種の民族主義団体と解釈したほうがわかりやすいし、また教義そのものがキリスト教の本質とはおよそかけ離れた、極めてアジア色の強い印象を受けるのだった。たとえば仏教の業報観みたいな要素が多分にあり、また儒教の「修身斉家治国平天下」的な要素も濃厚で、だから自民党と仲良しなわけだよね〜と肯けるのだった。
キリスト教は本来的に個人が直に神と結びつけるという点で、それまでの土着的な宗教と袂を分かってユニバーサルになったわけだし、だからこそキリスト教をベースにした西洋社会では個人主義が育つので、片や東洋ではやはり儒教の影響が強くて家族主義が残存するに違いない。韓国ドラマを観ているとその家族主義がいかに根強いものかに気づかされて圧倒されるくらいだが、現代の日本社会はそれがかなり希薄になりつつある中で、自民党は公然と家族主義を標榜していて、そこに信頼を置く支持者も多いものと思われる。自民党に世襲議員が多いのもそのせいだし、日本社会に大中小企業や各種の職業を含めて世襲の多いことが自民党を第一党に押し上げてもいるのだろう。したがって現代の日本社会は西洋社会の価値観をスタンダードにしているように見えながら、一方で東洋のメンタリティーから脱し得ない点が現実にさまざま矛盾を生んでいるにもかかわらず、そのことを余り意識して考えようとしない点が非常に日本人らしいところ!といっていいのかもしれません(-.-;)y-゜゜




2022年10月13日

秋の天ぷらパーティ

今夜は遅ればせの誕生日祝いを兼ねた秋恒例のお食事会で、音楽ライターの守部さん、幻冬舎のヒメ共々、元米朝事務所の大島さんが揚げてくださる天ぷらを美味しく戴きました∈^0^∋春にした天パーと食材が変わって、定番の海老や穴子や甘唐辛子はともかくも、松茸や舞茸、秋鮭にレンコン、海苔で巻いたカキといった秋ならでは食材にデザート代わりのイチジクの天ぷらまで戴いた私たちが「どれも初めてでとても美味しかった」と賞賛したら、大島さんも「私も初めて揚げたものばかりよ!」とのことでした。その大島さんはお祖父様が永井荷風の従兄で、叔父さんが荷風の養子だったところからよく永井荷風展に招待されてらっしゃるのだけれど、先日の荷風展ではイベントとして「文豪とアルケミスト」というゲームとコラボした展示もなされていて、そのゲームの話を聞いた私たちはさっそくスマホで調べたところ、近代文学における有名人が超イケメン顔でずらずら登場するゲームのようで、その登場キャラを見ながら「志賀直哉がこんなイイ男ってどうですか!」とか「川東碧梧桐も登場するってシブ過ぎ!」とか「折口信夫と柳田國男が並んでるけど何だか怪しい雰囲気だよね〜」とかメチャ盛り上がってしまい、要するに「刀剣男子パターンのキャラなわけよね」「でもって『馬娘』みたいに走らせるんだろうか?」とか、イマドキのわけわからんゲーム事情に思いを馳せまくりでした(^◇^;)




2022年10月14日

ちらし寿司、野菜の煮もの

インタビュー取材の帰りに大宮ルミネ内の総菜売り場でゲット。
今日は午後3時から大宮ルミネ内のカフェで東京新聞の北爪記者、4時半から日経新聞の棗田記者のインタビュー取材を立て続けに受け、近刊『愚者の階梯』について何かとお話を。同書に関しては両記者共に現代の世相とも重なり合う当時の不穏な空気が強く胸に響いたといわれて、主にその流れで話したのだが、連載中はまだウクライナ戦争の気配すら微塵も感じられなかった頃だから、作中にマルクス兄弟の戦争映画を盛り込んだ部分などは何だか現実のほうが寄って来ちゃった感じで、単行本にまとめる際に作者自身もいささか驚いたことをお話しした次第。さらに3部作の〆で訴えたかったのは、わたしの一種の日本人観みたいなもので、日本の伝統芸能について長年発言している人間として、それは避けて通れない問題と意識し続けてきたことも話したのだけれど、北爪記者からは「ちょうど今年は作家生活も25年目になられたので、その感想は何かありませんか?」と尋ねられて(゜;)エエッわたしはもう四半世紀ものあいだ小説を書き続けてきたわけなの(@_@;)と我ながら心底びっくりして、そのわりに上手く書ける感じがいまだにゼンゼンないし、ラクに書けるようになった感じもゼンゼンないのは、結局のところあんまり向いてなかったんだろうな〜と今さらにムダなことを思う始末(-。-;)ともあれ小説を書くことに関してはいまだにヨソ者感があるのは確かなだけに、却ってこの間の出版界のシュリンクぶりを冷静に実感できるお話もして、それゆえ『愚者の階梯』にはメディアの大変動期に当たる今日を意識して重ね合わせた部分もあることを棗田記者にお伝えし、わたしは子供の頃に日本映画の全盛時代の尻尾くらいはつかんでいるが、当時の映画館は超コミコミで通路に新聞紙を敷いて座って観るのが当たり前だったという話をしたら、棗田記者も集英社の伊礼さんもビックリ仰天の様子だったので、ああ、もうわたしは紛れもなく年寄りなんだ〜と思いました(^_^;)




2022年10月15日

サツマイモと豚肉の重ね蒸し

昨日のQPで見た料理。豚の細切れ肉をさらに細かく切って、おろし生姜とおろしニンニクと酒オイスターソース醤油カタクリ粉を練り混ぜて肉種を作る。フライパンにキッチンペーパーを敷いて輪切りにしたサツマイモを敷き並べた上に肉種を載せてゴマ油と塩を振りかけ、ペーパーの下に水を加え、蓋をしてイモに火が通るまで10分以上蒸すだけ。意外とカンタンにできるのでオススメかも。
今週は朝のワールドニュースでBBCを見るたびに英国は大丈夫なんだろうか?と自国のドンクサイ政府を棚に上げて心配していたワタシ^_^;売り物だったはずの経済政策を全面的に撤回せざるを得なくなってるみたいなトラス首相は早晩退陣して、総裁選で多士済々(?_?)的な雰囲気だけはあった保守党からまた新たな首相が立つんだろうか(?_?)それとも保守党からはもうダレが出ても現在の苦境からは脱し得ないと判断されて、久々に労働党が政権に返り咲くことになるんだろうか(?_?)その場合スターマー党首とチャールズは上手くやってけるんだろうか?それよりチャールズ自身が王権を保てるんだろうか?とか他国事ながら結構大変なんじゃなかろうかと拝察する次第でした(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

党内の総裁選の時点で、このような大きな間違い(=トラスが選出される)が起こることを防ぐ方法がなかったのかな、と思ってしまいます。
およそ現実的なものとは思えないような政策をかかげて、保守党議員の中での投票で最後の2人の候補者に残っただけでも凄い話だと思うんですが、その後、一般の保守党員の投票で対抗者にしっかり差をつけて、当選した事実が怖いです。
投票で代表者を選出すると言う制度に自信がなくなってしまいます。
対抗者がインド系(彼の方が明らかに有能でボリスの経済相の実績もあり)であると言う事実が一般保守党員から嫌がられたのだとしたら、それはそれで問題です。

経済政策に疎いわたしでさえ、いったい、アメリカレベルの低い税+ヨーロッパレベルの高福祉を実践するため法外な借金をする、ということがどうして受け入れられるのか、不思議でなりませんでした。

トラスはこのまま次の総選挙まで居座ることは絶対に無理でしょうけど、ボリスが辞めさせられたばかりだと言うこともあり、党としては彼女をいつ辞めさせるかのタイミングも大事みたいで、当面は短期間でも彼女を据えたまま、新しい経済相のハント氏が実権をにぎって国政を行うのではないか、と思われてるようです。

スターマーが首相の座につくと言うイメージが全然湧きません。彼には無理だと思われます。
チャールズのことは、いまはこのケオスの中で、話題にも出てきません。
国民に希望を与える存在感がまるでないのが気の毒です。出てくるのはため息。
わたしも、エリザベス女王はなんてりっぱな女王だったんだろう、って、今更ながら思ってしまいます。

投稿者 TANA : 2022年10月16日 03:08



2022年10月16日

焼き豚、海苔巻き、温野菜のサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
先週はバカなことをしでかして左前肢の腱を腫らしてしまい、速歩もろくに出来ないクリトンだったが(-。-;)ミノワ獣医師に素早く手当をしてもらったおかけで、幸い今週はもう元通りに。とはいえ前肢を痛める以前から、レッスンの後半は後肢の疲れが激しい様子で左手前を拒否ったり、腰砕けのような感じになる旨をミノワ先生に話したところ、もともと右後肢に筋断裂を抱えていたり、人間と同様に年齢によって左膝の関節痛が起きているせいだからとペントサンの定期的投薬を勧められて、今日その初回の筋注をした次第。注射を嫌がる馬も多い中で、クリトンは人間にしてもらえることなら何でもウレシイ \(^O^)/という根が超ハッピーな馬だから、こんなふうだと薬殺もカンタンに出来ちゃうよね〜なんて思ったワタシ(^_^;)
ところで今日は11月5日に行われる埼玉県の馬術競技会に出場するかどうかの決断を求められて、騎乗される予定のA子先生と電話でご相談の上エントリーすることに。そもそもクリトンは当初お世話になっていたS先生と共有するかたちの競技馬で、競技会には専らS先生が出場されていたにもかかわらず、S先生の独立が難航しさらにクラブを新しく開業された場所が遠隔地だったので結局ワタシが引き取ったのだった。引き取った当座は左前蹄にナビキュラーという難病を患っていて回復は困難と思われたのに、ミノワ先生のティルドレン投薬が功を奏して何とか復活したため、今回はいわば完全にリハビリ目的の競技会参加なのである。というのも前回の競技会出場は2018年で、この間コロナもあって競技会とは無縁の状況が続いたし、クリトンも年を取って21歳の今ではふつうなら競技会を引退しているはずだから、勿論どんなに頑張ったって好成績は望めないものの、以前に石田先生から「競技馬はやっぱり競技会に出すと元気になって若返るんだよね。クリトンを老いぼれさせないためにも機会があったら出場させてみたら」といわれたことを実践するつもりだ。とにかく現在はA子先生と若手インストラクターのUさんとワタシの女性ばかり3人が騎乗して軽くレッスンするのみで、クリトンもラクができてご機嫌のため人にベタベタ甘えまくる一方だし、今やクラブ一のゆるキャラ的存在にしか見えなくなっていて、このままボケボケ老馬になられても困るから-_-;)競技会出場で少しはピリッとさせたいものであります(^0^;)




2022年10月17日

アブ玉ちくわ丼、茸とカイワレの味噌汁

昨今の物価高を配慮した今日のQPメニュー。砂糖、味醂、醤油を入れた水を煮立たせて斜め薄切りにしたちくわと縦薄切りにした玉ネギと、表面をこんがり焼いて短冊切りにした油揚げを加えてしばらく煮込んでから溶き卵を回しかけて軽く火を通しご飯にトッピング。これまでカイワレを味噌汁に入れたことはありませんでした(^^ゞ
食事しながら見たBS-TBS報道1930は、昨日の共産党大会で異例の3期目に突入した習近平国家主席の長期政権について特集。台湾統一の方針をアグレッシブに打ち出してきた点のみならず、社会主義と資本主義の奇跡的ハイブリッドとして急速な経済発展を遂げた現代中国が、復古的にイデオロギー色を強めた習政権によって破綻しないまでも失速する可能性は大いに懸念されるところだが、後継者候補を敢えて排除しているせいか4期目も居座る公算が高いといい、そうなるとプーチン化する可能性も指摘されていて、つまりは世界の大きなリスク要因ともなりかねないのが困ったもんであります(-.-;)y-゜゜




2022年10月18日

豚肉と山芋のバター醤油炒め

近所のマルエツで山芋が比較的リースナブルだったので、同じくリーズナブルだったオーガニック椎茸と共にゲットして、以前に美容院のオレンジページで見たレシピを想い出しながら適当に作ってみた。豚肩ロース肉を炒めて山芋の半月切りと椎茸を合わせて蒸し炒めし、バターと醤油を加えて仕上げに海苔を揉み入れただけ。
食事したあと久々に京都の妹と電話して、来ル市川團十郎襲名興行の話から、短期的にも長期的にも時代がホントに変わったよね〜という話になり、政治も酷すぎるよね〜と話ながら、それでも代わりが見つからない問題は各国に共通しているようだし、こうした政治の後継者不在現象は恐らくこれから世の中が根本的にガラッと変わることを意味しているんだろうな〜と互いに納得したのであります(-.-;)y-゜゜




2022年10月19日

豚肉のウスターソース焼き

今日のQPで見た料理。豚ロース肉を半分に切って薄力粉をまぶして炒め、いったん取り出しておく。縦薄切りにした玉ネギをしっかり炒め、豚肉を戻して味醂を加えて火を通し、おろしニンニクと塩少々を加えたウスターソースを回しかけて調味し、千切りキャベツを添えて食す。ひと手間かけるだけで、ふつうに炒めてウスターソースをかけるよりゼッタイおいしいのでオススメ!
国会はいまだに連日統一教会問題で与党が責められる恰好のようだが、今や宗教と保守政治の関係は何も日本に限った話ではゼンゼンなくて、米国やブラジルの福音派問題や、プーチンとロシア正教の関係のみならず、イスラム社会で起きているさまざまな現象も結局はこの点に還元されるのではないか?と思う昨今であります(-。-;)
要するに世の中が急激に変化する時代は宗教が盛んになるというか、宗教に縋りたくなる人間が増えるのは大昔からのことだし、メンタリティが保守に傾くのも人間として当然の帰結なのではなかろうか。そもそも動物は環境の変化が大変なストレスであるにもかかわらず、人間はテクノロジーで自ら環境をどんどん変えてしまうという異常な動物だからして、変化を恐れる動物的な本能が人間を立ち止まらせようとするのである。でもって変化に対する適応力は年齢に反比例するのだから、先進諸国の多くが高齢化している現在、政権を保守に託すのも無理はないのだけれど、それが所詮はムダな抵抗であるがゆえにグダグダを長引かせることにしかならず、一方で地球が保つかどうかどうかの瀬戸際まで来ている現在だけに事はいっそう深刻なのだよね〜と今朝のワールドニュースでBBCを見ながら思ったワタシであります(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

もうふた月くらい前のこと、生まれて初めて、銀座三越の地下3階に行きました
そこは、私が日々行くスーパーとは全然違う値付けでした。
レジで、私の前は90前後と思われる夫妻でした。
長ネギ、アスパラガスなど、ざっと見、2日か3日分くらいの食材を購入していた
「1万4千」端数は忘れた
なるほどなぁ、近所のスーパーなら、4千円もしないだろうなぁ、と、違う世界だなぁとつくづく思いました
お二人のゆっくりとした動作を見ながら、思い浮かんだのは、「辰巳芳子、ていねいに生きる」という言葉だった
注文して届けてもらうのは容易だろうに、こうやって自身で買い物して、身体を使って暮らす
すごいなぁと思った
いのちをていねいに生きるって、こういうことなんだなぁと、しみじみ思ったことでした

投稿者 せろり : 2022年10月26日 04:25



2022年10月20日

レンコンの海老挟み焼き

マルエツで配っているパンフレットで見た料理。粗みじんにした剥き海老とハンペンと千切りにした大葉を練り混ぜて顆粒ダシを加えた肉種をレンコンに挟んで蒸し焼きにしただけ。レンコンは挟む面に薄力粉を振っておくこと。この種の料理としては調味の手間が要らずメチャ簡単に出来るレシピでした(^^ゞ
食事しながら見たBS-TBSは自民党の現政権がぶち当たっている大きな壁、旧統一教会問題やら円安物価高の問題やらを特集。ことに目先のバラマキで凌ごうとしても凌ぎきれない経済問題の最たるものは、世界に比して多くの労働人口が低収入を余儀なくされている実態であり、その結果ただでさえ少ない若い世代の労働力が海外の出稼ぎに流れてしまう現状は、以前にも別の番組で見て、大変憂慮すべき問題と思われたのだった(-。-;)もっともワタシだって若かったらこんな老人天国社会なんかさっさと見捨ててとっくに海外に行ってるだろうから、今なお日本に留まっている若い人たちは本当にやさしい!と感謝しなくてはならないと思う一方で、親やジジババたちの恩恵を受け過ぎてハングリー精神に乏しく、世界に打って出て異国の人と伍して行くだけの気甲斐性がないのかも(?_?)と思ったりもする。とにかく高齢化した人たちが既得権益者となり受益者となっている実態は、日本のみならず世界中で起きている現象で、それゆえ海外では若者たちの怒りがさまざまな運動に反映されているのを見ると、日本の若年層はまだふしぎに大人しいというか、内向しちゃってる感じが否めないのは寡欲なせいもあるのだろうし、それならそれでひょっとしたら人類のあるべき最先端を走ってることなのかもしれない!というふうに思えなくもないのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

レンコンの挟み揚げは、大好きです
さっそく、作ってみたいと思いました

日本の給与が安いのは、ほんとにみんな困ってることで、海外との比較が、はっきりするとガッカリです
ブルームバーグだか何かに、アメリカのマクドナルドの店員の時給が22ドルとあったようで、レートをいくらで換算したらいいのかわからないのですが、148円くらいとして、3256円ですよね
日本のマクドナルドの平均時給は992円くらいらしいです
ビックマックの価格は、日本とアメリカで2倍くらいらしいから、やはり日本の賃金がとても安いんですね
ベトナムあたりから日本に来てくれた人たちも、本国への仕送り金額がガクンと下がってしまって、もう来てくれなくなってる感じで、ただでさえ人手不足なのに、ほんとに困る事態になってしまうだろうと不安ばかりです
あの
2020年の8月のブログで、「図書カード3万円使い放題」の企画で、銀座教文館で買い物をしたことが、書かれていて、どんな本をお買いになったのかなぁ、と思ってました
たまたま、「図書カードnext」というサイトを見ることがあって、そこに「図書カード使い放題」のバックナンバーも出ていて、お求めになった本が出ていて、感激でした
「購入の背景」というのも、興味深いです
他の作家さんのも、見たいと思いました

投稿者 せろり : 2022年10月22日 20:36



2022年10月21日

ポークカレー、トマトとカイワレのサラダ、ポテトサラダ、アジのフライ

カレーは市販のレトルト。サラダは亜麻仁油とポン酢を合わせた自家製ドレッシングで食す。ポテサラとフライはマルエツの総菜売り場でゲット。明日は関西出張なので手抜きの晩ご飯です(^^ゞ
今回は新連載を控えて近松門左衛門のお墓参りがてら尼崎の近松研究所をお訪ねする予定で、なぜ明日行くかというと、あさって日曜日にお墓のある広済寺で法要が行われるからだった。近松忌は陰暦11月22日のはずなので、なぜ10/23に法要をして、文楽の方も出演される墓前祭まで催されるのかはワタシも全くわかりません(?_?)ともあれお墓参りをするには絶好のタイミングかと思われます。今回は伊勢の時のような日帰り強行軍がさすがにムリだし(^_^;)明後日の帰宅も遅くなりそうなのでブログの更新は月曜日になります(^o^)/~~~




2022年10月24日

近松の墓参り

実在の人物をモデルにした時代小説を書くに当たっては墓参りを欠かさないようにしていて、近松門左衛門のお墓がある広済寺にも早く訪れたいところだったのだが、同寺院での大法要と墓前祭情報を文春の新担当八馬さんがキャッチされたおかげで、昨日はお墓参りのみならず、本堂で文楽の吉田和生師が遣う梅川の人形の後に続いてお焼香するという思いがけない体験もさせてもらった。すぐそばにある近松記念館でさまざまな史料も拝見できたし、墓前祭には市長も参加されるなど尼崎市を挙げての一大イベントと拝察した次第。広済寺の住職や記念館の館長にも面識を得たし、近くにある園田学園女子大学附属近松研究所の坂本講師をお訪ねして所内を見学させてもらったりもしたが、ちょっと驚いたのは地元小学校の校長先生とのお話で、同校には浄瑠璃クラブがあって小学生が語りや三味線を習っているばかりか、義太夫の「寿式三番叟」の振付を30年前?くらいから小5小6の生徒間で伝承し合って今日に上演し続けていると聞いたことである。記念館を見学されていた大勢のご婦人方からも展示物に対する熱い視線が感じられて、老若男女を問わず地元の近松愛はいまだに大変深いことが知れたのも今回の取材の大きな収穫だったといえる。近松の墓所はこの広済寺のほかにもう一箇所、大阪の谷町八丁目にあるのでそこにも足を延ばした。元は妙法寺内にあったのが、お寺の移転で墓だけがガソリンスタンド横の細い路地奥に残されていて、そこにお参りをしたあと梅田辺で夕食を取ることになり、折角なら大阪らしいもので今評判の焼きフグにしようと決めて、八馬さんの案内でたまたま行ったその店のすぐそばには「曽根崎心中」で有名になったお初天神があり、何だか最後の最後まで近松門左衛門とのご縁に強く結ばれた今回の取材旅行でした(*^^)v






2022年10月25日

鮎のヴァプール、牛と鶏のコンソメ、飛騨牛のヒレ&サーロインステーキ、栗と茸のピラフほか

今夜は装幀家のミルキィ・イソベさん、集英社の伊礼さん、伊藤さん、布施さんとで近刊の拙著『愚者の階梯』の打ち上げを。前作『芙蓉の干城』の舞台になった銀座の資生堂で美味しいフレンチをたっぷり戴きながら楽しい歓談の時を過ごさせてもらいました。とにかく今作はミルキィさんの装幀が振り切れていて素晴らしいし、新聞等のインタビュー記事や書評にも恵まれて、何よりも担当伊礼さんのご尽力にただただ感謝あるのみですが、食事中はバカ話に終始して笑いころげていたものの、帰り際には現在進行形で世界中を覆うキナ臭い暗雲についてみんなで憂慮せずにはいられませんでした(-.-;)y-゜゜




2022年10月26日

豚肉と小松菜と揚げの煮浸し

今日はまず右のお知らせ欄をご覧下さい。市川團十郎襲名興行を観る前に元祖團十郎が一体どんな人物だったのかを押さえておきたい方には『江戸の夢びらき』文庫本をオススメします!文庫解説のページには成田山新勝寺の現トップに市川家と成田山の関係を詳しく書いて戴きました!

昨日のQPで見た料理。豚シャブ肉も小松菜も軽く茹でておき、油揚げは湯通ししてから醤油味醂塩少々で調味した出汁に加えて煮ただけ。七味唐辛子を振って食す。下処理の一手間で出汁がすっきり仕上がります(^^ゞ
けさのワールドニュースでシンガポールCNAを見て、さもありなん(-_-)という気がしたのは中国株と人民元のレートが共に急下落した報道だった。第3次習近平政権は周りを完全に子分で固めて経済通の閣僚が外されたのだから市場の反応がそうなるのは当然だし、ただでさえ翳りつつある中国経済のリスクがこれで高まる一方なのはド素人のワタシでさえ想像がつくのであった(-。-;)これまでは共産党独裁でも自由経済の路線を歩みつつあった中国だが、ここに来てついに自由を捨てても平等の原則に立ち帰るべきだ!と習クンがホンキで判断した結果の人事だとしたら、ロシアのウクライナ侵攻に続いて中国経済の悪化が世界恐慌の引き金となる可能性は十分あるに違いない。もう一方で世界恐慌の引き金を今にも引くかと危ぶまれた英国は、超スピーディな首相交代で何とかそれをかわしたかに見えるが、新首相スナク氏は財政規律派だけに、これまでの放漫財政をいっきに引き締めようとしたら国内がまず恐慌を来して、それがまた世界恐慌につながりかねない怖さがあるのは、戦前の世界恐慌も英国が火付け役のようだったからである。ともあれ経済は今や戦前とは比較にならないほど地球の隅々まで緊密に結びついているからして、世界中のいったい何が崩れればドミノ式に総倒れとなるのかはダレにもわからなさそうなのが恐ろしいばかりであります(-.-;)y-゜゜




2022年10月27日

揚げ鶏と里芋の黒酢ソースがらめ

今日のQPで見た料理。から揚げにした鶏もも肉と素揚げした里芋を黒酢、砂糖、醤油、鷹の爪と水とカタクリ粉を混ぜ合わせて火を通したタレにからめた料理。鶏肉は塩胡椒して生姜汁と酒をまぶして揚げる直前に薄力粉をまぶすこと。里芋は皮を剥いて四つ割にして電子レンジで軽く火を通してから揚げること。揚げ物は面倒だと思いながら、いざ作って食べるとやっぱりオイシイのでつい独りでもやってしまいます(^^ゞ
けさのワールドニュースでは、イランのデモがまだ盛んに続いていることをドイツZDFが報じて、特集でもその問題を取りあげていた。スカーフ状のヘジャブのかぶり方が悪いという理由で逮捕までされた女性の急死をきっかけに沸き起こった群衆デモだが、事はもう女性のみならず若い世代全体の問題に発展して、女性の死後40日経過した喪明けと共に再び大きなデモが起きたらしい。直接の原因は現ライシ大統領の超保守的な政権がヘジャブの取締りを強化し過ぎたことのようだが、デジタル社会に誕生したいわゆるZ世代の若者が欧米諸国の情報を容易にキャッチできるようになった結果、自国の余りの違いに目覚めて上の世代による既成社会の締めつけに反発し自由を希求する当然の過程ともいえて、高度に情報化した現代社会においてこうした事態は今後も世界のあらゆる国や地域で起きるに違いなく、起きた国ではのつど欧米諸国の関与を疑いますます反発を強めるという悪循環が起きて、現在のロシアのような紛争当事国になりかねないことが懸念され憂慮されます(-.-;)y-゜゜




2022年10月28日

ひき肉と豆のパスタ

今日のQPで見た料理。オリーブ油で玉ネギのみじん切りを炒め、ベーコンとニンニクのみじん切りを炒め合わせて合い挽き肉を加え、肉がパラパラになるまで炒めてから塩砂糖少々胡椒、白ワインで調味し、トマトの水煮缶と水とキドニービーンズを入れて 15 分以上じっくりと煮込んで茹でたフリッジとからめる。煮込み中にマッシャーで豆を潰すこと。フリッジはソースがよくからんでGOO !
食事しながら見たBS-TBS報道1930は、止まらない円安に象徴される日本大丈夫か〜問題を特集。たまたま今日の夕方は銀行の人とリモート会議して、円相場は日本政府の介入が世界で認識された結果1ドル=150円前後を行き交いながらしばらくその辺で止まるのではないか?という銀行の見方を聞いたばかりなので、同番組も興味深く視聴した次第だ。ワタシ自身は大昔に買って一時は紙くず同然になっていた石油関連の米投信が、意外にも円安のおかげで少し持ち直してきた現在、一体どの時点で手放したら一番損切りができるかという課題を抱えてひとまず銀行の人に訊いてみたのだけれど、巷では1ドル180円説や220円説まで公然と唱えられるほど円の信用はダダ下がりだし、にもかかわらず黒田の頑固ジイサンはアベの忘れ形見の異次元金融緩和を継続すると今日も公言しちゃったし(!_+)一方で現政府はこれまでに増して財政規律を無視したバラマキ政策ばっかり打ち出してるし(-。-;)この分だとドル建ての金融商品は永遠に持ってたほうが損しないのかも(?_?)的な見方もできて、ワタシなんかでもそんなふうに思うのだから、同番組で指摘された日本人が円を見捨てる日も遠からず来そうな気がするのだった。でもって同番組は政府のヒドイ経済政策に国民がもっと怒るべきだとしていたが、如何せん日本人の多くは心優しいので、アホには怒ったってもしゃあない!的な諦めモードなのかもしれません(-.-;)y-゜゜





2022年10月29日

春雨サラダ

具はロースハムとキュウリともやしとトマト。誕生日祝いにヒメから頂戴した珍しい青じそと花椒のオイルと酢醤油で調味して、とても刺激的な味わいをおいしくいただきました∈^0^∋
今週のワールドニュースでは、来週始まるCOP27を前にして、一向に終わりを見せないウクライナ戦争の間にも地球温暖化は刻々と進行している現実を改めて感じさせた英国BBCとオーストラリアABCのニュースが妙に印象に残ったものである。というのも片や北極の片や南極の現状を報じたせいで、もはや氷山がなくなったノルウェー北部に棲息するホッキョクグマの悲しい姿が映しだされたり、北極の主要面積を占めるロシアの研究者との交信できない問題に直面している事実が憂慮されたり、またニュージーランドではアーダーン首相自ら南極に乗り込んで温暖化の実態を検証してたりするのを見ると、地球上で今最も懸念されてしかるべきなのはやはりこの問題ではないか、という気持ちになる。一方でブラジルの大統領選の行方がわからなくなってきたニュースを見ると、アマゾンの密林を急速に減らして温暖化に拍車をかけてる元凶のボルソナロ現大統領もプーチンと同様に、頼むから地球のためにさっさとクタバッテ欲しい!と願わざるを得ません(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

今夜は鶏と里芋の黒酢炒めを作り、定番になりそうです。
団十郎襲名公演が迫り、今週の花の会は岡崎さんに11代目、12代目團十郎、2代目吉右衛門を偲ぶお話をして頂きました。先月の秀山祭の「藤戸」が感動的でしたが、厳島神社の奉納歌舞伎の脚本家として吉右衛門さんと創り上げた新作は、幼少期から謡と仕舞を習っていた方ならではの創作秘話でした。12代目團十郎さんの憎めないミスや誠実そのものの逸話もお得意の声色で語って頂き、贅沢な時間でした。今は月1回ですが、池田さんは「今朝子さんに講師をお願いしたいけれど、会場の関係で日程の見通しが難しく、とても人気作家の方にお願いできる状況ではないから…」と残念がっていました。

投稿者 ウサコの母 : 2022年10月29日 22:11

わたしもBBCの、そのニュースとホッキョクグマの映像を見て心を痛めていました。
おっしゃる通りだと思います。今年のパキスタンでの大洪水も、温暖化の脅威からのモーニングコールの一つだと受け止められてるようですし、これがいま地球上での一番懸念される問題だと思われます。
新首相のリシ・スナクが、来月のエジプトでのCOP27に参加しないのは、山積する国内の問題に取り組むことを優先したいとは言え、腹立たしいです。
もしかして、今までの決め事を経済の立て直しを理由に少しでもリバースしようとしていないか、心配です。

投稿者 TANA : 2022年10月29日 23:23



2022年10月30日

豚の角煮、野菜の煮もの、鮨

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
けさは痛ましい梨泰院の事故に衝撃を受けつつも、いつも通り川越のクラブで乗馬のレッスンを。もっとも先週のブログでも書いたように愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンは来週末に競技会参加を決めたので、今週は試合に出場されるA子先生が優先的に騎乗される恰好で、ワタシとしてはクリトンの馬場競技に向けた歩様やテンポをなるべく崩さないように騎乗するので精一杯といったところ。とにかく馬場馬らしい弾発のある速歩をされると重心を取るのも大変で、よほどしっかり座り込まないと躰が弾かれてカーブでは振り落とされそうになるから要注意なのである。特にクリトンに関してはA子先生も「この馬は駈歩よりも速歩のほうが疲れますね」と仰言っているくらい弾かれ方がハンパないので、60mの長蹄跡を中間速歩でいっきに走り抜けて伸長速歩で斜め手前変換を2度繰り返すというだけでもうヘトヘトに (-。-;)今週はまた競技会に向けてのチーム作りもしなくてはならず、S先生がいらっしゃった時は先生に全部お任せしてたし、他の馬も参加してたけど、今回は当クラブからクリトンのみ参加のため、親しい会員さんに声をかけてグルーム等のお手伝いをお願いすることに。でもって競技場まで馬を運ぶ馬運車も他のクラブと乗り合いになるのだけれど、ただでさえ馬添いの悪いクリトンが知らない馬との相乗りなんて大丈夫なんだろうか(◎-◎;)とか、以前にインストラクターの引き馬で放牧しちゃった前科のあるクリトンだけに、クラブの敷地からだいぶ離れた場所にしか駐車できない馬運車までワタシが運んで乗せるしかないんだろうか(@_@;)とか競技に出場するまでに心配の種が山盛りなのでした(-.-;)y-゜゜