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2017年01月29日
アミューズ4種盛り、揚げだし豆腐
乗馬の帰りに大宮ルミネの総菜売り場でゲット。
乗馬に最適の気温となった今週末はクラブがとても賑わったのでレッスンを1鞍に留めたものの、1鞍でも十分へろへろにさせてくれたオランダの子クリトン君であった(^◇^;) まずは速歩で輪乗りを10周以上してスピードが安定したところで今度は蹄跡をこれまた何周かして、巻乗り、三湾曲ヘビ乗り、肩内を両手前で矢継ぎ早に四度ほど繰り返した段階では、半減脚を使って安定したスピードを保つことができたので、自分のほうから S 先生にお願いして、調馬索で一応キープしてもらいながらの駈歩を試みたところ、これが馬場馬ならではのメチャ弾発力のある、しかも外国産中間種ならではの滞空時間が長ーい駈歩のため、巧く座り込んでスピード調整するのがまたメチャ難しく、途中でジェットコースター並のスリリングさに音をあげそうになったものの「そこをガマンして乗りこなさなきゃダメ!馬になめられちゃう!」と先生に発破をかけられ、両手前ともなんとか連続10周以上はこなした段階で「ああ、もう抱きが甘くなってる。このまま続けたら落ちるから止めましょ」という終了宣言と相成った。両脚で馬をがっちり抱きかかえるようにして制御するのが馬場馬術の基本とアタマではわかっていても、上下前後に激しく揺さぶられているうちに脚の位置をキープできなくなり、両脚で抱きかかえる力もだんだん衰えてくるのがいつものパターンで、「そこをガマン」するのは並大抵ではなく、ホント馬場馬術って「ヤセ我慢の格好つけ」みたいなスポーツだと毎週つくづく思うのである。でもって「松井さんはもっともっと体力をつけなきゃダメですよ。みんな乗馬で体力をつけようなんて思ってる人が多いけど、そうじゃなくて、体力をつけないと本当の意味での乗馬はできないんですよ」とS先生は仰言るのでした(^_^;)
それにしてもクリトン君の馬力はハンパじゃない上に、アタマが大きいせいか大勒ハミにもたれかかって前バランスを取るタイプの馬で、ともすれば下に潜り込んでどんどん加速してしまうクセをなんとかしないと、私ごとき未熟者が安全に乗れるようにはならないみたいなので、その点はS先生の今後の調教に期待大なのである。もっとも先生にいわせると、調教は一からしたほうがはるかにラクで、クリトン君のように一応馬場馬として完成しちゃった馬の場合は当然ながらクセを直すのも大変なのだとか。人間も同様に乗り方で悪いクセが一度ついちゃうと、初心者よりもっと苦労するようなところがないとはいえないのが乗馬かもしれません(-。-;)
ところでクリトン君は完成した馬場馬のわりには性格が素直なので今後の調教に期待もかけられるのだけれど、人間でいうと還暦過ぎたオッサン年齢とはとても見えない甘えん坊ぷりで、顔や首をブラッシングしてやると必ずグルーミングのお返しで私の肩を噛んだり首や顔をベロベロ舐めてくれるのだが、今週ちょっとビックリしたのは厩舎の馬房に戻した時のこと。飼い葉桶の藁束をいきなりガバッとくわえて私の顔に押しつけたのはひょっとして「コレ食べていいよ!」というつもりだったんでしょうか(◎-◎;)