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2017年01月03日
乗り初め
今年は実に穏やかな天候に恵まれた年明けで、乗馬クラブで放牧されている馬たちもご機嫌の様子(写真上段)私は実は昨日が乗り初めで愛馬オランダの子クリトンに騎乗。しかしながらクラブの営業は今日からで、会員さんがいつもより沢山いらっしゃるにもかかわらず、何故か当クラブではクリニックの日でもあるらしく、朝から獣医さん、馬の歯医者さん、装蹄師さんがトリオでお越しになり、問題ある子の治療や装蹄のし直しなどをなさるのだった。で、クリトンは入厩後初のクリニックとあって今日は騎乗できないために昨日1鞍騎乗させてもらい、今日は前年度の愛馬デカ鹿毛オー君に1鞍騎乗。クリトンの後にオー君に騎乗すると、何て制御しやすい馬なんだろう (!_+) とビックリするほどで、やはりオー君はデカくても細身のサラブレッドだからガタイをしっかりと挟めるし、クリトンほどの持って行かれ感はないのでこちらの腕がそれほどには疲れないのを改めて感じた次第。
ところで当クラブでは入厩したら必ず馬の歯を診てもらうのだそうで、聞くところによれば、馬はエサをすり潰して食べる際に歯もすり減るのだけれど、すり減り具合によっては口内を傷つけやすくなったり、ハミのくわえ方に問題が出るために、歯をヤスリで削って調整するらしく、その際に使う開口器(写真中段)を嫌がらないよう軽い鎮静剤を注射するのだとか。鎮静剤が効いている間は馬がボーッとしていてとてもカワイイのである(写真下段ボーッとしているポニー)。馬の歯医者さんはそんなに沢山いらっしゃらないようで、クリトンは前にいたクラブで同じ歯医者さんに診てもらっていて問題ナシとのこと。ただし装蹄をし直して (写真最下段) やや改善されたものの、右後肢の着地の仕方がぎこちない根本的な原因は腰骨にアリと獣医さんに診断されて、治療が済むまでひと月ほどは駈歩が禁じられてしまった。どうやら持って行かれ感がハンパないのも右後肢をかばって潜り込むような姿勢になるせいと判断されるので、この際しっかり治してもらい、しばらく駈歩は再びオー君ですることに。今日のオー君はとてもまったりして乗りやすかったし、私のことはよく憶えていて懐いているので、突然の逆上さえなければオー君でもいいのですが(^_^;)