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2016年08月01日
小淵沢馬旅行
昨夜は8時ちょうどに帰宅し、TVを点けたら小池氏当選確定の文字がいきなり目に飛び込んで、予想通りだったから別に驚きもしなかったが、その話は後日また書くとして今夜は週末にメチャ楽しんだ馬旅行映像をお届けします(*^^)v
乗馬クラブの夏イベントに途中参加する恰好で、30日は会員のKさん共ども中央線のあずさ21号に揺られて夕方5時に小淵沢駅着。駅からはS 先生のドライブで八ヶ岳ホースショーが開催される競技場のそばにあるペンションに向かい、チェックイン後に競技場で他の会員さんたちと合流。
ショーのオープニングを飾ったのは女性ペアによるドレッサージュ(馬場馬術)で、踏歩変換を繰り返しながらのみごとなパッサージュに見惚れてしまい、私が馬場馬術なるものに惹かれた理由に改めて納得が行った次第。乗馬をされない方は恐らく世界最高齢でオリンピック出場を果たした法華津選手によって馬場馬術なるものを知り、それのどこがそんなに難しいのか、あるいは何が採点の基準になるのかちっともわからん!とお思いになったに違いないから、ここでワタシ的に超カンタンわかりやすく言うと、馬場馬術とは人間がいわばニニンバオリ状態で馬に踊らせる競技なのである。むろんニニンバオリだから人間の合図はできるだけ目立たないようにするのがポイントで、馬が自然には絶対しないような動き、たとえば欽ちゃん走りのような歩行や、足を交互に替えたスキップや、その場で回転などをさせて、しかもそれが人馬共に美しく見せなくてはならない。さらに動物を相手にするのだから不測の事態も起こりやすく、人間だけの舞踊よりもスリリングなのだ。というわけで、これまで洋の東西を問わず舞踊界の名人級を結構見て来たワタシとしては、今や昔ほど心を揺さぶられる名人芸に出会えなくて、人から馬の踊りに興味が移ったのかもしれませんf(^ー^;世界的名人級のドレッサージュは映像でも見られるけど、ナマで見ると馬の一生懸命さがよりいっそう伝わって感動的でした。ともあれ馬術も障害競技はより高くより速くの純然たるスポーツだから、フィギュアスケート大好きでもスピードスケートには全く興味の無いワタシとしては、やはりオリンピックでも障害競技より馬場馬術を観たいと思うのでした。
ところで八ヶ岳ホースショーはさすがに甲斐国で開催されるだけあって、小柄な和種の木曽馬が大活躍し甲冑姿の武者が勢ぞろいするカドリールや流鏑馬の連射など和モノのショー満載で、最後は馬に火の輪潜りをさせるなど他ではちょっと観られない曲馬が披露されるので馬好きの方にはオススメです。翌日は手術後初の外乗まで楽しんで参りました(^^ゞ
写真上段は晴れ女らしい手術明けの初外乗。下は大迫力の馬の火の輪くぐりの写真や流鏑馬連射や甲冑武者揃いカドリールの動画です。
2016年08月02日
チキンカレー
油脂分控えめの食事を取るために購入した無水鍋を使って、ええ!こんなんでホント出来るの⁉的なネットレシピ通りに作ってみたら、意外や意外やや甘口ながらも結構おいしく出来ました∈^0^∋確かに水を一滴も使わずに作れる !(^^)!超ベンリな鍋で、甘口になるのは野菜の甘みが薄まらずに滲出するからでしょう。他の料理もいろいろ試してみたいものです。オススメのレシピがあれば教えてください(^o^)/
ところで全く関係ない京都の妹が「アレを横で聞いてて何も言わんとへらへらしてるようでは、この男はアカン思たで〜」と、その日のうちに指弾したのは都知事選に落選した増田候補で、アレとは言わずと知れた「厚化粧」発言である。なので恐らく結果的にはアレが最後の一押しだったのかもしれず、そうすると今度の都知事選は最初から最後までイシハラ親子のおバカっぷりがミドリのオバサンを勝利させたことになるのだろうか。もっとも小池氏は理念や主義主張においてイシハラ氏に近いはずだから、ひょっとしたらイシハラ氏が「泣いた赤鬼」の青鬼役を買って出たのかも?と思うのは我ながら勘繰りすぎであろう。それに増田氏にはアレがなくても、鳥越氏にはたとえセンテンススプリング禍がなくても、結局は小池氏が当選したように思うのは一貫して選挙戦が巧みだったからでもある。というより増田氏も鳥越氏も、テレビでちらちら映る程度でしか聞いていないとはいえ、共に驚くほどスピーチに魅力が感じられず、これじゃ無党派層の票はつかめまいという感じだった。鳥越氏はTVでキャスターをしていた頃からたどたどしい喋り方で、かつてはそれが却って誠実な雰囲気を醸しだしていたのだけれど、この選挙戦でおよそスピーチの才能はないのが判明したというべきか。イデオロギー色を前面に押し出した話し方も今では余りにセンスが古い!と私でさえ感じてしまった。増田氏もなまじ自公推薦を背負ったため相手にする有権者のセンスをダサく設定しなくてはならなかったせいか、選挙中は才気をわざと見せずにただの鈍くさいオッサンみたいな印象を与えていた。つまりは両人共に世界の大都市東京を代表してもらうにはカッコ悪い!と判断した都民が多かったのではなかろうか。また日本はIMFから女性をもっと活用するよう指摘されながら、いまだ目立った進展が見られぬだけに、せめてオリンピックの旗の受け取り役にして手っとり早く世界にアピールしたい!という思いで投票した方もあったのではないか。
巧みな選挙戦に関しては相当な協力者があったに違いなく、身近で応援していたミドリの集団は宗教っぽい盛り上がりを見せていたところから日本会議のメンバーか?とも想像される。小池氏は神道系や新興宗教が母胎となった極右集団といわれる日本会議の正式なメンバーであるのは間違いなく、勿論それを承知で投票なさった方もあっただろうし、またそんなことゼンゼン知りませんでした!という能天気な方も全くなかったとはいえなさそうだ。小池氏もまたどの程度に日本会議の理念に共鳴しているのか、自らの権力奪取にただ組織を利用しているだけなのか、これまた政界を巧みに泳いでいる人だけにさっぱりわからないのだけれど、都知事は確か教育委員の任命権があって教科書選定にも介入できるはずなので、就学年に達したお子様をお持ちの方は今後その点に注意深くなられたほうがいいかもしれない。ともあれ今後もまだまだ小池氏には問題が山のように出て来てマスコミに叩かれるのは必至で、それをどう巧くやり過ごすかにこの人のセンスが問われるに違いない。今度は何とか四年くらいは保って戴かないと、またしても税金50億がパアになってしまう気の毒な都民の方々でした(-.-;)y-゜゜
コメント(2)
増田寛也の選挙運動をし、実際に多くの票を入れたのは公明党系だと思います。
自民党支持者は適当な連中が多く、まじめに党の指令を守らないのです。そこは、自民党の良いところでもあるのですが。
対する小池百合子の運動の中心になったのは、反創価学会の生長の家や神社本庁系の人間だと私は思います。
都知事選は、宗教戦争だったともいえると思います。
投稿者 さすらい日乗 : 2016年08月03日 08:07
無水鍋料理とはちょっと違うのかもしれませんが、「山本式弱火調理法」は、目からうろこで画期的です。2冊薄い料理本が出ています。確かに、お野菜が甘くなるんですよ。
投稿者 はっち : 2016年08月03日 15:25
2016年08月03日
オクラとエリンギの肉巻き
QPで見たのはオクラの肉巻きのみで、エリンギバージョンを追加した。豚ロースしゃぶしゃぶ肉は塩、酒、生姜汁で下味しておく。酒味醂醤油で調味して仕上げる。今日も無水鍋を使って調理したら、火の通りはメチャ速いし、油は全く使わずに済み、豚の脂をかなり落とすことができました(*^^)v
もはや旧聞に属するが、私が近頃ちょっと啞然としたのは自民党の元幹事長谷垣氏の自転車事故で、前回顔面にヒドイ怪我をして現れた時も驚いたのだけれど、懲りもせずに今回は脊髄損傷という重傷を負うまでに至ったのは、一体ナニが彼をそんなふうにさせたのか?と想わせてしまい、京都の妹なんかは「奥さんが亡くなったさかい、自分も早よ逝きたいんと違うか」と勝手な憶測をする始末だし、私なんかもアベ政権に協力するのがホトホト嫌になったせいかも?と想像したほどである。ともあれ谷垣氏は自民党でも宏池会の流れを汲む比較的リベラルな政治家で、アベ体制の暴走にはある程度歯止めがかけられる存在と見ていただけに、ここに来ての離脱は今後に不穏なムードを醸しだすような気がしないでもないのだった。替わった二階新幹事長は元田中派で、オザワの側近として知られる人物だけに、財政出動による田中派流土建屋政治が復活する可能性も大ありで、要するにこのアベ政権下で目先の経済
活性化に腐心することが結果的に財政再建を阻み、日本の将来を食い潰してしまう懸念はますます強まったともいえそうだ。何しろ現政権は目先をごまかすのがお手の物で、過日の伊勢志摩サミットにおいては世界的経済の現状がリーマンショック並の危機的状況にあるというような認識を日本政府が披露して諸外国の顰蹙を買ったのだけれど、その際に危機的状況が示された数字を捏造的にチョイスして提出した官邸ブレーンの責任者が今度の組閣で経産相に就任したのだから何ともいえません(-_^:)おまけに党内でもウルトラライトで知られた女性議員を防衛相に据えたのだから、もはやこの政権も完全に開き直る恰好で「かかってこいやー!」とコワモテしているつもりなのかもしれません(-.-;)y-゜゜
2016年08月04日
豆腐ともやしのチャンプルー、チキンカレーの残り、枝豆
ゴーヤの入らないチャンプルーはQPで見た料理。木綿豆腐をしっかり水切りしてから割り崩して胡麻油でこんがり色づくまで炒めておく。もやしは水に5分ほど浸してしゃっきりさせてから炒め、豆腐と炒め合わせて塩、砂糖少々醤油で調味し、仕上げに花がつおを振りかけて溶き卵を回しかける。今日は無水鍋で枝豆を試してみたらアッという間に火が通って食べられましたヾ(℃゜)々。
昼間に録画しておいた「ヒットラー〜最後の12日間〜」を見ながら食事。食事中に見る映画ではなかったが、見そびれずに済んだのは正解で、ヒットラー自身と彼に精神的に支配されていた人びとの狂気が淡々と描かれて、しかも徹底したリアリズムの映像が観る者を震撼とさせる、なかなか凄い映画であった。ベルリン陥落寸前まで飲んで浮かれ騒ぐ人びの群れを含めて、この期に及んでこんなことがあったのか!と驚くような出来事が次々と描かれることで(例えばゲッペルス首相夫人は自害する前に幼いわが子6人全員を自らの手で殺してしまう)戦争という異常事態がいかに人を狂わせるか、それを真正面から捉えた秀作といえる。ヒットラーに最後の秘書として雇われた実在の女性の視点から描かれており、映画の冒頭とラストには高齢者となった彼女のインタビューが挿入されるが、彼女はヒットラー政権下で600万人ものユダヤ人が殺害されていたのも何も知らずに秘書の公募に応じてヒットラーに仕えたことを長らく若さ故の過ちだとしていたが、今にして「若かったということは言い訳にならない。目を見開いていれば、気づけたのだ」と苦い告白をしたのが頗る印象深い。日本人は自国の戦争映画をここまでリアルには描けないように思えるほどの悲惨なシーンが数多い辛口の映画だが、その手の映像には平気で、まだご覧になってらっしゃらない方にはオススメしたい。本当はこれぐらい辛口に描いた自国の戦争映画が製作できて、且つそれをきちんと鑑賞できる人が多くいてこそ、正規の軍隊を持つ資格あるようにも思えるのでした(-.-;)y-゜゜
2016年08月05日
焼きそば
これも無水鍋で油を用いずに調理。この鍋は火の通りが速いので暑い時は使い勝手いいし、光熱費の節約にもなります。別に宣伝してくれと頼まれてるわけではありませんが(^^ゞ
いよいよリオ五輪開幕だが、今回イマイチ盛り上がりに欠けてるように感じるのは気のせいだろうか?それは開催国ブラジルの国内事情とか、ロシアのドーピング問題とか暗いニュースが相次ぐからでもあるだろうし、日本人としては来る東京オリンピックのほうに気持ちが飛んでいるためか、あるいはもうさすがに飽きたという人もいるのかもしれない。私自身、昔は開会式とか結構楽しみにしてたのだけれど、もう何がなんでも観たい気持ちにならないのは、年を取った証拠でもあろうし、また開会式が80年代のロス五輪以降ど派手なイベント化し始めた当時みたいに毎度アッと驚かされるようなことはもうないからだろうと思う。近年オリンピック自体の人気が世界的に凋落傾向にあるのはどうやら確かなようで、日本開催時は一体どんな雰囲気になっているのか見当もつかない。ともあれ、これほど多チャンネル化しても結局T V中継で観られる競技は非常に限られていて、最初のほうは柔道ばっかりなので私はいつもパスしてしまうのだけれど、昔の東京オリンピックの頃は自国の選手がメダル取れそうな競技ばかりに注目するような心の狭い感じは日本でも見られなかったように思うし、今は日本ばかりでなくどこの国も自国のメダル獲得に心を奪われてしまう傾向が強いらしい。かくしてロシアのように国ぐるみのドーピングが起きたりもするのだろう。ところで私が観たい馬術競技の応援サポーター代表に成城学園馬術部出身の木村佳乃が就任したというので、少しは中継が多くなるのかと思いきや、やっぱり放送時間は18日のほんのわずかしかないようなので、結果、何を熱心に観ることになるのかはまださっぱりわかりません(-.-;)y-゜゜
2016年08月06日
ビニールの城
シアターコクーンの蜷川幸雄追悼公演・唐十郎作・金守珍演出『ビニールの城』は、晩年の故人が数ある唐作品の中でこれを選んだのを十分に納得させる好舞台だった。私はこの作品を石橋蓮司・緑魔子夫妻の主宰する「第七病棟」の初演で観ていて、初演の印象とは随分と違い、やはり本来はレンジとマコさんの二人宛てに書かれた、空間的にもコンパクトなものを要求する舞台作品だとは思うのだけれど、それでも故人が同作品をコクーン劇場の演目にチョイスしたのは、作自体が持つ今日的なわかりやすさを伴う普遍性を買ったからだろう。タイトルの「ビニール」は 8 0年代当時に流行って社会問題化した「ビニ本」から来ていて、たまたま腹話術師の目に触れたビニ本の女が隣に住んでいたという設定で、一貫して男女の切ないすれ違いが描かれてゆく。腹話術師の男は相方の人形すなわち自分と語り合うこと以外には関心がなく、ビニ本をきっかけにその相方の人形を喪うも、ビニ本に写っているナマの女に決して関われないという設定は、今日に観たほうが当時よりも多くの人の共感を得られるに違いない。恐らくは写真集「サンタフェ」でブレイクした宮沢リエの主演も念頭にあって選ばれた作品なのではなかろうか。その宮沢リエは最初のほうこそセリフ回し等に魔子さんの影をちらつかせたものの、最後はしっかりと自分の役にしていて、魔子さんにかつてあった女の「聖」と「俗」、可憐さと妖しさを一体化させた女の魅力をこの人ならではの演技で伝えることに成功している。腹話術師役の森田剛も唐の難解なセリフをよく消化して伝えており、寺山修司に次いで今度は唐十郎という二大鬼才の戯曲を見事にこなし得た力量には感じ入った。金守珍の演出も手堅く唐作品の色を濃厚に打ち出してはいるが、劇場空間の使い方に関してはやはり故人ならこのコンパクトな作品をどう処理したか観たかったところである。
コメント(2)
無水鍋、まだ天火がない頃に母が使っていました。お赤飯や水にぬらした新聞紙で包んだ焼き芋が美味しかったですが、極めつけはパン。粘土みたいな生イーストを倉庫のような所に買いに行ったのを覚えてますが、焼き上がりは巨大なまんじゅう状態で、外側はパリパリと固く、中は細かい網の様に広がって弾力があり、バターをつけるともちもちして、素晴らしくおいしかったですが、半世紀も昔とは…。
投稿者 ウサコの母 : 2016年08月07日 10:50
森田剛さんは映画「ヒメアノ〜ル」の演技があまりに素晴らしかったので舞台も観たくなり、「ビニールの城」も鑑賞予定です。宮沢りえさんの舞台も好きなので楽しみです。
投稿者 ちえこ : 2016年08月07日 13:04
2016年08月07日
ホエー豚のグリル、春雨サラダ、30品目サラダ
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
オリンピックが始まろうが、高温注意報が出ようが、今週末もやっぱり乗馬(^^ゞといっても早朝と夕方に1鞍ずつ騎乗して、駈歩はせず速歩のみで、巻乗りや横木や斜め手前変換の伸長速歩など基礎的な練習に終始した。伸長速歩では馬が大股でサクサク走る感じをアピールするために、直前のコーナーで半減脚を使ってわざとスピードを殺すようにするのがコツらしいのだけれど、なるべくコーナーに突っ込んだかたちで曲がる際に瞬時に切り換えるので、馬との息がよほどピッタリ合わないと脚がググッと勢いよく伸びる手応えは得られないのである。1鞍目は小柄な優等生鹿毛ボー君、2鞍目はびびり屋のデカ鹿毛オー君で何度か試したが、何とかそれらしい形がついたような手応えを感じたのは共に 1度きりで、意外なほどむずかしいワザかもしれないというのが実感でした。ところで盛夏はレッスンをお休みになさる方も多いので、ただでさえ会員さんの少ない当クラブだと、ボー君もオー君も私を1鞍乗せただけで今週末のお仕事はアガリとなり、つまりは共に適度な運動をして全身丸洗いをしてもらい、厩舎に戻ったら下に敷いたオガコがきれいに取り替えられてふかふかベッド状態だし、マグサ桶にエサがたっぷり盛られて食べ放題なのだから「いいよねえ、ここの馬たちはまるで重役待遇だよね〜」「ワタシここの馬に転職したいわよね〜」と会員さんたちの羨望を買う始末。ちなみにこのシーズンは狭い厩舎の中よりも広くて涼しい戸外で夜間放牧(写真)もされていて、せっかくキレイに洗われても、地面に寝転がって朝になったらまた泥だらけになっちゃってる子もいるに違いない、重役の気ままな別荘暮らしみたいなお馬さんたちでした(^◇^;)
2016年08月09日
牛肉と茄子とトマトのオイスター炒め
QPのリバイバルメニューなので、レシピは2015年9月7日のブログをご参照ください。
ところで昨夜は熱中症で倒れていたわけでもなく、オリンピックに熱中していたわけでもなく、「お気持ち」にショックを受けたわけでもなくて、光ケーブルの異常で通信一切が不能となっていたためブログもお休みせざるを得なかったというわけです<(_ _)>
最初は校正の際にジャパンナレッジの辞書を引こうとしてネットがつながらないのに気づき、次いで文春企画出版編集室の小高さんと石原副部長が駅からの連絡なく直接お越しになったので電話もつながらないことがわかり、もちろんWi-Fiもダメで、これはルーターがイカレてる証拠だと思ってケータイでNTTに連絡し、ひとまず指示通りにルーターにつながってる光ケーブルを押し込んだら夕方一旦は回復したものの、夜になったらまたすぐにダウン。もはや管理人さんは帰宅されていたので再びNTTに連絡を取り、修理の方がけさ見えたところ、どうやらこのマンション全体の光ケーブルが不調らしいと判明。近所の電柱に問題があったらしく、けっこう大がかりな工事になったみたいで午後二時過ぎにようやく復旧した。マンション全体という割には昨夜から誰も騒いでる様子が感じられなかったのはフシギとはいえ、ここは防音がしっかりし過ぎていて、ふだんから人の住んでいる気配が全く感じられないマンションなのでした(^_^;)
というわけで通信がめでたく復活したので、今夜のブログには遅ればせながら今上天皇の「お気持ち」の感想を書かせてもらいます。本当に意外なほど率直な意志表明で、この方が戦後の青少年期に受けられた教育の健全さを再認識させられた恰好でした。政治的発言を封じられながら国家を代表しなくてはならない「象徴」というアンビバレンツな存在意義をずっと模索して来られた真摯さに打たれると同時に、こうした存在を内部に抱えることでしか権力が機能してこなかった日本という国の歴史と、その特殊さをも改めて考えさせられました。それは大昔から天災の多発する国土における為政者が絶えず巧妙な責任逃れをしたがるせいか、あるいは民衆の側が常に成り上がりの権力者を認めようとしないせいかは知らず、以前にも書いたように、近代以降は長州の成り上がり政治家と長州閥に牛耳られた陸軍に利用されること甚だしい結果として、昭和天皇が全軍を率いる大元帥の形で第二次大戦に突入。今上天皇はそれらの歴史的な過誤を踏まえた上で、祖先に百済人の血脈が流れていることを明言されたり、安保法案成立後には何かの折に可能な限り平和の大切さを訴えられたり、最大の激戦地ペリリュー島を訪れられたりして、ギリギリのところで意思表明をなさってこられたように思われます。かくして憲法改定が射程距離に入った今日、「天皇は日本国の元首」とする自民党の憲法改正草案第一章第一条に多大な憂慮を示されて、つまりは他国との戦争を可能にした憲法の下、再び開戦の詔勅という形で戦争開始の命令を余儀なくされる主権者の立場を自らにも、また自らの子孫にも押しつけられることのないよう、この際にあくまで「象徴」であることを喚起すべく国民に呼びかけられたものとも拝察されたのでした。
コメント(1)
アベちゃんの発言も御覧になりました?
がっかりさせられるほど役人のペーパー丸暗記がモロバレ。
何回も何回も天皇陛下を連呼してましたね。
2回目からは陛下、とだけでええのに。ああ、教養のかけらすらない総理やいかんや。
投稿者 毎晩晩酌 : 2016年08月09日 21:38
2016年08月10日
南青山MANDALAの月刊ギィ・フォワシフィ
今日の昼間は集英社の伊礼さんが書籍部の鯉沼編集長ともども猛暑の中をわざわざ大宮の自宅にお越しになって、産休入りのご挨拶及びその間の引き継ぎをなさった上で「 来年の4月には復帰する予定ですので新連載のほうを是非」と念を押してお帰りになり、夜はザ・スーパーカムパニイ往年のスターで私の好きだった田村連さんから「ついこないだ『壺中の回廊』をとっても面白く読ませてもらいました」と言われたのが余りのタイミングなので、すっかり調子づいちゃった私はやっぱり続編を書くべきなのかも(^^ゞと思った次第です。
なぜ田村連さんとお目にかかったかというと、南青山の老舗ライブハウスMANDALAで今年の4月から来年3月にかけて毎月「月刊ギィ・フォワシィ」と題した同人の戯曲の連続上演が行われており、その企画者でもあり出演と翻訳及び演出も手がけている中村まり子さんからご招待を戴いて、今日はまり子さんと連さんが『相寄る魂』という二人芝居で共演をされていたからである。その昔ギィフォワシィ・シアターという同人の戯曲を30年に亘って上演し続けたプロジェクトがあって、私はそこで『相寄る魂』を観ているのだけれど、その時の印象とはまた違った面白さが感じられた舞台で、冴えない中年男女の妄想が次第にハイテンションに至る、ウエルメイドな不条理劇とでもいえそうなこの短編ブラックコメディは、俳優の個性に応じてその色を微妙に変えるところに演じる側観る側双方の魅力があるのかもしれない。MANDALAではこのシリーズ上演の他にも井上ひさし作品のドラマ・リーディング等が行われていて、今は無き渋谷ジァン・ジァンを彷彿とさせる空間で、満杯の客席にも往年のジァンジァン常連っぽい感じの人たちがちらほら見えた。飲み物だけでなく結構オイシイ食べ物もあって、飲食しながら舞台を楽しめるのはジァンジァンには無かったここならではの魅力だと食いしん坊の私は思いました∈^0^∋
2016年08月11日
シン・ゴジラ
今夜はPメディアの三村さんと日本橋コレド室町2の東宝シネマで「シン・ゴジラ」を鑑賞。とにかくゴジラ好きとしては今夏やっぱり観とかなくちゃいけないように思えた映画で、「エヴァンゲリオン」の庵野秀明がいかなるゴジラ像を描くのかにも興味がもたれたが、正直いささか拍子抜けの感は否めず、この種の映画をマジ批評するのも野暮とはいい条、三村さん曰く「結局はアニメの人で、実写でナマの役者を動かすイメージが立たない」のだろう。とにかく冒頭から政治家と官僚の会議シーンばかりが延々と続いて、それに対する批判的な目線みたいなものは伝わってくるものの、俳優陣もそれをマジで演じるのかパロディとして演じるのか全体が不徹底なため、私なんかは笑わせようとしているシーンだと思って何度かくすっと笑いもしたのだけれど、そこそこ満杯状態だった場内シーンとしていて、どう受け止めればいいのかちょっと困っちゃう人が多そうな感じだったのだ。核廃棄物を吸収しいわば被爆者として進化を遂げたゴジラが大量の放射能を吐き散らして暴れ狂うシーンは、コントロール下に置けないゴジラ=原発のイメージが明確に打ち出された映像を高く評価できるものの、それが意外なほど至極あっさりと収束し、被害を受けた人びとの姿が全くといってもいいほど描かれないのはフシギなほどで、確かに少年(実年齢とは関係なく)が観るアニメレベルの視野の広がりしか持たない映画なのかもしれない。ともあれ私としては凄まじい火を噴きだして米国の戦闘機をバタバタ撃ち落とすゴジラの映像が観られて伊福部昭の名テーマ曲を存分に聞けた点は満足でした(^^ゞ
2016年08月12日
「音の会」の『摂州合邦辻』
国立劇場では歌舞伎俳優のみならず長唄や竹本といった歌舞伎音楽の演奏家も養成していて、プロになった出身者は年に一度「音の会」という発表会を催している。で、今年の「音の会」では『摂州合邦辻』の玉手御前を中村鴈之助が、俊徳丸を中村京蔵が務めると知り、共にとても馴染み深い役者さんたちだから元米朝事務所の大島さんをお誘いして観劇に駆けつけた次第。
大島さんはかつて坂田藤十郎のマネージャーだったので、藤十郎の弟子の鴈之助とは私よりもずっと懇意だったが、それでも鴈之助の玉手御前は想像がつかないとして、私と同様、いわゆるニンでいえば京蔵と役まわりが逆のような気がしたため、共に正直あまり期待はしていなかった。ところが玉手御前が花道に登場するや否や、お互い思わず顔を見合わせたほど、そこに師匠藤十郎の面影がはっきりと見て取れて大いに唸らせられたのであった。そもそも藤十郎の玉手御前は若き日に武智歌舞伎で定評を得た当たり役であり、セリフまわしにしろ所作にしろ本行の文楽に則ったユニークな型が見せどころとなるのだけれど、鴈之助はそれらをきっちりと踏まえたエネルギーの要る役作りに挑戦し、この型が後世に残る可能性をも感じさせてくれた。京蔵の俊徳丸も押さえた演技と本行に忠実なセリフ回しで要所をきちんと締め、京妙の浅香姫や新蔵の合邦にもそれなりの安定感があり、全体的に息の詰んだ舞台に仕上がって、観る側は思わぬ拾い物をした感じである。歌舞伎も古典物に関しては、今やこうした熟練のお弟子さん達による舞台のほうが、往年のファンは安心して観ていられるかもしれない。肝腎の竹本に関しては、三味線は足取りを崩さずに芝居全体の運びを調えた点が評価できるが、太夫の語りのほうはやはり三味線の旋律に引きずられがちなのが如何ともしがたく、この点ばかりは本行でも年季が要ることだけに今後の精進に期待したいものである。
2016年08月13日
生春巻き、にぎり鮨
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
夕方1鞍騎乗し、明日は歌舞伎座だから今週末の乗馬はこの1鞍のみなので、マンツーマンレッスンをみっちり受けたいと思ったのだけれど、あいにく女性インストラクターのY先生がお盆休みのため3人の部班レッスンと相成った。私のお相手はお馴染みのオー君で、オー君はサラの中ではダントツにデカイとはいえ、同じ馬場に登場したのはオー君よりひとまわり大きなウエストファーレン種のハバ君!かと思えば、もうお一方が騎乗されたのはなんとドサンコのパピ君なので (!_+) これってわざなんですか!!!と言いたくなるほど馬のガタイ差があり過ぎの部班レッスンなのである。もっとも他のお二人は熟練者なので大きなハバ君も小さなパピ君もお互いさほど気にせずスイスイ走っていて、速歩で横木を何度かまたぐとすぐにクロスバーが設置され、これも何度か跳んだら今度は駈歩で跳ぶことに。私は障害レッスンに馴れていない上に、障害お得意のオー君は跳びだすとだんだんテンションが上がって来るし、おまけに他の馬につられて爆走モードになられて落馬した苦い経験があるため、ここからは私だけ別メニューにしてもらい、他のお二人が駈歩でビュンビュン跳んでらっしゃるのを横目にオー君をずっとなだめながら待ち続けており、お二人のレッスンが済んだところで、間を空けずにダブルで設置されたクロスバーを速歩で何度か跳んでレッスン終了。結果、自分でもいささか物足りない感じがしたし、「馬がピリピリしない暑い時期にこそ、無理しても跳んどいたほうがいいいんですよ。あんまり怖がってると何もできなくなるから」とS先生が仰言るのもモットモながら、他の馬につられやすいオー君で部班レッスンをするのはどうも不安だし、手術後はまだ駈歩も満足にしていないので、障害は次回になんとか克服したいものであります(^^ゞ
ところで今度のクラブは敷地内に沢山の草木が生い茂り、春夏は百花繚乱にして果実も豊かに実っているが、今日はオーナーに勧められて裏手に生ってる無農薬の完熟プチトマトを会員のKさん共々その場でご馳走になり、あたりを見れば葡萄棚もあったので、オーナーにそれを言うと、今度は洗いたての葡萄が目に前に出て来て恐縮しつつ、これまた美味しく頂戴した。裏手には烏骨鶏が飼われている鶏小屋もあり、「家族だけでは食べきれないないんで、欲しい方がいらっしゃれば卵もお分けしてるんですよ」とのこと。てなわけで「今度からお昼ご飯はおにぎりとパンだけ持ってくればいいんじゃない。サラダなんかはここで全部調達できちゃうよね」なぞとKさんと言い合ったのでした(^◇^;)
2016年08月14日
歌舞伎座8月公演 第2部
歌舞伎座のサイトを見た時点だと第2部は完売状態でチケットが入手できず、松竹の方の手を煩わせるのも面倒なので諦めていたのだけれど、その後もPメディアの三村さんがサイトをチェックして下さっていたおかげで何とか今日のチケットをゲット。満員の場内で結構いい席で観ることが出来たが、眼目の『東海道中膝栗毛』は正直そう無理して観ることも無かったかな〜という感じである。弥次喜多が旅立つまでは瓦版の読売屋のオトコ文春(ブンシュンではなくフミハル)が狂言回しとなってSMAPの解散まで含めた時事ネタをちりばめながら超スピーディに展開するのはなかなかの手際と見たが、全体にくすぐりとスペクタクルなアクションばかりで構成され、そのスペクタクルも本水にしろ、二人宙乗りにしろ、もはやさすがに新鮮みは乏しいし、女形の洋装も「ワンピース」を観た目にはさほどの衝撃はないのだった。ただ今や歌舞伎も売り先をグローバルに展開しなくてはならない時代の反映として、ラスベガスのシーンで「石橋」が登場した時は、先日大島さんが「リオ五輪の開場式がサンバなら、東京の開場式には海老蔵以下歌舞伎の若手全員で獅子の毛振りをさせるしかないでしょ!」と話したのを想い出したものである。染五郎の子と猿之助の甥っ子の成長ぶりを見せる芝居にも一応なっているのだが、隣席の会話をちらっと小耳に挟んだら野田版「鼠小僧」や「研辰」の名が挙がっていたので、その手の客層を相手にするなら、いくらスペクタクル本位にしても、もう少しハートウォーミングにドラマチックなシーンが欲しかったところだろう。もっともラストで染五郎演じる弥次さんの宙乗りは相当にアクロバティックな奮闘振りで観客を大いに沸かせており、舞台事故で一時心配されたこの人の健在ぶりをしっかりアピールした恰好だった。切りの所作事「紅勘」はちょっと珍しい演目で、「乗合船」などと同様のパターンだが、芝翫襲名を控えた橋之助が今やこの座組では完全に「上置き」の位置になってしまったことが実感される舞台だった。
2016年08月15日
鉄板焼き、煮貝ほか
翻訳家の松岡和子さんとわが家で会食。没後400年記念のシェイクスピア学会に招かれて、誕生の地ストラッドフォード・アポン・エイボンに出向かれていた松岡さんとは久々にお会いして、この間、個人的にも、世の中的にも積もる話があり過ぎて、お互い食べるのとおしゃべりとでヒートアップしてしまい、鉄板焼きの写メをうっかり撮り忘れたため、今日のブログはデザート写真で代用しました(^^ゞ 9月2日に豊橋の芸術劇場プラットで公開対談をするため、食後はその打ち合わせをして、今からは共にNHKのサイトでリオ・オリンピック馬場馬術競技の決勝を観るために今夜のブログはここまでと致しますが、悪しからず<(_ _)>
2016年08月16日
茄子と揚げの甘煮、赤魚の塩焼き、素麺
茄子は昨日の鉄板焼きで使った分の残りを利用。塩焼きは大宮ルミネ内の「おおかわ」でゲット。素麺は集英社伊藤さんから頂戴した越中砺波産を今夜で全部食べ尽くしました∈^0^∋
昨夜は遅くまで松岡さんとご一緒にNHKサイトで馬場馬術決勝を観て、いや〜スゴイですねえ!なんてキレイな馬なんだろう!まんま泰西画や彫刻みたいだし、それがよくあんな動きするよね〜乗ってる人が全く何にもしてないみたいだし、馬はまるで宙を踏んでるみたいだし、全日本なんてやっぱゼンゼン比較になんないよな〜てなことを言い合いながら、リオ五輪のどの競技よりも熱中し、東京五輪は是非ともナマで観る気マンマンの私でしたσ(^◇^;) 決勝戦ともなれば欧州勢が大半を占めるのはともかく、結果、金銀銅ともに男性陣を退けて女性が独占したのは驚きで、馬術という競技が身体能力に直結するものではないことを改めて認識させられた恰好です。また馬の美しい動きや何かは乗馬をしない人でも十分に楽しめそうだし、それにしても馬術に限らずオリンピックには観て楽しめる競技が他にもいろいろとあるだろうに、メダルばかりを追いかけてる地上波だとオリンピックの全体像が全くつかめないは如何ともしがたいことのように思われます(-.-;)y-゜゜
ところで明日は母親の墓参りと父親の見舞いをかねて京都に行き、一泊して戻る予定なので明日明後日のブログはお休みとし、再開は19日と致します<(_ _)>
2016年08月19日
お盆明け京都行
今年は点火直前の土砂降りで「山がすっかり霞んでしもて、出町柳の交差点からでも何にも見えへんかったさかい、そら観光客はどんな気の毒か〜!」と妹が述べたごとく大文字の送り火はさんざんだったようだけれど、翌 1 7 日に乗り込んだ私は幸いとっても涼しい大気の中で過ごせて、ああ、やっぱりお天道様は常に私の味方だワイワイと思うこと頻りの京都行でした(^O^)/(先ほど妹から電話があって、今日の昼間はなんと39度(!_+)の超ムシムシ天気だったらしい)
今回の主目的は高齢者施設に入居した父親の見舞いで、そこは甥っ子が今年から理学療法士として勤務している施設でもあり、病院との連携が理想的な施設として全国から見学者もよく訪れていることを聞かされてはいたのだけれど、改めて実際に訪問してみると、コンパクトな施設のわりにゆとりのある空間設計がなされており、むろん甥っ子がいることも手伝ってか、職員の皆さんがフレンドリーで親切かつ速やかな対応をして下さっているし、何よりも本人がとても馴染んでいる様子なので安心してお任せできるのだった。本人は当然ながら昔語りが多く、それも自分が子供の頃の話を繰り返しするようになっていて、今回は終戦記念日に近かったせいか、「戦争に負けて、世の中はほんまに変わってしもた」と盛んに繰り返していたのが印象的だ。近親者とは認識した上でまだ辛うじて何とか会話が成り立つとはいえ、固有名詞やさまざまな単語を想い出すのはかなり困難そうで、年を取れば人間誰しもこんな風になるんだろうな〜と、そぞろ無常感が催される一方で、本人が昔の唄を頗るご機嫌でうたったりもしていると、何だかえらく幸せそうにも見えて、自らの老後もそれはそれとして受け容れられるような気が致しました。
夜は祇園の「川上」で叔母に快気祝いのご馳走に与り夏らしい京料理(写真)を堪能し、翌18日は妹と共に母の墓参りをして帰宅した次第です。
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昨日から木ノ下歌舞伎「しみこむ歌舞伎の観劇術」と称した木ノ下氏の講座が始まり、3日間で計8時間、少人数の充実講座です。飛鳥時代の散楽から始まり明治初めの歌舞伎まで日本の芸能史をたどりながら、脱線トークがとにかく楽しく、今日は連獅子の映像を見ながら、ちりばめられた意味を読み解き、推薦図書も紹介しつつの3時間でした。驚いたのは木ノ下氏の観劇ノートで、舞台を見る度に図やイラストも加えた細かいメモをスケッチブックにびっしり書きためており、古典芸能を現代に通じるエンターテインメントに作り変える制作の一端を見せてもらったのは大きな収穫でした。戸板康二・安藤鶴夫氏などの著作と並んで「非道、行ずべからず」も推薦しており、休憩時間におやつを頂いたり、暴風雨の中、出かけた甲斐のある充実度でした。木ノ下歌舞伎は勿論、サービス精神満点の氏のトークのファンでもある私としては、夏の恒例イベントにして欲しいものです。
投稿者 ウサコの母 : 2016年08月20日 22:42
2016年08月20日
イカと夏野菜のカレー蒸し
久々の超カンタンQP料理。イカと茄子とパブリカを炒めてカレー粉ケチャップ水を加えて蒸し煮にするだけ。イカは内臓を除いて胴に切れ目を入れ、脚はバラして使うこと。胴は火が通ったら野菜より先に取りだしておくこと。
放送時間の問題もあって、これまでまともに決勝を観たのは日本時間の 2 2 時から始まった馬場馬術と障害の個人戦くらいというリオ五輪だが、陸上のリレーで日本が銀まで獲れたのにはさすがに驚かされたものである。6 0 代以上の方々は皆ワタシと同様、隔世の感を禁じ得なかったのではあるまいか。お家芸復活が相次ぐ中でやっぱり井村コーチってやり手なんだわね〜と感心したり、卓球がこれほど手に汗握るゲームだったとは!と思えたのは、要するに撮影技術が飛躍的に進歩した結果というべきかもしれない。しかし、これだけ映像で楽しめるようになると、よほどのイイ席が確保できない限り、わざわざ競技場に足を運んで観ることの魅力は薄れるように思わざるを得ず、来ル東京五輪もいかほどの観客を呼び込めるのか、蓋を開けてみたらリオ五輪やその前のロンドン五輪と同様に、空席が目立つことにもなるのであろう。それ以上に心配されるのはやはり東京でこの時期に開催することの無謀さで、せめて馬術くらいは軽井沢でしないと世界的な名馬が暑さで死んじゃいそうだし、マラソンでは瀕死の人が続出しそうだし、とにかく屋外スポーツは観客も熱中症で病院行き続出の上にゲリラ豪雨や落雷による中断も必至といえそうだ。いくらこの間に東京都がヒートアイランド現象に歯止めをかけようとしても、高温化と気象異常は地球規模で起きている現象だけに、四年後の東京は果たしてどんな状態か、今日より著しく改善している保証なんて全くない!といってもいいし、もっと酷くなっている可能性大でもあろう。思えば今後の四年間なんてあっという間だし、それでいてここ数年の世界の激変ぶりを見れば四年後の世界が一体どうなってるかもさっぱりわからない。八年前は待望のオリンピック開催決定に熱狂していたブラジルで反対デモまで起きる時代だから、日本の経済状況だって四年後はどうなってるかわかったもんじゃないし、そもそもオリンピック景気をあてにすること自体、国力が衰退に向かう証拠ともいえそうなのは英国しかりブラジルしかりであろう。
ともあれオリンピック後は、がくんと景気が冷え込むことを誰しもが恐れてはいるようですが(-.-;)y-゜゜
2016年08月21日
夏野菜の胡麻酢和え、ひじき詰め高野豆腐、海鮮巻き
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
梅雨ならぬ台風の晴れ間といった感じの今週末、昨日は土砂降りで厩舎が浸水までしたからには、前のクラブだと馬場は泥田んぼ状態が二、三日は続いたはずなのに、当クラブの馬場は今日もうすっかり乾いていたのが驚きで、さすがに「水はけが自慢です」とオーナーがおっしゃるだけのことはあると感心しきり。なので会員さんも朝から沢山いらっしゃって、KさんやOさんとはオリンピック馬術競技の話になり、Kさんがおっしゃるには、S先生が馬場馬術ではこの人に注目!と指示された騎手三人「揃って金銀銅だったんですよ!」とのことだから、実に順当な結果だったらしい。
そのS先生は午後からお休みで、2鞍目は女性インストラクターY先生の指導下、お馴染みデカ鹿毛のオー君をお相手にクロスバーを何度か跳んだりもしたのだけれど、女性ならではの細やかな注意を受けながら三湾曲や発進停止をみっちり習えたのが有り難かった。発進と停止は最初に習う基礎中の基礎なのだけれど、コーンを目印にそれと自分のカラダがぴったり重なるように馬を停止させるのは存外むずかしく、しかしながら競技では常にピンポイントで馬の動きを変えられるかどうかが評価基準になるわけだから「今日のレッスンは地味なようでも大切なんですよ」とY先生。三湾曲に関しても、どの位置で馬の向きを変え、自分の体重移動をするのが一番ベターなのかを教わってナルホド!と納得しきりで、馬を止めずに愛撫するコツも教わりつつ地味なレッスンを続行。地味なレッスンでも、細やかに教わると驚くほど面白く感じられるのが乗馬に限らずスポーツ一般のありようなのかもしれない。
ところで今日イチバン驚いたのはオー君に騎乗する前の出来事で、まだオー君が放牧されており、そこへMさんが自分の乗る9歳サラ黒鹿毛サマ嬢に馬装をするべく連れ出して来られた時のこと。やおらオー君がサマ嬢に近づいて顔を寄せ合い、二頭がなかなか離れようとしないので「何だかラブラブ状態みたいねえ」「邪魔するの悪いみたいですよねえ」とMさん共々最初は笑って見ていたのだが、そのうちオー君がいわゆる馬っ気を催してナニを勢いよく伸ばすは、サマ嬢はフケっちゃってお尻から尿以外のモノを垂れ流すわで「これはヤバイ(!_+)オー君ってセン馬なんだから玉は取ってるんじゃなかったの……」と慌てふためく私たちを尻目に、「取っても、こういう気持ちは残るみたいなんですよね〜」とY先生は落ち着き払った声でオー君をさっさと引き離して厩舎に入れられたのでした(-。-;)前のクラブは高齢馬が多かったせいで、牝馬がフケることはよくあっても、壮年馬同士のラブラブモードを目の当たりにすることはなかったので今日はちょっと狼狽えてしまったのでしたf(^ー^;写真は二頭がまだ顔を寄せ合ってる段階です。
2016年08月22日
シラスとアオサのパスタ、オクラと長芋のポン酢和え
パスタはペペロンチーノ風の味つけ。ポン酢は翻訳家の松岡和子さんに頂戴したかめびし屋製で美味しく戴きました∈^0^∋
倒木で山手線が不通になるなど首都中心部でも結構な被害が出たらしい今度の台風でも、例によって氷川神社に近いわが家の付近は幸いさしたる暴風雨に見舞われず、うちは建物の向きもいいせいか、ベランダのカメらを中に取り込まずに済んだくらいだったが、こういう日はやはり自宅で仕事の出来る職業で良かった!と思わずにはいられない。通勤の方は帰宅ラッシュの大変さをお察し申しあげるし、浸水被害の大変さはそれどころではないはずだから、日本の首相がマリオになって跳んでる場合じゃなかろう!と言いたい方もあるのではないか。それにしても東日本を立て続けに襲った今度のトリプル台風で一番被害が深刻なのは、これまで比較的経験のない北海道ではなかろうか。私は来月早々に釧路へ行く予定なので、先週の台風直後に炉端焼きの隠れた名店「ひょうたん」のオーナーにお見舞いの電話をしたところ、当然ながら時化で釧路漁港にゼンゼン魚が入ってこないのは街全体の大打撃と伺った。河川の氾濫等による農業被害も非常に深刻なはずで、今や日本国中、というより地球全体で、一体いつ如何なる気象異常に見舞われて思わぬ被害を受けないとも限らない時代に突入しているのは確かだから、今後その手の補償も世界規模で増大し続けることを思えば、オリンピックのお祭り気分が誰しも吹っ飛んでしまうに違いありません(-.-;)y-゜゜
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そういえばマリオはゲーム画面を右に進んでいくよね、というのを聞いた時には笑ってしまいました。
投稿者 ぷみ : 2016年08月23日 20:39
2016年08月23日
茄子と豚肉のカレー炒め
QPで見たレシピは乱切りにした茄子を揚げて、生姜のみじん切りと炒めた豚肉と炒め合わせ、カレー粉を振り、ニラを加えて再びさっと炒め合わせ酒・醤油・砂糖塩少々の合わせ調味料をまわしかけて仕上げる。油脂分を控えめを心がけている私は茄子を揚げずに塩をしてしばらくおいてから蒸し炒めにした。見かけは全く変わりません(*^^)v
今日は思いのほか仕事が捗った上に、近所のスーパーマルエツの安売りで、思いのほかリーズナブルに食材がゲット出来たから嬉しくなってしまったワタシ(^^ゞ随分くだらないことで喜ぶもんだとお思いだろうが、今度のトリプル台風でこの先色んな農作物が値上がり必至と見られるだけに、安く買える時にはここぞとばかりに買っておきたくなるのが、ほぼ毎日料理する者の人情であろう。
それにしてもスーパーは何処でも安売り日を設けて、一家の主婦とはいえないワタシでさえなるべく安売りの日にまとめて買うようにしているし、百均やら価格.comやら一泊付きパッケージ旅行のチケットやらも絶えず利用している身だから、今の世の中デフレからの脱却なんてそう易々と出来るもんじゃなかろうという気がする。いくらクロダさんが笛吹けども踊らぬ日本ばかりか、先進諸国いずれもデフレ傾向を巧く脱してインフレに転じた国なぞこれまで皆無であるのも当然で、こんなに情報の豊かな且つ物流が異常に発達した現代社会において、生産人口自体も地球規模的には過剰になるばかりとあっては、どんなモノも値下がりするのが必然というしかなく、こんな時代にもしインフレ傾向が強くなったら、それはイコール自国の通貨危機かと懸念される事態としか思えない。にもかかわらず、あくまでインフレ化を唱える方々は所詮デスクプランに自縄自縛の虜としか思われず、いずれ来るであろう食糧危機に際してはとんでもない不利益を被らせるのではないかと心配されるのでした(-.-;)y-゜゜
2016年08月24日
ゴーヤチャンプルー
近所のマルエツで宮崎産のゴーヤがメチャ安かったのでコレにした。調味は酒醤油塩でシンプルに。ワタシは酒を利かせて、かつお節ををたっぷり振りかけるのが好みです。
ワールドニュースを見ても今週から世界はオリンピック明け、各国首脳の夏休み明けで、やっと本格始動の様子だが、東アジアでは日中韓外相会談がその皮切りといったところだろうか。折しも北朝鮮のS L BM発射により、互いに困ったもんだ的反応がまるで協調ムードに導きでもしたかのように 常時コワモテの王毅外相が意外なほど柔らかな表情だったのが印象的だ。とはいえ中国の海洋進出に関してはおいそれと止まりそうもないようだから、今後現場で何らかの衝突が起きないことを願うしかない。とかく軍事では、中央政府の意向を無視して突発的に衝突が起きることもあれば、経済的な動機でわざと衝突を起こさせようとする勢力もあるし、いったん衝突が起きれば双方の世論が沸騰して事態が悪化する方向に進ませるのは、歴史上でも、地理上でも、これまた普遍的な現象といえるだろう。大国同士がいきなり宣戦布告するなんてことはイマドキ文明国には絶対にあり得ない話だけれど、代わりに局地戦を延々と長引かせるのが今日のありようで、それに依存する軍需産業もあれば、その軍需産業に頼ってでも国内経済を活性化させたがる政府もないとはいえず、世界不況を救うのは戦争しかない!という時代錯誤的な見方をする人びとは、いつの時代でも、どこの国にでも常に一定数いるわけだし、威勢のいい話で人びとを煽りたがる一部マスコミもまた常に存在するので、とにかく紙面にしろTVにしろネットにしろさまざま情報は精査しつつ絶えず注意を払うに越したことはありません(-.-;)y-゜゜
2016年08月25日
冬瓜と鶏肉のスープ煮、タコとトマトのアンチョビサラダ
スープ煮はQPで見た料理。鶏もも肉と生姜の薄切りをじっくり炒めて水と冬瓜を加え、煮立たせてアクを取ってから酒砂糖塩醤油で調味し、冬瓜が柔らかくなるまで煮込んでトウチを入れ、水溶きカタクリ粉でまとめて仕上げに胡麻油を垂らす。鶏肉から出た脂は除いておくこと。トウチが味の決め手。サラダはニンニクのみじん切りと鷹の爪の輪切り、玉ネギスライスをオリーブ油で炒め、アンチョビと櫛切りにしたトマトを炒め合わせ、蒸しダコを加えて仕上げに黒オリーブのスライスを散らす。
前クラブの馬友オペラ歌手のSさんと、毎度ながらの馬話のみならず、プライベートな四方山話に花を咲かせて食事しました(^ニ^)
2016年08月26日
トマトの冷製パスタ、豚のバジルサンド
冷製パスタのトマトソースはQPのレシピ通りに作ってみた。5ミリ角切りのトマトと玉ネギとアンチョビのみじん切り、おろしニンニク、ケチャップ、レモン汁、オリーブ油を合わせて塩少々と粗挽き黒胡椒で調味。パスタはふつうカッペリーニを使うのだが、トマトの角切りが粗すぎたのでやや太めのパスタにした。Q P は彩りに添えたバジルの残りを豚肉に挟んで焼くという使い途も提示。豚肉は塩胡椒で下味しておくだけでいい。
ポケモンGOでついに交通事故死のニュースを最初に聞いた時は、てっきり歩きスマホで事故に遭ったのだと思いきや、逆パターンとは被害者にとって余りに理不尽で、飲酒運転よりも罪深いというべきか。かく申す私自身も夕方仕事が一段落して氷川神社や大宮公園を散策の際はポケ狩りをしているし、さすがにこんないい歳でポケモン依存症みたくはなりっこないけれど、今や電子画面の中毒性は活字中毒にも勝りつつあるようで、リビングにいると常備のiPadを片時も手放せず、仕事も遊びも含め、ありとあらゆる検索をかけまくりの毎日がここ二、三年ではきかない気がして、要はネット依存が顕著な日常生活を余儀なくされているのだった。それにしても近年はクスリ依存のように犯罪として摘発されるケース以外でも、何らかの依存症に陥ったような感じの人が日常的に激増している気がして、つまりそれは現実を直視する精神力の強さを欠く人びとが増えたと同時に、現実そのものが直視に堪えないくらい先行き不透明感が大きく広がっていることの現れともいえそうだ。
ところで今日ショックを受けたニュースは他でもない。GPIFがまたまた巨額の損失を出して二四半期連続で10兆円以上の赤字を計上し、それでも別に支給年金額には何ら影響を及ぼしませんからと済ました顔で発表する広報の弁に、いい知れぬ不安を覚えさせられたものである。そもそも年金の運用を株に振り向けたいと早くから主張していたのが塩崎厚労相で、結果それによって株価が騰がるのを目論んだのがアベノミクスだが、つまりは株価依存症体質をずっと引きずり続けている現政権の経済政策の危うさは覆うべくもないにもかかわらず、まだそこに依存している国民が結構沢山いらっしゃるようだから日本の国は何ともいえません(-.-;)y-゜゜
2016年08月27日
塩肉じゃが
関東風に肉は豚で、無水鍋を使って、塩・酒・味醂でシンプルに調味。無水鍋だと何しろ省エネだし、油も砂糖も要らず野菜の甘みだけで十分(*^^)v
とんでもない迷走台風で、週末が台なしどころか週明けは相当なリスクが懸念されるが、今週は「こんなに愚かだとは思わなかった」と母親に言わしめたとんでもない息子のニュースより、もっととんでもないと思われたのが、大分県警別府署の違法捜査である。野党政治家の支持団体拠点に無断侵入し、さしたる理由もなく隠し撮りで監視していたというこの事件が、さほど大きく報道されないのは、隠しカメラ設置の際の行動までも撮ってS D カードに残していたという、これまた余りにも愚かな捜査員だったため、別に危険視するほどのことはないと思われているせいなんだろうか?あるいは県警の民度はいまだ概ねこうしたレベルにあることが、横山秀夫氏の警察小説等で周知徹底されているからだろうか?私は現在新作の構想を練るために戦前のさまざまな資料に目を通しており、昭和初期の普通選挙施行の際には、与党の政友会がまず警察庁長官の人事を動かすことで地方県警に影響力を行使した結果圧勝を勝ち取った経緯についてたまたま読んだ直後だったので、余計に怖いような気がしたのだけれど、まさしく戦前を想起させる、とんでもないアナクロな違法捜査だったことは間違いありません(-_^:)
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今日はまだ十分に情報収集出来ていないのでニュースや記事にぴんと来ませんが、迷走台風は私の感覚ではこの二十年位よくあります。
その前は私が注意していなかったのでよくわかりません。そして今ほど予測が出来にくかったので一般に知られていないと思いますが、秋や夏に迷走台風は沢山発生していると思います。
以前台風銀座の緯度が上がったような気がしていましたが、どちらかといえば東に経度がずれたのかな?と注目中です。
投稿者 nao : 2016年08月28日 00:59
2016年08月28日
流し素麺、天ぷら
またしても台風の晴れ間というか、急に秋めいた今週末も乗馬クラブで過ごし、まずはお馴染み♀好きのデカ鹿毛オー君に1鞍騎乗して、A1課目の径路をみっちり練習。最初はスピード感が足りないと注意され、途中で S 先生が乗り代わってオー君をサクサクモードに。すると何しろデカイ馬なのでスピードアップした伸長速歩などはまるで宙を飛ぶような快感が得られたものの、「松井さんがビビって抑えようとしなきゃ最初からそんなふうに走るんですよ」とS先生。オー君には随分乗り慣れているにもかかわらず、いまだにちょっとビビルのは、オー君自身がデカイ体に似合わぬビビリ屋で突如暴走したりするからなんだけれど、今夜はそんなオー君がビビリまくる大音響にクラブが満たされた一夜でもあった。
というのも川越の花火大会が二年に一度クラブの真裏が会場となって催されるためで、台風直撃を間近に控えた今夜も小雨を突いて無事に開催。クラブでは花火見物の前に流し素麺と天ぷらのイベント会食が催され、天ぷら等の野菜は近所の畑の取れたてを調理、流し素麺の樋は馬場を囲む竹藪の真竹を切り取って使用するなど、地産地消ここに極まれりといった美味しい贅沢を満喫しました∈^0^∋
間近で花火を見るのもさることながら、私が本当に見たかったのは馬たちの反応で、最初の大音響ではさすがにヒヒーンと嘶く子がいたり、馬房を旋回したり、柵からクビを突き出したり、落ち着きの無いそぶりをする子がいくらもいたが、一頭ずつ黒砂糖を与えるなどしているうちにすっかり落ち着きを取り戻して音にも動じなくなった様子。オー君の馬房を覗くと案のじょう脚がちょっとガクガクしてる感じで、不安げな目つきでこちらに顔を突き出して撫でてもらいたそうにするのが何だかとても可愛かったのでした(^○^)写真は上からデカ鹿毛オー君。流し素麺の様子。馬場から見る花火。
下は馬場から少し外に出て見た花火の動画です。
2016年08月29日
夏野菜の出汁浸し
ちょうどひと月前の7/29に作った料理に鶏もも肉をプラスしただけなのでレシピは省略します。
迷走台風10号は東北地方を横断するという珍しい進路を取るようで、またしても台風に不馴れな地域を襲うことが被害を大きくする結果につながらないよう願うばかりだし、結局凍土遮水壁の効果がまるで見えない福島原発跡地の増水もいたく懸念されるが、長らくぐずぐずと停滞していた台風がここに来て意外なほどスピードアップして、サッと通り抜けそうなのはまだしもの救いというべきかもしれない。またこれは実に手前勝手ないい分ながら、明日から来週にかけて色んな予定が目白押しのワタシとしては、関東への影響も短くて済みそうなことを可としたいところである。色んな予定の一つは前にも書いた通り9/2に豊橋の芸術劇場でシェイクスピア没後400年記念講座の一環として催される翻訳家松岡和子さんとの公開対談。シェイクスピア劇と歌舞伎の共通点や相違点を通して演劇における洋の東西を論じながらそれが東西文化の違いを考えることにもつながればと企図しており、最近は個人的な馬バナに終始している松岡さんとおおやけでマジに演劇論を交わすことにもなりそうなので、お時間とご興味のある方やお住まいが豊橋に近い方はどうぞご聴講ください。右のお知らせ欄に載せたサイトにアクセスすれば詳細が知れます。
コメント(4)
松岡様との対談、絶対お聞きしたいのですが、豊橋は高齢の私には、ちょっと遠くて、躊躇しています。近日中に、都内でお願いしたくメールしました。具体的には、青山のNHK教室とか新宿の朝日カルチャーとか、いかがでしょうか。
投稿者 順子 : 2016年08月30日 10:34
順子さまへ
ご希望は有り難いのですが、オファーがない以上、こちらから売り込むわけにはいきませんので、またの機会をお待ちくださいませ。
投稿者 今朝子 : 2016年08月30日 11:07
ご返事ありがとうございます。おっしゃるとうりですね。またの機会をお待ちいたしますが、ただ私の寿命が!!ということをすぐ言って、子供たちから非難されています。
投稿者 順子 : 2016年08月31日 09:57
衆議院議員八木哲也事務所と申します。
突然に失礼いたします、八木は愛知県豊田市在住の衆議院議員でございます。先日、岐阜の地歌舞伎取材記事が掲載された「ひととき9月号」を拝読させて頂きました。実は、豊田市には農村舞台が84か所存在し、地歌舞伎も大変盛んな地域でございます。御迷惑でなければ、是非とも豊田市の農村舞台、こども歌舞伎をご紹介させて頂きたいと八木が申しております、ご連絡先をお教えいただけないものかと思い場違い化とは存じますがコメン欄にご連絡させて頂きます、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿者 八木 : 2016年08月31日 15:21
2016年08月30日
前菜、刺身、鴨ロースの冷やし鉢、鉄板焼き
集英社の伊藤さん、一ツ橋文芸教育振興会の田村さん、原島さんと「大宮0760」で食事。この店に案内すると皆さん驚かれるのだが、今回も大いに受けて「料理も美味しいし、ここ見つけた松井さんエライ!」と田村さんは絶賛。その田村さんが今年で早期退職をなさることになって、原島さんとの業務引き継ぎかたがた会食と相成った。一ツ橋文芸振興会は全国で高校生や高校の先生を対象とした講演を主催しており、私は今年の六月に青森の八戸と五戸の高校で講演したが、両校からは講演に関する感想文が既に送られてきており、それを読むと高校生がみんな意外なほどちゃんと聴いて内容の理解もしっかりしていたのにビックリし、これならこちらも話した甲斐があったという気持ちをまずはお伝えした次第。来月には 高松で香川県の国語の先生を対象に講演を行うことになっていて、無論その打ち合わせもしたのだけれど、何といっても面白かったのはお辞めになる田村さんから色んなお話を伺えたことだ。元はコバルト文庫の編集者として辣腕を振るった方で、全盛期は初版45万だったり\(◎o◎)/!担当していた作家の年収が200万からいっきに3億円になったヾ(℃゜)々という話などを伺いながら、作品が売れるようなものに仕立ててこその編集者であることを大いに納得させられた。体力があるうちに第二の人生をエンジョイすべく早期退職を決意されたのも、ほぼ同年輩としては大いに納得の行くところながら、「松井さんにはもっと書いてもらわないと困ります」と横から伊藤さんはしっかり釘を刺されたのでした(^◇^;)
2016年08月31日
鮑と巻貝の前菜、胡麻ダレ水餃子、鮎のソテー、牛ヒレ肉の中華風ステーキ、担々麺ほか
新潮社の小林姐さんと田中範央クンとわが家のメチャ近所にある小洒落たチャイニーズ「チャフーン」で会食。今回は新連載の打ち合わせもかなり具体的にしっかりしたが、その前の雑談では先日閉幕したリオ五輪の話で盛り上がり「うちの社員も出場したんですよ」と言われてビックリ(!_+) 聞けば女子ラグビーのサクラセブンズのメンバーだったそうで、ここ一、二年は会社も了解の上で休業して練習に専念。本番は途中交代で出場しNHKにもしっかり映って社内にも録画が流されたのだとか。「そんなら社屋の壁面に垂れ幕とか横断幕とか出せば良かったのに〜いい宣伝になったんじゃないの」と言ったら「うちの社屋は目立たない場所に建ってますんで」と返されて、ナルホドそりゃそうだ!と思ったのでした(^^ゞ