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2016年07月04日
無事生還しました(^o^)/
6/29日はJR東京総合病院に於いて午後3時から全身麻酔開始と同時にすっかり意識を喪い執刀医の姿さえ目にすることがなかったワタシ(^^ゞ 約1時間後に松井さん!松井さん!と揺さぶられて目を開けた時は腹腔鏡手術無事完了で、麻酔が醒めた後しばらくはおへその周りに激痛が走るも、点滴の痛み止めで次第に痛みは安らいだし、夜はもう水を飲んでもいい状態になったので喉の渇きも癒えてゆっくりと就寝。ただし丸半日以上寝たきりだったため、腹よりむしろ腰が痛くなって、朝にはもう起きあがらずにはいられなくなり、自分から廊下を歩きだしていたので、看護師さんたちも(・0・)といった様子でしたf(^ー^;もっとも翌日からもう完全なフツー食で、おかずに麻婆茄子が出てきたりするのにはこちらも (・0・) で、とにもかくにも術後の経過が良かったせいだろう、三日目には入浴もOKになり、文字通り三食上げ膳据え膳の快適なホテル暮らしといった感じだから、一昨日には退院するつもりが、昨日の酷暑を避けて今日の退院と相成りました。一番下の写真は胆嚢と共に摘出されたデカイ胆石で、横の一円玉と比べて実寸をご想像ください。お医者さんたちも笑って「フツーの容器よりひとまわり大きな容器に入れました」とのことで、その分やはり取りだし口も大きめに切ったらしいから、道理で直後におへその周りが痛かったはずです(>_<)今はもう痛み止めを飲むことなく過ごせるので、明日からぼちぼち仕事を再開するつもりです\(^O^)/ この間、京都の妹がずっと付き添いでいて、わが家のカメらの食事も世話してくれたので大助かり。意外にも甥っ子までが顔を見せてくれたし、短期の入院にもかかわらず、元ミセス副編の福光さんや元米朝事務所の大島さん、音楽ライターの守部さんや幻冬舎のヒメにまでお見舞いを戴いたこと、またメールやブログ投稿で励ましのお便りを戴いた多くの皆様に、この場を借りて厚く御礼を申しあげます<(_ _)>
コメント(4)
良かった。大丈夫とあまり心配していませんでしたが、手術がスムーズに進んだのかだけは気になっていました。
私は人生で大好きや尊敬する人が片手で足りる位の馬鹿正直者ですが、退院してこのようにお知らせくださる今朝子様が大好きで尊敬します。
一時間後に目覚めた手術は何のトラブルも無く全て順調に進んだ事がはっきりと分かります。
ただし、活発に動きすぎにだけは気をつけてください。何をするにしてもあまり心配は無いのですが、うっかり乗馬したら微妙?と思っています。
投稿者 nao : 2016年07月04日 23:53
退院おめでとうございます。
ブログも思いのほか早い再開で驚きましたが
どうかゆっくりご養生ください。
投稿者 天 : 2016年07月05日 04:48
退院おめでとうございます!
順調な回復のようで、一安心ですね。どうぞお大事になさってください。
投稿者 はっち : 2016年07月05日 17:14
一円玉と比べるとこれは
五百円玉位でしょうか?。大きいといえばそうですがもっと馬鹿でかいものもあったような…。
ブログ再開が本当にありがたいです。
書き込みがされていないときはその前を繰り返し読んでいます。
読めば読むほど元気や驚きや楽しさを味わっています(多分)。
ドクターの許可を取ってから乗馬を再開するだろう事は理解できていますが、少し茶目っ気で調子に乗りすぎたか?と後悔します。
投稿者 nao : 2016年07月08日 23:47
2016年07月05日
海鮮ガレット&豚しゃぶガレット&フルーツクレープ
妹を見送りがてら大宮駅ナカの「サブリナ」で食事。ここはガレットとクレープデザートの組み合わせで結構しっかりした食事が楽しめます∈^0^∋
病院食では手術の翌日になんと麻婆茄子が出て、その後も少量ながらポークカレーだの豚の生姜焼きだのを食べても消化に別状なかったから、もう何を食べたっていいような感じだが、さすがに天ぷらやトンカツにまでは手を伸ばす気になれず、昨晩は近所のおシャレな店で鮨懐石を、今日は遅めのランチでガレットを食した次第。昼間は非常に涼しかったので氷川神社へ無事御礼の参拝をし、i Phone 搭載の健康アプリ=ヘルスケアを見たら今日1日で5キロ7000歩以上歩いているから快復もまずまずといったところだろうか。とにかく以前からそういう傾向は自認していたものの、今回の入院でよりハッキリしたのは自分が少しもじっとしていられない性分だということである(こういう性分で作家業を営むのは結構ムリがあるのかも^_^;)病院でも9階の病棟から階段で昇り降りしたりしていて、足腰の衰えはほとんどなさそうだけれど、腹部を気遣う分少し疲れやすくはなっており、というわけで今夜のブログは早めに終わらせて戴きます。なお右欄にまたまた新刊文庫の紹介がありますのでご注目ください<(_ _)>
コメント(1)
退院おめでとうございます!内視鏡手術は短期入院で済むとは知ってましたが、午後の手術でも翌日から普通食とはビックリです。石の大きさにも仰天でしたが、退院翌日に7000歩以上歩いて平気とは、本当に活動的なのが分かりました。とは言え、乗馬再開はまだ先でしょうし、どうぞお大事にお過ごしください。
投稿者 ウサコの母 : 2016年07月05日 21:31
2016年07月06日
チキンマリネ
久々にQPの言いなりです(^^ゞワインビネガー、白ワイン、粒マスタード、ハチミツ、塩、オリーブ油を混ぜ合わせたマリネ液にスライス玉ネギと削ぎ切りにした鶏胸肉を 3 0分ほど漬け込んで、太めの千切りにしたニンジン、セロリ、パブリカを載せて5分ほど煮てから火を消し、そのまま1時間ほど余熱で火を通してパサつきやすい胸肉をしっとりと仕上げました(*^^)v
入院中も毎日TVニュースは見ていて、世界を震撼させたラマダン月のテロが日本人にも及んだ悲劇を想い、英国のEU離脱派の領袖が両人共に敵前逃亡した姿を見てもイマドキの右派がいかにズレまくった食わせ者的な存在かをかを知るはめになって、要するにわれわれは遠からず近代国家の終焉を迎える時代に生まれ合わせたという確信をますます深めた私であるが、それゆえ先進諸国いずれも政治家の不作を嘆かざるを得ない現状ながら、今はまだ選挙という方法でしか共同体の運営にコミットできない以上、とにかく今週末は投票所へ足を運ぶつもりでいる。が、投票前の意識調査からして投票に行く人が50パーセント台というのでは、いざ蓋を開けたら50パーセントを大きく割り込んで選挙自体の意味が問われかねないほどの低投票率になる恐れもありそうだ。実際問題この件については見舞いに来てくれた甥っ子と話しても「誰に入れたらええんかもようわからんし、入れたところで何がどうなるもんでもない気がするしね〜」と御多分に洩れずの反応だったし、妹は妹で「投票に行かへん人はもう罰金にするとか何とかせな、どうにもならんで〜そやないと寝たきりで意識もない老人の票が勝手にまとめられて自民や公明の基礎票になったりするわけよ〜」とのこと。それにしてもTV各局共に「私らにはゼンゼン関係ない都知事選のニュースばっかりやってんのは何でやのん?参院選のほうが早いのに」と突っ込まれて即答できるCPとかいるんだろうか(-.-;)y-゜゜
2016年07月07日
五目ひやむぎ
七夕なので、素麺を冷や麦に代えてこのメニュー。生姜ミョウガ青じその薬味の他に甘辛く煮た茄子と酒蒸しにした海老、生湯葉を添えた。元松竹の前川さんから頂戴した尾張名産の冷や麦「かわべ麺」を美味しく戴きました∈^0^∋
入院中はBSが見られなくて、けさ久々にワールドニュースを見たら、日本のTVニュースはやはり肝腎なことを何も報道してくれていないのが改めて痛感された。Vの使い回しが顕著で各局が色んな番組で同じ映像をしつこく流すのは文字通り「貧すりゃ鈍す」業界の露呈に過ぎないけれど、その対象が陳腐で低レベルなのは意外と視聴者ウケ狙いのつもりなのかも。つまり誰でもが同レベルで理解して叩けるような人ばかりをフィーチャーして取りあげる傾向がこのところずっと続いていて、都知事選報道も所詮はマスゾエの顔がコイケの顔に替わっただけのことであろう。参院選の報道もアベボンが野党の悪口を言ってる顔と、オカダがアベの悪口を言ってる顔が映像で交互に流れるばかりだし、その拠って立つ理念も政策方針も明解なコトバで語られないのだから、却って良識ある人びとにはこれで投票しろというほうがムリかもしれない。それでも良識派が今回はどうしても投票所に足を運ばなくてはいけないように思うのだとしたら、そこには自民タカ派主導の憲法改正が目前に迫った危機を何とか回避したいという共通認識が横たわるに違いない。果たしてその認識は今どれだけの広がりを持つのだろうか?
仮にその認識を共有したとして、果たして如何なる投票行動に結びつくのだろうか?そろそろ自身の問題として具体的な選択をしなくてはならないのですが(-.-;)y-゜゜
2016年07月08日
焼豚、小松菜と揚げの煮浸し、高野豆腐、揚げ茄子の甘酢和え
焼豚は「あまから手帖」の穴田さんから頂戴した大阪製。関東製よりもしっとりした食感で美味しく戴けました∈^0^∋他は大宮ルミネの総菜売り場でゲット。
関西の食情報誌「あまから手帖」の穴田さんから仕事のオファーを戴いたのは入院直前で、今日の夕方にはわが家をお訪ね戴いたので「あなたは退院後に会った最初の人だわよ〜」と言ったら「いや〜ホント恐縮です!」と応じながらも興味津々の眼でわが腹から出たデカイ胆石をご覧になって、感心しきりのご様子でした(^0^;) 仕事は特集の巻頭エッセイで、その特集は関西の牛肉事情というものだから、何故ワタシに?という気もしたのだけれど、これまでにビフカツやすき焼き等、牛肉に関するエッセイを何本か書いているので白羽の矢が立ったらしい。「それに京都の方は牛肉好きみたいなんで」と仰言るのがいささか訝しくて根拠を尋ねたところ、一人当たりの牛肉消費量はなんと京都市が日本一という公的資料を見せられてビックリ(!_+)2位が和歌山市で大津市、奈良市と続き、大阪市と神戸市は7位8位である。東京都23区は25位さいたま市は32位でした。京都人はなぜかビーフ好きみたいです。それにしても胆石手術後に書く最初の原稿のテーマがビーフとは(-。-;)
2016年07月09日
イカとジャガイモの煮物、アスパラガスのピーナッツ和え、生湯葉
まともな政策論議がほとんど聞かれないまま迎える明日の参議院選は、初めて18歳以下の参加が認められたにしても、やはり投票率が低いものと想像されるが、もし九条の改憲阻止を目的に翼賛政党以外の野党へ票を投じる人よりも、与党に票を投じる人が多くなるとすれば、それは一体どんな人たちなのかをつらつら考えてみた。
第一は創価学会の人たち^_^;
第二は「民共合作」の謳い文句を額面通りに信じて、日本が共産主義に傾くのをホンキで心配するアホ。日本は昔から比較的権力に甘い人たちが多い国とはいえ、かつては自民党政権独裁に対する懸念から、いわばバランス感覚で野党に投票する人が結構いたが、近年は権力側のプロパガンダにアホほど素直な人が老若を問わず増えつつあるようで、自民党の有権者に対するアピールもターゲットを敢えてそこら底辺に絞っている気がしないでもない。
第三はアベノミクスでそこそこ恩恵を受けていると感じる人たち。退職後も何とか豊かな暮らしを続けるべく株や投信に依存する高齢者があれば、一方に公共投資で潤っている業界業種があるのも否定できない。昔のようなハコモノ事業はさすがに減ってもIT関連等には巨額の公共投資がなされているはずで、英国のEU離脱ショックを回避すべく、さらなる公共投資を約束している現政権が覆るのは好まない人があるのも確かだろう。もっとも、この人たちとて、マルチ商法の口車みたいなアベボンのスピーチをホンキで信じているわけではなく、目先の利益を優先したいだけなのだろう。で、結局のところ、世界不況を回避するためには、先進諸国いずれもこうしたカンフル的な対策を次々と打つしかなさそうで、今やその手の官製相場を永遠に維持するためには積極的に軍需産業を活性化し、自国に戦禍が降りかからない程度の戦争を絶えず起こし続ける必要があると考える人もいるはずだ。そうした他人の不幸を土台に自らの豊かさを求め続ける厚かましさは、動物としてはまあ当然のことながら、それを超えようとする人間的な理想主義を単にキレイゴトとして片づけるシニシズムが蔓延するのは、近代に基礎の培われた現代社会が金属疲労のようなものを起こしているせいであろう。また先進諸国全般の高齢化がそれに輪をかけているともいえる。弱肉強食の動物的な厚かましさを自国に認めることはできなくとも、他国がそうした行動に出るのを懸念するところから、今や憲法九条改正積極派が出現し、それが第四の与党支持者としてカウントされるだろうか。
東アジアにおける不穏な空気は、北朝鮮の暴発に対する懸念と、中国の海洋進出によって醸成されており、両国共に政権基盤の不安定化が背景にあるのは間違いない。つまり情報量の飛躍的増大が独裁政権の維持を阻むよう働くために、結果として政権側が国内エネルギーを外敵に向かわせる方策を採るのは何も今に始まった話ではない。最近のNHKは中国の脅威を伝える報道がとみに盛んになったように見受けられるが、中国の国内ニュースを見ても、その居丈高なスタンスは相当なものだけに、中央政府が意識的な侵略をしないまでも、現場でその手の事変が勃発するかもしれない懸念は、正直、必ずしも杞憂とはいえない気がする。
しかし、だからといって日本が常時戦闘態勢を整えて軍備増強に傾くのは、事態をますます悪化させる危険を孕んでもいそうだ。武器を所有した人間が恐怖心にかられるとそれを使わずにはないられなくなることは、米国の銃社会が実にわかりやすい例証として挙げられるし、それは個人であれ集団であれ同様で、ITの爆発的な進展により人類のメンタリティーが一方で甚だ幼稚化、野蛮化した現実を知るにつけても、もはや冷戦構造時のように、核を含めた高度な軍備化が抑止力につながるというふうな楽天的な見方は全くできない。戦争は歴史的に見ても概ね他者への恐怖心から発し、いったん始まったが最後、誰もがイイ感じのところでは決して終結できないのだけれど、ことに近年その傾向が甚だしいのは周知の通りである。さらには戦場で合法的に殺人を犯す行為が、過去の人類とは比較にならないくらい現代人の精神を深く病ませる傾向にあり、それがまた社会不安を募らせることも、米国や中東情勢において明らかであろう。ロボット兵器による代行はそれを是正する可能性よりも、むしろ人類に新たな脅威をもたらす懸念が大きいのではないか。つまり今や単なる感情論やキレイゴトとして戦争反対を叫ぶのではなく、現代における戦争行為はいかにリスキーであるかという観点から、九条改正の論議はより具体的になされるべきなのであろう。
果たしてそうした冷静な論議を日本人の多くができるほどに成熟していると判断するなら、与党の圧勝による憲法改正をめぐる国民投票の実施を大いに望んで然るべきだし、もしそこまでの成熟が見られないと判断したら、明日は何が何でも投票所へ行くべきではないでしょうか。
コメント(1)
数日前、明治大学の先生が学生さんたちに支持政党を聞いたところ9割が自民党支持、しかしその半数は憲法を改正したいとは思っていなかった、というツイートを見て本当にびっくりしました。明治大学の学生さんというのは若い人たちのうちでもかなり優秀な人たちだと思います。その人たちでもその程度だと。
もちろん学生さんたちにとって一番大事なのは目の前の就職ですから自民支持なのは仕方がないのでしょうが、その先に改憲があり、自民党の草案が全体主義に向けて自由や人権を制限していくものであることが認識されていないのです。自民党が「政治的に中立でない」教員を告発するための『密告フォーム』をサイトにアップしていることもほとんど問題になっていません。
あと半日で結果が出ますが、選挙の結果国民投票になり、するっと改憲が決まってしまいそうでつらいです。
投稿者 ぷみ : 2016年07月10日 10:58
2016年07月10日
スパゲティーナポリタン、野菜サラダ
今日はときどき食べたくなる懐かしのナポリタン。玉ネギとピーマンは大学寮時代の旧友エンコから送ってもらった家庭菜園のを美味しく戴きました∈^0^∋ハムの代わりに穴田さんから頂戴した焼豚を使い、マッシュルームは自分で買い足したもの。野菜サラダは茹でアスパラガス、レタス、ビーンズ、ツナ、玉ネギを自家製フレンチドレッシングで食す。日曜の話題は毎回乗馬にしているが、今月いっぱいはさすがに騎乗できず、でも馬たちが見たくてたまらないので、来週はクラブに顔だけ出すつもりであります(^^ゞ
今日の出先は近くの投票所のみ。その前で共同通信の出口調査をされそうになって逃げたのだけれど、TV報道によると、案の定というべきか、出口調査の段階では与党圧勝の勢いのようである(-。-;)
2016年07月11日
アサリと豆腐のナンプラー煮込み
今日は暑いので何となくエスニック風のものが食べたくなって、適当に作ってみたら結構おいしく食べられました∈^0^∋生姜の千切りと鷹の爪と黄ニラを胡麻油で炒めて浅蜊と酒を加えて火を通し、鶏ガラスープを入れてナンプラーと胡椒で調味し、春雨を加え、木綿豆腐を割り入れて温めたら仕上げに溶き卵を回し入れて万能ネギを散らす。暑い時にこそ熱い汁物がオススメです!
憲法改変をもはや視座に入れないわけにはいかなくなった参院選の翌日に、永六輔氏の訃報に接したことで、ある種の感慨を催したのは私ばかりだろうか。永さんと私とのご縁は拙著『師父の遺言』に詳しく書いたので省略するが、とにかくその本の中でも簡単なプロフィール紹介をどう書くべきか迷ったくらいの多角的才人でありながら、ある世代にまでは強い影響力を持つポピュラーな言論人だった側面を無視できない。ああした影響力を今日に持つ言論人は誰なんだろうか?と考えて、ひょっとしたら百田ナニガシだったりして(◎-◎;)と思いついたことで、この間の時代の流れを改めて痛感せざるを得なかったものである。
昨日の参院選に関しては、憲法改変が表立った争点になることを避けた与党のしたたかな戦略が功を奏したというよりも、TV各局が「私らにはゼンゼン関係のない」都知事選をフィーチャーすることで確信犯的に争点隠しをしたとしか思えないのだが、その背景にはスポンサーサイドである財界の意向を報道現場が汲み取った判断があるばかりでなく、今日のマスコミ現場を仕切るトップ世代自体が、憲法九条の改変をもはや避けられない現実として受け容れるべきとの判断を下しているせいでもあろう。こうした現象はTV業界ばかりでなくマスコミ全般に及ぶので、露出が多い言論人に対しても今やそれなりのスタンスを取る必要があるのではなかろうか。またマスコミのみならず、いや日本のみならず、今や世界中で第一線を退いた「戦後生まれ」に替わって第二次大戦の名残すら完全に知らずに育った世代があらゆる現場のトップに立つ時代にもたらされる危うさを、私のような「戦後生まれ」は見過ごすわけにもいかず、さりとて一体どうすればその危うさを回避できるのか提示もできないもどかしさにアタマを抱えるばかりであります(-。-;)
コメント(1)
永六輔氏は早口のイメージがあります。詳しく知らないうちに亡くなるのが残念です。今まで好きだと思っても、あまり追求して検索していませんでしたがこれから検索がんがんしてみようと思います。
自分が興味を持つ事は間違いではないかと?迷う事もありますが、多分八から九割大丈夫(でも日本人の常識でははみ出しものと実感し)日本人って寛容性と忍耐力に優れた人間と少し崇めた気持ちで見ていましたが全く間違いでは?と思っています。
自民党が圧勝するのは予想していましたが、何故あちこち見ても得票率が最低とか史上何番目の悪さと出ないのか?。
ちらっと検索しただけなのでここにありますよと言われれば有難いですが、嘲笑するような記事はケンカ売ってる(買おうかな)?
なるべく悪意や偏見を持たず相手の意見と議論したいと努力します(複雑ですが・・・)。
投稿者 nao : 2016年07月11日 23:54
2016年07月12日
ボークピカタ、ポテトサラダ、キュウリの叩き、プチトマトのハニーマリネ
旧乗馬クラブの馬友オペラ歌手のSさんが大宮に所用があって「まだお茶とか無理ですか?」というメールを頂戴したので、わが家にお越しを願って、ワンプレート仕立てで手料理を振る舞った次第。ポテトサラダのジャガイモも玉ネギもキュウリもプチトマトもすべて大学寮時代の旧友エンコに頂戴したもので、中でもプチトマトのハニーマリネはSさんに大好評だったのでレシピを書いておきます。湯剥きしたプチトマトをオリーブ油とワインビネガー、レモン汁、ハチミツを併せたマリネ液に漬け込んで冷蔵庫に寝かせおいただけ。一度に沢山作って常備菜にすれば冷製カッペリーニなどにも利用できそうです。
Sさんには「もうホントに大丈夫なの?」と訊かれて「あとは馬に乗れる日を待ってるだけよね〜」と答えたワタシ(^^ゞ「姿を見るだけでも見たいから今週末はクラブに顔を出すつもりなのよ。ちょっとした禁断症状みたいな感じで、T Vでも昔の時代劇とか韓ドラで馬が出てくるシーンばっかり選って見てたりして。やっぱ千葉真一って凄い乗り方してるよな〜とかね」「それってもう病気よね」とおっしゃるSさんも異常な酷暑だった先々週の日曜日に騎乗して、あわや死ぬかもというようなショック症状に見舞われたそうだから他人のことは言えません(笑)。というより今や何が本業かわかんなくなっちゃったくらい乗馬にすっぽりハマってらっしゃって、真夏は熱中症予防にロキソニンを飲むような真似までして騎乗することも多いのだとか。「なんかよくラグビーの選手が骨折して一人前みたいな言い方するけど、乗馬も結構そういうとこあるよね〜松井さんもだんだんこっち側の人になっちゃうのかもよ〜」と言われても、あながち全否定はできない自分がコワイのでした(^◇^;)
2016年07月13日
ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン
写真は本文と全く関係がありません!
シアターコクーンで上演中の同作品を初日の招待日に見なかったのは、何しろ松尾スズキの新作だけに、笑い過ぎて手術の傷に響くのを恐れたせいだが、ホントそれが正解で、初っぱなから最後まで近年になく何度も声をあげて笑わせてもらった。もっともストーリーはそう笑ってばかりもいられないダークな内容で、東南アジアっぽい国で起きたテロ組織による日本人誘拐や同国の軍事クーデターを背景に、主人公の夫婦愛や現地の買春少年とのボーイズラブが描かれるというもの。とにかく松尾スズキだから性的タブー全然お構いなしのブラックなシーンがたっぷり盛り込まれているし、大人計画メンバーに客演した格好の寺島しのぶと岡田将生が共にふっきれた熱演で沸かせてくれる。主演の阿部サダヲは今回意外とノーマルな役どころだが、皆川猿時がいつにましてキレ度の高いパワー全開ぶりで、吹越満や岩井秀人のとぼけた味わいと相俟って舞台を盛りあげている。今回面白いのは長唄囃子の女性邦楽チームを起用した音楽で、オープニングからしてハッとさせられたし、伊藤ヨタロウが浄瑠璃語り的なナレーションを長唄風に入れるのも意表を突かれた。大いに笑わせて最後はコンテンポラリーな問題をも突きつける秀作だし、寺島の吹っ切れ度も相当なものだから私なんかは見て損はないと思うが、シーンによっては顰蹙を買う向きがあるかもです。
2016年07月14日
イカとインゲンと油揚げのさっと煮、生湯葉、アスパラガスのピーナツ和え
さっと煮は先日のQPで見た料理。水に砂糖酒味醂醤油を入れて煮立たせ、イカとインゲンと油揚げを加えて10分ほど煮ただけ。生湯葉もピーナッツ和えの素も市販品で、夕方に来客があった今夜の晩ご飯は総じて簡単に済ませました(^^ゞ
お越しになったのは河出書房新社の島田氏で、10月に刊行が予定されている同社の日本文学全集第10巻の再校ゲラをご持参になったのだが、芸能文学を中心とする同 巻はなんと 8 0 0頁にも及ぶ大部となるのだそうで、値段もそこそこながら「詰め込み過ぎの感じもしますけど、それなりの値打ちは十分にあります」とのこと。この巻の現代訳に携わる作家だけでも7人いて、11月12月と立て続けに現代訳版が刊行されるため、三冊分の作家を擁した刊行イベントを12月に催したいという話の流れの中で、「ついてはこの中で松井さんが親しくされている作家さんがどなたかいらっしゃいますかねえ?」と訊かれて自慢じゃないけど「作家の方は本当にゼンゼン知らないのよ〜」と答えたワタシ(^◇^;)「親しく話した方といえば富岡多恵子さんくらいで、他は会って軽く挨拶した程度なんだよね〜」「雑誌で対談とかはなさいませんでしたか?」とさらに訊かれて「対談したのはN賞受賞直後の林真理子さんだけよね。あとは頼まれたことすらないもんね〜色んな人と対談してるのに、ふしぎと作家の方とはしてないのよね〜書評や解説の類はいっさいお断りしてるから、考えてみたら関係が生じようもないのかもね〜別に関係したいとも思わないからいいんだけど」とワタシ。「ゼンゼンお付き合いがないというのも珍しいですよね〜」と言われてみたら確かにヘンかもしれないとは思いつつ、作家の場合、作品を読んでつまらないと感じたら、まず話す気になれないし、これは面白い!と感じたら、その相手に自分なんかと話をする暇なんか与えてないで、どんどん書かせてやりたくなるもんではなかろうか、と思ったのでした(^^ゞ
2016年07月15日
スパゲティ・ジェノベーゼ他
JR東京総合病院の帰りに元米朝事務所の大島さんと新宿高島屋のレストラン街で食事。
今日は先日の胆石手術を担当された執刀医M医師との面談で摘出した胆嚢を病理検査した結果をお聞かせ戴いた。やはり巨大な胆石を長年抱えていたので慢性的胆嚢炎を患っていたらしく、ときどき嘔吐に悩まされて絶食してたのはそのせいだったのか!と納得。胆嚢壁もかなり分厚くなっていたため病理検査に回したところ、結果、腫瘍化すなわちガンになってはいなかった\(^O^)/ので安心してくださいとのこと。それを聞いて、この段階で手術に踏み切ったのは我ながら大正解だったと思いつつ、「もう傷口も完全にふさがっているし、あとはもう何を食べても結構ですよ」と言われて大島さんと食事をした次第。もっとも空に暗雲が垂れ込めるなか駅の近場で無難な場所選びをしたのは、「昨日の降りはコワイくらいだったのよ〜」という大島さんの話を聞いたからである。めったに降らない大宮でも雨音がそこそこ聞こえる程度には降ったので、たぶん東京は凄いんだろうな〜と思ってはいたのだけれど、今朝のワールドニュースを見てたら昨日はモスクワもハンパなく恐ろしい悪天候に見舞われていたので、もう世界中どこもかしこも異常だわよね〜人類もいよいよ終わりなのかもね〜というような話になり、そこから近年亡くなった色んな人たちの話となって、私たちは今まぎれもなく大きな時代の変わり目を迎えてるんだよね〜という結論に達したのでした(-.-;)y-゜゜
2016年07月16日
豚しゃぶのメカブおくらソース
QPで見た料理。茹でたしゃぶしゃぶ用の豚肩肉に、同じく茹でて小口切りにしたオクラとメカブと梅肉と醤油と酢少々、削り鰹を混ぜ合わせてトッピングする。茹でた肉には醤油少々をからめておくこと。QPのオススメ通り、蕎麦と組み合わせて食した。
今週は早くも外出2日、来客2日の間に、エッセイ1本の執筆と、3本の著者校と、選考作1本を読了という慌ただしい始動だったので自身もさすがに疲れ気味だが、世の中的にも何だか騒然としていて、取りあげるニュースにも迷うくらいだ。
まず今朝TVを点けて驚いたのはトルコの映像で、またテロかと思ったら、なんと軍事クーデター(◎-◎;)アグレッシブなほど強権的なエルドアン大統領が国内をがっちり抑え込んでると思っていたら、軍部が意外と世俗派で、イスラム教的保守反動に傾く政権に対して反感を募らせていたとは!他国の事情って本当にわからないもんである。
わからないといえば、EU離脱を決めた英国を新たに率いるメイ首相が、就任演説を聞けばとても真っ当そうな人物で、混乱する欧州情勢にも少し明るい兆しを感じさせたにもかかわらず、彼女の任命した外相があの超お騒がせの「英国製トランプ」ジョンソン氏であったのはいささかビックリでした(!_+)
しかしながら、もっと驚いたのはやはり仏国におけるパリ祭のテロで、ちょうどこの事件が起きる直前のニュース番組「フランス2」では、同国が今や欧州一の軍需産業国になっている事実を淡々と伝えていただけに何とも言えない気がしたものだ。
たまたまこの日に録画していた1993年製作の米映画「天使にラブソングを2」を見ながら食事してたら、自らのルーツを求めてムスリム回帰に走るアフリカ系アメリカ人の高校生が、最後は他の生徒達と仲良くキリスト教の聖歌隊に加わるという筋だったので、今だとこんなノーテンキなストーリーの映画は製作できないよな~と思い、9.11のわずか8年前は世界がまだこれほど楽天的な状況だったのだと改めて気づいた次第。当時はウインドウズ95が現れる直前、即ちネットどころかPCさえまださほど一般化していなかった時代で、それを思うとこの間の世界の激変ぶりを痛感させられる。
ともあれこうして世界で大事件が続出しても、「天皇の生前退位」のニュースにいささか驚かされたのは、これもたまたま前の晩に大岡昇平の「二極対立の時代を生き続けたいたわしさ」と題する昭和天皇論(河出書房新社日本文学全集18巻所収)を読んでいたせいだろう。「国家権力という、実質的には天皇に出る幕など与えない、得体の知れない怪物」によって戦場へ引っ張り出されたとする大岡昇平は、長州人の初代総理大臣「伊藤博文が天皇家は万世一系であると決めてしまった」ためにその中で身を処するしかなかった昭和天皇に対する気持ちを「おいたわしい」と表現し、近代日本における天皇存在の本質を浮き彫りにしている。再び改憲論議が身近に迫りつつある折しも、象徴天皇としてのあり方をずっと追求されてこられた今上天皇が、自民党の憲法草案では「日本の元首」と勝手に明記されていることに、私もまた「おいたわしい」に似た「お気の毒」という思いがしただけに、このタイミングの生前退位発言が公になったことには何やら含みがあるような気すらしたのだった。
他にも今週のニュースとしては、ハーグの仲裁裁判所で中国の南シナ海領有権に法的根拠ナシと裁定された件が、中国国内では高飛車に拒否する姿勢も露わな報道がなされる一方、当事国でもない日本では鬼の首でも取ったかのような報道が目について、いやが上にもきな臭いムードが醸成されつつあるのを懸念せずにはいられなかった。
というわけで都知事選のニュースなんかもう私はどうでもいいような感じだったのだけれど、先日電話をした京都の妹は「あたしらには関係ないけど、鳥越さんが立たはったことで、東京の人が一体どんな判断を下さはるのか興味津々やわ~」と言っておりました(-.-;)y-゜゜
2016年07月17日
焼き野菜のサラダ、ひじき詰め高野豆腐、キュウリ巻き、アボカドと海老のサラダ
乗馬クラブの帰りに大宮エキュートでゲット。
今週末は乗馬クラブに顔を出したい旨、先日お会いした旧クラブの馬友オペラ歌手のSさんに話したら「行ったらゼッタイ乗りたくなるから、道具とか持って行かないほうがいいわよ」と釘を刺されたワタシ(^^ゞで、今日行ったら久々にお目にかかったお馴染みの方々から「もう大丈夫なんですか?」と訊かれたので、想った以上の順調な快復ぶりを伝え「とにかくウマ見たくてたまらない禁断症状なんですよ〜」と言ったら口々に「お気持ちわかります〜」。 かくして皆さんのレッスンを拝見しながら、Sさんのアドバイスに従ってキュロットすら持参しなかったのは大正解、持参してたらゼッタイ今日から乗ったに違いない!! と思いつつ早くも来週のレッスンを予約をしたワタシf(^ー^;
でもって今日は久々にご対面のデカ鹿毛オー君を丸洗いしたあと、S先生から「その辺の草は疝痛予防にもなるんで食べさせといてください」と言われて敷地内のお散歩もしっかり楽しんで帰宅。結局、騎乗もせずに午前九時半から午後五時半までずっとクラブに居続けて、少しも疲れないばかりか却って元気になったのは、やっぱり馬たちとナマで触れ合った効果覿面といったところでしょうか(*^^)v
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お医者から完治のお墨付きが出て、ご安心ですね。本当に良かったです。
国外ではニースのテロ、トルコのクーデター未遂、アメリカの大統領選、と恐怖と不安、国内は改憲問題に都知事選も気がかりで、個人的には身内の健康問題、家のトラブルと、至る所に問題山積で、気が重いですが、松本で木ノ下歌舞伎「勧進帳」を観て来ました。場内中央の花道の両側に客席を設け、最少の人数で衣装・道具も最低限、鳴り物も役者の声、と全てにミニマルながら、骨子はぶれず、エンターテイメントとして楽しめ、歌舞伎の面白さを又、満喫しました。クールビューティの義経から目が離せず、客席にキノカブ常連の俳優も見えて、そばとお焼きも味わい、充実の日帰りの旅でした。来月、歌舞伎座で猿之助・染五郎が宙乗りする「東海道中膝栗毛」の構成が、この「勧進帳」を演出した杉原氏で、こちらも期待大です。
投稿者 ウサコの母 : 2016年07月18日 11:13
2016年07月18日
ラタトイユ・パスタ添え
ラタトイユは大学寮時代の旧友エンコと馬友オペラ歌手のSさんから頂戴したナスやピーマンや玉ネギをベースにズッキーニとトマトとニンニクを買い足して作りました(*^^)v
意外とあっさり失敗して事なきを得たトルコのクーデターだが、果たしてそれは手放しで賞賛されるべき事態なのかどうか。 9000人もの公務員が解任され司法関係者の拘束も相次ぐ事実を見ても、今後ますます強権的な体制を強めて自由や人権の抑圧に向かう可能性の広がるエルドアン大統領の体制を、熱烈に支持する国民のほうが多いというのは一見フシギな気もするけれど、それをいいだせばロシアでのプーチン人気も相変わらず高いわけだし、インドのモディ首相を例に挙げるまでもなく、先日の参院選で与党を圧勝させた日本も決して他国のことはいえないはずです(-_^:)
つまり今や世界的に、人権や自由を多少抑圧はしても経済的躍進に重きを置いた強権政治を支持する層が確実にいて、米国でもそういった層が本当にトランプを大統領にしてしまうかもしれないのであった(__;)一方でちょっと前は、EUの発足や米国でカラードのオバマ大統領が誕生したことは人類の理想の実現化に見えたものだったが、今やEUは瓦解の危機に瀕し、米国では白人警察官に対する銃撃事件が治まらないという苦い現実を突きつけられるなか、フランスでは社会主義的なオランド政権が皮肉にも雇用法改正で支持を完全に喪い、ドイツでもメルケル人気に大きな翳りが見えるなど、理想主義的な方針を掲げた政治がことごとく失墜に至るという、人類にとってはなかなかシンドイ時代を迎えているのでした(-.-;)y-゜゜
2016年07月19日
ポークピカタ・ラタトイユ添え
ラタトイユは昨日の残りだからメチャ手抜きの晩ご飯。おまけに胆嚢レス状態に鑑みて、油脂分を控えめにして作ったので、衣が剥げて見映えの悪いポークピカタになりましたf(^ー^;
ポークといえば、けさ見たフランスの公共TVフランス2では、先日のパリ祭テロを実行した容疑者がイスラム教では絶対タブーのポークを平気で食べていたし、大酒を呑み、女性関係も乱れきっていて、要するに宗教的な動機とは一切無縁で突如テロに走ったことが強調されていたが、そうしたもともと反社会的性向の持ち主がインスタント・テロリスト(というらしい)に変貌することは今後どんな国でも起きる可能性があるわけだし、事前防止も非常に難しい気がするのだけれど、現場の犠牲者追悼式に参加したヴァルス仏首相には盛んにブーイングが浴びせられていて、最初のテロの時に生まれた国民の一致団結した雰囲気とはおよそ程遠いものであったと隣国のBBCは伝えていた。昨日はドイツでもアフガニスタンからの移民少年が列車内で斧とナイフを振るって周りに傷害を負わせる事件が発生しており、欧州全体が今や相当な精神的ストレスを抱えていると想像されるだけに、今後の世界のありように対しても不安がないといえばウソになります(-.-;)y-゜゜
2016年07月20日
タコと豆腐のアンチョビ炒め
昨日のQPで見た料理。ニンニクのみじん切りと鷹の爪をオリーブ油で炒め、アンチョビと湯剥きしたトマト、木綿豆腐、タコの順に炒め合わせて塩胡椒で調味し、仕上げに黒オリーブスライスと小口切りした万能ネギをちらす。豆腐は大まかに手で割ってしっかり水切りしたあとオリーブ油で先に別炒めしておくこと。
永六輔に次ぐ大橋巨泉の訃報はテレビ時代の終焉を象徴するものともいえそうで、自身TVをほとんど見なくなったとはいえ、相変わらず早朝のワールドニュースだけはよく見ていて、今日のフランス2ではテロ対策の先進国として紹介されたイスラエルの現状にちょっと驚かされたものである。同国ではクルマを暴走させるテロが以前から頻繁に起きているので道路に鉄柵が巡らしてあるのはともかくも、デパートの入口に金属探知機が設置され、市バスに機関銃を携えた警備員が同乗している映像を見るに及んで、欧州も今後こうした事態に立ち入らない保証はないことに暗然とさせられた。
片や日本でテロよりもっと恐れるべきは地震だろうか。関東ではこのところ立て続けにM5震度4クラスの地震が起きて地域住民にそれなりの覚悟を迫っているような感じだが、私なんかは自宅で遭えばまだいいのだけれど、たまたま東京に行ってる時だったらホント嫌だな〜と思わざるを得ないのは、オリンピックを控えるせいもあってか、どこもかしこも工事をしてて街の様子が激変しつつあるため、たとえば以前は毎日のように通っていた渋谷でさえ、そこでもし地震に遭ったらパニックしちゃいそうだからである(>_<)
なので、もし私が都知事を選ぶなら、あらゆるシチュエーションを想定した非常に具体的な地震対策を速攻で実現してくれる人にしたいと思うのだが、どうもそれらのイメージすら持ってる候補がいないようなのは何ともコワイのでした(-.-;)y-゜゜
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都知事選候補信用して入れたい人がいないからしょうがなくこの人に入れようと思う人はいるのですが、選挙日は田舎に居る予定なので不在投票しようと思ったら、近くで投票できるのは24日からで約三時間以上の時間を取られるところに行くか、郵送など煩雑な手続きを取らないと不在投票も不便すぎ、やむを得ず今回は棄権しようと思っています(無念ですが)。
投稿者 nao : 2016年07月21日 08:01
2016年07月21日
冬瓜の山芋蒸し、八寸、サワラの西京焼き、トウモロコシ豆腐、鮨
この時期、川越氷川神社の境内では風凜を絵馬のように飾り付けており、夜はライトアップしてなかなか風情のある景観を呈している。P メディアの三村さんのお誘いでアニメーターのミミさん共々それを見物したあと久々に小江戸の町歩きもして風鈴ならぬ「風凜」で食事。この店は姉妹店がわが家の近所にもあるが、共にリーズナブルに食べられて女性客が利用しやすい店だ。
ところで三村さんミミさん共に昔からコンピュータ関連のお仕事をなさっているので「ねえ、話題のポケモン・ゴーってもうやった?」と訊いたら案の定「やったよ。もうピカチューをゲットしたからやめちゃったけど」と三村さん。日本にMacがまだ百台くらいしかなかった頃からの極初期ユーザーだった三村さんはグーグルのアカウントも自動的に米国のを取得なさっているので簡単にダウンロードできたらしい。で、その遊び方の要領を教えてもらい、私もピカチューならぬゼニガメくらいはゲットしようかと思った次第(^^ゞ「でも任天堂はそんなに儲からないみたいなんだよね」と聞いて、その理由を訊けば、どうやらプラットホームを他社に依存しているらしく、ゲーム配信自体は無料のため、相当アイテムを買ってもらわないと儲からない仕組みのようである。「それでもこんだけ話題になったら凄いよね〜」「そうよ〜株価も凄い騰がってるわけだし〜」てな話になりました。
2016年07月22日
豚肉と夏野菜のカレー炒め
何となくカレー味が食べたくなって作ってみた。ニンニクと生姜のみじん切りを入れた油で豚肉と玉ネギスライスを炒めてカレー粉を振り、さらに茄子とトマトを加え、ジャガイモを炒め合わせてカレー粉を足し、アンチョビと塩少々ウスターソースで調味した。できるだけ油脂分を少なくするため、豚肉はヒレブロックを一口大に切って塩胡椒で下味。輪切りした茄子は塩でしんなりさせて水気を取り、トマトは湯剥きして、ジャガイモは電子レンジで加熱しておいた。こうして油脂分の少ない調理だとやはりイマイチ美味しさには欠けるけれど、胆嚢を切除した直後は何かと用心が肝要でした(^^ゞ
今日はご多分に洩れずトランプ氏の大統領候補指名受諾演説の一部を聞いて、案の定というべきか、いや想像された以上に具体的な政策提言に乏しく、いまだに支持者ウケを狙ったエキセントリックな発言に終始している感じが否めなかったものである。なのでホントにこんな人が大統領に就任したら米国の経済は一体どうなっちゃうの(@_@;)仮にわずかでも所有する米国の投信やら生命保険の類は今のウチに損をしてでも解約しといたほうが無難だろうか(-_^:)なんて日本でも決して他人事じゃなく心配な方が結構いらっしゃるに違いない。それにしてもこういう人でも熱狂的に支持する層が、これまた想像以上に多いことも否定できない事実で、米国民はトルコのエルドアン支持者やロシアのプーチン支持者さえ嗤えない状況に立ち至っていることを知るべきだろう。むろん日本人も嗤える立場にないのは同断であるが、この手の支持者には何処も付ける薬はもうない状態で、少しでも話が噛み合って妥協点に落ち着ける可能性みたいなものが皆目見えないまま、お互いに罵り合うか完全無視を決め込むしかないといった感じは今や全世界共通なのかもしれなかった。でもって、そもそもこんな演説を聞かされて満足し熱狂的に支持できるような頭脳レベルの人たちが、生き馬の目を抜きまくりの現代社会で今よりもっと豊かな生活を送りたいとすること自体かなりの無理があるんじゃなかろうか、なんて根本的は疑義はむろん口に出して言えることではないのですが(-.-;)y-゜゜
2016年07月23日
牛肉ともやしの焼きそば、トマトとレタスのサラダ
焼きそばはQPで見た料理。中華蒸しそばを両面フライパンに焼きつけるようにして先に火を通しておく。塩胡椒で下味した牛肉を炒め、焼きそばを戻してもやしを加え、オイスターソース醤油少々柚胡椒で調味する。脂身の少ない赤ウシの肉を使って油も少なめに作りながら、胆嚢を切除してからこうして結構まめに油脂分を控えるクセが付いたので、却って健康になるかもと思われたのでした(^^ゞサラダは自家製フレンチドレッシングで食す。
電車内で斧を振りまわした少年に続いてのミュンヘン銃乱射事件はとうとうドイツでも本格的なテロが起き始めた出来事として暗然とさせられた。近年はキリスト教的理想主義を実践するメルケル体制下で欧州のどこよりも多くの移民難民を受け容れてきたドイツも、それに猛反発する層を抱えているだけに、今後は内向きに舵を切る政権に交代するかもしれず、そうなったらなったで内部的な締めつけに反発する形でさらにテロが増える可能性も出て予断を許さない状況ともなろう。欧州で最も安定して頼り甲斐があるかに見えた国だけに、仏国のテロ頻発、英国のEU離脱に増して影響が大きいかもしれない。これで米国大統領がアメリカ・ファーストを連呼する人になったら反グローバルの化の波も本格的となり、人類は大きな後戻りを余儀なくされることになるのだろうか。
私は高校生の頃に学んだA.トインビー博士の「歴史はらせん状に上昇する」という史観が心に浸みついていて、つまりは前進と後退を繰り返しながらも長い目で見たら徐々に全人類にとっての理想的な世界に向かっているように思い込んでいたのだけれど、今日買い物に外に出て、そんな楽観主義が吹っ飛んでしまったのは、スマホ画面に目が釘付けで黙々と氷川神社方面に向かう大勢の若者を目撃したからだった。これからは多くの人が目先の対応で人生の暇つぶしをいくらでも出来るので、脳が若い頃から余り物事を考えなくて済むようになり、結果、営々とらせん状に上昇してきたはずの人類の歴史は終焉を迎えるのではないか、と思った次第であります(-.-;)y-゜゜
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若い子だけでなく、ええトシこいたじいさんばあさんまでピカチュウですよ。
年寄どもらは時代に乗り遅れないためにと必死にやってるんでしょうが、傍からみればみっともないんじゃなかろうかと思わないんでしょうか。
いや画面に集中して周りからどう見えているかなんてすっぽ抜けているのかなぁ。
いずれにしても、たかがゲームに心奪われ過ぎですよね。私が一番気にしているのが運転中のピカチュウ探し。
最悪なのがクルマ同士の事故よりゲーム中のチャリンコと真面目なクルマの事故です。
警察はボンクラですからね、どういった調書を作るのか、保証の話の保険会社はどういうふうに支払うのか。運転好きな晩酌子は気になってしかたがないです。
術後の経過が良いようでなによりですね。手術前は手術そのものに目を奪われがちですが、それより後の通院やらのほうが結構時間取られるのでうっとうしかったりして。
松井センセは常日ごろから自炊でしっかり栄養あるもんを召し上がってはるからスタミナ充分で私がわざわざ心配することもなさそう(笑)
今年はさほど猛暑ではないですが、お体ご自愛ください。
投稿者 毎晩晩酌 : 2016年07月24日 19:03
きわめて長い目で見れば、歴史は前進していくので、そう悲観的になることはないと思います。
アメリカではオバマ氏が大統領になり、ヒラリー女史がいずれなるように。
残念ながら日本では、後退つづきですが、それもいつか変わると思っています。
ただ、東京や大阪などの大都市は、地方から「一旗上げよう」として来る若者が多いので、かなり異常な心性の者が多い町になっているのだと思います。
投稿者 さすらい日乗 : 2016年07月25日 09:04
2016年07月24日
焼き野菜の胡麻酢和え、ひじき詰め高野豆腐、鮨
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
手術後一ヶ月未満で早くも乗馬を開始したワタシ(^^ゞ もっとも今週末は曳き馬で常足するだけでもいいように思って心優しいデカ鹿毛オー君に騎乗したにもかかわらず、S先生はオー君の速歩がタラタラし過ぎだというので調馬索とムチを使って結構スピード感のある速歩に調整され、私には片手手綱でバランスを取るような乗り方を指示。やはりひと月近くも騎乗から遠ざかっていると、速歩でもマジ走りしたら大柄なオー君のスピード感についていけず下半身がグラつく始末 に「こんなんで来週の外乗は大丈夫でしょうか?」と訊いたら「ボクのほうが訊きたいですよ」とのこと(-。-;)実は来週はクラブのイベントで小淵沢のホースショーを見たあと外乗する予定になっていて、私は最初ホースショーだけ見るつもりだったのだが、意外と快復が早いので外乗を追加して申し込んだはいいけれど、久々に乗ってみると筋力の衰えもさることながら、馴れたはずの馬でも乗る感覚をカラダが忘れていることの不安でイッパイになった次第。最後は何とか独り速歩で三湾曲までこなしたとはいえ、外乗で初対面の馬に騎乗するのは、たとえ速歩止まりのゆったり外乗でも、こんな頼りない感じでは余計に心配になり、今週は1鞍だけにするつもりがレッスンをもう1鞍追加したのだから世話がありませんf(^ー^;2鞍目は小柄な優等生鹿毛ボー君で、今度は2頭立ての部班レッスンとなり、速歩で三湾曲やら横木通過をこなしたあと、もうお一方が輪乗りの駈歩レッスンをしてらっしゃる間に、その方の邪魔にならないよう、20×60mの馬場イッパイを使って随所に巻乗りを入れながらの速歩を。すると最初は反動が大きくて乗りづらかったボー君も途中から自主的にハミウケして屈頭してくれたから急に乗りやすくなり、ボー君も取り憑かれたように広い馬場をグルグル回っていつ果てるとも知れない感じに(!_+)何しろ今度のクラブの馬たちはみんな若いのと、ふだん余り沢山の人に乗られていないので馬力が有り余っているのか、オー君にしろボー君にしろいったん調子づくとドンドン面白いように走るのである。とにかく今日はもうお一方の駈歩が一通り済んだようなので、これでレッスンは終わりになるかと思いきや「松井さんも少しだけ駈歩もやっておきましょう」とS先生にいわれ、それから輪乗りで少し駈歩をしたものの、さすがに馬を抱く力が萎えて騎座が不安定になってきたため「今日はもうこれぐらいにしてください」とお願いしたら「う〜ん、ここをもうひと踏ん張りしたらもっと早く上達するんだけどなあ。ご本人がもういいというなら、残念だけど仕方がないですね」と、常に人にも馬にも要求高めのS先生(@_@;)「でも松井さんはスゴイですよ〜内蔵の手術したばっかりで乗れたんですから」と慰めて下さったのはちょうど同時期にわりと軽い手術を受けて今日から復帰されたMさんでした(*^^)v今週はクラブのオーナーに「うちで採れたんです。どうぞ」と沢山のお野菜を頂戴し、さっそくうちで茹でて頂戴したのが写真のトウモロコシ。有機肥料すなわちオー君やボー君のボロで育った野菜だから甘みたっぷりでとても美味しく戴きました∈^0^∋
2016年07月25日
冷製バーニャカウダ、イカ墨のパスタ、鹿肉のロースト
お茶の稽古の帰りに三村さんと麹町のイタ飯「ビアンカーネ」で食事。いつもは「文字平」でお好み焼きを食べるのだが、今日は満席で振られてしまい、仕方なく麹町の裏通りで探したところ、そこはイタ飯通りともいえそうなくらいとにかく次々とイタリアンが現れて、闇雲に飛び込んだ一軒で思いのほか美味しく食べられました∈^0^∋
今日のお茶のお稽古は「絞り茶巾」という、茶巾を絞って建水にしたたる水音に涼味を持たせたお点前で、青い切り子細工のようなフランス製グラスの水差しにも盛夏らしさが感じられた。
三村さんには先週に引き続いてポケモンgoの遊び方と共にポケモンゲームの発祥と変遷について伺った次第。先週は「ピカチューをゲットしたからもう止めちゃった」と聞いていたはずなのに、なぜか今週は大画面のiPadまで携えて再びすっかり夢中の三村さんでした(゜;)
2016年07月26日
養老豆腐、八寸、葛打ち鱧のお椀、お造り、鮑のステーキ、丸茄子の揚げ煮穴子添え、鮎ご飯ほか
上野の韻松亭で装幀デザイナーのミルキィ・イソベさん、小説すばる編集長の横山さん、文庫担当の伊藤さん、単行本担当の伊礼さん、小説すばる誌担当の眞田さんと『壺中の回廊』文庫本刊行の打ち上げ。ついでに次回作の連載に関する打ち合わせをして、連載時期は来春スタートと決まった次第(^_^;
久々にお会いしたミルキィさんには単行本と文庫本の装幀コンセプトの違いをナルホド!と伺った一方で、ポケモンカードの製作に当初からデザイナーとして携わった方ならではのポケモン観をお聞かせ戴くと、この10 ~ 20 年間に世の中のさまざまな有り様が激変したことを改めて考えずにはいられなかった。ミルキィさんに言わせると、電子画面が常態になる中で人間は脳の刺激される部分が以前とは相当に異なるらしいとのこと。国や民族を超えて、人類全体が別次元の生命体に変容を余儀なくされる感じなのかもしれない。世界中で頻発するテロにも単に宗教的な問題とは説明できない部分が多すぎるように思える。今日未明に相模原市で起きた衝撃的な事件も同断で、正直いうと私はこの手の事件がもっと早くに高齢者施設で起きても不思議はない気がしていました。
2016年07月27日
蒸し鶏と蒸しナスの辛子酢和え、ゴーヤのおかか炒め
和え物は先日のQPで見た料理。鶏胸肉、茄子、エリンギ、万能ネギいずれも電子レンジで火を通して練り芥子、酢、塩、砂糖少々、胡椒、サラダ油を混ぜ合わせたドレッシングで和える。鶏肉には酒を振って火を通してからむしっておく。茄子はヘタを取ったあとに切れ目を入れて裂きやすくしておく。エリンギは拍子木切りしてからチンする。ネギは軽く温める程度。ゴーヤは乗馬クラブのオーナから頂戴した有機野菜。とても新鮮で柔らかいのので塩もみもせずに胡麻油で炒めて酒醤油砂糖少々で調味し、おかかをからめて美味しく戴きました∈^0^∋
昨日会食したメンバーは私を除いて全員またもや都知事の選び直しをしなくてはならない人たちだったので「50億も税金使われてお気の毒だよね〜誰にするか困るでしょう」と私が振ったら「そうなんですよ〜でも折角ある投票権を使わないのもなんだし」とのこと。「小池は何しろ日本会議のメンバーなんだから怖いよね〜」「増田は東電の取締だったわけだしね〜」「鳥越さんも政策の中身なさそうなんだけど、いっそ宇都宮健チャンを副知事にします!って言ったら安心して投票する人が増えるのかも」てな会話を聞くに及んで、都知事選のような直接選挙は日本の場合毎度のことながら、誰ソレに投票したいというよりはむしろ誰ソレには絶対なってほしくないから別の人に投票する消極的参政権の行使という形になるようだった。もっとも米国の大統領選も今回はどうやらそのパターンに陥りそうなのだけれど。私が思うに、今回は当初へたなユーメー人を避けてきちんとした仕事をする人を選ぼうという気運が事前に高まっていただけに、自公の与党推薦でなければ増田氏が案外あっさり当選したのかも、という気がするくらいである。とはいえ、あのイシハラでさえ務まっていたのだから、実際ところ都知事には別に実務なんて必要とされていないのだろう。都知事選でも国政選挙と同様に、野党候補は与党に勝たせたくない人たちの受け皿に過ぎない点がイマイチというべきか。国民が消極的参政権行使に留まってそれに野党が縋っている限り、政権交代が起き得る本当の民主主義政治は達成できないことを改めてもう一度きちんと認識すべき時期なのかもしれない(-.-;)y-゜゜
2016年07月28日
ハンバーグステーキ
第八回朝日時代小説大賞選考会のあと朝日本社内の「アラスカ」で食事。私がどちらを推すか迷った2作の内の1作で、ちょっとユニークな作品の受賞が決まったが、その内容及び選考経過についてはまだここでは触れられないので悪しからず。この賞も応募数が着実に増え、受賞後も書き続けてらっしゃる方が多いという話は何よりだった。おかしかったのは主催する朝日出版の社長から会食直前に「松井さんは毎晩の食事をブログを綴ってらっしゃるそうですが、ここでの食事も書かれるんでしょうか?」と訊かれたので「ええ、そうですが」とお答えしたら「まずいなあ。それならもっと良い物を召し上がって戴かないと、この賞がカッコつきませんよね。ステーキとか召し上がってもらわないと」と言われても、胆嚢切除した直後の私にはご無理な注文でございましたσ(^◇^;) ともあれ今夜でようやく手術明けに抱え込んでた仕事が一段落ついてホッとひと息であります。
2016年07月29日
夏野菜の出汁浸し、豚肉の塩焼き、素麺
出汁浸しはQPを参考に作ってみた。電子レンジで火を通した茄子、カボチャ、オクラ、シシトウを酒味醂塩醤油で調味した出汁に浸しておくだけ。豚肉は塩胡椒して胡麻油でさっと焼いて柚胡椒を薬味に食す。素麺は集英社の伊藤さんに頂戴した越中砺波産の大門素麺を美味しく戴きました<(_ _)>
昨夜は京都の妹と久々に長電話をしたら、高齢者施設に勤務する理学療法士の息子を持つ身としては「ほんまに他人事やないよ〜」と相模原市の事件に深刻な憂慮を示し「何せ現場のワーカーは常に人手不足やさかい、雇わはるほうもそうそう人を厳選はしてられへんし、またイマドキの人はいつ何時豹変して別人格にならはるかわからへんさかい、今後この手の事件は絶対に防ぐいうのも正直むずかしい思うねん」とのこと。また昨日はフランスで起きたテロ事件でも、容疑者が犯罪をほのめかしていながら見過ごされていた、というより拘束にまでは至っていなかったことが最悪の結果を生んだ形で報じられたが、さりとて過剰防衛で怪しそうな人物を片っ端から拘束すれば人権侵害も甚だしいし、社会がそんなふうに硬直化恐慌化するのを望む人はいないはずだけれども、今後さまざまな現場で疑心暗鬼が生じやすくなるのは避けがたいかも、と思えば暗然たる気持ちだ。果たして容疑者本人の気持ちは、何がきっかけでどのような変化を遂げたのか、かりに潜在的な反社会性向が以前からあったにしても、何がトリガーになったかは関係者だけでもやはりしっかりと知るべきだろう。とにかく本人の反社会性向が強まっても、周囲が本人とかけ離れた余りにも善良な人たちである場合には、却って立ち直るきっかけをつかめないケースが想像されて、結果、今回のカタストロフに至ったものと思わざるを得ない。また今回限りの責任を追求するよりも、こうした反社会性向の持ち主に対して周囲は、社会は一体どうした対応を取るのが事件に至らせない最善の方法なのか、もはや世界中が具体策を真剣に考えるべき時期なのかもしれないとも思う。
ところで今週は右欄の新刊情報がまたまた追加されましたのでどうぞご覧ください!
明日明後日は小淵沢のホースショーを見がてら外乗をしますのでブログはお休みとし、月曜から再開と致します<(_ _)>