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2016年06月07日
刺身の盛り合わせ、野菜サラダ、キンキの焼き物、焼き鯖鮨ほか
今日は午前中に検査を受ける予定で病院に行ったら、なんと別の検査と間違えていて、今日の検査は午後からだったので、近くにある幻冬舎のヒメを呼びだして時間つぶしに付き合ってもらい、今週は何かと仕事の予定が立て込んでいるにもかかわらず、ぽかんと空いてしまった時間をヒメとのおしゃべりに費やすことと
相成りましたf(^ー^;
夜は文春の山口さんが麹町常楽庵シリーズ新作『縁は異なもの』刊行のご挨拶にお越しになって、近所の「魚匠 基」で会食。この本に関しては右欄の新刊コーナーでご紹介しております。
久々の新刊ですので皆さまどうぞよろしくお願い致します<(_ _)>
ヒメとも山口さんとも色んな話をして、とてもここには書ききれないのだけれど、一つ、へ〜そんな言い方をするんだ〜と思ったのは山口さんから聞いた「俗情との結託」というコトバで、今は要するに俗受けして売れるような小説を書いたりすることに対する批判的な表現として使われているらしいのであるが、元は大西巨人の作った用語で、涙や感動やわかりやすさや情報等で読者との一体感を得ることを峻厳に排除する意図を持ったコトバのようである。これが造語された時代と現代とではもはや文学という概念のレベルが全然違うはずであるにもかかわらず、業界で現在この用語が結構活用されているらしいところに、何やらこの業界全体の忸怩たる思いを見るような気が致しました(-.-;)y-゜゜
コメント (2)
確信していませんが、何となく今は無理が通り道理が引っ込んでいるのでしょうか?。
昨日の最後の盆踊りもたまたまだとは思いますが、何となく昔は良かったと思います、けれども、ぽっとん便所やらエトセトラ今のほうが良いなと思うことも数々あります。
装丁に関して良く理解していませんが、講談社の漫画で装丁を仕事にしている主人公のものを読んで・・・。
最終的に著者の意思が強く反映されているのだと思いました。
俗情との結託は分かるような分からないような(うまく言えないのでここで絶句します)。
投稿者 nao : 2016年06月07日 23:49
木ノ下歌舞伎「渡海屋・大物浦」、非常に面白かったので、今朝子さんの劇評が楽しみでした。木ノ下歌舞伎は「三人吉三」「心中天網島」に次いで3作目ですが、毎回、意表を突かれるものの、丸本を忠実にうつして、現代と古典を行き来しつつも、現代にも通じるものを考えさせられ、最後は納得のエンターテインメントで、心底、楽しませてもらえます。歌舞伎仲間に面白さを吹聴して回ってますが、歌舞伎が、これほど面白く料理されるとは、全く予測がつかず、毎回違う趣向で、今度はどんな風に見せてもらえるのか、とワクワクせずにはいられません。次作の「勧進帳」が待ち遠しく、秋の関西公演に先駆けて、来月、松本で見て来ます。
投稿者 ウサコの母 : 2016年06月08日 22:45