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2016年06月03日

岐阜行

けさは日本中でホッとされた方が多いに違いないと思うのは、北海道で行方不明になった男子を心配する声が旅先でも聞かれたからで、私の気持ちもご多分に洩れずといった感じである。ともあれ先月に次いで二度目の岐阜取材旅行もまたまた結構なハードスケジュールだったのだけれど、旅疲れに勝る良き出会いと素晴らしい景観に恵まれたのは何よりでした。もっとも東海山陽新幹線のグリーン車に置いてある旅情報誌『ひととき』に紀行文を執筆するための取材旅行なのでブログで余り詳しく触れるわけにはいかず、概ね写メをアップしてキャプション程度の説明に留めるのは悪しからずとして戴きたい。
最初の写真は瑞浪市にある「相生座」で創建されたのは明治になってからだが江戸時代の芝居小屋もかくやという雰囲気を湛えている。その舞台に飾った江戸末期の衣裳を和蝋燭で照らしたのが次の写真。3番目は相生座の小栗ご夫妻が自らご案内くださった木之暮社の拝殿舞台。こうした神社の拝殿を歌舞伎の舞台に利用したケースが周辺だけでも相当にあるらしい。拝殿が舞台で客席は地面に生えた芝の上、文字通りの芝居であった。

岐阜は驚くほどの絶景に恵まれながら、クルマ移動が不可避なためか、その素晴らしい景観がイマイチ関東にまでアピールされていない憾みがある分さほど混雑もしないので、機会があったら観光をオススメしたい「恵那峡」がこの下の写真

さらにオススメなのは秘境ともいうべき付知(つけち)峡の観音の滝と不動の滝。写メだとどうしても迫力が出ませんが、現地はちょっと怖いくらいの雰囲気です。

旅の終わりは中山道を辿って妻籠まで足を延ばしましたヽ(^0^)ノ



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