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2016年04月19日
クレソンとニラの焼きうどん
あきれるほど簡単なQP料理。牛肉を炒めて上にうどんの玉をのせ、そこに醤油をかけて玉をほぐし、さらに食べやすい長さに切ったクレソンとニラを順次加えて炒め合わせたら仕上げに粗挽き黒胡椒を振るだけ。夜中に空腹で帰宅した方にオススメかも。
食事中にNHK7時のニュースで6時ちょっと前に熊本で震度5強の地震が起きた構造について気象庁が説明をするとアナウンサーがいうので箸を止めて真剣に見ていたのだが、単に起きた事実をそのまま述べて、今後も警戒してくださいという呼びかけだけの、隔靴掻痒感に充ち満ちた報道にはいささか啞然とし、カメラに向かって発言している気象庁の人の目が完全に泳いで見えたので、不安感がいや増しに募るばかりであった。それにしても、これは民族性というより近代以降の国民性に関わるのだろうが、ちょっとでもこういう非常時状態になると皆もっともらしい顔つきで何だかわかったようなわからないような発言の仕方をするのは本当に困ったもんで、ことに報道人はわざとらしい深刻そうないい方や表情をむしろ控えるくらいの姿勢がほしいくらいである。けさはたまたまフランス2で自国の原発をめぐる問題を取りあげ、これまでその問題に当局や当事者がいかにノーテンキでいたかを終始あっけらかんとした調子で報道していて、逆にそのほうが真実味があり、だから今後は急速に改善されるのではないかという妙な期待を抱かせる報道にもなっていたのが面白く、さすがにフランスの公共放送は違ったもんだと思われたのである。それにひきかえ日本にはまだまだ何かといえば不謹慎だと目くじらを立てるような、戦前みたいな民度に留まった人間もいて、その手のレベルはどこの国でもいるわけだけど、それをバカにしないでむしろしなくてもいい遠慮をしてしまうのが日本の報道人の弱さであろうと思うのでした(-.-;)y-゜゜