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2016年02月14日

菜の花の辛子和え、小鰺の南蛮漬け、ひじき詰め高野豆腐、キャベツカツ、帆立と海老のカツ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
わが愛亀の俊寬が早々と冬眠から目覚めてしまった(写真上)今週末バレンタインデーも相変わらずの乗馬三昧で2鞍騎乗。1鞍目のお相手は先週好調だったサラのデカ鹿毛オー君だったが、急に暖かくなったせいかマッタリしていて、ワタシ的には別にマッタリでもいいのだけれど、当然ながらS先生はいつもの如くスピードアップを指示されて 20×60馬場で準備運動を開始し、何しろ広い馬場だから先生の目が届かなくなるとたちまちオー君はマッタリモードになり、先生の前に来るとビュンとかっ飛び走行するのが面白くて笑っていたが、ハミ受けをしたあと矢継ぎ早に巻乗りやら手前変換の指示が飛んでワタシが慌てて手綱操作をミスったせいか、急に跛行し始めたので驚いて馬を止め、すぐ元に戻ったものの用心してレッスンは中止になってしまった。オー君はこのところの疲れもあるようなので、馬用サロメチールみたいなものを塗ってマッサージする方法を先生から教わり、午前中に騎乗されたKさんともどもマッサージしてやるとご機嫌なオー君で、それを見てオレ様系ドサンコのどさんこのパピ君が嫉妬してピードンを繰り返すのがまた面白くて笑ってしまった。
てなわけで正直オー君のレッスンは消化不良ぎみだったものの2鞍目のお相手は久々のハフmixの金栗毛ウラ嬢(写真下)で、何しろ彼女は昨年末に少し跛行ぎみになってから大事を取って長期休暇を取っていて、それが明けたばかりだからメチャメチャ元気に駈歩して馬場を何周もし、途中遠心力でワタシの鞍がかなりズレて体が斜めっても構わず駈歩走行を続ける始末。とにかく凄い馬力だから少しでも手綱を譲ると持って行かれちゃうため、ゼッタイ譲らないようにいわれているにもかかわらず、前のクラブではそこまで手綱を強く引くと馬に停まられちゃうか、いわゆる「かかっちゃう」状態で暴走されるかのどっちかだったため、つい手綱の持ち方が甘くなるのはワタシの悪いクセなのだった。で、何とか駈歩のスピードを落とさずに巻乗りが繰り返せるようになったところでようやくレッスンは終了し、ワタシも汗びっしょりながら、久々にたっぷり汗をかいたウラ嬢を「今日は全身洗ってやってください」と言われたものの、移籍して半年も経たないワタシなんかが洗って大丈夫なんだろうか?と思いつつお湯をかけたらとても気持ちよさそうにしているので、全身くまなく洗った上に尾もしっかりシャンプーしてやったのだった。とにかくここの馬たちは人間をとても信じていてフレンドリーなことは驚くばかりであり、会員数が少ないせいもあるのだろうけれど、半年経たないワタシですら放牧場で声をかけたらその馬が必ずそばに来てくれるので、馬たちにはすでに認知されているようだ。それだけに馬たちから、あの人苦手だよな〜と思われないように注意したいものであります(^^ゞ
ところで、このところ乗馬クラブの往き帰りに車中でずっと読んでいたのが新潮社の田中範央氏から頂戴した三浦綾子文学賞受賞作「颶風の王」という馬好きにはオススメの小説で、明治初期の北海道開拓時代から現代に至るまで六代に渡って馬と関わり続けた一族の話が感動的に描かれている。作者の河崎秋子さんはご自身が北海道で牧場のお仕事をなさっているだけに、北海道の風景や馬の描写には非常にリアリティがあるし、何よりも「生きる」ということの意味を厳しい自然の中で問い直した現代には稀な小説として高く評価されており、ワタシも読んでいて二度ばかり涙ぐんでしまった。ご興味のある方にはご一読ください。


コメント (1)


俊寛くんお目覚めするほど暖かかったですが、今日は雪が降るほど寒かったので又眠りについたのでしょうか?。
 新潮社の本は文庫本だったら探して読みます。文庫本で無いと私は移動時に重くなるのと値段で今後の楽しみにしてしまいます。文庫本であって欲しいけれど・・。
 馬が好きなのはそこそこだけれど、六代に渡っての内容にとても興味があります。

投稿者 nao : 2016年02月15日 21:40

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