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2016年02月04日
上海蟹の老酒漬け、上海蟹味噌入り鱶鰭スープ、上海蟹の姿蒸し、真鱈のピーナッツ揚げ、牛肉と白霊茸の煮込みほか
集英社の伊藤さん、伊礼さん、眞田さんと神保町の「新世界菜館」で会食。ここは東京中の上海蟹の仕入れ元として有名な老舗とあって、まだ動いている上海蟹(写真)をテーブルに披露して各自に選ばせてくれるのでした。コクのある味噌で満腹です∈^0^∋
今日は一応『壺中の回廊』文庫化に当たっての打ち合わせだったのだけれど、それについて話した時間はごくわずかで、最初はこのところ世間を騒がせている芸能ニュースの裏話にひとしきり花が咲いて、案の定そのあとは「それで次の連載は……もう三年経ったことですし……そろそろ始められてもいいんじゃないでしょうか〜」てな話の成りゆきで、当然ブログはチェックされてるから「確か昨日は新潮社の小林姐さんとお話でしたよね」と言われたので「そうなのよ。姐さんはね、ゼッタイ集英社に先越されるのは嫌だ〜っていうんだよね」とかわしたら、「わ〜姐さんにそんな風に思われるなんて光栄ですけど、やっぱりうちもなるべく早いほうが」と返されたから、「う〜ん、わかった!じゃ姐さんと会った時に話し合って調整してみて〜」と逃げの一手の私でした(^^ゞともあれ次も歌舞伎を題材にしたミステリーという線は崩さないものの、『壺中の回廊』的な長編にするか、戸板康二氏的な短編連作にするかはまだ少し迷うところなんだよね〜なんて話をした後、全然別の話の流れでたまたま去年の暮れに道成寺を訪れた話をしたところ、伊藤さんが「そうだ、歌舞伎の名作の舞台になった現場に旅行してミステリー書くのってどうでしょう?道成寺もそうだし、たとえば『俊寬』で鬼海が島に行くとか。そしたら色んなところへ旅行もできますし」と仰言るので、「ねえ、その発想って、どうも西村京太郎さんぽくない?」と突っ込んだところ(^_^;)伊藤さんはやっぱり近々西村さんのお仕事で釧路にいらっしゃるそうなのでした(笑)。
コメント (1)
郷土愛が強すぎると批判されても構いません。私は上海蟹を見るたびにヅガニが食べたいと思います。上海蟹も多分美味しいと思うのですが特に貝や蟹というものは鮮度が命と思っていますので(暗に上海蟹よりヅガニが美味しいと・・言いたい?)みたいです。
でも虚勢っぽく何でも良いから似たような蟹が食べたいと涎が垂れてきます。
投稿者 nao : 2016年02月04日 23:59