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2016年01月20日

鶏のちり焼き

QPで見た料理。鶏もも肉を酒醤油にしばらく漬け込んで、油を引いたフライパンで皮目のほうから色づくまで焼いて、裏は2分ほど火を通し、食べやすく切ってオーブン皿に置く。肉を除いたフライパンに人参の千切り、長ネギの薄切り、シメジをを入れて炒め合わせ、砂糖と醤油と味醂と柚の絞り汁を合わせた液で調味し、これを肉にトッピングしてオーブンで仕上げる。変な名前の料理だな〜と思いながら Q P のレシピ通り作ったらGOOでした!ネットで見たら最近「ちり焼き」を売り物にする店が増えてるみたいですね。
中村梅之助の訃報に接して、享年85という年齢に時の流れを感じながら謹んで御冥福をお祈りした。私はもちろんこの方のお父さん中村翫右衛門の舞台もよく観ていて、『壺中の回廊』の主要人物のモデルにもしたくらいだが、芝居の巧さにおいては抜群の名血が二代のみならず、梅雀と併せて三代続いたことは誰しも認めざるを得ないのではないか。それでいて、この一家が、歌舞伎界の血族による世襲門閥制を否定したところから発足した前進座の中核的存在だったのは何とも皮肉な話というべきかもしれない。
ところで梅之助といえば一般にはやはり「遠山の金さん」のイメージが強いはずだが、同じ日のニュースで甘利大臣の収賄疑惑が報じられたことに何だか妙な符合を感じたのは、常々この人の顔をまるで時代劇に出て来る越後屋だよな〜と見ていて、とうとう御白州でお裁きを受けるのか!と思ってしまったからである。もっとも時代劇だと贈賄側の顔なんですが(-.-;)y-゜゜


コメント (1)


「元禄港歌」、評判通りの圧倒的な面白さで、滅多に買わないプログラムまで買ってしまいました。昨年秋の「ワンピース」の印象もまだ新しい猿之助は、対極ともいえる哀しい旅芸人の女形でも観客の心をとらえ、改めてこの人の守備範囲の広さ、奥深さを知らされました。蜷川演劇では「じゃじゃ馬馴らし」カタリーナ、「ベニスの商人」シャイロック、とカメレオンの様に毎回、姿を変えて観客を魅了し、次はどんな役で驚かせてくれるのか、期待せずにはいられません。椿の花が絶えず降る美しい舞台で、ご詠歌は子供の頃の記憶を呼び起こし、能の場面ではお香も漂い、五感で舞台に惹き込まれました。
その帰り、先日来、気になっていた<松濤の家>へ足を延ばしたところ、スタイリッシュな新築邸宅に変わっており、東急本店から数分の地の利を考えると10年前まで残っていたのが不思議なほどで、一瞬でも見れたのが幸運だったのでしょう。

投稿者 ウサコの母 : 2016年01月21日 19:37

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