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2016年01月05日
塩だらとカリフラワーの蒸し煮
久々のQP料理。たっぷりのオリーブ油でニンニクと玉ネギの薄切りを炒め、戻して細切りにしたドライトマトを炒め合わせ、カリフラワーと甘塩鱈を入れて白ワインと水を加えて蒸し煮にし、仕上げに塩胡椒で調味。塩鱈は皮を取って湯通しして臭みを取るのがポイント。カリフラワーは白いのを使うつもりがクインズ伊勢丹には熊本産のオレンジカリフラワーしかなかった(!_+)のでセピアっぽい写真になりました。
新年早々ますます混迷を深める中東情勢で、先が思いやられる 2016年というべきか。明らかにサウジアラビアのサルマン新国王体制のほうから先にシーア派にケンカ売った的な展開なんだけど、それって原油価格が下がりすぎたので調整するつもりなんだろうか?と勘繰ってしまうくらいである。とにかくこの中東情勢というのは、いくら格差が出て来たといっても世界水準から見ればまだまだドングリの背比べの域を脱しない日本社会では非常に理解しずらいものがあるのだった。もともと経済格差と民度の格差が尋常ではなかったところにもってきて、近年の情報通信のイノベーションが凄まじいために、現在多くの人びとが一体どの程度の認識をして現在の体制を維持したり、参加したり、あるいは反体制的な動きをしているのかもさっぱりわからないのである。蓮如上人みたいな存在なんだろうか?と想像させられるような人物もまだまだいて、それだと日本の戦国時代に相当するわけだし、まさかそこまで遡った民度ではないにしても、個々のメンタリティにおける相当なタイムラグを急激なイノベーションでいっきに埋めようとするのは無理があって当然だろう。むろん今や相当の知識人や良識的な人びとも多いとはいえ、恐らくその多くが欧米社会との縁を持ち、故にへたに介入しないようにとはいえないなかで、恣意的な介入で混乱と矛盾を増大させている欧米社会の責任は実に大きいはずだ。日本もまた二通りの意味で!他人事ではないように思われます。