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2015年11月19日
もやしとカニかまのあんかけ卵、大根の葉のじゃこ炒め
もやし〜はQPの先生が「簡単に出来て経済的にもウレシイ料理です」と紹介された芙蓉蟹モドキ。斜め薄切りにした長ネギを炒め、もやしを炒め合わせ塩をしてほぐしたカニかまを加え、塩胡椒した溶き卵を回しかけて適度に火を通し、甘酢あんをかけて仕上げる。もう一品は、マルエツで大根の葉だけを安く売ってたので鷹の爪入りの胡麻油でちりめんじゃこと炒め合わせて酒醤油で調味した。
食事しながら今日もまた見た「クローズアップ現代」では辺野古基地問題を取りあげて、政府側と沖縄側双方の主張をいささかの偏向もなく伝えようとする余りか、非常に隔靴掻痒の感のある報道に終始し、なぜNHKがB B Cなんかと比べて常にもどかしい報道なのかをつらつら考えさせられるはめになった。で、これはどうも政府が圧力をかけてるとか、あの下品な顔の会長が指図してるとかいう問題ではなくて、大きくいえば日本人のコミュニケーション能力の問題ではないのか?という結論にワタシ的には達せざるを得ないのだった。今回のコメンテーターはNHKの政治記者と沖縄駐在記者で、双方に主張をさせたのだけれど、政治記者は政府答弁をなぞるくらいのことしかできなくて、なぜそんなことしか出来ないのかといえば、政府答弁を客観的に見る自分の視点というものが欠如していて、私見を挟まずに伝えるというのと、自らの視点を持たないのとは全く違って、視点を持たないジャーナリストなんて本来あり得ないのだけれど、現代日本の多くの政治記者は結局このレベルなんだろうな〜という気がつくづくしたのである。政治記者に限らず業界の代弁者になるような記者は昔から結構いるが、それは日本人が他者とコミュニケーションを取る中で相手に取り込まれてしまいやすい、即ちミイラ取りがミイラになる(江戸時代からある日本語)という傾向と根本的には不可分でないような気がするのだ。かくして自分の主張に自信が無いと相手に取り込まれないためにコミュニケーションを一切取らないという硬直した対応をする場合もあって、そういうこともまた基地問題の解決を難しくしているに違いなかった。