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2015年11月16日
ゴボウとブロッコリーのペペロンチーノ
QPで見たのはゴボウだけだったが、見た目が地味すぎるのでブロッコリーを加えてみた。ニンニクのみじん切りと鷹の爪を炒め斜め薄切りにしたゴボウをじっくり炒め合わせ、パスタのゆで汁を少し注いでアンチョビ、ドライトマト、茹でたブロッコリーとパスタを順次加えてゆく。調味料は不要かも。ゴボウは切ってから水に五分ほどさらしておくこと。
昨夜から今朝にかけては世界中のテレビがパリの同時多発テロ事件をトップニュースに取りあげていたが、ちょっと啞然としたのはCNNが報じた米大統領候補トランプ氏の発言で、襲われた人たちが誰一人として銃を所持していなかったことこそがあれだけの大惨事につながったのであって、やはり個人個人が銃を持って自らの身を守るような社会であるべきだという相変わらずの大胆な放言に、盛んな拍手で応える共和党支持者もあるのだから、アメリカ銃社会の闇は深いと改めて思わざるを得なかった。むろん共和党もトランプ支持者ばかりではないのだろうが、すべからく過剰防衛が正当化され、攻撃が最大の防御だとする思潮が根強くあって、そうした思潮が国単位で発揚されると軍事介入という形になるのだろう。9.11後の対応がまさにそれで、結果的にテロの拡散につながったのはいうまでもない。死を覚悟したテロリストらに現世を否定させたものは何なのかを明瞭化させてそれを除去しない限りテロはなくならないどころか拡散増殖し続けるだろう。テロの犠牲になった方々は本当にお気の毒だけれど、一方に空爆の犠牲になった無辜の人びとも大勢あるわけで、それがまたさらなるテロの温床となって報復の連鎖が止まらない現実を、ここまで科学技術を発達させた人類が打開も克服もできないのは一体どうしたものか。仏空軍がISの拠点ラッカを空爆した今、双方にさらなる犠牲が続出するのを恐れずにはいられない。もはや日本も他人事ではないのが本当に怖い。