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2015年10月07日
釧路行
世間がノーベル賞やTPPで賑わう中またしても行って参りました釧路鶴居村のどさんこ牧場\(^O^)/
今回は翻訳家の松岡和子さんと松岡さんの馬トモ藤田さんとご一緒で、そもそもここは藤田さんが松岡さんに紹介されて、以来、私までリピーターと化しているのだが、またまた晴れ女パワー炸裂だったのは写真を見ておわかりの通りである。台風ならぬ爆弾低気圧一過の素晴らしい秋晴れに恵まれたのもさることながら( 明日からまた台風 23号が釧路を襲いそうなので、まさしくピンポイントの好天でした )、今回の外乗がエキサイティング度において過去サイコー!!!だったのは、まず日頃セルフランセを乗りこなしている藤田さんやトラッケナーを自馬になさっている松岡さんのみならず、部班走行した他のメンバーも熟練リピーターだったため、初日2時間二日目6時間三日目2時間の計10時間ほとんど駈歩に次ぐ駈歩を満喫できたことによるものだ。おまけに乳牛用の牧草が刈り取られたばかりの時期とあって写真のような平原を爆走できたし、また爆弾低気圧によって倒木だらけの山中を駈歩で進んだ結果、必然的に倒木を飛越しなくてはならず、障害レッスンを一度も受けたことのない私としては、ええっ!マジっすか……(^_^;)と思いながらも勝手にびゅんびゅん飛んでくれる馬にお付き合いして5、60センチのクロスバーをクリアする恰好で、着地の衝撃によって多少アブミが外れようが脚を馬体に密着させて何とか駈歩走行を継続。無謀にもそうしたクロスカントリーに挑戦できたのは、ここでの愛馬タワシ頭の大ちゃんのお陰であり、今回は三日間とも大ちゃんに騎乗できて幸せでした(*^^)vもっとも大ちゃんは異常な食いしん坊のため、駈歩をしない時は隙あらば道草を喰らい、坂道の急な下り坂でも首を下げて草を食べようとするからそれが一番のヒヤヒヤで、写真に映る騎乗姿勢がいずれも前のめり気味なのは大チャンの首を上げておくためなのでした(^◇^;)今回は紅葉も楽しみながら凛々しい牡鹿の姿も見られたし、何といってもハイライトは牧場の近くに棲みついているタンチョウヅルの一家が子供の飛行訓練と思しき三羽での優雅な飛翔を雲ひとつない蒼天で繰り広げ、それを最終日に馬上で眺められたことかもしれません。映像でお見せできないのが実に残念なぐらい、本当に心が洗われるような光景でした。
釧路での楽しみは馬のみならず食にもあって、行けば必ず訪れる炉端焼き「ひょうたん」ではお通しの鯵の南蛮漬けに始まって鯖の干物、大根とイカの煮物、鱧の干物、紅ザケの塩焼き、お刺身の盛り合わせ(イカ、鯨、イワシ、黒ソイ)、待望の蒸しメンメ、椎茸の網焼き、南瓜の煮物、シシャモの干物、行者ニンニク入りジャガイモ餅を、6時間のクロスカントリー外乗というカゲキな運動で腹ぺこになった中高年女性3人で食べ尽くしてしまい、地元の男性客に「スゴイ食べてますよね〜」と呆れられる始末でしたf(^ー^;とにかく「ひょうたん」のお母さんが出して下さるものは何を戴いてもオイシイのであるが、今回はお母さんの身の上話を伺って、美味の秘訣ともいうべきお母さんならではのテツガクを聞かせてもらえたのも幸いでした。
何はともあれ大いに満足して帰宅後は久々にぐっすり眠れたお陰で今日は朝から執筆が捗ったものの、体はいい加減バキバキなのであります(^^ゞ
秋の草原で外乗
Posted by 松井 今朝子 on 2015年10月3日
馬まみれ
Posted by 松井 今朝子 on 2015年10月4日
コメント (1)
素敵な秋の風情を楽しみました。なんとなくですけど、食いしん坊の大ちゃんは今朝子様とぴったりの相性の気がします。
自分も食いしん坊だけど、美味しそうに食べる人や意地汚いと言われても食いしん坊の人や動物を見るのが好きです。
一番好きなのは本当に嬉しそうに食べ物を美味しそうに食べる動物(人)です。嘘っぽい感じだと妙に嫌悪感や違和感を感じて好きではないですけれど・・。何故かは分からないけれど非難を受けそうで堂々と言うことに怯みます(先入観でしょうか?)。
投稿者 nao : 2015年10月08日 00:24