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2015年05月28日
福井・石川 講演旅行 その1
一ツ橋文芸協会主催の高校に於ける講演会をお引き受けしたのは一昨年の秋田県下の高校文芸祭が初めてだったが、至れり尽くせりの御手配もさることながら、日本の高校生が思いのほか講演の内容をちゃんと理解し、且つ表現力も優れていることに驚かされて、以来、去年は出雲商業高校と出雲高校の2校で講演し、今年は福井県立鯖江高校と羽水高校、石川県立金沢商業高校と泉丘高校の計4校で2日間にわたって講演を行った次第。2 日で 4 校だと芝居なら乗り打ちの昼夜興行が続いた恰好だから、さすがにヘトヘトだったものの、今回もそれぞれの高校で生徒たちから活発に色んな質問が飛んで、しっかりと聴講してくれたのが嬉しかったし、十分に報われた感じで疲れも癒されたのだった。それにしても毎回この講演会で出会う高校生たちは、日本の将来を頼もしく感じさせてくれるのだけれど、これまでに訪れたのは日本海側の高校ばかりだったのも幸いしているのかもしれない。雪国は若人を思索的にするせいなのかどうか、新聞やTVが報じるところだと、若年層の教育水準はいつも日本海側の県が圧倒的に高いようなのである。
ともあれ北陸新幹線が開通したばかりの今年、福井・石川の両県に行けたのは非常にタイムリーだったし、文字通りまだピカピカの「かがやき」号に乗って、大宮からだとわずか2時間で金沢駅(下段の写真)に到着するのだからスゴイ!大宮に引っ越してホント良かったのでした(*^^)v