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2015年05月23日
ソーセージとアスパラガスのパスタ
レシピは5/9のブログを参照のこと。小笠原さんから頂戴したひと箱分のアスパラガスをついに独りで食べ尽くしてしまいました∈^0^∋
大阪都構想や橋下市長について地元の方から数々のご投稿を戴いて<(_ _)>大変興味深く読ませてもらったのですが、元東京都民として、今週の何なん???第一位はやはり新国立競技場の屋根がオリンピックに間に合わないらしい!!というニュースだったでしょうか。この新競技場をめぐっては谷根千の森まゆみさんたちが以前から建設反対運動を起こし、既存の競技場を修復して使用したほうがはるかに経済的だし環境破壊にもならないということを関係各位に強く訴えておられたにもかかわらず、訴えは聞き届けられないまま建設計画がどんどん進行し、あげくオリンピックは従来のと変わらぬ屋根無し競技場で催されるというのだから、何だかホントに啞然としてしまうのだった。それよりも関係者間でも最高責任者が一体だれなのかさっぱりわからないような状況が垣間見えてくるのは困ったもんで、ノミ並の脳ミソの持ち主だなんていわれちゃってる森喜朗クンやら、三流官庁とそしられっぱなしの文科省の仕切りでやってること自体が問題なのかも、と思われても仕方がないようなお粗末さ加減だとしかいいようがないのである。最初は夢の島に新たな施設をこしらえると聞いていた馬術競技も結局は世田谷の馬事公苑で催されるみたいだし、全体的に予算規模を見直して縮小の方向に進んでいること自体は望ましいものの、そもそも最初に出来もせぬ大風呂敷を広げた責任者出てこい!と言いたくなる人もあるのではなかろうか。一事が万事で、日本は大風呂敷を広げるだけ広げて結果しょぼくなる国だというイメージだって、下手をするとこれを機に定着しかねないのである。付くはずの屋根が競技場から消えてしまったというような事態がもし北京オリンピックで起きたとしたら、今どきの日本のマスコミはきっと鬼の首でも取ったかのように中国をクソミソに貶したに違いない。そう思われるにつけても、日本のこうした責任者不在症候群的な失態は本当に戴けないし同胞として情けない限りなのである。
それにしても今やそんなに予算が組めないのがわかっているにもかかわらず、オリンピック招致に前のめりになっていたこと自体がなんだかヤバイ兆候だったようにすら思えるのは、近年招致した国がすべてオリンピック後に経済ボロボロになっちゃってるみたいだからで、その筆頭はいうまでもなくギリシャであり、こないだの英国総選挙でも現与党保守党の苦戦が予想されたのはやはり経済状態の悪化と不可分だったのである。思うにオリンピックをやれば経済が活気づくんじゃないか、というような発想をしてしまうこと自体が亡国の第一歩であるのかもしれません。
コメント (3)
オリンピック招致が決まった時には正直「アホかいな」と思いました。災害続きでいくら予算を組んでも福島を元に戻せない。それどころか、原子力発電所の跡始末に今後どれだけの金をつぎ込まないといけないか?今やオリンピックなんて国民を鼓舞するだけの催しになってるのは松井さんが書かれている通り。元石原都知事の老人ボケを真に受けて猪瀬元知事が決めてしまった。「お・も・て・な・し」と聞くたびにアホらしさが募りましたが、東京都民の皆さんはなんか喜んでおられる方が多い様な報道でした。震災後の落ち込みを景気の良い話で誤魔化そうとした挙句の事。森さん身体はデカイですが脳味噌は小さい。スポーツに目を向けたら世の中上手く行くと思ってる。今さら辞められへんけど、できたら中止出来ないかと思います
投稿者 お : 2015年05月23日 23:32
酷暑の中、屋根のない競技場でのオリンピック。命と引き換えに観戦し、祭りの後の莫大な維持費をどうするんでしょうね??トルコは日本で開催になってよかったと思っているはず。わたしの払った税金はオリンピックに使うな!
投稿者 らぴ : 2015年05月24日 13:01
今や、仕事が激減しているゼネコンにとって五輪会場建設費は、どうかして少しでも高くして欲しいものだと思う。
元はと言えば、すべて国民の税金なのですが、国の役人、企業、政治家たちにとっては、ともかく消費を増やして景気を保持することが最大の眼目なのだと思う。
そういう国なのです、残念ながら。
投稿者 さすらい日乗 : 2015年05月25日 21:36