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2015年05月01日

牛肉と新玉ネギの辛み炒め

QPで見た料理。牛肉は塩胡椒酒カタクリ粉を揉み込んで先に炒めいったん取り出しておく。フライパンに胡麻油を足して生姜の千切りとニンジンの薄切りを炒めしばらく酒蒸しにして火を通し、新玉ネギを炒め合わせて牛肉を戻し、絹さや(を買い忘れたのでカメのエサ用に買った小松菜を代用)を入れて豆板醤、砂糖、醤油で味付けする。今日のマルエツは牛肉をなんと4割引!で特売してたのがラッキーでした(*^^)v
今日はもう5月!!人生あっという間です…>_<…
ところで今日のワールドニュース一押しは何といってもB B C だったのではないか。
英国では総選挙戦の真っ最中で、三党首(英国でさえもはや保守・労働の二大政党時代は終焉を告げたらしい)の公開質問会のような催しが行われ、各党首が一般市民から吊し上げのような恰好で、厳しい質問攻めに遭っている映像が結構長めに映し出されていた。さすがに議会制民主主義発祥の国とあって、一般市民の質問が鋭いというかキツイから、各党首ともたじたじの中で、「今はもう政治家を皆さんが全く信用なさってらっしゃらないお気持ちもよくわかります」なんて言いだす党首まで現れたのはビックリで、要するに政治不信は今や先進国共通の問題であり、政治でメシ喰ってる連中にろくな人間はいない!という認識が世界中に蔓延しているのかも、と思えるほどであった。日本でも今や市民が本気でやれば政治家の大半を凹ませられるのであろうが、アホらしくて時間が勿体ないと考える人のほうが多いかもしれない。
で、保守党労働党が接戦でどちらも過半数をキープできない状況らしく、保守党没落の背景にはどうやら英国経済の不振があるようなのだけれど、それなのにEU離脱を目論んでいるというのがどうもイマイチ解せない。そのことで昨日のブログにも触れたHSBCの本社移転計画なんてものまで生じていて、経済に大打撃を与えそうなのに、それでもEUを離脱したい理由って何なのだろう?他国の事情ってホントよくわかんないよな〜なんて朝いろんな国のニュースを見て思うのでした(^^ゞ




2015年05月02日

トンカツ

大宮駅前の「新宿さぼてん」でゲット。
ネパール地震からちょうど一週間。日本やインドネシアのような島国の地震と違って津波の被害がないとはいっても、内陸部の地震は救助や復旧がとても困難のようで、それでも120時間後に救出された人たちもあるのだから、つくづく人間の体力は侮れないものだと思う。それにしてもチリの大噴火といい、この大地震といい、マントルの対流が活発化してプレートが移動しやすくなり、マグマも噴きだしやすくなっているということなのか、とにかく地球規模でヤバイ時代に突入しているのは間違いない感じである。で、人類が誕生してからの歴史上でも、過去にこういう時期はあったわけだから、プレートの寄り合い所帯みたいな感じで出来ている火山列島の麓付近に住んでいるわれわれ日本人としては、気をつけるにこしたことはないといっても、どう気をつけたって避けることは出来そうにない。だからこそ「災難に遭う時節には災難に逢うがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候、是はこれ災難を逃るる妙法にて候」という良寛さんの卓見も生まれたのでしょう(-.-;)y-゜゜




2015年05月03日

鯵の南蛮漬け、茄子の揚げ浸し、アスパラガスのおひたし、餃子、イモ餅

乗馬の帰りにクインズ伊勢丹でゲット。
この時期にしてはちょっと気温高めの今週末は90分レッスン2回を含めて計5鞍騎乗。馬場は陽射しが強くて暑かったものの、涼しい風が吹いてまずまずの乗馬日和。最初のお相手は二枚目鹿毛のリュウ君で、ようやく気が合ってきたかな〜という感じだったにもかかわらず、なぜか右手前の駈歩がゼンゼン出なくてインストラクターのMさんにも「前は出来てましたよねえ」と言われて恐縮するも、途中で落鉄即ち蹄鉄の外れていたのが判明し、急きょ装蹄をし直してもらったが、結局時間切れで右手前の駈歩が出来ずじまいでレッスン終了。来週なんとかリベンジしたいものである。
今週は何といっても二番目のお相手アイドル系鹿毛のヤブサメ君に騎乗し、難渋していた右手前の駈歩を克服して、インストラクターのHさんにも「ココイチの出来でしたね」と言われたほど巻乗りを含めた径路を一応クリアした歓びが大きかった。反動がメチャ大きい右手前の駈歩はいつもこちらが強い合図を出せずにいて、おまけにヤブサメ君も右手前が苦手だから駈歩にならないまま終わることが多かったのだけれど、今日は一所懸命駈けることができて彼自身も嬉しかったのか、下馬した途端に「ボクやったよね!やったよね!」といった感じで鼻面をすりつけてくるのがもう可愛さ爆発でした∈^0^∋乗馬はやっぱり馬と気が合って、たとえ錯覚だとしても馬との一体感を得られるのがサイコーの歓びだから、クラブではやはり自分のお気に入りの馬を見つけてごひいきにしてらっしゃる方が多く、何しろ馬の知能は人間の二、三歳児並というから、女性会員の場合は母性本能をくすぐられる側面も大いにあるのだろう。私のような母性本能がきわめて薄いタイプでも、やはりヤブサメ君のように気のいい甘え上手な馬にはハートを鷲づかみされちゃうのでした。
最後のお相手は超お馴染みの黒鹿毛牝馬ハイセイコーのお孫さんで、高齢の彼女の場合はカワイイというよりも長年の同志的信頼感というか、アナタがその歳で頑張ってるんだったら私も頑張らなくちゃね的な支え合いで乗り続けていて、今日もしっかり駈けてくれたのでほっとしている。曳き馬しながら見ていたら、後肢の歩様がちょっと前よりもむしろましになっているようだから、このまま何とか今年の夏も乗り切ってくれることを祈るのみだ。


コメント(1)

松井今朝子 様

初めて コメント させて いただきます。
私 松井様のブログ 毎日 愛読していまして 5年ほどになります。
今朝の 愛媛新聞 トップに 松井先生の 『長編小説14日スタート』 料理通異聞  と大きく 出ていました。
嬉しくて ワクワク しています。思わず メールいたしました。

 

投稿者 大成 征子 : 2015年05月04日 11:57



2015年05月04日

ポークピカタ、にしんの酢漬け

アスパラガスが美味しそうだったので急きょメニュー替えでコレになった。叩いて塩胡椒した豚ロース肉に薄く粉を振ってを粉チーズ入りの溶き卵をからめただけ。酢漬けは市販品。
フリーランスの職業なので連休とは無関係にキホンずっと仕事をしていて、ときどきチラチラTVを見ているが、このところ物凄く奇異な感じがするのは日本における英国王室第二ベビー誕生の報道である。本国のBBCは総選挙戦の報道で手いっぱいという感じでちらっとも触れていない頃から民放局が異常に熱を入れて報道し始め、ついに昨夜はNHK7時のニュースでトップニュースになっていたのにはもうびっくり仰天であった(@_@;) で、英国の各新聞が一面トップで扱っていますというナレーションと共に画面に現れたのが、タイムズとかガーディアンじゃなくて完全な大衆紙ばかりだったのも噴飯ものだし、世界中がお祝いをしていますというナレーションもウソつけ!なのであって、ワールドニュースを見る限り少しでも取りあげていたのは香港局くらい、世界中は今やそんな暢気な報道をしている暇がないくらい日々大変な問題が発生しており、要するに平和ボケした日本のTV局だけが本国よりも派手な報道をしているのであった。これって一体何なんだろう???こういう報道が日本の少子化対策につながると考えるようなアホな人が放送局に大勢いるということなんだろうか?それとも日本はアメリカの属国としてアングロサクソンの宗主国を崇め奉れという、長州政権のメッセージを各放送局が受け取ったということなんだろうか?ふとアンナ・テラスがアマテラスになった「家畜人ヤプー」を想い出してしまったくらいの異常さを感じさせる英国王室報道の裏に、今もっと本当にちゃんと報道しなくてはならないさまざまな問題が隠されているように思うのは私ばかりなんだろうか。ちなみに昨夜は憲法記念日だったのに、NHK7時のニュースでその報道は一番後まわしにされていたのであります(-.-;)y-゜゜


コメント(3)

報道しなくてはならない問題をしなくて済むようにどうでもいい事柄を大々的に報道しているのではないか?といつも思っています。
 アベさんの米議会演説についてもっと色々とマスコミが反応して自論を展開してしかるべきなのに、皆自分のお休みが大切でテレビも活字も2-3週間遅れで展開しそうな気がします。
 報道というものを真面目に考えて行動する人は干されているか、圧力を受けてしたいことは出来ない世の中になってきているのかな?とちらっと思います。
 政府も多分に大きな圧力をかけていそうな気がしますし、マスコミ関係者はお気楽に今報道しなくても、あとでいいやと真剣に報道に向き合っていない方が大半なのかしら?と想像しています。
 

投稿者 nao : 2015年05月04日 23:54

 いつも興味深く,共感を持って読ませていただいています。
 いま、日本のテレビ局の報道は,報道の名に値しないひどい状態ではないか?それもこれも、政府の威圧に屈しているのか?と思いながら,眺めていたけれど,最近は見るに値しないと思うようになりました。
 英国王室のことなど、ま、一言あればすむことを(なくても問題なし)、出産前から大騒ぎって、あれ?日本は英国の植民地かと思うほどで,つまり,毒にも薬にもならない情報を垂れ流したいということでしょう。もっと、必要な報道はまるで行わない、今,福島第一原発はどうなっているのか?沖縄の辺野古の問題をどう考えるべきか?もっとも報道すべきことを行わないテレビ局、ひいては新聞メディアを含めて、そんな暢気でどうするの?と心底,腹立たしく・・その姿勢を問いたいです。
 

投稿者 のらりくらり : 2015年05月05日 19:49

おはようございます。
実家の父がCMぎらいのほぼNHKオンリー視聴者だったので、刷り込みのせいか今もNHKが一番しっくり来るのですが、最近は番宣が多いのと騒がしい感じが好きじゃないので報道はラジオ中心にしています。それでもなんだか変ですね。報道ソースをもらったままにしてるのか、なにかバーター案件でもあるのか。

父は新聞社務めでしたが(裏方の方)、今の報道全般を見たら激怒するだろうなあ。
ツイッターのBBC日本語アカウントを愛読しています。外からの目がないと安心できません。

投稿者 ぱぐ : 2015年05月06日 07:15



2015年05月05日

ホースショー

例年、新緑に最もふさわしいイベントといえば世田谷の馬事公苑でJRAが主催するホースショー。3、4、5日の三日間催されており、今年のように一日も雨が降らなかったのは珍しいのではないか。三茶に住んでいた頃はもとより、大宮に引っ越してからも、1日は必ず行くようにしていて、やはり面白いのはバーを階段状に高く設置する六段飛越障害競技が観られる最終日なので、今年はクラブの馬友ペンギンの Oさんと人事部の S さんをお誘いし、現地で翻訳家の松岡和子さんとも合流して 、4人で障害競技の観戦を存分に堪能した次第。
グラスアリーナの芝生も例年より伸びている気がする程このところ気温高めの状態が続いていたが、今日は晴天ながら風が冷たく感じられて、選手たちの妙技に魅了されつつも、ああ、今日は観るより乗るべきだったかもね〜という気がする絶好の乗馬日和の中、クラブで顔なじみの方々を会場のあちこちで見かけたものだ。で、何度も観ているうちに今や障害競技者の方々にもお馴染みさんがあるし、ポニー競馬では将来の競馬界を担うジョッキーの卵たちが見られたし、飲食スタンドでそこそこのランチが食べられたし、競技終了後は乗馬グッズをゲットできたし、入場無料の公苑内で丸一日リーズナブル且つ健康的に楽しめたのは何よりでした(*^^)v

六段飛越障害競技

ムービー

ホースショー 六段飛越

Posted by 松井 今朝子 on 2015年5月5日

ポニー競馬

ムービー

ホースショー ポニー競馬

Posted by 松井 今朝子 on 2015年5月5日

コメント(1)

私も同じ日にホースショー行きました。動画にちらっと映ってます。
良いお天気で、ほどよい混み具合で、一日楽しめました。帰りは東農大の博物館へと。どちらも入場無料なのに見ごたえありです。

投稿者 tucci : 2015年05月06日 08:04



2015年05月06日

豚肉と野菜の甘酢しょうゆ漬け

ベターホーム誌のレシピ通りに作ってみた。長ネギ、カボチャ、パブリカ、豚ヒレ肉をサラダ油で焼いて、砂糖・酢・醤油・酒・水を混ぜて一度煮立てた合わせ調味料に漬け込むだけ。豚肉は酒と醤油を揉み込んでカタクリ粉をまぶして最後に焼くこと。写真の分量を全部モリモリ食べてしまったのでお腹いっぱいです(^0^;)
ちょっと珍しいくらいの好天気続きだったこのゴールデンウイークに、噴火を疑わせる兆候でいささか暗雲を漂わせた箱根周辺の不安や心配は並大抵ではなかろうと思う。近年こそご無沙汰しているが、東京からだと至便の温泉地なので、ひと頃は色んな友だちと一緒にしょっちゅう訪れていたものだ。当時のことを想い出すと、今日のような地震や噴火に対する警戒感は全くといっていいほど無かったから、やはり東日本大震災以降、日本列島全体の、というより地球規模で、その手のリスクは確実に高まっているのだろう。なので今のうちに食べられるものは何でもいっぱい食べといて、好きなことを出来る何でもしといたほうがいいかも、とは思いつつ、今日は朝から晩までずっと執筆を続けておりました。連休中は仕事の連絡等で煩わされることのない分、仕事が捗るのですが、連休明けで急に何やかやどっと押し寄せそうで不安(¨;)な私は明日お昼からお出かけしちゃいますよ(^o^)/~~~




2015年05月07日

明治座五月花形歌舞伎

連休明けの今日は外出中に案のじょう色んな連絡が押し寄せていたが、それを承知の上で明治座の招待に応じたのは、久々にコレは見たい!と唸らせる好企画、猿之助・中車共演の「男の花道」が昼の部に上演されているためであった。
そもそもは三代目中村歌右衛門という名優の眼病を土生玄碩という名医が治したエピソードを綴った講談のネタが、戦前に長谷川一夫・古川ロッパ共演で映画化されたことに始まり、戦後は長谷川自身がその舞台化を成功させて、商業演劇の王道ともいうべき作品に仕立て上げたものである。ちょっと「走れメロス」に感じ似てるかも?というような男同士の信頼関係をテーマにした作品で、主人公の職業がら劇中劇を非常に巧く活用した展開が芝居好きのハートを大いにくすぐるところがある。とはいえ近年は役者の気質や観客層の変化と相俟って、ここまでベタな商業演劇が登場する機会自体が少なくなったし、実際にコレを演じて往年の長谷川一夫やその薫陶を受けた坂田藤十郎のような厚ぼったい雰囲気を出せる役者がなかなか見当たらなかっただけに、今回の配役は現時点でのベストというべきかもしれない。ラブリンこと愛之助が敵役で付き合っているのもご愛敬である。
現・猿之助はやはり女形を本領とする役者であり、ひょっとしたら亡き雀右衛門や現・玉三郎のような真女形の妖しい魅力を備えて彼らの衣鉢を継ぐのは案外この人なのかも?と私は見ているくらいなのだけれど、「ル・テアトル銀座」でこの作品を演じた福助よりもはるかに真女形に近い演じ方をしていることには賛否もあろうが、以前に比べて容姿艶麗となり役者ぶりの大きさも加わって、期待に応えた好演といえそうだ。もともとこの人はいわゆる「書き物」が向いた資質の持ち主だから、時にこうしたベタな商業演劇の王道を演じておいたほうが、妙に理知的で冷めた資質をカバーして役者としての花をいっそう大きく膨らませることにもつながるのではないか。片や土生元碩を演じた中車は歴代の元碩先生に比べると若いため、医者としての野心を感じさせる点が面白く、いっそそれをもっと意識的に演じれば、また違った元碩像が生み出せたのではなかろうかと思う。もう少しナチュラルな演じ方もやろうと思えば出来ない人ではないはずだし、そうすれば芝居がもっとリアルに見えたのだろうが、今回は芝居全体が長谷川一夫が切り拓いた路線でなく歌舞伎寄りの演出や演技に傾いており、今やかつての商業演劇でさえ「古典化」に向かう時代なのか!という印象を強く受けたものである。


コメント(2)

私も4代目猿之助の女形の資質を買って居ます。亀治郎時代の金閣寺の雪姫を京屋さんの演じ方でされたのを見た時に、このまま亀治郎で正統な女形に育って欲しいと思いました。
事情もあり、猿之助を継がれ最近は立ち役が増えましたが、講演などを聞きますと本当に理知的なんですが、話の持って行き方が面白い人で頭の良さを感じますが、女形を演じる時には独特の色気を持って要る人だと思います。御園座で「男の花道」を数年前に観ましたが、多分その頃よりも円熟してきてるんでしょうね。

投稿者 お : 2015年05月08日 13:54

「男の花道」観て来ました。映画・舞台でも未見でしたが、とても面白かったです。こってりとした妖艶な役柄が猿之助にピッタリで、先月、名古屋で演じた「雪乃丞変化」もぜひ観たいです。こうした長谷川一夫路線で猿之助にピッタリの演目がまだまだありそうですし、「ワンピース」って何だか、全く分からない年代としては、この路線と伝統歌舞伎にも力を入れて欲しいものです。

投稿者 ウサコの母 : 2015年05月08日 23:02



2015年05月09日

マシン移行中のトラブルによるブログ中止

昨夜はこのPCの情報をモバイルに移すのに手間取って深夜に及び、ブログのアップが出来ませんでした<(_ _)>別に倒れているわけではないのでご安心ください(^^ゞ




2015年05月09日

ソーセージとアスパラガスのパスタ

QPサイトのレシピを見て作る。ニンニク。鷹の爪、アンチョビを入れたオリーブ油でソーセージとアスパラガスを炒めてパスタと合わせるだけ。ソーセージは炒める前にラップして指で潰しておくのがポイント。
英国の総選挙は事前の混戦予想を裏切って与党保守党が圧勝し、久々の単独政権に漕ぎつけたようである。 このところ与党が不人気だった理由は経済の停滞と思しく、おまけにEU離脱も辞さない国民投票の実施を公約し、さらなる経済不安を煽っていたにもかかわらず、最終的に有権者の票が流れたのは、労働党が過去に引き起こして、また引き起こすかもしれない経済停滞に対する不安のほうが断然大きかったということなのだろう。
それにしても、E U 離脱をちらつかせることが票の獲得につながる側面も実際あるに相違ないと思えるのは、欧州圏における移民と難民の問題は今や非常に深刻さを増しているのがワールドニュースを見ていると実感されるからだった。
グローバル化が進めば進むほど民族主義の台頭や人心の右傾化をもたらすのは今も昔も変わらず、世界が常に抱える問題なのであろう。一方で今回の英国総選挙ではスコットランドの独立を目指す政党が大躍進を果たすというのも、人類がまとまる方向に進むことの反動というよりも、グローバリゼーションは常に既成の国家の枠組みが問い直されることにもなることを意味しているのだった。日本でも今や沖縄の独立という問題が決して夢物語ではない段階に突入しているのかもしれない。
しかしながら民族の独立を謳うなら、日本がアメリカから独立することを真剣に考えるほうが先なのかもしれない、と、今日のNHKスペシャル「総理秘書官が見た沖縄返還」を見て私は思ったのでした。今や局側の意図がよくわからないとはいえ、私個人は佐藤栄作の悪党面にビックリさせられた、なかなか面白い番組でした。




2015年05月10日

茄子の揚げ浸し、筍の土佐煮、ヒレカツ、鯵の南蛮漬け、イモ餅

乗馬の帰りに大宮クインズ伊勢丹でゲット。
風がやや強めなれど絶好の乗馬日和といえそうな今週末も90分レッスン二回を含めて計5鞍騎乗したが、さほどの疲れがないのはやはり気候がいいせいだろう。これからだんだん暑くなると、そんなことは言っておられません(^_^;)
5鞍のうち2鞍はお馴染みアイドル系鹿毛のヤブサメ君で、先週なんとかクリアした反動の大きな右手前の駈歩が今週は輪乗りの段階でクリアできたにもかかわらず、径路の直線コースでは相変わらず尻が弾かれて不安定な乗り方になったので躓かせたらマズイと思って自ら速歩に落としてしまい、「まだまだですねえ。輪乗りは巧く乗れてたのに」とインストラクターHさん。本人的にも輪乗りで右手前の反動を抜くコツが少しつかめた感じがしたので、来週必ずやリベンジを期したいものである。
それにしてもヤブサメ君は小柄なカラダでホント一所懸命に駈けてくれる姿がとっても健気でいじらしいから、付き合いが長い分愛着も相当に深まっていて、とにかく右手前もしっかり座り込んで何が何でもパーフェクトに乗りこなしたいと思ってはいるのだけれど、彼も年を取って躓きやすくなっているほどだから、そろそろ卒業することを考えましょう!と言われて選ばれたのが次なるお相手二枚目鹿毛のリュウ君だった。今週3鞍も乗ったリュウ君は小柄なカラダの割にスライドの大きな駈歩をするせいか、部班で前の馬がちょっとでも出なかったり遅かったりすると自分も出たがらないクセがあるようで、出ないとこちらも焦って手綱を振ったりするからますます駈歩の発進がしづらくなるという悪循環に陥りやすい点を何とか克服しなければならない。また駈歩がせっかく出ているのに、最初こちらが動きに合わせづらく台なしにしてしまうケースもあるので、その点についてインストラクターのI.S氏に伺ったところ、ふつうの馬だと発進の際に手綱を少し引き加減にして馬を踏ん張らせるようにするが、リュウ君の場合は最初の一歩が大きいので、むしろ手綱を前に出した形で発進したほうがこちらのカラダが付いて行きやすいはずだと教わったので、来週はそれを試してリベンジしてみたいものである。
とにかくカラダが巧く合わせられると小柄な馬の割にダイナミックな駈歩が出来て痛快で、今週は直線コースで気持ちよく駈けていたら「それは速すぎです!」とインストラクターのMさんに注意をされてしまい、速すぎるのもまた問題なのが、イケイケの外乗とはまた違った馬場馬術の難しさなのであろう。確かにイケイケで駈歩をさせていると、外乗みたいに疲れきるまで走らせているわけにもいかず、たとえば駈歩から急に速歩に落とすというような転換がしづらくなるのである。あくまで騎座でしっかり馬をつかまえて乗るというのが原則のようで、バランスだけで乗って、馬に気持ちよく突っ走らせてヒャッホー!というわけにはいかないのが、つまらないといえばつまらないし、面白いといえば面白いところでもあるのだろう。
ともあれ外乗をよく共にする馬トモ人事部のSさんにお会いしたら、昨日は相馬野馬追いの馬たちがやって来て都内でパレードをしたらしく、その写真を見せてもらったら、コレド室町を背景にした戦国武者行列の微妙なマッチングがステキだったので転送された写メをアップしてみました。




2015年05月11日

比内鶏のレモン塩とジャンボマッシュルームとアスパラガスのソテー

近所のマルエツでこれはお買い得!と思われた食材で作ってみた。レモン塩は先日世田谷の馬事公苑内でゲットしたもの。ネット上のレシピを参考にして、鶏肉にワインと一緒に揉み込んでカタクリ粉を付けてパリッと焼いた。
朝目覚めたのはなんと8時過ぎ!前日にフィジカルを充実させて久々にたっぷり眠れたので仕事は捗ったものの、ワールドニュースを見損なってしまったのはザンネン。というわけで国内ニュースは何といっても安保法制の与党合意だろうが、公明党よくぞ頑張った!とする人もあれば、公明党が自民党に協力するからダメなんだ!と思う人もあるだろうし、とにかく今後の国会審議でも野党がどこまで修正や廃案に迫れるかは非常に心もとない気がしないでもないのだけれど、やるだけのことはやって戴きたいものである。それにしてもたまたま見たJNNの世論調査では安保法制にも日米新ガイドラインにも原発再稼働にも反対が賛成をはるかに上まわっているのに、安倍政権の支持率がわずかにでもアップしてるって一体どういうことよ(!_+)で、まあ、そこらが現代における民主主義の難しさなのかも?と思ったりした。英国でもEU離脱に反対が上まわっていながら結果的には保守党が圧勝したわけなので、今後の国民投票の結果はどうなるんだろう?と思ったりもした。つまり今や世界中あらゆる問題で間接制民主主義と直接制民主主義との結果が相反するという事態が起きているのかもしれない。近い例では大阪都構想をめぐる府市民投票の結果なんて一体どんなふうになるんだろうか?




2015年05月12日

回鍋肉

豚バラ肉、ニンニク、キャベツ、ピーマン、長ネギの順に炒め合わせて甜麺醤、豆板醤、紹興酒、醤油、胡麻油を適当に混ぜ合わせて調味しただけ。
今日は早起きしてワールドニュースをしっかり見たが、近頃やっぱり見逃せないのはロシアTVだろうか。とにかくある時期からどんどんナショナリズムが高じて、たとえば先々週だったかには、ハリウッドに反ロシアのプロパガンダ映画が増えている(!_+)というような報道もあったりして、米国に対する敵意が露わな感じなのだが、今日見たらさすがにケリー国防長官が乗り込んでギクシャクムードを和らげる協議をしているようだった。一方で中国との連携を非常に強めており、今日は地中海で両国の海軍が合同軍事演習を行っている旨の報道があったが、8月には日本海!でもやるみたいで、何だか急にきな臭いムードがあたりに漂ってきたような気がしたものである。私なんかは米ソ冷戦構造時代の雰囲気を子供心にも多少は知っていた、恐らく最後の世代なんじゃないかと思うのだけれど、いよいよ再び冷戦時代に突入する雰囲気が感じられ、前の冷戦構造では沖縄の基地化が避けられなかったわけだけれど、今度は対ロばかりか対中もあるわけだから、このままずっと米国追従一本槍の政権が続いたら、沖縄のみならず本土もすべてアメリカの基地化してしまうんじゃなかろうかという不安が抑えきれない。横田基地にオスプレイ配備が決まったのはその小手調べなのかも?と思ったりもした(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

以前、ブログで紹介なさった6月14日新国立劇場の演劇講座「東海道四谷怪談の魅力」、今日から受付が始まったので、早速、申し込みました。無料ですから、今朝子さんのお話を生で聴ける良い機会なので、おせっかいとは知りつつも、ブログの読者にお知らせしようかと思った次第です。

投稿者 ウサコの母 : 2015年05月12日 21:30



2015年05月13日

天せいろ

大宮高島屋のレストランで食事。今日はうちでずっと執筆していたにもかかわらず、なぜデパ食したかというと、同じ階の隣接した場所にドコモショップがあって、夕方仕事が一段落してからフレッツ光をドコモ光に変更する手続きをしたためである。電話で何度も催促されたので応じたのだが、試算の結果ホントにこれで安くなったの(?_?)おまけに変更料金を取るの!!(-。-;)という感じでした。
ところで昨夜ウサコの母さんのご投稿で知ったのですが、6月14日日曜日の夜6時から初台の新国立劇場で「東海道四谷怪談の魅力」と題した講演を行うことになっていて、昨日から聴講参加の受付が始まったそうなので、右のお知らせ欄にその旨をアップしておきます。といっても、どんな話をするかはまだ決めかねていて、何しろ歌舞伎役者ではなく文学座出身の内野聖陽が伊右衛門を、ケラ主宰「劇団健康」出身の秋山菜津子がお岩を演じ、劇団円の森新太郎が演出するというプロダクションなので、講演も歌舞伎に偏った話にはしにくい気がしており、そうなると何か他の柱を見つけねばならず、折に触れてあれこれ考えている最中です。ともあれ入場無料なので、皆さん振るってご応募下さいますようお願い致します<(_ _)>


コメント(2)

6/14、昨日忘れずに申し込みました!
諸事情ございましょうが、歌舞伎に偏った話をぜひ伺いたく、、、そう 願うのは私だけでしょうか?いつも読んでいるだけなのに、ついコメントしてしまいました。

投稿者 みゅう : 2015年05月13日 22:46

卒論が大南北で、17.18世中村屋の四谷さま、そして、4月に94歳で亡くなった小山三さんの、地獄宿のおいろに感動した傾き者なんで、ぜひ歌舞伎のことにも触れてくださいまし。仲代達也の伊右衛門、三島雅夫の宅悦も、良かったですね。

投稿者 濱正巳 : 2015年05月14日 02:05



2015年05月14日

キャベツと鶏肉の生姜蒸し、胡麻豆腐

QPで見た料理。鶏胸肉と生姜の千切りに酒、醤油、酢、カタクリ粉を揉み込んで、櫛切りにしたキャベツの葉の隙間に挟み込んでフライパンに並べ、呼び水を入れて10分ほど蒸し煮にするだけ。胡麻豆腐は市販品。
TV各局の世論調査を聞いていて、私がいつも笑っちゃうのは、現政権を支持しないの人たちの間で必ずといっていいほど2番目に挙がる理由が「総理の人柄が信じられないから」になってることなので(過去にそんな理由が上位に挙がることってあったかしら ) 本人はいつもそれを聞いてどう思ってるんだろう?なんて気がするのだが、今夜は安保法制閣議決定後の記者会見を見ながら、「人柄が信じられない」と感じさせる原因は、血筋が悪いとか、お友だちが悪いとか、お腹痛で放りだしたとか、他にもいろいろとあるのだろうけれど、まず話し方が問題だよな〜と思った次第。もともと滑舌が悪いので、それを意識し過ぎるせいか、必要以上にわざとらしい話し方になっていて、結果これじゃウソついてるとしか聞こえないよな〜なのである。あと戦争法案と主張している左派に対してあからさまに侮蔑的な発声をする点は、欧米のスピーチだとありがちなエロキューションなのだが、そうしたアグレッシブな発声は日本だとまだまだ耳障りに感じる人のほうが多いだろうし、この人の場合ガキっぽく感情的に聞こえてしまうのが大いなる難点というべきか。ともあれ今後の国会審議では野党がどれだけ具体的な事例を挙げて斬り込んで政権を追い詰めるのか、あまり期待はできないけれど、まあ見守るしかないのである。今夜の記者会見で、そりゃ本人がそういうのはもっともだと思われたのは、自分は何も国民の支持を受けずにやってるわけではなく、三度も選挙で支持されてるのだから、やって当然でしょう的な発言があったことである。いかなる理由にせよ安倍政権をこれまで支持してきた人たちの中で、まさか今さらこんなはずじゃなかったなんて思ってる人がいたら、それは誰でもなく自分の無知を呪うべきだとしかいいようがありません(-.-;)y-゜゜


コメント(8)

今朝子さん、そこまでおっしゃるなら、あなたはどの政党を支持されているのですか?純粋に興味があります。私は、こんなはずではなかったとは思っていませんが、それでも一番ましなのが阿部政権だと思っています。


外交、経済含めトータルで評価して結論づけている訳です。今のところですが。他に、善し悪しは別としても、ここまで決められる政権はなかったのではないですか?なぜそこまで嫌うのか、理解出来ません。(笑)

マスコミと同じようなスタンスに見えますが、マスコミを信じているのですね。

投稿者 TT : 2015年05月14日 22:21

松井先生の意見に全く賛成。とにかく、やり方に筋が通っていない。選挙においても改憲や集団的自衛権の問題は論じないで、経済優先とか言って、終わるとすぐ改憲も持ち出す。本来憲法問題なのに、憲法論ではなく国際法論で実質改憲をしようとする。まさに、「裏口入学」「本音隠し」の名人であります。「戦争をする国」にするのならもっと正々堂々と議論するべきです。まあ、これにだまされている国民も国民ですが。「決められない政権」が続いたから、「滅茶苦茶決める政権」がいいというものではないでしょう。

投稿者 十次郎 : 2015年05月15日 14:31

TTさんとやら・・・
支持するのならその首相の名前くらい間違うなよ
だからアベの支持者はアホやって云われるんよ・・・

投稿者 アンクル : 2015年05月16日 07:47

TTさん、我々は今朝子さんの言うことは、何でも受け入れています。 反論するというのは、野暮というものです。
異論があるのだったら、外で言ってください。
ここは、今朝子さんの信者の集まりなのですから。

投稿者 ラスヴェガス : 2015年05月16日 13:03

私は今回、松井先生がそこまでの事をおっしゃるなら、何か根拠があるのか、あるいは安倍政権に代わる政権の代案でもあるのか、そこを知りたかっただけなのですが、ここまでの騒ぎになるとは思いもしませんでした。(笑)


それにしても、松井教の信者さんたちの結束の固さには驚かされます。カルトにいとも簡単に騙される人や、振り込め詐欺に遭う人の気が知れなかったのですが、これなら十分あり得ると納得です。またお邪魔するかもしれませんが、どうかお手柔らかに。。

投稿者 TT : 2015年05月16日 21:44

いい年であろうオトナたちがみっともない...主張がどうこう以前のコメントの応酬じゃないですか...売り言葉に買い言葉...小学生の学級会ですか?松井さんの本を読んでいったい何を汲み取ってるんでしょう...

投稿者 cappy : 2015年05月16日 22:04

 アンクルさんの意見が面白かったです。漢字がすべて間違えていたら支持しているというのに説得力がなくなるなぁと思いました。
 いつも山椒のような意見の方ですよね。間違えていたら申し訳ありませんが、意味の分からないコメントでなく分かるコメントのほうが私はずっと面白いなと思っています。

投稿者 nao : 2015年05月20日 18:35

naoさん、私とあなたはWEB上とは言え長い付き合いなのに、ずいぶんな言い方ですね。(笑)ただの変換ミスくらいで、そこまで言うかなあ。それこそ学級会レベルですよ。確かに説得力はないけどね。(笑)


まあ731に懲りずに、また私のところにも来てください。お待ちしています。(^_^)

投稿者 TT : 2015年05月20日 21:27



2015年05月16日

刺身、鶏肉とフキの煮物、ゴーヤチャンプルー、水茄子の塩もみ他

今日の夕方世田谷で所用があったので久々に「木村商店」で元米朝事務所の大島さんと食事。
大島さんは年金の件で相談に行った区役所と社保庁の情報が全く連動していないことに驚いていて、「私たち住基ネットとかいうので番号もらったよね。あれって一体イマ何に使われてるんだろう?あれを何かで書いてくれって言われたことある?」と訊かれて、そういえば確かにそういうもんがあったよね〜と私はやっと想い出す始末。身分証明で提示が求められるのは相変わらずパスポートか健康保険証だし、住基ネット番号の書類は貰って以来、抽斗の底に仕舞ったままで、ホントに一度も取り出す必要が無く今日まで来ているのだけれど、そういえばドコモもID番号が重要書類として送られて来たから大切に保存して、フレッツ光とドコモ光の変更に臨んだにもかかわらず、結局は自電の番号だけですべての手続きが済ませられたので、一体何だったの??って感じでした。今後こうした何に役立つのかわからない色んなID番号の氾濫が身のまわりでどんどん増えていきそうで不安です(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

住基ネット番号、今後も使われるんでしょうか。発行に使われた費用はいくらだったんでしょう。
住基ネットは住民票をしょっちゅう必要とする人にはいくらか便利になるものの、番号自体が本人確認として有効なので、番号を盗まれる危険のほうが大きいと聞きました。引っ越しの予定はあったのですが、そこで紛失すると怖いので書類は届いてすぐ処分しました。本当に制度が整って必要になったら自己責任で費用も負担して再発行してもらおうと思いましたが、なくて済んでいますね。カードで住民票を発行できる機械も、在住の市役所では見た記憶がありません。

星新一さんの作品では、国民に各種の複雑な番号がついて便利になった時代、主人公が番号がわからなくなると家族にさえ「顔はあなたのようだけど番号がないと確信できない」と言われます。
今は、各種番号を悪用される心配とともに、自分が記憶があやふやになって家に入れなくなる日が来るかもと戦々恐々です・・・。

投稿者 TAKA : 2015年05月16日 10:40



2015年05月16日

バーベキュースペアリブ

昨日のQPで見た料理。生パイナップル、玉ネギ、生姜、ニンニク、ケチャップ、醤油、塩、ハチミツ、タバスコをミキサーにかけてソースを作り、それにひと晩漬け込んだスペアリブを1 8 0度のオーブンで30分加熱した。付け野菜は好みで新じゃがとアスパラガスのレンジ蒸し。毎日でも食べたい大好物のアスパラガスは京都龍華堂の小笠原さんから新鮮な信州飯山産を1箱分頂戴し<(_ _)>レンジ蒸しして塩をぱらっと振っただけでも十分美味しくて一気に5本も食べてしまいました∈^0^∋
今週はミャンマーの少数民族ロヒンギャの人たちによって、ついにアジアでも難民問題が表面化したが、すでに常態化しているEU諸国では各国の受け入れを割り当て制にする論議まで始まった模様で、この問題に関しては、いずこの国も人道的観点だけでは片づけられないさまざまなリスクを孕んでいることは今さらいうまでもないのだろう。一つ片づけば次にまた別の国の民族がというふうに、この先あらゆる地域で起きてどんどんと深刻化することはあっても、地球全体としては解決のメドが決して立ちそうもない問題のように思われるのだった。日本国内ではまだどこ吹く風といった雰囲気ながら、今や世界中が決して避けては通れない問題として、真剣に取り組むべきことであるのは間違いない。それにつけても想い出されるのは今から30年も前に、「これからの世界で最大の問題になるのは難民ですよ!」と断言した人がいて、それは何を隠そう作家の富岡多恵子さんなのであるが、京都の清水寺辺を一緒に散歩している時にそう言われたのをよく憶えている。当時はまだそんなことをいわれても、私自身はハア(?_?)という感じだったのだけれど、一体どういう文脈でその発言が飛びだしたかというと、確かすでに甚だしい他民族国家になっていたアメリカ社会に一時期身を置いた富岡さんが実際の見聞に基づいて類推的想像力を発揮されたのだと思う。そもそもどんな作家であれ、想像力の豊かさに関しては一般を凌駕しないと成り立たない商売とはいえ、当時の予言がみごとに的中したのはさすがというべきだろうか。


コメント(1)

富岡さんさすがですね。

(えっと、コメント欄で混乱が起きているようですが、いきなり表示するのではなく承認制にするという手があります。
もうすでに松井さんや関係者の方々がお考え中でしたら、余計なことを申しました)

投稿者 ぱぐ : 2015年05月17日 17:15



2015年05月17日

昨日の残り+筍の土佐煮、海老春巻き

+分は乗馬の帰りに大宮駅ナカのクインズ伊勢丹でゲット。
最高気温30度という天気予報に怯えながら今週末も90分レッスン2回を含めて5鞍騎乗。UV対応の長袖シャツを着ても陽射しが痛いほどだったとはいえ、カラッとしていて涼しい風にも恵まれ、そうヘトヘトにならずに済んだのは何よりでした。今週もお相手は先週と同様アイドル系鹿毛ヤブサメ君とクラブ一の二枚目のリュウ君で、リュウ君は最初の90分レッスンで、先週ベテランインストラクターの I.S 氏にアドバイスされた通り、手綱を引かないでむしろ前に出し気味にしたら、いつも出だしで少々つまずく駈歩がイッパツで発進できたし、反動の大きな右手前の駈歩もちょっとは付いていくことができたので歓んでいたら、肝腎のその I .S 氏のレッスンではなぜか一度も発進できずじまいで恐縮するはめに(^_^; どうも折り返し手綱がかかり過ぎていたらしく、何とかクリアできた!と思ったのも束の間えらく凹むはめになった。とにかく乗馬は回数を重ねれば重ねた分どんどん上達するという感じではゼンゼンなくて、同じ馬に乗り続けていても一進一退の繰り返しになるので、却って長続きするスポーツなのだろうとと思う。何しろ自分の体調や気分ばかりでなくお相手のそれにも左右されるところがないとはいえず、先週やっと何とかクリア出来たと思ったヤブサメ君の右手前駈歩も、今週は大きく弾かれてしまい、これはどうやらヤブサメ君がお疲れモードだったことにもよるのではなかろうか。疲れていても決して手を抜こうとしない彼が、全力を使って全身を躍動させると反動がどうして大きくなるようだ。それでも私のレッスンはまだ全力で駈けてくれたから良かったようなものの、私の直後にマンツーマンレッスンで乗られた方は、彼のお疲れモードがピークに達したらしく、ハミにもたれかかるような速歩で逃げられて駈歩があまり出なかったらしい。それでもその方はヤブサメ君の健気な馬柄を愛してマンツーマンの専用馬になさってらっしゃるくらいなので「ホント一所懸命だから責められないですよね」と仰言っていた。私がヤブサメ君を愛してやまないことに関して「まるで(嵐の)ニノとか(SMAPの)香取君にハマッたオバサンみたいですよ〜」と笑うのは人事部のSさんで、彼女は仕事が忙しいはずなのに、忙し過ぎてキレちゃったのか?なんとMさんのカドリールチームに参加するかもしれないというので、今日はMさんから頂戴したそのDVDを差しあげたのだった。カドリールは馬のシンクロみたいな競技で、そもそも乗馬は独りでするスポーツだから気に入ってる私としては、参加することなぞ思いも寄らないのだけれど、観る分には面白いので当日観られなかった時はDVDで拝見させて戴くのである。何が面白いといって、ふだん馬場で他の馬とちょっとでもスレ違ったりするのは大嫌いな馬たちが、懸命にその嫌なことをガマンして、何頭かで一緒になってせっせと動きまわるのがなんとも気の毒というか、馬ってホント健気な生き物だよな〜とつくづく感じさせてくれるのでたまらない競技なのでした。




2015年05月18日

筍と豚肉とアスパラガスの炒め煮 酸辣味

QPで見た料理のアレンジ。酒、塩、胡椒、カタクリ粉を揉み込んだ豚肉を炒め、長ネギとアスパラガスと茹で筍を炒め合わせてスープを入れて酢、醤油、塩で調味してしばらく煮込み、仕上げに黒胡椒とラー油をかける。
 昨夜は毎週欠かさぬ英国ドラマ「ダウントン・アビー」のつもりでNHKを点けたら、橋下市長の会見をくっつり見せられるはめになった。
 やしきたかじんも、桂米朝師匠も、大阪都構想も関東にいると正直BBCでフランスのニュースを聞くような感じで、身の周りにもおよそ話題にする人がなかったから、関西のブログ読者の方にこの間の経緯をぜひお聞かせ戴きたい気持ちでいっぱいだ。何しろ大阪人を母親に持ち、今も関西に親戚が多い私でさえ、大阪だけがなぜ府市の二重行政が突出して問題となり、極端ともいえる廃市の選択まで迫られたのか、まるで理解できないのである。何より非常に不思議だったのは大阪市だけの投票だったことで、都構想には堺市やら吹田市やら枚方市やら寝屋川市やら柏原市やら、要はごまんとあるはずの他の市は全く関係ないわけなんだろうか?という素朴な疑問がふつふつと湧いたくらいなのである。
 ともあれ、そんなわけで都構想問題については全く語るべき何ものも見いだせないのであるが、ハシモト氏の政界引退については、この人はホントのとこ政治家をもう辞めたいんじゃないのかな〜という目で以前から見てたので、派手な花道の引っ込みになったのが本人的には満足なのかも、という気がしたのだった。
 この人は別に政治家でなくてもメシが喰っていけるわけだけど、政治でしかメシが喰えない連中、それも能力でなしに政治家の家に生まれたから身につけたに過ぎない世渡りで凌いでいるような連中がぞろぞろと周りに集まって来て、そいつらの広告塔みたいにされちゃってることにだんだん嫌気がさして来たんじゃないのかな〜それでわざと暴言を吐きまくってるんじゃないのかしら?とある時期から私は見ていて、その点は少しお気の毒だったものの、そういう連中に集まって来られちゃうような体質自体を問題視する立場としては、これまた惜しい人材を喪うというふうにはゼンゼン思わないのであった。いったん退いても引く手あまたで遠からぬ将来の政界復帰は大いにありそうだが、もし本当に政治改革ができるような人材であるのなら、今度は全く違う枠組みで勝負に出るだろうし、もし既成政党の枠組みに取り込まれるようだったら、この人は所詮はニセ者でしかないことがハッキリとするのではなかろうか。
  


コメント(3)

大阪市内在住の者です。
市長は嫌いなものは嫌い。仕事は弁護士と同様に勝訴か敗訴なのでしょう。だからはっきり次のステージへ切り替えられるのでしょう…。
都構想を考えられたのは府知事時代に前市長との対立ではないかと思います。
政界に出て知事に当選し、平松前市長との意見対立があり、大阪市と大阪府の行政の対立を目の当たりにし嫌になり、府と市が一緒にやればいいのにと思われたことが多々あったのでしょう。

何千億円の無駄を省くと言ってどろどろの行政の闇に切り込んでみたものの、さすがにどうにもならなかったようです。
はっきりと削ってしまうことができたのは教育と福祉、文化行政の予算ばかりです。文楽への処置は話題になった通りで、保育関連は補助金削減と値上げです。
大阪市以外の人達からは「意味が分からない」「面白そうだからやったらいいのに」という賛否(?)を良く聞きました。

橋下市長の熱意は有り難かったです。
しかし今後に何のメリットを感じないから反対しました。
新しい区名を切り替える手間がはぶけてよかったとすら思います。
やり玉に挙げられていた部署・組合等は胸をなで下ろしているのではともむなしくなりますが。

投稿者 桜庭 : 2015年05月18日 23:42

70代以上の反対派に負けちゃいましたね。
私は府民で市民じゃありませんが、市内まで電車で30分クルマで10分(空いてたら)圏内で暮らしております。
ですから御堂筋線を利用するたびにいろいろな不便さや、私鉄への乗り換えタイムの設定の悪さなどにムカムカしてます。
梅田で北急(読み きたきゅう=北大阪急行)に乗るたびに券売機の設定のまずさにも怒ってます。ですから賛成派やったんですけど、惜しかったな。
ただびっくりしたのは0.8ポイント差やったことです、ダブルスコアで負けるやろなと思ってたんで。
うるさい市長がいなくなったのをいいことに大阪市労組が幅を利かしだしたら誰が制すのか。これからは橋下君の暴走はないけれど労組が暴走しますわな、さぁ大変ですね。
市営地下鉄バスの優待チケット恩恵派は今は市が残って喜んでおりましょうが、近い将来高齢者がもっともっと増えたならそんなもんオール与党なんかは真っ先に廃止するでしょうね。その時に市民はどう感じるんでしょ。


投稿者 毎晩晩酌 : 2015年05月19日 20:13

「oneosaka」のツイキャスにタウンミーティング等の動画が残っていますから、最後の方の質疑応答のシーンをご覧ください。そこに橋下徹の真の姿があります。
あるいは米朝事務所のざこば師匠は橋下支持で、南光師匠は不支持といえば彼の人柄を今朝子さんにお伝えできるでしょうか。
 改革の旗手としては類まれなる才能の持ち主でした。有能ゆえに誤解や嫉妬も多かった。政治家としては根回し等が苦手という欠点はありましたが、そこは松井大阪府知事がカバーして財政破綻寸前だった大阪市は少し持ち直しました。それが現状維持派を増やしたというのは皮肉なものです。
 反対派の大組織、不安を煽るデマ、既得権益まみれの大方のマスコミは説明責任を果たすどころか偏向報道を繰り返す始末。四面楚歌の中あそこまでの僅差になったのは、直接お二人の話を聞いた方は賛成にまわったものと思われます。
 私は彼とそのご家族をこれ以上政治の犠牲することは望んでいません。ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
 彼を大阪のために政治家になってくれと口説き落とした、たかじんさんの死は、今にして思えば大阪の終焉を告げていたのかもしれません。

投稿者 月明かり : 2015年05月20日 10:07



2015年05月19日

鶏スペアリブとそら豆の炒め煮、アスパラガスのニンニク塩炒め

QPによると、鶏スペアリブとは手羽中を二つに割ったものらしい。で、それに酒醤油を揉み込んでフライパンで表面を炒めてから水とそら豆を加え砂糖味醂醤油で味付けし、蓋をして10分ほど煮込んで煮汁を飛ばして仕上げる。そら豆は殻付きのままでOKだが、おはぐろという黒い部分を取って味を浸みやすくするのがポイント。ゴミになるのが面倒でも、そら豆はやはりサヤ付きがオススメ。
今日の夕方は日経新聞文化部の中野次長が久々にお訪ねになり、7月からスタートする連載エッセイについての打ち合わせをした。夕刊一面の「あすへの話題」というコラムで、政治的主張や特定の個人団体に対する批判以外は何でもOKだが、文字数が7 0 0字と超コンパクトなので、その短さにまとめるのが大変そうである。毎日あるコラムで曜日によって執筆者が異なり、私の場合は毎週金曜日の夕刊に掲載されて半年間続く予定だとか。執筆者によっては扱う対象を何か一つに絞って連載される方もあるらしく、何でも O Kだと却ってネタ探しが難しいので、私も自分で漠然とでも何らかのシバリを設けたほうがいいのかもしれない。そんなわけで、今週は小説の新聞連載がようやく何とか脱稿に漕ぎつけるかという段階で、一難去ったらまた一難ではないけれど、またまた新聞とご縁ができたのでした。ともあれ仕事のオファーがあるのは何よりです。


コメント(2)

空豆は剥き終ったら「ホンマニ塵買うてるようなもんやなあ」と思いますが、エンドウ豆も含め、やはり旬の豆は鞘付きで買わんとあきませんね。今年は豆類が美味しい様な気がしてます、スナップえんどうもサッと茹でただけで調味料なしでも甘くて美味しいです。
鶏スペアリブって手羽先の真ん中でしたか、知りませんでした。

下の大阪都構想選挙の事ですが、私も今は大阪府の住人ですが是非選挙に参加したかった。市内から引っ越した時に不公平感を持ちましたし、市営バスや地下鉄の高齢者無料化は赤字財政なのに確か大島市長が人気取りに実行した事で早くに廃止すべきでした。橋下氏が国政に参加し、安倍ボンと協調されるのは怖いですが、さりとて都構想を反対とは言い切れない。たった1万票の差を自民、民社、共産、社民の各党の府会、市会議員はどう思って、今後どのような府政を行うつもりなのか。是々非々で橋下氏がやろうとしていた事も取り入れて頂きたい、私も高齢者と呼ばれる年齢ですが、このままの大阪府、大阪市で良いとは思ってません。文楽協会も「橋下さんが辞める、やれやれ」なんて思わず、自分たちで自分達の芸をアピールして行って欲しい。技芸員さんには言ってますが。

投稿者 お : 2015年05月19日 22:57

7月からの日経新聞夕刊連載、楽しみにしています。
日経は意外と文化欄が充実していますよね。

投稿者 真砂 : 2015年05月20日 16:27



2015年05月20日

アスパラガスと新じゃがとソーセージの卵炒め

QPサイトのレシピ通りに作ってみた。サイの目切りにした新じゃがを電子レンジで加熱してからオリーブ油で色づくまで炒め、いったん取りだしておき、角切りにした新玉ネギ、斜め切りにしたアスパラガスとソーセージを加えて炒め、ジャガイモを戻してオリーブ油を足し、塩で調味した溶き卵をまわしかけるだけの超シンプルな炒め物。
今週は「一難去ってまた一難ウイーク」でもないけれど(笑)、来週早々に講演旅行に出かけるため、その前に片づけておかなくてはならない諸々の入稿やらゲラ戻しやら打ち合わせやらが相次いでおり、今日の夕方は河出書房新社の島田氏がお越しになって、現在刊行中の「日本文学全集」第10巻の執筆に関する打ち合わせと相成った。池澤夏樹編集による全30巻のこの全集はすでに5巻分が出ていて、私もちらちら読ませてもらいながら相当に偏りのあるユニークな編集ぶりにいささか驚いていて、売れ行きはどうなんだろう?と思って訊いたら、この出版不況の折に5巻ですでに10万部超えだと伺って、これまたちょっとビックリで、逆にそうしたユニークな編集が却って読書好きのハートをくすぐったのかも?という気がしたものである。ともあれ第10巻は能・狂言、説教節、近松2作に人形浄瑠璃3大名作全部を現代語訳にするという画期的な試みで、私は『仮名手本忠臣蔵』を担当していて、三段目まで
ざっと訳したところで、今まで何度も読んで、数えきれないくらい舞台を観ているにもかかわらず、今までゼンゼン気にならなかった点、たとえば二段目は一体その中で何時間くらい経過しているという設定なんだろう?とかいった疑問が次から次へと湧いて、訳すことって本当にちゃんとわかっているという確信が持てないと、なかなか出来ないもんだよな〜と改めて思った次第。古典文学全集の類に研究者の訳が載ってたりもするが、研究者は誤訳のリスクを極端に避けるためか、得てして肝腎のわかりにくい箇所を完全にスルーしちゃってたりするケースが多くて卑怯モノ!とか言いたくなるのだけれど、こうしたことはきっと翻訳家の松岡和子さんに伺えば、そう、そうなのよ!とか仰言るかもしれないな〜なんて思ったりもする。せっかく作家が訳すのだから、個人の作家性を強く押し出すという訳し方をなさる方もあるようだけれど、とにかくきちんとした訳も本当のところ無いに等しい感じがしないでもないので、私は一旦できるかぎりきちんと訳してみてから、その後で私なりの色づけをするという仕事の進め方をしようと今のところ考えてはいるのだった。で、解題はなんと早稲田の内山美樹子先生がお引き受けになったっというのもビックリで、「それって凄いプレッシャーだなあ」「えっ、だって松井さんが推されたんじゃないですか」と言われても、そりゃまあそうかもしれないけどまさかホントにお引き受けになるとは思わなかったのでしたf(^ー^;この方は恐らく当代一の人形浄瑠璃研究者であるのは関係者も認めるところだろうし、何よりも手を抜いた原稿を渡すとか、学生や助手に代筆させるというような真似は間違ってもなさらない方なので、そりゃイチオシには違いなく、実際どういう解題をお書きになるのか非常に楽しみでもあるが、自分の訳文が読まれちゃうのかと思えばやっぱり冷や汗モンなのであります(-。-;)


コメント(2)

今朝子先生お久しぶりです
『仮名手本忠臣蔵』現代語訳 期待で、ワクワクしてます
来月は私達の花の会にいらっしゃる予定です 楽しみにお待ちしてます 日本文学全集『古事記』は私達の読書会でも話題になっています 未だ本が読める幸せを感謝しつつ
お元気でご活躍を

投稿者 赤尾雅子 : 2015年05月20日 22:20

わー楽しみだなあ。
いま学校図書館で仕事をしていて(昨年度は中学校と小学校を一日置き、今年度は念願かなって昨年度と同じ小学校のみ)、選書、つまり図書館に入れる本を選んでいるところなのですが、中学担当だったら池澤夏樹編集日本文学全集を入れると面白そうだなと思っていたところです。

かつて国文科で古典(卒論は平家物語)を勉強したものとして個人的にも大変楽しみです。プレッシャーはあるかもしれませんけど、そこは作家ならではの訳にしてくださいませ♪

投稿者 ぱぐ : 2015年05月22日 19:37



2015年05月21日

切り干し大根入り棒々鶏、高野豆腐と干し椎茸の煮物

QPで見た料理。鶏胸肉は塩酒醤油生姜汁を揉み込んで電子レンジで火を通し、粗熱を取ってから割いてそのまま煮汁に浸けておく。切り干し大根は水の中でぬめりが出るまでもみ洗いして、しっかり水を切ってから包丁を入れて食べやすい長さにしておく。ニンジンとインゲンは茹でておく。練り白胡麻、砂糖、醤油、酢、おろし生姜、ラー油を混ぜ合わせたソースですべてを和えて仕上げる。日保ちするらしいので、多めに作っておくと毎晩のサイドメニューになりそう。何せ切り干し大根だからうっかり食べ過ぎるとお腹がふくれるのでご用心。いいダイエットメニューにもなるかも。
相変わらず食事しながら見たNHK「クローズアップ現代」ではドローンの規制問題を取りあげていて、今日は 1 5 歳の少年がその件で逮捕されたというニュースがあったばかりなので、余りのタイミングに驚いてしまい、これって偶然?まさか警視庁と連携してんじゃないでしょうねえ、と言いたくなってしまったのは我ながら考え過ぎかも。と思っていたら何とBSフジの「プライムニュース」でも同じ問題を取りあげるようなので、何だかホントに怪しい気がしてきてしまった私であります(-。-;) ともあれ「クローズアップ現代」では米国における法規制の強化と、カナダにおける産業活用の促進という両面を取りあげたのだけれど、カナダでは七年も前からドローンを大いに活用する会社があったようだから、なぜ日本は今年になって急にニュースで取りあげられるようになったんだろう?という素朴な疑問も湧いた。実際いつ頃から普及し始めているのかもまるで知らないのだが、今年になって、もうそろそろ規制をしなくちゃならんだろう、というようなコンセンサスが各方面で取れつつあったに違いない。15歳の少年は明らかに見せしめの逮捕だろうし、そうなるとこないだの官邸落下事件もやっぱりやらせだったんじゃないかという気がしてくるほどで、自首したのが元自衛官だったから余計にそんな気もしちゃうのだけれど、一方である程度の規制が必要なようにも思えるのは、家の周りをあんなもんがブンブン飛んでたらやっぱり嫌だからであります。


コメント(3)

 ドローンって実際見たことないので分かりませんが胡散臭くて嫌いです。
 高野豆腐の煮物はお写真が無いようです。
棒棒鶏にはよだれを拭えません。何かとても好きな感じが(味付け)拭えません。
 あをによしって妙に聞き覚えがあります。
大分前にここのブログで言うことではないのでと言われて大変私は多分傷ついていたのですが、慰めて貰っているような今朝子様の言葉にとても癒されました。
 好意に甘えているのは自覚していますが、TT様へ返信。私は小心者なのでずっとほぼ二日をおかずあなたのブログをみています。言葉がなかなか通じないし常連の方の内容が最近益々得手かってな方向に突き進んでいるような気がしますのでコメントは出来なくなっています。

投稿者 nao : 2015年05月22日 01:52

三社祭りの日曜、浅草寺裏の国際通りに何台も警察の車が停まっていて、なんでお祭りにここまでと思ったのですがドローンの影響だったんですね。そんななか、幼児とおじいさんが同じ法被姿でしっかり手をつないで歩いていたのがほほえましかったです。

投稿者 321 : 2015年05月22日 10:08

ドローン、撮影によく使うのでTV局としては規制必要論が出るような報道はしたくなかったのでしょうが、実際に使っているからこそ、危険も十分承知していたのではと思います。
家の上を飛んだり撮影されるのも気持ちよくありませんが、回転するプロペラが上空からいつ落ちてくるかわからないのは困ります。一般に広まると、低価格で不安定な製品も増えるでしょうし。
NHKでは視聴者のコメントで、禁止されていないのに逮捕されるのは、的なものが多く見られましたが、危険物を管理できていないのですから、銃刀法違反に準じる程度、過失傷害未遂あるいは傷害未遂に問われるべきと思います。

投稿者 TAKA : 2015年05月23日 13:25



2015年05月22日

トマトとモッツアレラのサラダ、メンチカツ、コロッケ、レンコン入り鶏つくね

ダッコー!ダッコー!ダッコー!脱肛じゃなくて脱稿、半年間連載の新聞小説をついに脱稿しました〜ヽ(^0^)ノ けれど今月はまだ小説80枚を含めてあと3本も入稿が控えているし、おまけに週明け早々には講演旅行に出発するので、脱稿祝いをするどころか料理する時間も惜しまれて、今晩のご飯は大宮エキュートでゲット!
それにしても新聞小説は毎回1000字の制約で書かされているので、どうしても回によっては書き足りなかったり、余計な字数を費やさなくてはならなかったりして、連載段階ではなかなか自分の意を尽くしたといいきれる原稿に仕上げられないのだけれど、最終回に近づくにつれてその不自由さが応えて来て、正直いって今の段階では書き切った!というほどすっきりした気分でもないし、締め括りはもう少し粘ってもよかったかなあという気がするほどだが、1000字の制約の中でこれ以上引き延ばすと全体のリズムが崩れる恐れもあるので、敢えて最終回に漕ぎつけたという感じである。恐らく新聞連載の場合は多くの作家の方が同じような思いをなさっているのではなかろうか。中には作家が掲載期間を超えてどんどん書いてしまうので、掲載紙側がシビレを切らして打ち切ったケースもあると聞くぐらいに、新聞連載小説は誰しも終わらせるのが大変なようだが、そうやってあんまり粘ると玉突き状態で次に予定されている作家を待たせることになってしまうから、私は連載中に余り粘らず、単行本にする段階でじっくり書き直すつもりなので、新聞でお読みの方も単行本でぜひ読み直してみてください<(_ _)>


コメント(2)

御疲れ様でした。私、新聞連載小説のファンですねん(*^_^*)一番先に読むのが連載小説。次に投稿、それからおもむろに一面記事、家庭欄的な記事。経済欄(株とか投資とかには興味無いのですが、新製品の案内とか、意外と世間が見えてくる事が書いてます)新聞で読んだ小説が装丁されてから購入する事も多いです。

投稿者 お : 2015年05月22日 22:58

てんとう虫6が届きました。Cinemaを楽しみにしています。毎月てんとう虫が届くと最初にP74を開きます。今回の日本映画は明日観に行きます。

投稿者 サイモン : 2015年05月22日 23:15



2015年05月23日

ソーセージとアスパラガスのパスタ

レシピは5/9のブログを参照のこと。小笠原さんから頂戴したひと箱分のアスパラガスをついに独りで食べ尽くしてしまいました∈^0^∋
大阪都構想や橋下市長について地元の方から数々のご投稿を戴いて<(_ _)>大変興味深く読ませてもらったのですが、元東京都民として、今週の何なん???第一位はやはり新国立競技場の屋根がオリンピックに間に合わないらしい!!というニュースだったでしょうか。この新競技場をめぐっては谷根千の森まゆみさんたちが以前から建設反対運動を起こし、既存の競技場を修復して使用したほうがはるかに経済的だし環境破壊にもならないということを関係各位に強く訴えておられたにもかかわらず、訴えは聞き届けられないまま建設計画がどんどん進行し、あげくオリンピックは従来のと変わらぬ屋根無し競技場で催されるというのだから、何だかホントに啞然としてしまうのだった。それよりも関係者間でも最高責任者が一体だれなのかさっぱりわからないような状況が垣間見えてくるのは困ったもんで、ノミ並の脳ミソの持ち主だなんていわれちゃってる森喜朗クンやら、三流官庁とそしられっぱなしの文科省の仕切りでやってること自体が問題なのかも、と思われても仕方がないようなお粗末さ加減だとしかいいようがないのである。最初は夢の島に新たな施設をこしらえると聞いていた馬術競技も結局は世田谷の馬事公苑で催されるみたいだし、全体的に予算規模を見直して縮小の方向に進んでいること自体は望ましいものの、そもそも最初に出来もせぬ大風呂敷を広げた責任者出てこい!と言いたくなる人もあるのではなかろうか。一事が万事で、日本は大風呂敷を広げるだけ広げて結果しょぼくなる国だというイメージだって、下手をするとこれを機に定着しかねないのである。付くはずの屋根が競技場から消えてしまったというような事態がもし北京オリンピックで起きたとしたら、今どきの日本のマスコミはきっと鬼の首でも取ったかのように中国をクソミソに貶したに違いない。そう思われるにつけても、日本のこうした責任者不在症候群的な失態は本当に戴けないし同胞として情けない限りなのである。
それにしても今やそんなに予算が組めないのがわかっているにもかかわらず、オリンピック招致に前のめりになっていたこと自体がなんだかヤバイ兆候だったようにすら思えるのは、近年招致した国がすべてオリンピック後に経済ボロボロになっちゃってるみたいだからで、その筆頭はいうまでもなくギリシャであり、こないだの英国総選挙でも現与党保守党の苦戦が予想されたのはやはり経済状態の悪化と不可分だったのである。思うにオリンピックをやれば経済が活気づくんじゃないか、というような発想をしてしまうこと自体が亡国の第一歩であるのかもしれません。


コメント(3)

オリンピック招致が決まった時には正直「アホかいな」と思いました。災害続きでいくら予算を組んでも福島を元に戻せない。それどころか、原子力発電所の跡始末に今後どれだけの金をつぎ込まないといけないか?今やオリンピックなんて国民を鼓舞するだけの催しになってるのは松井さんが書かれている通り。元石原都知事の老人ボケを真に受けて猪瀬元知事が決めてしまった。「お・も・て・な・し」と聞くたびにアホらしさが募りましたが、東京都民の皆さんはなんか喜んでおられる方が多い様な報道でした。震災後の落ち込みを景気の良い話で誤魔化そうとした挙句の事。森さん身体はデカイですが脳味噌は小さい。スポーツに目を向けたら世の中上手く行くと思ってる。今さら辞められへんけど、できたら中止出来ないかと思います

投稿者 お : 2015年05月23日 23:32

酷暑の中、屋根のない競技場でのオリンピック。命と引き換えに観戦し、祭りの後の莫大な維持費をどうするんでしょうね??トルコは日本で開催になってよかったと思っているはず。わたしの払った税金はオリンピックに使うな!

投稿者 らぴ : 2015年05月24日 13:01

今や、仕事が激減しているゼネコンにとって五輪会場建設費は、どうかして少しでも高くして欲しいものだと思う。
元はと言えば、すべて国民の税金なのですが、国の役人、企業、政治家たちにとっては、ともかく消費を増やして景気を保持することが最大の眼目なのだと思う。
そういう国なのです、残念ながら。

投稿者 さすらい日乗 : 2015年05月25日 21:36



2015年05月24日

訃報

週末はいつも乗馬を話題にするのだが、今日はとてもそんな気にならないのは、演劇評論家の扇田昭彦さんが急逝なさったことを翻訳家の松岡和子さんから昨夜遅くにメールでお知らせ戴いて、今朝それを読んだからである。今月の 1 5 日に入院されて、わずか一週間でご他界とのことで、闘病の苦しみが長引かなかったのは幸いとしても、恐らく人生の締め括りにふさわしいライフワークに取りかかってらっしゃりそうなご年齢だっただけに、あまりにも早すぎる死はご本人にとっても非常に意外だっただろうし、さぞかしご無念だったに違いないと拝察する。
およそ才能というものは何であれ、その持ち主と、その発見者や理解者とのセットによって世に出るものでありながら、才能の持ち主ほどに発見者や理解者解は報われることが少ないのを、私は武智鉄二の弟子としてよく承知しているつもりだが、70年代前後にいわゆるアングラの唐十郎や蜷川幸雄らの、当時としては斬新に過ぎて従来の好劇家には理解を得にくかった才能が、世間で一躍脚光を浴びるようになったのは、扇田昭彦という極めて優れた理解者の存在を抜きにしては考えられなかったように思う。少なくとも私が唐十郎らを理解し得たのは故人が著した「状況劇場の軌跡」等々数多くの評論や新聞劇評が目に触れたからであって、故人の作品解説はひょっとしたら作者よりも作品をよく理解しているのではないかと思わしめるくらいの説得力があったのを想い出す。
私はもともと歌舞伎が専門だったので、商業演劇畑の評論家とはご縁があっても、故人とは何ら接点もないまま長く過ごしていて、翻訳家の松岡さんを通じてようやく面識を得たのだったが、私の知る演劇記者とはひと味違ったイメージの方というか、本当に温厚でリベラルな紳士の中の紳士といった雰囲気の持ち主だった。ヘンな言い方だが、唐や蜷川らのあれだけハジけた才能を、こんなに真っ当な方が正当に評価されたのだから、人間ってわからないもんだよなあという気がしたくらいである。
劇場の招待席ではよく扇田さんと松岡さんと私の3人が並びの席になったため、松岡さんがいらっしゃらない時でも段々よく話すようになり、拙著の書評もして下さったり、御著書をよく頂戴したりもしていて、晩年はかなり親しくお話しさせて戴いたことが忘れられない。先月のさいたま芸術劇場における『リチャード二世』には初日においでにならなかったから、最後にお話ししたのは確かシアターコクーンで『プルートウ』を観た帰りだったと記憶する。お互いに思ったよりも面白かったですねというような話をして、いつも通り渋谷のスクランブル交差点の手前で、まさかそれが最後になるだなんて夢にも思わず、ごくふつうにお別れしたのだった。謹んで心より御冥福をお祈り申し上げます。
なお、明日から二泊三日で福井県と金沢へ講演旅行に出かけますのでブログは休止とし、28日に再開するつもりです。


コメント(1)

評論家の長谷部浩です。
演劇界でだれかが亡くなるたびに、
松井さんのブログを検索してしまいます。
勘三郎、三津五郎も同世代だけに、
格別の衝撃を受けましたが、
扇田さんは、別の意味で考えさせられました。
こうしたインパクトを毎日毎日、一年、二年の長さで、
受け入れていくことが、老いる実質なのだと、
遅ればせながら噛みしめています。
ありがとうございました。

投稿者 長谷部浩 : 2015年05月25日 00:56



2015年05月28日

福井・石川 講演旅行 その1

一ツ橋文芸協会主催の高校に於ける講演会をお引き受けしたのは一昨年の秋田県下の高校文芸祭が初めてだったが、至れり尽くせりの御手配もさることながら、日本の高校生が思いのほか講演の内容をちゃんと理解し、且つ表現力も優れていることに驚かされて、以来、去年は出雲商業高校と出雲高校の2校で講演し、今年は福井県立鯖江高校と羽水高校、石川県立金沢商業高校と泉丘高校の計4校で2日間にわたって講演を行った次第。2 日で 4 校だと芝居なら乗り打ちの昼夜興行が続いた恰好だから、さすがにヘトヘトだったものの、今回もそれぞれの高校で生徒たちから活発に色んな質問が飛んで、しっかりと聴講してくれたのが嬉しかったし、十分に報われた感じで疲れも癒されたのだった。それにしても毎回この講演会で出会う高校生たちは、日本の将来を頼もしく感じさせてくれるのだけれど、これまでに訪れたのは日本海側の高校ばかりだったのも幸いしているのかもしれない。雪国は若人を思索的にするせいなのかどうか、新聞やTVが報じるところだと、若年層の教育水準はいつも日本海側の県が圧倒的に高いようなのである。
ともあれ北陸新幹線が開通したばかりの今年、福井・石川の両県に行けたのは非常にタイムリーだったし、文字通りまだピカピカの「かがやき」号に乗って、大宮からだとわずか2時間で金沢駅(下段の写真)に到着するのだからスゴイ!大宮に引っ越してホント良かったのでした(*^^)v




2015年05月28日

福井・石川 講演旅行 その2 福井県立 恐竜博物館 篇

そもそも今回の講演先に石川県が選ばれたのは、集英社の伊藤さんに「私はリクガメ飼ってるくらいだからゴジラとか恐竜とかも昔から大好きなんで、一度は福井の恐竜博物館に行ってみたいと思ってるのよ」とうっかり洩らしたからだった。かくして講演前日に入った福井では、講演を共催する福井新聞さんのご手配によって福井駅からさっそく同館に向かうことに。田園風景の中に突如出現した銀色の巨大な卵型ドームに入ると中は意外なほど現代的なアーティスティックな空間であり、そこを同館副館長の後藤さん自らのご案内でじっくりと拝見させて戴いた次第。この後藤副館長さんが大変にお話し上手な方だったので、さまざまな展示物が大変に興味深く見られ、恐竜の骨の化石に手を触れると非常にひんやりとして埋めている土砂との違いが歴然とすることや、恐竜ならではの骨の構造や鳥との共通点と相違点等々がわかりやすく学べたし、同行した一ツ橋文芸振興会の田村さんも「松井さんと一緒じゃなきゃこんな場所にはゼッタイ来なかったし、ゼンゼン期待もしてなかったんですけど、本当にあんまり面白いんでビックリしました」と仰言るくらいだったのである。展示されているのは福井県で発掘されたフクイサウルスやフクイレプトル、フクイテイタンばかりでなく世界中から購入された恐竜及びその他もろもろの化石群で、等身大の可動フィギュアたちも大いに活躍しているから、館内には子供たちの姿が沢山あった。それにしても平日の月曜日にしては意外なほどの人出だったので、副館長さんに伺ったところ、今や休日には1万人からの人出があるのだとか。すべてをきちんと見ようとすれば1日がかりでも足りないから、近所に泊まりがけで見学される方もあるのだという。恐竜好きの少年少女は全国に必ず一定の割合で存在するはずだから、北陸新幹線の開通で今後ますます訪れる人が増えそうな、私にとってはとてもナイスな空間でした(*^^)v
福井県や金沢には永平寺や兼六園等々他にもっと見学すべき歴史的名所が数々あるのに今回の観光はこの恐竜博物館に特化し、後は近松門左衛門が幼年期を過ごしたとされる鯖江の地を踏めたことが特筆に値するのでしょうか。





2015年05月29日

夏野菜としらすのパスタ、野菜サラダ

整体治療の前に新宿ルミネで食事。
腕の付け根を指圧された痛みで思わず呻いたら、「これはあきらかに入力疲労ですねえ」と寺門先生。そうなんですよ〜今月はホント大変で、新聞小説の締め括り+連作短編80枚+エッセイ5本の入稿に山のようなゲラのチェック、地方3都市4箇所の講演をクリアして何とか月末に漕ぎつけた自分を賞めてあげたい(^o^)/
そんなわけで今週はニュースをチェックしてる余裕もなかったのだけれど、旅行先で知った関東地方の強震や口之永良部島の大噴火等、日本は今やどこで何が起きてもおかしくないリスキーな列島と化していることは承知しております。




2015年05月30日

鯵の南蛮漬け、ぴり辛こんにゃく、鶏の唐揚げ、ひじきと島豆腐のサラダ

いや〜びっくりしました(@_@;)テレビを点けて食事していたら、小笠原で震度4のテロップが流れた直後にゆさゆさと揺れ始め、揺れが結構長く続いて、モノこそ落ちなかったが、堅牢なはずのマンションがきしむような物音を立てたのは3.11以来なので遠方の大地震発生を確信。ひょっとして南海トラフ?(¨;)と心配されて、すぐ N H Kに切り替えたところ、人が住んでる場所にはあまり影響のない地震だったようなのでひとまずホッとした。関東では私の旅行中も震度4クラスの地震があったようだし、きのうも深夜にグラッとして目が覚めたくらいだったから、いよいよヤバくなって来たという感じを持たれている方も少なくはなかろうと思う。どうやら地球内部のプレートが活動期に突入し、世界中で巨大地震の発生自体は不可避なようであるとはいえ、そうであるのなら、今回のようになるべく人けの少ない場所で起きてほしいと願わずにはいられない。前にも書いたと思うが、吉村昭著「関東大震災」を読んで私が一番恐ろしかっのは、大震災前の余震ともいうべき地震がいろいろとあって、人びとがもうそろそろ来るに違いないと思っていたら、ホントに来ちゃった!という点でした…>_<…
ともあれ旅行明けとなる今夜の晩ご飯はまだ自分で料理する気になれなかったので大宮エキュートでゲットしました(^^ゞ


コメント(1)

私もこれは大きいと思ったと同時に、そのうち関東大震災並みのものがきそうで怖いなと思いました。
 ついのびのびに準備を怠っていたのでちょっと尻に火を着けて準備しなければと思いました。
 ただ何をどこまで準備すると良いのかにこれだ!という考えにいたっていないのですけど。

投稿者 nao : 2015年05月30日 23:23



2015年05月31日

コロッケ、キャベツカツ、焼売、オクラと湯葉のサラダ、鯵の南蛮漬け

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
天気予報はたしか今週末は全国的に雨って言ってなかったけ〜それが写真通りの驚くような好天の下、90分レッスンを含めて4鞍騎乗。うち3鞍は最近のお馴染み神経質な二枚目のリュウ君で、まだどうもイマイチお互いの呼吸が合わない感じなので1鞍はマンツーマンレッスンを希望。マンツーマンは毎週午後1時というサイコーに暑い時間帯に設定されていて、今日はもう五月晴れというより梅雨明けしたみたいな青空だったので、インストラクターのH さんにも「今日はあんまり厳しく言わないので無理しないで乗ってください」と言われていたにもかかわらず、いざ騎乗したら高気圧性のからっとした風が吹きまくって意外なほど気持ちよく走れたのだった。ただし課題の右手前の駈歩に相変わらず難渋し、イマイチ感覚がつかめないままに「はい、終了」と声がかかったから「ええ、もうお終いなの?」と不平をいいつつも、下馬した途端にふらっと目まいしそうにはなるし、呼吸ハアハア心臓バクバクで、熱中症一歩手前な感じになったのは我ながらビックリf(^ー^;で、やはり今日は真夏の天気だったということなのでしょう。もっとも3時からのレッスンはもう涼しくなっていて、久々に騎乗した愛馬ハイセイコーのお孫さんも連続騎乗されながら、しっかりと駈けてくれました。
お孫さんは昭和生まれでこの五月に御歳なんと満27歳を迎えた超高齢馬だけに、間違ってもつまずいたりさせないよう、こちらも注意深く用心してカラダを支えるような感じで乗っているし、いつ何時別れが来るかもしれないという覚悟もしているのだけれど、今週は以前よく騎乗していたフシギちゃん系おっとり牝馬のラビ嬢が享年22歳でとうとう逝ってしまったという悲しい出来事があった。最後に騎乗したのは今年の正月で、その時も急に衰えてしまった感じを受けたのだが、最近になって起立障害という、要するに立つ気力を無くしてしまう状態に陥ったらしく、それもまたラビ嬢らしい亡くなり方だったような気がする。先週オペラ歌手のSさんに「もうダメかも知れないからお別れしとけば」と勧められたので、乗るバスを一台遅らして厩舎で面会したら、鉄格子の下から顔を覗かせて、いつになくこちらをじいっと見つめるので、掌に黒砂糖を載せて差しだしたら、かりっと噛んで食べてくれたから「頑張って生きようねえ」と声をかけて別れたのが最後となった。ペンギンのOさんから訃報メールを頂戴した時は自分でも意外なくらいショックを受け、私の中では結構上位にランクする愛馬だったらしいことが、死なれてやっとわかったという感じだ。今後もこうしたお馴染みの愛馬たちとの別れが何度も何度も訪れるかと思うと、乗馬をする以上それが当然のこととはいっても、やはりちょっと辛いものがあります(;_;)