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2015年03月28日

トンカツ

大宮駅前の「新宿さぼてん」でゲット。食事中と食後は例の如くフィギュア世界選手権を途中から見て、本郷理華の演技にはもうちょっと点が出ても良かったのでは?とか思ったりした。女子では大柄で迫力ある演技が今後できそうなこの人の伸び代に期待したいところだ。羽生結弦は珍しく最初の四回転を二つとも失敗し、その後はしっかり立て直したけれど、四回転を三つも入れて二つ成功させたフェルナンデスには及ばす連覇を逃したのは残念でした。ミキティはカレシの優勝に喜んでるだろうか?
ところで今週は何故こんなに騒がれたのかがイマイチよくわからない大塚家具のお家騒動にひとまず終止符が打たれた恰好だが、何を隠そう、私は今のウチへ引っ越すに当たって大塚家具の本店に行ってリビングのリクライニングアームチェアーをゲットしていて、なぜ本店まで行ったかといえば、単に引っ越し先が埼玉県の大宮で、本店のある埼玉県の春日部は乗馬クラブとの中継点になる町だったからであります。そんなわけでとてもローカルな店のイメージがあったため余計に全国規模で騒がれるのがわからなかったのだけれど、この間に誰が得したかといって、一番はやっぱり株を売り抜けた人だろうし、創業者のお父さんも株を沢山持ってらっしゃるので、金銭面ではそれなりに得をなさったのではなかろうか?と思ったりする。結果的に株主が採択した娘さんの方針だとイケヤとかニトリとかと競合して埋没する恐れも大ありだし、お父さんの経営方針はいかにも時代遅れなようだが案外周回遅れでトップを走る可能性だってあったかもしれず、まあ今後のことは誰もわからないのであった。
それにしても父親と娘ってたいがい仲が悪いように、身のまわりを見てもよく思うから、この件で世の中がこんなに騒いだのは、父親と娘はフツーもっと麗しい関係にあるはずだという専ら男性陣による誤解がもたらしたのではないか?という気もするのだった。なのでハッキリ書きますが、「リア王」のコーディリアなんてこの世に滅多にいません!大概の娘は思春期以降に父親を嫌うように遺伝子がプログラミングされているはずで、そうじゃないと種の保存上マズイからなのはいうまでもない。ところが時々ちょっとしたミスプログラミングでファザコンも出ちゃったりするのは確かなわけで、それはどちらかといえば例外に属すると認識されるべきだったのに、長い間そうならなかったのは、人類がこれまで主に男性を中心とした社会形成を行ってきたせいだろうと思う。そうした社会では父親に愛され父親に傾倒した娘が専ら教育の機会を与えられ、社会性を獲得していくので、彼女たちを通してファザコンはいかにも普遍的であるようなイメージが蔓延したのではなかろうか。でもって、お父さんとなる世の多くの男性は娘に慕われ愛されるとやはり思い込みたいのが人情なので、ますますその手の誤解が蔓延していったのだろう。女性たちの社会進出が進んだ現代ではファザコンよりも母娘密着型が増えて当然なのかも?と思ったりするのは、わが家では亡き母親が社会性の高い経済力もある女性だったから、私も妹もどちらかとえいばファザコンよりもマザコンに近いメンタリティを有していて、その母親に残された父親はちょっと気の毒かも、と感じられるふしがあるからでした(^_^;)


コメント (3)


父親は娘に格別な思いを、母親は息子に格別な思いを、というのがまあ普通でしょうね。

そうですよ、父親という異性の影響から離れないと彼氏はできないし結婚する際なんか大騒ぎでしょう(笑)。

わたし自身は母親との折り合いが良くなかったし、子供の時から「お父さんにそっくりねえ」とみんながニコニコして言ってくれるので父親寄りの娘だったと思いますけど、でも溺愛はされなかったから向田邦子の父親みたいな感じでした。

俵万智さんの歌集『チョコレート革命』が出たとき、いつもに似合わずミーハー的にサイン会に行きましたけど、おぢさんたちが恥ずかしそうに並んでいたのを今でもよく覚えています。あれは父親の視点でしたね(笑)。わたしは結婚したばかりだったのであの歌集を受け入れるのにかなり抵抗がありましたけども(^^;)

投稿者 ぱぐ : 2015年03月29日 10:21

我が家は娘と主人は良く似て居ますので趣味も似てるし、比較的中は良いですね。息子と私も他人さまから聞きますには感じや性格が似ているそうです。でも似てるから反発する部分も多いにあります。大塚家具のお家騒動が全国区になり、面白く(失礼(-_-))ニュースを見て居ましたが、あの創始者と娘さんは性格が似ている感じがしました。反発しだすと誰も止められないでしょうね。

投稿者 お : 2015年03月29日 22:20

同感です。
そうか、コーディリアは虚像だったのですね。
すっきりしました。
我が家のムスメたちも夫には寄りつきません。
たまに夫が気の毒になりますが、自分も若い頃は父とそう仲良くはなかったことを思うと、自然なことなのかと納得します。
久美子さんもお父様のお力を認識されるには時間がかかるのでしょう。少なくともPR効果抜群の騒動でした。

投稿者 ばんぶー : 2015年03月30日 08:35

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