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2015年03月01日

揚げイカと筍のサラダ、アボカドと蒸し鶏のサラダ、餃子

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
執筆が立て込んだ今週末はもともと1鞍しかレッスンを予約しておらず、でも一週間にサイテー1鞍はゼッタイ乗りたいよね〜てなわけで、小雨がぱらつく中で超お馴染みハイセイコーのお孫さんに騎乗。今日は雨降りのせいばかりでなく鉄道事故もあって珍しくクラブが空いており、レッスンも少人数のおかけで充実したし、本降りになる前に終了したのは何よりでした。
もっとも馬装をしている最中にお孫さんの顔に擦り傷があるのを発見し「コレどうしたんだろう?」とペンギンのOさんに訊いたら「こないだ転んじゃったんですよ〜レッスン前の訓練中に」と答えられてドッキリ(!_+) 人間でも年取った人が転ぶのはあんまりいいことじゃないので、やっぱりそろそろ限界なのかも(-。-;)と心配しながら馬場に出たら、これまた小雨が降り続いて想った以上のドロドロ状態で、滑ったり躓いて膝でも突いたら大変だから、正直気が気じゃなかった。ところがいざ騎乗したら、珍しくも部班の先頭に立ちぐいぐいリードして後続の馬を引き離す快走ぶりに「その馬はやっぱりスーパーお婆ちゃんですね〜」とインストラクターのI.S氏が仰言ったほどだったし、厩舎を覗いたら餌喰いも便通も好調だったのでほっとした。とにかく元気な姿で現役を続行しつつ長生きして欲しいお孫さんである。こんな風に自馬でもなくただクラブでお馴染みになったというだけの馬にも情が移ってしまうのは何も私ばかりではないようで、馬には何せ乗せてもらってるわけだから犬猫とはまた違った情の移り方があるのだろうと思う。それにしても今週のニュースでちょっと驚いたのはシゲルスダチという愛馬との関係がつとに知られたJRA後藤騎手の自殺である。先日たまたま見た番組で両者の信頼関係と交流が映像として流れた直後だっただけに、まるでシゲルスダチの後追い心中のように思えてならなかった。合掌。


コメント(1)

後藤騎手の自殺について、ですが、このblogの読者は競馬を知らない方がほとんどでしょう。再三の首の怪我と辛いリハビリが原因と思われます。馬は愛情の対象となりえますが、、読者に誤解を与えてしまいかねないですね。

投稿者 こみやけいこ : 2015年03月02日 07:53



2015年03月02日

牛肉と里芋の煮物、ニシンの酢漬け、納豆

前にQPで見た料理。牛蒡、人参を先に炒って蒸し炒めにし、牛肉、コンニャク、里芋、椎茸の順に炒め合わせて水を加え、酒砂糖醤油味醂で味付けして煮込むだけ。ニシンの酢漬けは市販品。
食事しながら見たNHK「クローズアップ現代」の特集タイトル名「埋没技術」って一体何を埋め込む技術なんだろう?と思っていたら、それは完全な勘違いで、要するに電子書籍端末も羽根無し扇風機もさらには今を時めく3Dプリンターも、最初はみんな日本人が技術開発をしていたにもかかわらず、事業化の軌道に乗らないまま企業内で「埋没」してしまい、結果、海外に全部先を越されちゃった〜という明けて悔しき玉手箱みたいな(ちょっと違うか)話なのであった。まあ、らしいといえば、らしい話で、昔から物作りの才能には恵まれていても、マネージメント能力が著しく欠けている民族かも?なのである。でもってこの間長く続いた企業が冬の時代に、経営陣が単に目先の数字的な業績にこだわって、どんどんコストダウンはしても、採算を度外視した新規事業をやみくもに起ち上げられるか!的な風潮が広がっていたからなおさらであろう。ソニーなんてきっと埋没技術の富士山が出来ていそうな気がする。
物作りは才能だという認識はわりあい誰しも持ってるように思うが、経営者や管理職も才能だという認識が日本には極めて薄いような気が私はずっとしていて、年を取ってるからとか、良い学校を良い成績で出てるとか、資格を持ってるとか、ましてや創業者の一族だなんてことは、本来その才能とは無関係というか、たまたま一致することもある、という程度の認識を持っていたほうがいいのにな〜と常々思っているのだった。でもって才能はないけど優秀は優秀ですよ、みたいな人には得てして想像力が欠如し、その手の人が物作りの現場には結構障害になるんじゃないかな〜てな風につい考えちゃうのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

おはようございます。
経営者や管理職には、部下の感じてることを感じられる能力も要求されることの一つじゃないかと思います。下っ端向きの人の下で仕事をしたことがありますが、慣れてないもんだから威張り散らすだけで、仕事をやりやすくするという配慮がなく、ものすごくやりにくかったです。

違う発想をする人間を潰しにかかる同調圧力が強いところでは、なかなかそういう人材を発掘するのは難しいんじゃないでしょうか。

投稿者 ぱぐ : 2015年03月04日 07:00



2015年03月03日

桜エビ鍋

レシピは1/8のブログを参照のこと。この鍋をお教えした集英社の眞田さんにはとても好評で、お礼にといって桜エビが今日送られて来て、寒さがぶり返したこともあって、早速使わせて戴きました<(_ _)>
食事しながらまたまた見てしまったNHK「クローズアップ現代」は人工知能の特集で、米国ではすでに新聞記事も書いているし、1500校以上の大学で小論文の採点なんかもやってるそうなのである(@_@;) まあ学生もコピペで論文書くような時代だからどっちもどっちもで、およそ人間が苦労してやらなくても出来る方法がどんどん増えてるのと相俟って、別に人間でなくてもやれちゃうこともどんどん増えてるのは確かだから、ここ10〜20年の間に今ある職業の65パーセントが消滅するというのもむべなるかなである。去年観た人間と人工知能との恋愛映画「Her」の中で主人公の男性が携わっている職業も、ああ、人間にはもうこんなバカバカしい仕事しか残されてないわけなんだ〜と妙に納得しちゃったんだけれど、とにかく人工知能は膨大な量の情報が蓄積できて且つ解析も速いのだから、つまり下手な人間より学習能力が高いわけで、現在はまだまだ人間がやってる判断や決断も今後どんどん自力で出来るようになるみたいだし、どっちみち無くなる職業が沢山あるんだったら、真っ先に政治家という職業を消滅させてくれ〜!と思っちゃうくらいである。もっとも、そのうち人間を無視して勝手な判断をやりだすことも大いに想像されて、要するに2001年のハルが登場するのはもはやフィクションではなく、時間の問題になろうとしているのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

もう既に政治家という職業に反吐が出そうな私はそれだけはやめてくれー?と思います。
 政治家の過ちは決して認めず、与党がやりたいように進める今の状況が人工知能に決断されたら・・・。(お先真っ暗な気がします)。
 人工知能に仕事をさせるのなら、その知能を実現できるロボットかアンドロイド(古いかも)を実現できればヒトは不必要になります。
 しかし、高所得を狙う富裕層がそれを採択したら・・・・・。
 庶民も中間層も無く、高額所得者とその奴隷になるような賃金配布になりそうです。ヒトを安く使い倒す状況も好きではありませんが、人工知能が補助でなく主流になればヒトのためでなく人工知能のために合理的な社会が築かれると予想し、頭を捻ります。

投稿者 nao : 2015年03月04日 23:05



2015年03月04日

新ゴボウとレンコンの塩きんぴら

QPで見た料理。胡麻油+サラダ油で豚肉と新ゴボウ、レンコン、赤ピーマン(なかったのでパブリカにした)を順次炒め合わせて出汁を加え、塩、酒、味醂、香り付け程度の醤油で調味して火を通しただけ。素材を一つ一つ丁寧に炒めて合わせるのがポイント。
食事しながらまたしてもNHK「クローズアップ現代」を見て、ネットバンキング被害が急増し今や被害額が30億円超になっているという話にも驚いたが、今週やたらと騒がれているニュースで私が一番驚いたのは、政府の補助金を貰ってる企業ってそんなにも沢山あったんだ (!_+) という点である。社会保障費を削らなくちゃいけないくらいお金に困っているはずの日本政府も企業にはお金が出せるんだ?!とフシギに思う一方で、何だかんだいってもまだ政府から補助金をもらえないとやってけない企業がそんなに沢山ある日本の経済ってホントに回復基調にあるわけなの?と大変不安にもなるし、でもその企業も政治家に献金するくらいの余裕はあったりするわけなんだよね〜と考えたらもう何が何だかわからなってしまった私であります(@_@;)でもって政府の側も企業が政治家に献金した時点で、ああ、そんな余裕があるんだったら補助金は打ち切りますね〜で済んじゃうと思うのだけれど、決してそんな風には政治家はもとよりマスコミも識者も誰も考えていないみたいなのはナゼなんだろうか?全体的に各自に対する献金が少額のため、誰もそんなに悪いことをしてるとは思っていないようだけれど、法律に触れる触れないの問題じゃなくて、税金の使われ方としてこんなにスジが立たない話って珍しいんじゃなかろうか(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

独断ですが、筋の立つ行動をしている政治家などひとつも思いつきません。小泉孝太郎(名前これで間違ってないかな?ちょっと不安)は今のところ筋がたっているような気がしますが、単にマスコミにそう思わされている可能性は・・・ありすぎてよく解りません。
数日前の朝日新聞の投書で献金を一括管理して、それぞれの政党に分ければという内容を見た気がしますが、それも一案だけれども、献金を禁止するために、何年か前か知りませんが、政党助成金が作られたのでは?。本当に疑問なのですが、では何故今も政党助成金も献金も当たり前のこととしてあるの?。と
 カネで動き自らのカネを削れない政治家が偉そうにご立派なことを言っても全く信用できません。でも日本人には信用されているのでしょうね。上手く言い表せる言葉が出てきませんが、信用できる政治家が出てきて欲しいと切望します。

投稿者 nao : 2015年03月06日 00:31



2015年03月05日

おでん他

京橋の「しおの」で松竹時代の同期である奥平さん、関根クン、玉井クンと会食。十三人いた同期のうち本社に残ったのはわずかにこの三人で、同期会をなさる時には私にも声をかけてくださるのだが、今日の夕方はたまたま都内に他の所用もあったので、歓んで参加させて戴いた次第。それにしてもけっこう離職率が高い会社なのか、今時はどこもこんな感じなのかは知らないけれど、私は院卒で入社したため同期はみんな若くてまだ定年には達していないのである。で、関根クンは今や人事と経理を統括する役員だし、玉井クンも執行役員兼関連会社の副社長だし、奥平さんもクールジャパンを推進するNPOで活躍なさっているわりに、入社当時とほとんど変わらない雰囲気でいらっしゃるのも松竹という会社ならではだろう。とにかく当時は正規採用がなかったため同期全員コネ入社で、変わり種ばっかりだったということもあるかもしれない。
とはいえ、あの頃から三十年以上も経った今は、お互い親の介護問題やら自身の老後問題やら健康の話などが出やすいのは世間いずこも同様で、好きなことも今のうちにやっとかないとね〜というわけで私は乗馬、奥平さんはカヤックの趣味に邁進している話でも盛り上がったのだった。
「で、松竹の景気どうなの?」と訊いたら不動産部門の利益もあって案外いいようで、演劇は世代交代が着々と図れて興行的にはいいそうだし、映画もひと頃の不振を脱して去年は海外の賞が狙える作品を何本か製作し、今年は大物作品をずらっと並べる勢いでやる気満々なのだとか。OBとしても古巣が健在なのに越したことはないが、今や中途採用が多くなって松竹生え抜きの人はどんどん減ってるという話だから、私がいた頃の牧歌的な時代の松竹とはだんだんかけ離れた会社になって行くのかも知れません。ともあれ同期の面々は相変わらずでした(*^^)v




2015年03月06日

ブリの揚げ焼きネギソース

昨日のQPで見た料理。塩胡椒して薄力粉をまぶしたブリを揚げ炒めし、みじん切りした長ネギを炒めてオイスターソースと醤油と水を加えたソースをかけるだけ。付け野菜はほうれん草を塩茹でして胡麻油で和えたもの。
今週は国内外であれやこれやと驚くニュースが相次いで世の中一体どうなるんだろう(-。-;)と不安になることしきりである。群馬大にまさか高嶋政伸みたいな医者がホントにいるとは思わなかったし、ロシアの大統領がまさかイマドキ政敵を暗殺する!というような見え見えの弾圧をするとは思えないのだけれど、何しろKGBあがりなのだから、あり得なくもなさそうなところが怖い事件であった。それにしても今日は食事しながらNHK 7 時のニュースを見てとても気になったのは集団的自衛権の行使に関する問題で、日本が武力攻撃を受けていなくても自衛隊が武力を行使できるとした「新事態」って一体どういうことを想定してるんだろうか??安保法制の与党協議会はいつの間にかどんどん進んじゃってて、野党との協議はまともにやる気があるかどうかさえ怪しいのに、国会前で抗議をしている人は私より高齢者の方ばかりのように見えるから、結局のところ憲法改正もチョロいよね〜と現政権が判断してもおかしくはない感じである。ロシアの事件は、これでもプーチン支持率が異常に高いのだから結局はこの国の民度の問題なのかもと思えるわけだけれど、株高によってで現政権が過半数の支持率を維持している国も、あんまりえらそうなことはいえないように思われます(-.-;)y-゜゜




2015年03月07日

アスパラガスのサラダオレンジソース、イカのマリネ、鶏の唐揚げ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
明日は乙女文楽に行く予定で、春になった途端に色んなイベントのお誘いを次々と戴いており、それでも週一の乗馬はゼッタイ欠かせない!という強い思いで今日は夕方の90分レッスンに参加。予報で心配された雨はゼンゼン降らず、馬場も非常にいい状態の中で、参加者がいつもより少なめだったから、径路を一頭立てで回れて超ラッキーでした。
お相手はクラブ一のイケメン鹿毛リュウ君で、まだそんなには乗り馴れていないけれど、とてもイイ子で私との相性も悪くないみたいだから、インストラクターのHさんから来月はヤブサメ君を卒業してリュウ君を専用馬にしたらどうかというご提案を戴いた。以前は余り速く走らせないよう抑えて抑えて乗るようにいわれていたが、最近は強く責めてもう少しスピードアップするように言われていて、その場合小柄なヤブサメ君のほうが反動が大きくなって尻が弾かれ座りきれなく恐れがある。リュウ君のほうがまだ縦揺れが少ない感じはするものの、頭が高いので乗りやすくするには折り返し手綱という補助具が必要となり、つまりは手綱を 4本も持たなくてはならないため、まだその扱いに馴れない私は4本の操作が騎乗中にややこしくなってつい駈歩の発進が遅れたりする難点があるのだった。ともあれ両頭共とてもイイ子たちだが性格はかなり違っていて、ヤブサメ君のほうはお茶目で人間によくイタズラしたりする可愛さがあるが、イケメンのリュウ君はやっぱり性格も二枚目というべきなのか、馬場でも洗い場でも悪ふざけなんかゼッタイしません的な雰囲気だし、僕あまり構われたくないの的なオーラを出しており、おやつのニンジンはともかくリンゴには見向きもしないのだった。とてもおかしかったのは、先々週だったかにある男性の会員さんが洗い場につながれたリュウ君を見て「この馬ゼッタイ自分はいい男だと思ってるよな〜」と呟かれた時で、動物は種が違っても♂同士だとそういうのがわかるのかしら?と思ったのでしたσ(^◇^;)写真はケータイを向けた途端にお澄ましポーズを取るリュウ君。




2015年03月08日

乙女文楽

日本では何故か余り話題にならないが3月8日の今日は国際女性デーで、まさしくそれにふさわしい「乙女文楽公演」を満席の場内で鑑賞した。演目は「千本桜」の道行「吉野山」と「壺坂霊験記」の2本立てで、
「吉野山」はテープ演奏ながら曲想の面白さが意外なほどこちらに伝わったのは、三人遣いの文楽よりも人形がコンパクト且つ明瞭な動きをするせいであろう。二上がりの「雁と燕」の手踊りなどは文楽よりも面白く感じられたくらい人形の動きが華やいで見えたし、全体的に優美な印象を受けた。「壺坂霊験記」は女義の竹本越孝、鶴澤寛也の生演奏が入っていっそう本格的な興行となり、ここでも沢市が死んだ後のお里のクドキで即ち女が半狂乱になったフリの部分、杉山其日庵のいう「お里を踊らして殺した」件りは、女義さんの演奏と相俟って、文楽よりもストレートで面白く、主催する現代人形劇センターの塚田理事長が「女だからこそ伝わるものってあると思うんですよね」といみじくも言われたことがよく納得できる公演だった。幕間に人形の遣い方の解説があったのも親切だったし、今回のような女義界とのジョイント活動は今後も続けて、いずれは演目を増やし、本格的な「女文楽」に成長して行ってほしいように思う。例えば「三十三間堂棟木由来」なんてのもいいんじゃないのかなあ、なんて勝手に思ったりして。


コメント(2)

「女文楽」面白そうですね。

この間NHKのFM放送で女浪曲師の唸りを聴いたのですが、一人作業をしながら耳福でございました。

投稿者 ぱぐ : 2015年03月09日 18:17

私も昨日観に行きました。
人形遣いにも魅了され、とても楽しかったです。
次の公演も行きたいと思っています。

投稿者 天 : 2015年03月09日 18:33



2015年03月09日

中華総菜三点盛り、生ハムとトマトのサラダ、水菜と湯葉の明太子サラダ

大宮高島屋の地下でゲット。
今週はスケジュールがぎちぎちで、けさも四時起きで執筆を開始し、料理してる余裕はなかった。なぜそんなに大変かというと、父が妹の近所のマンションに引っ越すに当たって、私が契約者として不動産屋に出向かねばならず、ついでに甥っ子の卒業就職祝いをして、さらに余裕があったら南座の公演を観たりして、それでも12日中には帰宅し、もしその前に余裕があったら丸の内で映画の試写会に行って、13日は整体治療のあと小松原庸子さんのフラメンコを拝見するという、気がつけば何だか降れば土砂降り的イベントフルな一週間になっていて、もちろんその間にも新聞小説の連載は続いているわけなので、執筆できる時にはしておかねばならないのであった。それにしても、この年齢はまだ仕事もそこそこある状態の一方で、何かとお誘いを受けたら親しい人にも会える時には会っておかないと後悔しそうだし、好きなことができる体力だっていつまでも保つかわからないわけだから、来る球すべて撃ち返して60代のMAXを叩き出したい気持ちにもかられる私なのであります(^^ゞ


コメント(1)

私も今朝子様と同じ年齢ですが、今の私もおんなじ心境です。
今年に入りパソコンのトラブルやら電機機器の故障も影響してか、仕事が許容量を超えてしまい悲鳴を上げていました。

加えて週一度の孫守も決めれていて?(笑)フル活動状態です。
その反面好きなことをしたり、誘われるとついいそいそ出かけてしまい、時間を忘れてしまいがち。
これはもう如何に物事を手際よく片づけて、無駄を省くしかありませんが、
来る球すべて撃ち返せるよう60代楽しみたいものです。

投稿者 yuu : 2015年03月11日 11:15



2015年03月10日

鶏の唐揚げ、豆腐ハンバーグ、大根の煮物、ぴりからコンニャク、

大宮ルミネ内の総菜店でゲット。新聞連載ひと月分の入稿を何とか済ませて明日は京都へ。不動産屋との契約と母親の墓参りが主目的だが、お茶の阪本先生から松也の芝居を「観たげてえな」と言われており、何しろ亡きお父さんの松助さんとは懇意にさせて戴き、子供の頃からリュウ君も知ってるので、ついでに南座の公演を観られたら観るつもり。12日は東京で映画の試写会を観たら深夜帰宅になり、13日もフラメンコ公演で遅くなるため、次回の更新は14日の予定ですが悪しからず<(_ _)>
ところでメルケルさんがいつの間にか来ちゃってるのは凄い!というか、この人分身の術でも使ってんじゃないかと思うくらい世界を飛びまわっているが、日本のマスコミは概ねなぜ七年ぶりのこの時期に?とか、一体どういう思惑が?ウクライナがらみ?とかいった報道に終始しているみたいだけれど、今朝の海外ニュースでドイツの公共放送ZDFを見たら、両首脳の会談が結局噛み合わなかったことを強調し、その理由は日本が過去の歴史を直視せずキレイ事にしようとしている点と、原発の再稼働にあることを非常にハッキリというか、ほぼそれしか報道しなかったのにはちょっとビックリした。先日韓国で米大使が斬りつけられた事件の際に問題となったシャーマン米国務次官の発言も日韓の不協和音に関して韓国の態度を憂慮するものだったわけだが、ひょっとしたら欧米では東アジアの現状に対して当事者以上に危機感を抱いているのかもしれない。イスラムだけでも大変なんだから、黄色い人たちにまで騒がれたらホントに困る!と思っていそうな感じがしたZDFニュースだったのでした。




2015年03月14日

3/11〜

いや〜今週はさすがにヘトヘトの一週間でしたσ(^◇^;)
 京都では父親の引っ越し先と甥っ子の就職先が決まり、妹のダンナの歯科医院も無事に新規再オープン\(^O^)/おめでた続きの中で甥っ子の卒業祝いは京都発イタリアンとして人気の「イル・ギオットーネ」本店でして、その一品の写メUPをブログの彩りと致しました。たまたま「川上」の休店日に当たったため、「あまから手帖」の穴田さんに旬の店をいくつかご推薦戴いたのだけれど、ことごとく振られてしまい、「ギオットーネ」も満席でよくぞリザーブできた感じだったし、周辺も観光客でいっぱいだったから今やオフシーズンの平日でも侮れない京都であります(-。-;)
 この間に南座の歌舞伎公演で観られたのは夜の部「弁天小僧」のみ。主演の松也は早くも喉をやっていて甲高い声が聞きづらかったり、眉の引き方や後半の着崩れに至る躰の使い方など難点は細々と挙げられるけれど、概ね及第点には達しながら、妙に生っぽい演技が印象的で、歌舞伎の生世話というよりもむしろ新派に近い感じに受け取れるのは、もはやこの人の個性というべきなのかもしれない。つまりふつうの演技者としても通用する達者さはさすがに一座する他の若手とは一線を画すとはいえ、達者さは時として役者の器を小さくする恐れもあるので今後はその点が要注意だろう。この芝居に関しては、妙に生っぽい感じが一種ふしぎな魅力にはなっていた。
 12日の夕方東京まで戻って駆けつけたのは丸の内ピカデリーで催された映画「ジヌよさらば」の試写会。「ぼのぼの」でお馴染みの漫画家いがらしみきお原作・松尾スズキ監督というユニークな組み合わせの映画化で、主演の松田龍平と阿部サダヲのほか「あまちゃん」で一気にメジャーになった劇団「大人計画」のメンバーが大挙出演し、これに松たか子や西田敏行も加わってさらなるメジャー感を打ち出したこの映画のプロデューサーの一人は元マガハ担当の中田由佳里さんとあって、試写会後は現マガハの船山さんや書評家の豊崎由美さんとも久々に歓談の時を過ごさせてもらった。
 ともあれ松尾スズキ監督の映画だけに、さぞかしマイナーなタッチかと思いきや、原作の「まっすぐ」な思念というようなものに引きずられたせいか、結果的に意外なほどメジャーなエンターテインメントに仕上がっている。お金アレルギーになった元銀行員が限界集落寸前の村に現れて、いわばトリックスター的に立ち回る中で現代社会を風刺しつつ、村民それぞれの個性が爆発的に開花して大いに笑わせてくれるのだ。小劇場系の演劇ファンは必見だし、「あまちゃん」ファンだった方やスラップスティックコメディ映画好きにもオススメしたい。
 13日は早朝からバリバリ執筆してエッセイ1本を入稿後に整体治療に行き、夕方からは池袋の東京芸術劇場にて小松原庸子スペイン舞踊団創立45周年記念公演「伝統とモダンを踊る」を拝見。大きな劇場で生のフラメンコを観るのは初めてという全くの門外漢ながら、同行した幻冬舎のヒメ共々その本格的な舞台パフォーマンスに圧倒されてしまい、「不思議なご縁のおかげで本当にいいモノを見せてもらったよね〜」と終演後にいい合うこと頻りであった。
 とにかくフラメンコの踊り自体に関してはさすがにコメントするほどの見方が出来るとはいいにくいので控えるが、全体の構成や演出面も含め予想をはるかに超えてプロフェッショナルに成り立っていることでいたく感心させられた。照明や衣裳のすみずみに至るまで一分の隙も無く一貫した美意識に支えられており、一方で本場から招聘された踊り手や演奏家の迫力も素晴らしく、あっという間の三時間でずっしりと胸に残る名舞台だったことは確かである。


コメント(1)

三月晦日に京都に参ります。
近江に旅するのですが、知人がどうせなら近いから京都もいかが?と言ってくれたので。

春の京都は学生時代、源氏物語のゼミ(国文科でした)の打ち上げ以来です。この時期、北陸新幹線開通であちらにお客さんが大勢行くかな、こまなくて済むかしらん、と思いましたがなかなかそうもいかないみたいですね(笑)。
夜の京都を楽しんできます。

投稿者 ぱぐ : 2015年03月17日 21:53



2015年03月15日

酢豚、かに玉、海老と菜の花の和え物

乗馬の帰りに大宮駅前の中華総菜店でゲット。
バタバタした今週も週末はクラブの馬場で90分レッスンを含めて3鞍騎乗。お相手は超お馴染みアイドル系鹿毛のヤブサメ君と黒鹿毛ハイセイコーのお孫さんで、両頭共に珍しいくらい素直に指示に従って快走してくれたのは、ようやく春らしい気温になって馬たちの体調が良かったせいもあるのだろう。目下わたしが課題にしているのは駈歩のピッチを速めることで、高齢のお孫さんにも例しに脚を使ってみたら、まだ加速が可能なのだからホント乗馬界のスーパーお婆ちゃんである。古参会員のAさんによれば、昔は障害の競技馬で「牝馬だからバーに当たって傷つくのが嫌らしくて、メーター超えでどんどん高く跳んじゃうんですよ〜そういう子だったから今でも現役でいられるんでしょうし、へたに養老牧場なんかに行ったら、いっぺんにボケちゃってすぐ死んじゃうんじゃないのかしら」とのことなので、現状が少しでも長続きするのを祈るのみ。とにかくお孫さんとは私も付き合いが長いので「自信を持って乗ってますよね。いつもその自信を忘れないように」とインストラクターのI.S氏も仰言るのだけれど、駈歩でこっちが煽って加速させられるほどの自信を持って乗りこなせている馬はそんなに沢山いるわけではない。ヤブサメ君にはまあそこそこ自信がついたので、左手前の輪乗りでせっかく煽って加速してみたのに「松井さん、馬に走られそうになったら自分で速度を落とすように!」とインストラクターのHさんに注意されてしまい、やっぱりまだまだ信用がないんだな〜と思うことしきり(^_^;それもそのはずで、右手前のほうは相変わらず反動が大きすぎるので、加速するどころか座りきることもできず不安定な乗り方になってしまい、ヤブサメ君はこの右手前を克服するのが優先課題なのでした(^^ゞ
ところで毎週クラブの往き帰りには大宮駅の賑わいぶりを肌で感じるが、今春はJRの画期的なダイヤ改正によって大宮駅の利便性がますます際立つ印象である。仙台まで1時間のみならず金沢までも2時間で行けるようになっちゃったのはともかくとして、何しろ30分で東京に直行できるのだから、地方出張が多い大手町勤務のサラリーマンなんかだとこんなベンリな町はない!って感じである。そのせいもあってか自宅の周りはマンションラッシュに沸き、急速に色んなショップが増えて、ますますベンリになるのは有り難いとはいえ、郊外に引っ越した感がもはやゼンゼン無いのは、当初の思惑とはちょっと違うのですがσ(^◇^;)




2015年03月16日

鶏肉とセロリのナンプラー炒め

QPで見た料理。鶏胸肉をサイコロ状に切って塩胡椒酒で下味してカタクリ粉をまぶし、多めの油で色づくまで揚げ炒めにする。ニンニクのみじん切りを入れた油でサイコロ状に切ったセロリを炒めて鶏肉と炒め合わせ、ナンプラー砂糖豆板醤を混ぜた合わせ調味料で味付け。美味しそうに出来たにもかかわらず、食欲がなくてほとんど食べていない。けさから根を詰めて執筆したため、きちんと昼ご飯を取らずに甘い物でごまかして杏を食べ過ぎたせいかも(-。-;)先週は食べ過ぎたから、ここらでカラダが自発的に調整を取ろうとしているのか、あるいは昨日ちょっと薄着したせいで風邪気味なのかもわからないけれど、食欲がない時は無理して食べないことにしています。
で、ほとんど食べずに見たのは昨夜録画しておいたNHKBS1スペシャル「追跡 過激派組織ISの闇」で、組織内の洗脳の様子などが生々しく撮られ、丹念な取材と証言によって、これがイラク戦争に端を発するアメリカの数々の誤算と失敗によるものであり、今となってはもう軍事では解決できない問題(だと米国の関係者が証言)であることが鮮明になった。かなり突っ込んだ取材がしてあって、これはCNNやABCはもちろんBBCも、恐らくキリスト教文化圏の先進国には作れない番組かと思わせて、久々に受信料を払ってる値打ちがあるように感じられた。その受信料が会長の私的ハイヤー代に使われちゃたまたんのでありますが(-.-;)y-゜゜




2015年03月17日

いさきのアクアパッツァ

昨晩は早めに寝たので疲れはすっかり取れたけれど、胃腸はまだ本調子じゃない感じなので、何となくあっさりしたものにしようかなあと思って作ったのがコレで、本調子じゃないと言いながらペロリでした(^^ゞレシピは不要だろうが念のため。オリーブ油でニンニクのみじん切りを炒め、処理済みで塩胡椒したいさきを入れて両面を焦がし、浅蜊とスナップエンドウ、マッシュルーム、パブリカを加え、白ワインと水を入れて塩胡椒で調味して蒸しただけ。
今年はカメ♀の千鳥が冬眠からなかなか目覚めないので、もしかして死んじゃったの?と心配してたら今日の気温でさすがに起きてきたのはいいけれど、ずっと早くに目覚めて待ち構えていた♂俊寬がさっそく襲いかかって気の毒でした(^0^;) 他のカメの飼い主さんの話をいろいろ読んだり聞いたりすると、どの♂も年がら年中サカリきって♀を襲ってるわけではなさそうで、どうもうちの俊寬が珍しいほどのゼツリンタイプであるらしく、三茶のペットショップに沢山いたカメの中で一番しっかりしてキツイ顔したのを選んだのがそもそもの間違いだったようです(-.-;)y-゜゜
ところで今日の日本時間で午後2時から始まったはずのイスラエル総選挙の結果はどうなんだろう?世論調査ではさすがに現ネタニヤフ政権に黄色信号が灯っているらしく、中東情勢を左右しかねない選挙だし、これ以上にパレスチナ問題を悪化させてイスラム社会との対立を深めないためにも、個人的には世論調査通りの結果であってほしいような気がしている。ガチガチの右派であるネタニヤフという人は見た目もホント強欲そうな感じの怖面であり、対するリベラル派の党首は、まあ人は好さそうだけど何だか頼りない雰囲気であるのがTV画面を見ているだけでも伝わってくるのがスゴイ。それにしても今や世界中の政治家が右派とリベラル派にくっきりと別れていて、見た目もほとんど同様の感じで別れているのがフシギで、これって要するにもうイデオロギーとか理屈の問題じゃゼンゼンなくて、単に動物としての個体差なのかも?とまで思えてしまうのですが(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

ああ美味しそうなアクアパッツァ。今うちは私の母が来てくれて、せっせと部屋を磨き上げてくれて、拝みたいたいほど有難いのですが、彼女のペースに合わせるのがとても苦痛で、疲れ果てています。
 ぐーたらしている私のペースが刺激されるのは有難いのですが、なんで昭和の親の大半は自分が思うように子どもを振り回し、感謝が足らないと言うのか疑問です。正直なところ、母に似た言動の子どもに振り回されて、母が来てやっと楽になったと思ったら、今度は母に振り回されて疲労困憊しています。
 どうでも良いけどそれは母に言わせると「あんたにカリスマ性がないから」だそうです。
 気を遣って相手に良いように考えて行動すると大抵あんたはお人よしの馬鹿というような反応が返ってきます(母に限らず)。
 親子の関係で行動や反応を予測して動いてきましたが。いい加減になぜ親が自分の思うように動かしたいと思うのを、そうではないと子どもが教えるように動かないといけないのか嫌になってきました。
 完璧に愚痴で申し訳ありません。

投稿者 nao : 2015年03月17日 22:23



2015年03月18日

木ノ下歌舞伎「黒塚」

駒場のアゴラ劇場で木ノ下歌舞伎「黒塚」を現代人形劇センターの塚田さんとご一緒して、「いやー久々に見応えのある小劇場の舞台を見ましたよね」と互いに言い合ったものである。とにかく幕開きからただならぬテンションでスタートし、幕切れまで求心力を喪わずに濃密なパフォーマンスを繰り広げた舞台で、この点は偏に役者個々の力量に拠るところ大であろう。出演者全員この人達はふだん一体どんな芝居をしているのか、またどういうメソッドを経てこうした身体能力の高い演技術を獲得したのか訊いてみたかったくらい、発声や身振りも達者で、それぞれが個性に応じた存在感を舞台上できちんと発揮していた。ことに鬼女役の武谷公雄は若き平幹二朗を彷彿とさせる風貌や大きさと芸の濃さを感じさせて、鬼女が本性を顕す件りの迫力は凄まじく、イマドキの薄い若手俳優とは一線を画するものがあったように思う。
歌舞伎の「黒塚」をストーリーは元よりセリフや長唄を含めてかなり踏襲しており、演技術もそれに準じる部分がある一方で、現代劇風に仕立てたり、洋楽を取り入れたりしている部分がさほど違和感なく織り交ぜられているのも面白く、「花組芝居」などとはまた全く違った歌舞伎の消化の仕方が見られるように思えた。簡単に説明しづらいが、要するに歌舞伎のストーリーの多くはクライマックスで人間の極限状況を描くことが多いわけなのだけれど、その極限状況に至るまでの過程や心理状態などを丹念にリアルに追及したらどうなるかというような一種の実験演劇でもあるような感じで、それゆえ今回の「黒塚」では「奥州安達原」に関連する伝説を劇中に取り込んで鬼女が鬼女に至った背景までストーリーに復元させており、そのことで却ってストーリーの普遍性が損なわれる点も否めないが、そうした緻密なドラマ性の詰め方で極限のリアルを追及しようとするのが木ノ下歌舞伎の真髄であるのかもしれない。ともあれ今回の「黒塚」では結果的にそれがみごとに達成されて、小劇場の範囲とはいえ部分的には本家の歌舞伎よりも迫力ある舞台を生みだしていたのは間違いない。興味のある方には是非ともオススメしたい公演である。


コメント(2)

松井さんの文章を読んですごく興味がわきました。来週地元で公演があるので行くことにしました。「祇園川上」の加藤さんが出演する「千年の一滴」も拝見しました。非常に興味深い、映像の素晴らしい作品でした。見ると自分でだしが引きたくなりますね(^_^)

投稿者 ちえこ : 2015年03月19日 13:29

コメントは2回目です。
松井さんの劇評をいつも参考にさせて頂いています。
今回もコメントに惹かれ、21日昼見てきました。私(中年男)はもっぱらお能を見てきたので、新鮮な思いでストーリーを追いつつ、松井さんのコメントされていた「身体能力の高い演技術」に同感しました、強力や鬼女の若手演者があそこまで舞踊をこなすのは大したものと感銘を受けました。現代能楽師もこのような作品を多く見て刺激を受けてほしいと感じた舞台でした。

投稿者 江口和郎 : 2015年03月21日 18:02



2015年03月19日

菜の花とウドと油揚げの煮物、ホタルイカ

QPで見た料理。菜の花はさっと茹でておき、ウドは斜め切りにして、油揚げは食べやすい大きさに切ってフライパンで別々にから煎りしてから、先に油揚げを出汁でしばらく煮て、味醂と醤油で調味し、菜の花とウドを加えてさらに少し煮るだけのお手軽な春らしい一品。ウドは皮付きのままでOK。から煎りで水分を飛ばすと同時に表面のうぶ毛も処理できます。
けさチュニジアのテロを知って真っ先に想い出したのは、もう随分前になるエジプトのルクソールで起きた事件だが、あの時も、ああ、これでもうエジプトには行けなくちゃった…と思ったもので、観光客を狙うというのは世界的な波及効果が大きいのを当然見越しての犯行に違いなかった。こういう事件が起きる度に、日本のみならず世界中がどんどん内向きになることが心配されるし、そこがまさにグローバリゼーションを否定するテロ集団の思うつぼでもあるのだろう。それにしても、ルクソール事件は確かアラブの春以前に起きているはずで、一方チュニジアはジャスミン革命を起こした本家本元のわけだから、一体全体アラブの春って何だったんだろう?と、これまた世界中の人が思っているのではなかろうか。現代はもはや国家によってとか、民族によってとかいうよりも、個々人によって民度のバラツキが激しい時代なのかもしれないと、例えばIS内部の映像を見たりすると、思ってしまうのだけれど、そのバラツキを生じさせてしまう根本的な原因は何なのかを、先進諸国の比較的恵まれた人たちがきちんと押さえておかないと、今後イスラム過激派に限ることなく、あらゆる不満のはけ口として次々とテロが起きるような社会になってしまうことが非常に懸念されるのだった。


コメント(1)

構造的なものが見えやすくなっちゃってるんですかね。

わたしは日本国内で詐欺事件が膨大になっていてやっている人の年齢層が年々若くなっていくことに危惧を覚えています。
お金を持っている人は自分がばかばか使うだけじゃなく、若い人向けの役に立つことに使ってもらえないものだろうか。借金しなくて済む給付式の奨学金とか。(自分はお金がないのでやりたくてもできないのが残念です)

投稿者 ぱぐ : 2015年03月21日 07:14



2015年03月20日

松坂ポークの岩塩焼き、茸のサラダ

整体治療の前に近所のイタ飯で食事。
昨夜はブログを書いた直後に桂米朝師の訃報を知った。高座を離れられて久しい晩年のご様子は元米朝事務所の大島さんから少し伺ってはいたが、訃報を知ったのはTVで、関東ではさほど馴染みがないせいか、割合あっさりした報道だったように思う。やしきたかじんと同様に、といっていいのかどうかはともかくも、関西人にとっての存在感の大きさは、こちらにはイマイチ伝わりにくいかもしれない。私が子供の頃は落語家さんというよりもテレビでお馴染みの人であり、当時の芸人さんらしからぬ健全なお茶の間にぴったりの雰囲気だったからこそ、この方にテレビメディアの側が飛びついたのだろうと思う。芸人さんという雰囲気でも、落語巧者の名人というイメージでも全然なくて、私が関西にいた頃まではむしろ素人臭さが抜けきらない感じだったのは、正岡容門下の、いわばインテリ落語家だったせいだろう。にもかかわらず、その門下には正統派だった故吉朝のみならず、故枝雀を始め、ざこば、べかこ、といった破天荒な芸風の持ち主が揃っていて、それでいてこの一門は業界でも稀にみるほど結束が堅いように見られていたのだから、やはり米朝師の人徳や推して知るべしというべきだろう。実家の祇園川上をごひいきくださっていたし、私も何度かお目にかかっているので、大往生を遂げ今やお得意の「地獄八景亡者戯」を地で行くような道中をなさっているのではないかと思いつつ、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。


コメント(2)

関西人にとっては寂しい限りです。確かに落語そのものは五代目松鶴の面白さ、先代文枝の華やかな芸の細かさは感じられませんでした。上手い面白い落語家というより落語を関西の文化にされた方だと思います。しかし、米朝師匠の人育ては愛に溢れて居たと思います。この方が居なくては現在の関西落語会の発展は望めなかった。又関西が誇れる方が居なくなりました。

投稿者 お : 2015年03月21日 16:22

米朝さんは品格が全面に出た学者風インテリ風の良い噺家さんでしたね、過去形がさみしいですけれど。
地獄八景もいいですが、百年目も上手かった。
地獄八景はそんなに長いスパンを楽しむもんやないので、山道を走らせる時ににピッタリでよう聴いてます。
個人的には5代目の特に小文枝時代が好みです、特にいいのは遊山船かしら。

これからの上方落語は人材不足ですわ。頭数が多いだけで、ひどいのばっかし。下手か上手いかなんて段階以前もんばっかり。だって声があかんのが多すぎなんですもん。
試験でいうたら体格条件ではねられるようなコが前でなにやらやりだすんですもん。聞ぃちゃおれん。

それは米朝一門も同じです。なぜご長男をいれたのかと思うほど、子米朝君も声も悪いし、芸になってないですね。
あのえらい米朝さんも親の欲目に勝てなかったということでしょうか。悲しいなぁ。
50代の師匠と呼ばれてる連中は高座が済んだら打ち上げのことしか頭にないし。
あれでは打ち上げするために高座を努める?してる感じが透けて見えてばかばかしくなって、もうこのごろは聴きに行くのをやめました。

そうですか、東京ではその程度の扱いやったんですね。こちらでは毎日は20日朝刊1面トップ夕刊は社会面に、21日朝刊は社会面で特集してました。
つくづく芸はその人一代かぎりのもんですね。

投稿者 毎晩晩酌 : 2015年03月21日 19:55



2015年03月21日

和牛ステーキ

これは私のブログなので遠慮なく個人的なことを書かせて戴くが、ワタシ的に今週イチバンのニュースは待望のマルエツ新装オープンでした(^^ゞ わが家から徒歩1分の場所にあった24時間営業のスーパーが老朽化による建て直しのために消えてしまい、ふだんの食料品もルミネ内のクインズ伊勢丹か成城石井、高島屋地下でゲットするしかなかったこの3年間はやっぱり不便かつ不経済だったというしかなく、ルミネだって別に歩くのが苦になるほどの距離ではないものの、たとえば冷蔵庫に眠っていたはずのニンニクがなかった!とか気づいた時のガッカリ感はスゴクて、その点マルエツなら気づいてすぐにつっかけ履きで走って行けるのがウレシイ。 1 4階建てマンションと合体した形の建て直しだったため再オープンに3年間もかかったわけだけれど、以前より広い敷地で 2 フロアを占めて売り場面積が倍以上になったから、品目や品数がぐ〜んとアップしたのは当然ながら、生鮮食料品の品質が格段に良くなっているのはちょっとビックリだし、おまけに今は新装オープンサービスの安売りもしてるから応えられない。結構な商品が驚くような安さで売られているし、従業員の呼び込みもハンパじゃない感じで、こんなハイテンションがいつまで持続できるんだろう?といささか不安に思うほどである。で、今日は黒毛和牛ミスジのステーキ用肉100グラムがワンコインでお釣りが来るほどのお値段だったから即ゲットし、併せて長崎産のアスパラガスと新潟産の椎茸を付け野菜にした。この長崎のアスパラガスがまた甘くてジューシーでアスパラガス通の私を唸らせる高品質だった割に超リースナブルだったので毎日でも食べたいくらいである。それにしてもイマドキはスーパーも開店時は死にものぐるいの感じになるのがひしひしと伝わって来たマルエツの奮闘ぶりで、クインズ伊勢丹や高島屋はしばらく劣勢を強いられるのではなかろうか。消費者としては選択肢の増えたのが喜ばしい限りだし、24時間営業だから日常品ならどんな買い忘れもOKになったのが何よりも有り難いのでした(*^^)v


コメント(1)

おはようございます。
某スーパーで仕事したことがあるので、24時間営業はたいへんだろうな、とおもってしまいました。
1時間閉店が遅くなればその分帰宅時間が遅くなって帰りは呑まずにいられなかったです。大してもらえないのに個人の店によく行ったのでなんのために仕事してるのかなと思うことも度々でした。

まあでも松井さんにとっては喜ばしいことなのでお祝い申し上げます。

投稿者 ぱぐ : 2015年03月23日 07:07



2015年03月22日

スパゲティ・ペスカトーレほか

乗馬の帰りにオペラ歌手のSさんと大宮ルミネ内で食事。
春ホンバンの穏やかな晴天に恵まれた今週末は写真でおわかりの通り乗馬クラブは超満員で、人も馬もマッタリしてご機嫌そうでした。1鞍目はかつてのお馴染みスーパー氏で、スーパー氏は昨春のライセンステストを受けて以来の騎乗とあってお互い若干の違和感がありつつも何とか駈歩をしてくれたのに、2鞍目の最近お馴染みリュウ君は何だかマッタリし過ぎちゃった感じで、駈歩がなかなか出せない (!_+) ことに我ながらショックを受けながらも、まあ、来週きっちりリベンジするつもりの懲りない私でした(^^ゞ
オペラ歌手のSさんとは久しぶりにゆっくり食事をして、馬の話やクラブの話はもとより抱腹絶倒の就活話なんかも聞かせて貰ったのだけれど、そういうことってあるんだ〜と勉強になったのは、彼女がとんでもない事故に見舞われた話であった。某大手コンビニに搬入しようとしていた運送会社の人が台車に荷物を積み過ぎて前が見えないまま突進した際にSさんの足を巻き込んで倒してしまったというもので、「救急車を呼びましょうか?って言われたんだけど、それほどじゃないと思って」自分でその場を離れ、でも腫れて痛いから病院に駈け込んだところ、「レントゲン撮られたりしたあげく健康保険はきかないって言われちゃったのよ」。要するに事故の場合は事故を起こした相手が全額負担する建前だからなわけで、では実際に事故を起こした側が負担するのかといえば、それはコンビニ側なのか、運送会社側なのかもわからないし、現場レベルでは何の対応もしてくれず、結局は両者の苦情窓口みたいなところからマニュアル化した責任回避的おざなりな対応をされて「もう、どんどんアタマ来ちゃってさあ」とのこと。その話で私が想い出したのは、妹のダンナがやってる歯科医院がビル火災に見舞われた件でも、火元である某大手ドラッグストアから謝りの言葉一つ無い!という話であった。一方にモンスターナントカとかと呼ばれる人たちがいるため、企業もついつい自己防衛的な対応をしがちなのだろうけれど、世の中全体に、厚かましく怒鳴り込んで責任を追及したほうが勝ちとか、逆に何とか追及をかわして責任回避したほうが勝ちとかいう風潮に充ち満ちた、ホント世知辛いとしかいいようのない社会を端的に象徴した話のように思われて実に興味深かったのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(3)

Sさんの場合は、話を通せる第三者がいれば健康保険も使えると思います。基本病院の事務が動かしやすいように運営されているので、事故は使えませんと言われることが多いのですが、詳しいことははよくわかりませんが、病院側に保険が使えないと相手が逃げて取り合ってくれないと相談するのが一番早いかもしれません。しかし、ペーペーの事務員が担当になったら最悪なので、その病院のケースワーカーか、自分で弁護士かそれに代わる人に相談すると楽ではないかと思います(余計なお世話でありませんように)。
 妹さんの火元が謝らないのは(私も10月の事故で経験がありますので言わせて貰えば)きっちり弁護士に相談してお金を請求するほうがいいと思います。全く何の落ち度も無いのに。
裁判上、保険上の取り決めがあったから私は泣き寝入りしましたがおおごとにする覚悟を見せないと妹さんの相手のドラッグストアは「お互い様で」というと思います。(何がお互い様か、こちらが言うなら許せるけどあんたが言う言葉ではないだろう?)。と、事故処理で、保険上その言い分は通るかも知れないが明らかにあなたに非があるのに謝りにも来なかった相手が思い浮かび厄介だとは思うけれども、非はきっちり追求したほうが、気分的にも相手のためにも良いことだと思います。 

投稿者 nao : 2015年03月23日 01:51

以前、高校生だった娘が、自転車どうしの衝突事故を起こし、相手の70歳くらいのご婦人が腰を打って救急車で運ばれたときのこと。私は、こちらの賠償責任が重いとわかっていたので(相手が優先道路)、こちらに医療費の請求をしてもらうよう、相手にも、病院の事務にも申し出ました。すると、病院事務のベテランの男性が、相手の方に、こういうときは、ひとまず自分の健康保険証を使った方がいいですよとアドバイスされ、お相手もその通りにしてくれました。結果、健康保険組合が適正な審査をして(自由診療だと悪徳病院の場合、法外な請求をすることがあるそう、健康保険組合は、住宅金融公庫の審査のような役割もするそうです)、示談の結果、過失責任7対3だったので、こちらも相手も、高い診療費を負担せずにすみました。
千葉県市川市の市川総合病院でのことです。ご参考になれば・・・と思いまして。ブログ、いつもたのしく拝見しています。

投稿者 犬町 : 2015年03月23日 08:24

 すみません。火災保険があるから、きっちり賠償請求できると思い込んでいましたが、数日前の新聞記事で、余程の過失が無い限り、巻き添え火災は賠償されないと読みました。
 本当に余計に腹が立っています。困った時のための保険なのに、本当に困っている時は保険で保障されないと言う規約がありすぎて、保険会社って詐欺で儲けているのかしら?と。
 保障しなくて良いなら謝ったら負けとでも当事者は思うのでしょうか?。放火でも失火でも保障しないと言うのなら、火災保険ってほとんど使えない保険じゃないのかな?。保険金だけ巻き上げて、実質保証は100パーセントしませんよという保険のような気がします。

投稿者 nao : 2015年03月30日 20:35



2015年03月23日

ジャガイモとベーコンのレモンパセリ炒め

QPで見た料理。フライパンでバターを熱して細かくしたベーコンブロック炒め、スライサーで細切りしたジャガイモを加えて火を通し、レモン汁をいれて塩胡椒で調味し、仕上げにイタリアンパセリを散らす。ジャガイモは火を通し過ぎずにシャキッと炒めるのがポイント。
晩ご飯の時は大抵NHKの「クローズアップ現代」を見ているのに、先週ずっと放送が無いよな〜年度替わりだからかしら?なんて気がしながら「週刊文春」の中吊り広告を見て、あっ、これだったのか!!!と思わず購読してしまったチョロいわたしf(^ー^; 何しろやらせ報道の見出しと共に国谷さんの顔写真をデカデカと載せたえぐい広告ほどの記事では当然ながら全然なくて、国谷さんは元より「クローズアップ現代」のスタッフそのものに直接的な問題があったわけでもないらしいのだけれど、取材に当たった大阪の敏腕?記者が報じられる通りだったのだとすれば、どう弁解のしようもないやらせの上に、口止め料を払おうとしていたことまで暴露されてるので、報道人としてはもう完全にアウトだろうし、あれだけデカデカ報道されたら、放送した番組が受けたダメージも相当に大きいはずである。それにしてもNHKは例の会長問題をずっと抱えていて、あの人物の下品なにやけ顔がTV画面に映る度に、報道機関として計り知れないダメージを負っているのではないかと想像されるし、実際問題、海外ニュースと見比べたら概して甘い報道が目に付くようになっているのでだんだん信用ならなくなっている。もっとも昔なら報道統制が利いたかもしれないが、イマドキはメディアも多様化しており、公共放送といえど信用を喪ったらそれまでだから、結局は公正公平な報道を心がけたほうが勝ちだということくらい、気が利いた報道人なら誰でも思ってるはずなのですが(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

今は年度末番組になっている時期なのかもしれませんが、「クローズアップ現代」は前にもなにか問題があったような気がします。
ひとがわりによく見る時間なので、取材などは念入りにやるべきなんでしょうけどねえ。

わたしは4月から報道関係はラジオに移行するつもりです。いろいろ問題があってもNHKのラジオです。他に行くところがありませんので……いま受信料払わないというのが100万件行っていると何かで見ましたよ。

投稿者 ぱぐ : 2015年03月24日 19:41



2015年03月24日

天せいろ

お茶の稽古に行く前に大宮高島屋内で晩ご飯。
決して仕事に余裕があるわけではなかったが、こういう時こそお茶だわよ〜という気がして急きょ出かけることに。車内ではずっと校正刷りに手を入れていて、この点、大宮だと午後から東京方面に行く場合は大抵座れるし、帰りは湘南新宿ラインのグリーン車に乗ればいいから助かるのである。とにかく久々のお稽古なので「今朝子ちゃん、ちょっと痩せた?」と言われ酵素断食の話をひとくさりすることに。それにしても足がゼンゼン痺れない!のも驚きで、これまた痩せた甲斐があったというものでした。帰りに露地を通ってドキッとしたのは大輪の椿花がぼとぼと落ちて凄惨にすら見えたからで、ちょうど桜が咲き始める頃に落花するというのもまた何かの暗喩に使えそうな気がして、やはりこうしたシーンを目にするのもお茶のお稽古ならではと思われたのでした。


コメント(1)

若いころから、桜も好きなのですが椿のぼとっと落ちるのは潔く思えて椿も好きです。怖いと言うより未練がましくないと言うイメージで私は好きです(ついでに言うなら、第二次世界大戦中の特攻を桜の散る方を選択するより椿の落ちるほうが雰囲気があるけれども、多分不吉な気がしてイメージ戦略に採用されなかったのかな?と思っています)。

投稿者 nao : 2015年03月25日 21:10



2015年03月25日

芙蓉蟹、アスパラガスの塩炒め

QPを参考に作ってみた。長ネギの薄切り、茹で筍の千切り、椎茸の薄切りを炒め合わせて塩胡椒し、溶き卵にかに缶と一緒に胡麻油を熱したフライパンで火を通す。鶏ガラスープ、酒、砂糖、酢、塩、醤油を合わせて水溶きカタクリでとろみをつけたあんをかけて仕上げる。アスパラガスは例の長崎産。
昨夜お茶のお稽古場で久々にお目にかかったMさんが、ちかぢか渡仏される息子さんに「JALとエールフランスなら、まだJALのほうが安全かもなあ、なんて話してたんですよ」と仰言っていて、帰宅してTVを点けたらドイツの航空機墜落のニュースだったのでちょっとドキッとした。ブラックボックスの解析が済まない段階なのでまだハッキリしないとはいえ、今のところテロ原因説は薄いようだから、ふつうの事故であってほしいと願わずにはいられない。もしテロだったら、ただでさえ移民排斥が激しくなっているドイツにあって、頼みの綱の良識派さえキレてしまいかねないのが恐ろしく、メルケルさんの心中いかばかりかといいたくなる感じだ。それにしても先週の海外ニュースでちょっと驚いたのは、メルケル首相と問題児ギリシャのチプラス首相が一応ちゃんと会談をしていたことで、とにかくこの方はどんな場合も何とか話し合いによって解決を模索し、結果はどうあれ、決定的な破局には至らぬよう常に最大限の努力を払っている姿勢が見えるのは、真に民主主義国家として生まれ変わったドイツをアピールするのにふさわしい元首というべきかもしれない。それにひきかえ、比較することさえ失礼というかバカバカしい気がしてしまうのは、自国の自治体の首長とすら話し合いをしようとしない知恵足らず舌足らずの首相である。沖縄の基地移転問題を力尽くでねじ伏せるような政府の姿勢を野党はもっともっと問い質すべきだと思うのだけれど、民主党がこれまたアホぽっぽでミソを付けたから追及には及び腰なのだろうか。とかく世界に恥をさらすばかりの世襲政治家をのさばらせておく限り日本の未来はない!ような気がする今日この頃であります(-.-;)y-゜゜




2015年03月26日

ポークジンジャー

玉ネギとニンニクと生姜のすり下ろしを合わせて酒ハチミツ醤油味醂で調味したソースをかけた。付け野菜は見ての通り長崎産アスパラガスと新じゃがのソテー。
食事しながらBS日テレで「池上彰が見た!ロシアの真実」の再放送を興味深く見ていて、ロシアの大学生で円地文子を愛読する(!_+)女性がいることに驚いていたら、直後にニュース速報のテロップが出て、一昨日報じられたドイツ機の墜落が副操縦士の意図的操作によるものだという仏警察の見解が発表されたのでさらに愕然とした。それまでに墜落機が出た航空会社では乗員の搭乗拒否が相次いで30便も欠航になっていたニュースにもビックリしていて、欧州では航空機の墜落が今までほとんど無かったからにせよ、日本じゃちょっと考えられないよな〜と思っていたのだけれど、意図的墜落って一体どういうことなんだろう?精神疾患の類なのか、それとも政治的あるいは宗教的、民族的テロの一種なんだろうか。テロでないことを切に願いたいのは、欧州の混乱が深まると世界中がますますきな臭くなるのを恐れるからである。




2015年03月27日

五目焼きそば&飲茶セット

今日の夕方は世田谷でカイロプラティック治療を受けたので、渋谷エクセルホテル東急の喫茶室で週刊文春の八馬さんとお会いしてインタビューを受け、そのあと東急レストラン街の中華料理店で食事。
週刊文春で「この人のスケジュール表」というショートインタビューをお受けしたのは、7月11日に大阪の大和ハウス本社ホールで開催される石橋信夫記念館文化フォーラムで、「歴史に学ぼうー我々日本人は何を誇り、どこを改めるべきか」というテーマの下にパネリストとしてディスカッションするためであり、他には評論家の井上章一氏、俳優の津川雅彦氏、読売新聞の橋本五郎氏が参加される。聴講無料で定員240名なので抽籤になるらしいのだけれど、関西方面でご興味をお持ちの方は石橋信夫記念文化フォーラム事務局にどうぞお問い合わせください。ちなみに25 日には東京でも別メンバーによる同一テーマのディスカッションが催されることになっていて、こちらは井上章一氏のほかロバート・キャンベル氏、磯田道史氏、岸惠子さんという組み合わせです。何しろ壮大なテーマのために、短いインタビューではとても話しきれないことを承知の上で、聞き上手の八馬さんにはあれやこれやと気持ちよくおしゃべりさせて戴いた。
ついでながら私個人のスケジュールとしては、この前に新国立劇場のマンスリープロジェクトの一環として新国立の中劇場で6月14日に「東海道四谷怪談の魅力」というタイトルで講座を務めますので、こちらも振るってご参加ください。入場無料!です。と、今これを書くためにチラシを見直して、会場が中劇場と書いてあるのでドキッとしたのだが、本当に私独りが中劇場で話をするんだろうか(@_@;)他のプロジェクトは小劇場か情報センターなのに、なぜ私だけ中劇場なわけ??中劇場って千人以上入るわけですよね〜なんでそんな広いところでたった1人で話すの???これはもう四谷怪談以上のホラーな事態であります(>y<;)




2015年03月28日

トンカツ

大宮駅前の「新宿さぼてん」でゲット。食事中と食後は例の如くフィギュア世界選手権を途中から見て、本郷理華の演技にはもうちょっと点が出ても良かったのでは?とか思ったりした。女子では大柄で迫力ある演技が今後できそうなこの人の伸び代に期待したいところだ。羽生結弦は珍しく最初の四回転を二つとも失敗し、その後はしっかり立て直したけれど、四回転を三つも入れて二つ成功させたフェルナンデスには及ばす連覇を逃したのは残念でした。ミキティはカレシの優勝に喜んでるだろうか?
ところで今週は何故こんなに騒がれたのかがイマイチよくわからない大塚家具のお家騒動にひとまず終止符が打たれた恰好だが、何を隠そう、私は今のウチへ引っ越すに当たって大塚家具の本店に行ってリビングのリクライニングアームチェアーをゲットしていて、なぜ本店まで行ったかといえば、単に引っ越し先が埼玉県の大宮で、本店のある埼玉県の春日部は乗馬クラブとの中継点になる町だったからであります。そんなわけでとてもローカルな店のイメージがあったため余計に全国規模で騒がれるのがわからなかったのだけれど、この間に誰が得したかといって、一番はやっぱり株を売り抜けた人だろうし、創業者のお父さんも株を沢山持ってらっしゃるので、金銭面ではそれなりに得をなさったのではなかろうか?と思ったりする。結果的に株主が採択した娘さんの方針だとイケヤとかニトリとかと競合して埋没する恐れも大ありだし、お父さんの経営方針はいかにも時代遅れなようだが案外周回遅れでトップを走る可能性だってあったかもしれず、まあ今後のことは誰もわからないのであった。
それにしても父親と娘ってたいがい仲が悪いように、身のまわりを見てもよく思うから、この件で世の中がこんなに騒いだのは、父親と娘はフツーもっと麗しい関係にあるはずだという専ら男性陣による誤解がもたらしたのではないか?という気もするのだった。なのでハッキリ書きますが、「リア王」のコーディリアなんてこの世に滅多にいません!大概の娘は思春期以降に父親を嫌うように遺伝子がプログラミングされているはずで、そうじゃないと種の保存上マズイからなのはいうまでもない。ところが時々ちょっとしたミスプログラミングでファザコンも出ちゃったりするのは確かなわけで、それはどちらかといえば例外に属すると認識されるべきだったのに、長い間そうならなかったのは、人類がこれまで主に男性を中心とした社会形成を行ってきたせいだろうと思う。そうした社会では父親に愛され父親に傾倒した娘が専ら教育の機会を与えられ、社会性を獲得していくので、彼女たちを通してファザコンはいかにも普遍的であるようなイメージが蔓延したのではなかろうか。でもって、お父さんとなる世の多くの男性は娘に慕われ愛されるとやはり思い込みたいのが人情なので、ますますその手の誤解が蔓延していったのだろう。女性たちの社会進出が進んだ現代ではファザコンよりも母娘密着型が増えて当然なのかも?と思ったりするのは、わが家では亡き母親が社会性の高い経済力もある女性だったから、私も妹もどちらかとえいばファザコンよりもマザコンに近いメンタリティを有していて、その母親に残された父親はちょっと気の毒かも、と感じられるふしがあるからでした(^_^;)


コメント(3)

父親は娘に格別な思いを、母親は息子に格別な思いを、というのがまあ普通でしょうね。

そうですよ、父親という異性の影響から離れないと彼氏はできないし結婚する際なんか大騒ぎでしょう(笑)。

わたし自身は母親との折り合いが良くなかったし、子供の時から「お父さんにそっくりねえ」とみんながニコニコして言ってくれるので父親寄りの娘だったと思いますけど、でも溺愛はされなかったから向田邦子の父親みたいな感じでした。

俵万智さんの歌集『チョコレート革命』が出たとき、いつもに似合わずミーハー的にサイン会に行きましたけど、おぢさんたちが恥ずかしそうに並んでいたのを今でもよく覚えています。あれは父親の視点でしたね(笑)。わたしは結婚したばかりだったのであの歌集を受け入れるのにかなり抵抗がありましたけども(^^;)

投稿者 ぱぐ : 2015年03月29日 10:21

我が家は娘と主人は良く似て居ますので趣味も似てるし、比較的中は良いですね。息子と私も他人さまから聞きますには感じや性格が似ているそうです。でも似てるから反発する部分も多いにあります。大塚家具のお家騒動が全国区になり、面白く(失礼(-_-))ニュースを見て居ましたが、あの創始者と娘さんは性格が似ている感じがしました。反発しだすと誰も止められないでしょうね。

投稿者 お : 2015年03月29日 22:20

同感です。
そうか、コーディリアは虚像だったのですね。
すっきりしました。
我が家のムスメたちも夫には寄りつきません。
たまに夫が気の毒になりますが、自分も若い頃は父とそう仲良くはなかったことを思うと、自然なことなのかと納得します。
久美子さんもお父様のお力を認識されるには時間がかかるのでしょう。少なくともPR効果抜群の騒動でした。

投稿者 ばんぶー : 2015年03月30日 08:35



2015年03月29日

根菜のサラダ、アジの南蛮漬け、筍の煮物、焼きそば

乗馬の帰りにクインズ伊勢丹でゲット。
いよいよ春本番の今週末は乗馬クラブも大賑わいで、馬たちもやたら仕事に狩り出されて大変ながら、穏やかな天候に恵まれてそうピリピリともせずに文字通りの馬耳東風といった雰囲気なので、私は90分レッスンとマンツーマンレッスンを含めて計4鞍も騎乗するというハードさ。お相手は結構お付き合いが長いアイドル系鹿毛ヤブサメ君と、最近お馴染みになったイケメン鹿毛リュウ君とを2鞍ずつ分け合って乗った恰好で、前にも書いたが、両頭とも女性会員さん人気抜群という共通点があるにもかかわらず、性格はかなり違っていて、リュウ君が羽生結弦だとしたら、ヤブサメ君はフェルナンデス・タイプといったところでしょうか(フィギュア見てない人にはわかりづらい喩えですいませんf(^ー^;)要するにヤブサメ君はお茶目でキュート、ときどき人間にイタズラをしかけたりするのもカワイイのだが、リュウ君のほうはマジメ一途というか、とにかく指示に的確に応えてくれる馬なので、逆にこちらの乗り方や指示が正しいかどうかを判別されるような緊張感を乗り手にも与えるようなところがあって、たとえば駈歩中にちょっとでも乗り手がバランスを崩すとすぐに駈歩を止めてしまうし、胴体からこちらの脚が離れてもアウトなのである。で、巧く乗れると結構スピード感があってダイナミックな駈歩でとても気持ちがいいし、合図やバランスに敏感なこの馬をちゃんと乗りこなせるようになったら、そこそこ馬術をしてるような気分になれるのかも?と思いながら乗っていた。一方のヤブサメ君はさすがにリュウ君より乗り慣れた感があったとはいえ、反動の大きな右手前を何とかクリアするのが目下一番の課題である。とにかく陽の高い時間帯は騎乗中に汗をかくほど暖かかった今週末は、与那国島外乗をご一緒するペンギンのOさんと「いよいよだよねえ」「なんだか余り早いうちか盛り上がり過ぎちゃったんで、もう行っちゃったような気分ですけど」なんて立ち話をしながら「今日の与那国ネットの天気予報見たら28度もあるんですよ。大丈夫でしょうか?」と言われていささかびびってしまった私であります(!_+)




2015年03月30日

海苔巻き、稲荷寿司

今日は夕方5時からPen誌の編集部の飯島さん、編集・執筆の久保寺さん、ライターの矢口さんがお越しになり、同誌の歌舞伎特集に関連して8時半までインタビュー取材を受け、晩ご飯はお持たせのお寿司をつまんで済ませた次第。何しろ全70ページにも及ぶ特集の取材だから、できれば二日に分けて取材したいというオファーだったのだけれど、何しろ新聞連載が締めくくりに近づいている一方で、春ホンバンとあって色んなお誘いやイベントが山積みだから、とても二日は取れないし、しかも執筆は通常通りにさせてもらいたいので、いっきに三時間半ほぼぶっ通しで話させてもらった。私は相当な早口なので、録音をまともに起こしたら何十万字になるやも知れず、適当にまとめて戴くしかない。歌舞伎の話というのは、知らない人にもわかりやすく説明しようとすればするほど、却って非常にマニアックな事例や文献を挙げなくてはならず、それでまた説明が増えてしまうものだというのを毎度ながらに感じてしまう。たとえば「曾我の対面」をディテールまできちんと押さえて説明するには『曾我物語』を原本でちゃんと読んでおくのが必須なのだが、原本を読める人がほとんどいそうもない現代では、せめて『曾我物語』の大まかなストーリーくらいは知っておきましょうね、というような提案がPen誌のコアな読者にはふさわしいのかも、とか思ったりした。ともあれビジュアルを含めて70ページの大特集がどんな風にまとまるのか、取材された私自身とても興味深いものがあります。




2015年03月31日

ほっけのカルパチョ、栗毛ガニのパスタ、山菜の大麦リゾット、牛タンのソテーほか

文藝春秋社の山口さん、川田さん、石井氏と大宮氷川参道近くの「リストランテ・オガワ」で会食。ここは以前「ベネチア」と称したイタリアンの小川シェフが独立再オープンした店で、店舗も料理も「ベネチア」時代とそんなには変わっておらず、いずれの皿も香草の風味を強く効かせてカルパチョは成功しているが、パスタはルッコラのほうが勝ちすぎてちょっとビミョーな味わい。リゾットは山菜の組み合わせによる食感がいいかも。
ところで文春のお三方は、去年私の話を聞いて、今年わざわざ大宮公園の花見にいらっしゃったのだけれど、この公園は明治期に植えられた巨木が多いため、文字通りの花天井と化したスケール感は想像以上だったらしく、皆様に一応のご満足を戴けたようである。もっとも「ライトアップが少ないのは勿体ないですよねえ」「もうちょっと早い時間帯に来られたらなあ」との声が上がったものの、今夜は暖かくて風も無く、おまけにすっきりと晴れた美しい星月夜と爛漫の花コラボが見られた絶好の夜桜ナイトだったことは間違いありません。今週の金曜日にもう一度花見をする予定で、なんとかそれまで持ち堪えてほしいものであります。