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2015年01月24日

大根、ニンジン、豚肉の胡麻煮

前にQPで見た料理。酒と醤油で下味した豚肉と大根ニンジンを炒め合わせ、水を加えて煮立たせてアクを取ってから酒、砂糖、醤油、味醂で味付けしてじっくり煮込み、仕上げにすり白ゴマを入れた。
昨日サウジのアブドラ国王の訃報を聞いて瞬間的に、ああ、これで80人のうちの1人が亡くなったんだな〜と思っちゃった私。つまりそれくらい世界の富裕層上位80人の有する富は今や貧困層35億人分に匹敵する(@_@;)という報道が今週は印象的だったのである。 でもって来年にも上位1 パーセントの最富裕層が世界の富の半分を握ってしまうという予測がなされ、その数字に信憑性がどこまであるのかどうかはともかくとして、世界各地で経済格差がどんどん広がりつつある傾向は否定できず、だからこそ米大統領も一般教書演説で富裕層に対する課税強化を謳わずにはいられなかったのであろう。ただしイマドキへたに一国だけで課税したらさっさとタックスヘイブンに逃げられちゃうわけだから、グローバルに連携を取り合って富裕層を取り逃がさないようにしなくちゃいけないというと、富裕層もテロリストも同じ穴のムジナみたいに聞こえちゃうところが結構笑えます(^◇^;)
それにしてもアブドラ国王みたいな昔からいる生粋の富裕層は別として、急にここまで経済格差が広がったのは、英米アングロサクソン文明の中でCEOとか呼ばれるスーパー経営者の報酬が激増したこととその世界的な波及効果によるところが大きくて、つまりはサッチャー、レーガン時代から始まるに過ぎないらしいことをピケティは書いている。むろんその間には純粋な労働所得よりも株式等のキャピタルゲインのほうが勝る傾向に突き進んだことも忘れてはいけない。一方で経済成長をしてインフレ状態にある時のほうが格差は縮小され、逆に経済が停滞する時のほうが格差拡大の傾向になりやすいらしいことも指摘している。でもって資本主義で経済格差が最も是正されたのは戦後の一時期だけということになれば、人類の間にはいっそ戦争をして何もかもチャラにしちゃおう的なムードが高まる時もあるのかも?なんてふうに思えちゃうのは困ったもんであります(-.-;)y-゜゜


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