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2015年01月15日

ふぐ刺し、ふぐちり他

西麻布のふぐ料理専門店「臼杵ふぐ山田屋」で会食。やはりミシュラン三つ星は伊達じゃないようで、写真でも輝くばかりの刺身は舌触り歯ごたえ共に快い食感で、ちりにした切り身の食べ応えもさることながら、突き出しに出た表面をぱりっと焼いた白子のクリーミーさにまず舌が蕩け、〆の雑炊に至るまでいずれも素晴らしいご馳走を久々に頂戴した感じであった。
ご馳走してくださったのは知性コミュニケーションズの小石原昭代表で、半世紀以上も「ふくの会」なるものを主宰され、各界から毎回三人ずつの客人を迎えられるとのことで、今回は私の他にサントリーHの濱岡役員広報部長と週刊文春の新谷編集長というメンバーだった。文春はともかくもサントリーといえば小学校の同級生クウちゃんこと宣伝部長の久保田クンはもとより新浪剛史新社長とも面識があり、今回も全く偶然のようだから、何かよくよく縁がある会社なのだろう。「マッサン」で同社がいかに描かれるのかが、放送開始前は社内的に気がかりな事項だったのだそうで、堤真一のキャスティングには皆がホッとなったという話は面白かった。小石原代表は米寿で矍鑠として現役で社長業を務めておられ、海外旅行も頻繁になさっていたが、パリのテロ事件で今年はすべて取り止められたとのこと。現在こうしたさまざまな余波が世界中に巻き起こっているものと想像された。新谷編集長は佐賀知事選の誤算が安倍政権の今後にどう響くかという国内政治情勢を気にしてらっしゃるようで、何かと時事ネタが飛び交う中、私はもっぱらガラパゴス旅行の話なんかをして(皆さんがどうもその件に興味を持たれたようなので)カメ好きがバレてしまい、そうしたら「うちの社員にも高橋というカメの好きな女性がいるんですよ」と石原代表が仰言って、それは以前私が寄稿したある機関誌の担当者で、共にカメ好きであるところから、いまだに年賀状を交わしている方だと判明。何だか相変わらず世間は狭い!という一語で括れそうな一夜の豪華な宴でした∈^0^∋


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