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2014年12月25日
中華総菜三点盛り、ヒレカツ、コロッケほか
大宮高島屋の地下でゲット。写真はXmasにちなんで、先々週の日曜日に乗馬クラブに隣接した動物園で撮ったトナカイです(*^^)v
Xmasとは関係なく、年末年始は読みそびていた本や、見そびれていた映画のDVDにまとめて目を通す習わしで、ピケティの資本論も取り寄せながら、分厚さにちと怯んで「街場の戦争論」のほうを先に面白く読んじゃった私である。現政権の米国すり寄り売国奴的体質を鋭く問うたこの本がベストセラーになっているのは、やはり日本の現状を不安視している方が結構沢山いらっしゃるということなんだろう。ただ肝腎の「戦争」のイメージがちょっと古くない?と私でさえひっかかったくらいだから、若い人ならもっとそう感じるかも、なんて思ったりもしたのだった。これからの戦争はもちろん局地的な戦闘はずっと起き続けるだろうけれど、大枠としてはサイバー化の一途を辿るのだろうし、国境の防備よりも、もっと多くの人間が甚大な被害に遭うのを避けるためのITセキュリティのほうが重要になってくるに違いない。あるいは前哨戦として経済的に痛めつけるという方法がより積極的に採用される傾向にあるだろうし、目下いずれの方法にも卓抜している国はまだアメリカと考えていいのだろう。日本がこの種の戦争に勝つ見込みはゼロに等しいという判断で、米国の驥尾に付すのが得策と考える官僚や、それの腹話術人形と化した政治家の天下が続くのは、果たしてどうしても避けられないことなんだろうか?少なくとも政治に何を期待するかという質問に対して、アホの一つ覚えのように景気対策と言ってる国民が過半数を占める限りにおいて、日本が自立する目途は立たないような気もする。
ところで古いといえば、特定秘密保護法案を戦前の治安維持法みたいにイメージする人がいるのも私は何だかちょっとひっかかっていて、逆にそのイメージで言論が妙に萎縮しちゃったりしたらバカみたいだよな〜と思ってしまうのだった。そもそもサイバー化の時代に体制側が最も警戒すべき人間は、昔のような言論でお上にモノ申して大衆を扇動したり、デモしたりするような人たちではゼンゼンなくて、恐らく次から次へと出てくるアノニマスのようなハッカー集団や、かつてのオウムやイスラム国的な現実を超克する教義に囚われたカゲキ集団であろうし、そういう意味では今や人畜無害と化した出版言論人なんかを構っている暇はないはずなのである(もっとも面子を潰されて中核派を構った警察もあるにはあったが)。昔はカゲキだった思想も今や当たり前になっていたりすることが多々あるというより、ほとんどそうなることが人類の歴史だったわけなので、絶えず歴史的な事象はパースペクティブに捉えないと判断のリアルさを欠くことにもなる。一方でとんでもないアナクロニストも老若男女を問わず政権与党にはまだ沢山いちゃったりするので、多大な警戒心を与えてしまうのも確かであろう。ただそうしたアナクロの応酬をやってることで、今後の戦争とそれにまつわるさまざまな事象のリアルなリスクというものが却ってぼやけてしまい、回避する方策が講じにくくなることのほうを私は恐れているのだった。
コメント (1)
今回の内容は本当にそうだ!と思うのですが理解しきれているか自信が持てません。
ずっと気になっていたのですが、北海道の刺殺事件について発売中の文春を読んであなたは悪くない!!。悪いのは祖母でその支配に置かれていた母も悪いと思っています。よく頑張って今までを過ごして来たね。殺人は絶対に良くないことだけれども、この状況で死を選ぶか殺人を選ぶか訊かれたら、私も同じことをすると思います。この高校生が今後罪悪感を感じるのは少しだけでなるべく忘れて今後の人生を幸せを感じて生きて欲しいと願います。
本来なら他殺も自殺も肯定できませんが、状況によって避けられない場合もあると思います。この事件に関しては母親に関しては弱い人間だからと行動を責めきれないところもありますが、祖母に関しては人間ではないと思います。多分本人は給食費を払っていることを見る限り人様に後ろ指を指されるような人間ではないと思っていたと想像しますが、あんたが狂っているせいで孫娘が殺人に手を染めなければならなくなったんだよ。こんな自分が絶対正しく人の意見を絶対受け入れそうも無いタイプは紀子様を連想しますが、大嫌いです。
投稿者 nao : 2014年12月26日 22:42