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2014年12月01日
ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ、イベリコ豚のサラミ&チョリソ、イベリコ豚の頬肉のシチューほか
先月、私は幻冬舎のヒメを通じて近年にない驚愕のオファーを頂戴したのだが、そのお相手は長らくフラメンコ界の第一人者として君臨され世界的にも知られた小松原庸子さんで、ご自演される作品の演出をとのお申し出に仰天しつつ、ともかくもお話だけは伺うことにし、今日銀座七丁目のスペインクラブでヒメともどもお目にかかって、ランチをたっぷり過ぎるほどご馳走になってしまった。夜になってもまだお腹がいっぱいなので晩ご飯はヌキにします。
それにしても小松原庸子さんがなぜ私のことをご存じなのかといえば、信頼なさっている舞台監督の柳川弘行氏がたまたま私の早稲田の同級生で、『師父の遺言』を薦められたことによるものなのだとか。というわけで今日は柳川氏とも40年ぶりの再会と相成った。学生時代は確かどアングラの「騎馬族長会議」に、後には黒テントに所属していた柳川氏がまさか小松原庸子さんの主立った仕事に協力されていたとは思いも寄らず、舞台芸能の関係者は大昔から今日に至るまで一体どこで誰がどんな風につながっているか全く計り知れない世界といえそうである。
ともあれ、まさか小松原庸子さんの面識を得る機会があるとは思いも寄らなかった私としては、演出なぞとはおこがましいけれど、ご相談に乗れる範囲でということにして、いろいろとフラメンコの話を伺うことが出来たのは幸いで、全く知らない世界だけに、すべてが新鮮で面白く聞かせて戴いた。おまけに柳橋のお生まれで、父上は常磐津勝蔵師、舞踊の出発点は藤間流という、日本の古典芸能にも大変に造詣が深い方だから、日本舞踊とフラメンコの共通点や芸能社会の違いなども伺えたし、フラメンコが今日のようにだんだん型にハマってくる以前の大らかで闊達だった時代の雰囲気をお伝え戴いたのも有り難く、実年齢を柳川氏から伺って、その若々しさとバイタリティーに驚嘆しつつお別れしたのだった。
コメント (3)
以前に断食に余計なお世話な世話焼きおばちゃんのコメントをしたのでお腹立ちではないだろうか?と敢えてそれに触れずにコメントしてきましたが、今朝子様の自分を律する実力を舐めていました。申し訳ありませんと思います。
この秋は妙に気分が乱れることがあり多分八つ当たりする性格ではないのですが気分的に甘えて八つ当たりしていたのだろうか?と反省しています。
フラメンコは大好きで最近あまり話題に上がることが無いのが残念ですが、日本でトップの方が不必要に使いまわされるのも、全く光が当たらないのも何でなのだろう?妙に不満です。
蛇足ですが今度の選挙も多分私の嫌う結果になるのだろうと諦めてはいます。どうすれば変わるのかは今までに投票を放棄した方々が自民党以外に入れることだとはわかってはいますが、有効な活動を自身が出来ていないので悔しく思います。
どうすればひっくり返せるのか?自民もマスコミも今回は慎重に事を運んでいる感じがしていますが裏を返せばまたいつもと一緒の結果でしょう?とどうしようもなくなすすべが見出せません。
投稿者 nao : 2014年12月01日 22:26
小松原庸子さん、懐かしいお名前ですね。まだお元気で活躍されているようで又一度フラメンコを拝見したいです。
やはり日本舞踊から芸の道に入られたのですね。ちっとも知りませんでした。
投稿者 お : 2014年12月02日 11:21
早稲田大学の6号館の上階を「占拠」していた騎馬族長会議の名前をこのブログで拝見するとは夢にも思っていませんでした。懐かしく思い出しています。
投稿者 丹下 一 : 2014年12月03日 10:33