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2014年12月01日

ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ、イベリコ豚のサラミ&チョリソ、イベリコ豚の頬肉のシチューほか 

先月、私は幻冬舎のヒメを通じて近年にない驚愕のオファーを頂戴したのだが、そのお相手は長らくフラメンコ界の第一人者として君臨され世界的にも知られた小松原庸子さんで、ご自演される作品の演出をとのお申し出に仰天しつつ、ともかくもお話だけは伺うことにし、今日銀座七丁目のスペインクラブでヒメともどもお目にかかって、ランチをたっぷり過ぎるほどご馳走になってしまった。夜になってもまだお腹がいっぱいなので晩ご飯はヌキにします。
それにしても小松原庸子さんがなぜ私のことをご存じなのかといえば、信頼なさっている舞台監督の柳川弘行氏がたまたま私の早稲田の同級生で、『師父の遺言』を薦められたことによるものなのだとか。というわけで今日は柳川氏とも40年ぶりの再会と相成った。学生時代は確かどアングラの「騎馬族長会議」に、後には黒テントに所属していた柳川氏がまさか小松原庸子さんの主立った仕事に協力されていたとは思いも寄らず、舞台芸能の関係者は大昔から今日に至るまで一体どこで誰がどんな風につながっているか全く計り知れない世界といえそうである。
ともあれ、まさか小松原庸子さんの面識を得る機会があるとは思いも寄らなかった私としては、演出なぞとはおこがましいけれど、ご相談に乗れる範囲でということにして、いろいろとフラメンコの話を伺うことが出来たのは幸いで、全く知らない世界だけに、すべてが新鮮で面白く聞かせて戴いた。おまけに柳橋のお生まれで、父上は常磐津勝蔵師、舞踊の出発点は藤間流という、日本の古典芸能にも大変に造詣が深い方だから、日本舞踊とフラメンコの共通点や芸能社会の違いなども伺えたし、フラメンコが今日のようにだんだん型にハマってくる以前の大らかで闊達だった時代の雰囲気をお伝え戴いたのも有り難く、実年齢を柳川氏から伺って、その若々しさとバイタリティーに驚嘆しつつお別れしたのだった。


コメント(3)

以前に断食に余計なお世話な世話焼きおばちゃんのコメントをしたのでお腹立ちではないだろうか?と敢えてそれに触れずにコメントしてきましたが、今朝子様の自分を律する実力を舐めていました。申し訳ありませんと思います。
 この秋は妙に気分が乱れることがあり多分八つ当たりする性格ではないのですが気分的に甘えて八つ当たりしていたのだろうか?と反省しています。
 フラメンコは大好きで最近あまり話題に上がることが無いのが残念ですが、日本でトップの方が不必要に使いまわされるのも、全く光が当たらないのも何でなのだろう?妙に不満です。
 蛇足ですが今度の選挙も多分私の嫌う結果になるのだろうと諦めてはいます。どうすれば変わるのかは今までに投票を放棄した方々が自民党以外に入れることだとはわかってはいますが、有効な活動を自身が出来ていないので悔しく思います。
 どうすればひっくり返せるのか?自民もマスコミも今回は慎重に事を運んでいる感じがしていますが裏を返せばまたいつもと一緒の結果でしょう?とどうしようもなくなすすべが見出せません。

投稿者 nao : 2014年12月01日 22:26

小松原庸子さん、懐かしいお名前ですね。まだお元気で活躍されているようで又一度フラメンコを拝見したいです。
やはり日本舞踊から芸の道に入られたのですね。ちっとも知りませんでした。

投稿者 お : 2014年12月02日 11:21

早稲田大学の6号館の上階を「占拠」していた騎馬族長会議の名前をこのブログで拝見するとは夢にも思っていませんでした。懐かしく思い出しています。

投稿者 丹下 一 : 2014年12月03日 10:33



2014年12月02日

鴨ロースの生ハム、生牡蠣、刺身の盛り合わせ、ムール貝のスープ仕立て、サワラの幽庵焼き、牛ステーキほか

文春「オール読物」の武田編集長、石井次長、単行本担当の川田さんと大宮駅前の「とらぬ狸」で会食。ここは私が行きつけの美容師さんからオススメされて、今日初めて入ったのだが、ふざけた店名だし、献立もフシギな和洋折衷だけれど、どの料理もそこそこいい食材でおいしく食べられたし、ワインの種類が豊富で献立もそれに合わせているので、今度またワイン好きを案内したい店であった。
ところで今日は以前オールの担当だった武田氏が編集長になられたので、新担当の石井氏をご紹介に与ったのだけれど、仕事の話よりも四方山話が盛り沢山なのは例の如くである。でもって「政治家って一体どんな人がどんな動機でなるんですかね!!!」と怒り爆発の川田さんだし、「もはや政治家が本当に左右できるようなことって実際のところ世界中でどんどん減ってきてる社会なわけですよね」と石井氏。「そう、国家という概念が人間社会の枠組みとして理想的なものとされたのは近代という時代なのであって、現代はもうその枠組み自体が限界点に達しちゃってるわけでしょ。だから世界中で民意と実際の行政とが完全にかけ離れちゃって、民の不満は溜まる一方だし、行政する人たちはただただ利権にしがみつきたいだけの劣化せる種族になっちゃってるわけなんだよね。つまり、われわれは議会制民主主義の終焉に立ち合ってるわけなんだけど、そうはいっても、まだ一応その枠組みの中で生きている以上は、そこで何とかできるだけのことはしなくちゃならないわけで、今度の選挙だって、それなりの投票行動は取らなくちゃいけないわけでしょ」と私が言ったら「それは本当にそうなんですよ」と武田氏。
「それにしても松井さんのブログにときどき物凄い攻撃的なコメントしてくる人がいるのに私はビックリしてるんですけど」と川田さん。「ああ、あれってアルバイトなんじゃないかと私は思ってるんだよね」と私。「Facebookの書き込みにアベが反論したとかいうのも、まさか本人がやってるわけじゃなくて、たぶん世耕あたりの下部組織のそのまた下請けの下請けとかが、ネットをいろいろチェックしてて、何か現政権に対する批判的な書き込みがあると、それを攻撃するみたいな連中が飼われてるんだと思ってるのよ。今の世の中は色んなネットの書き込みが氾濫してて、それを収入源にしてる人も沢山いるわけだからねえ。いかにもアルバイト仕事だよね〜と思ったのは、いくらリテラシーの低い人だといっても、本気で書いてるとは思えないくらい、余りにもおざなりな文面だったからで、こんなことを書いたら、それは違うと反論する人も出てくるだろうけど、ドロボーは自分のことをドロボーだとはいわないわけなので、まあ水掛け論なわけですよ。要するに現代は情報戦だから、仕掛けられたら仕掛けるという方法で切り返すしかないんだよね〜」なんてお話をしてたのでした。


コメント(1)

なるほど、そうでっか。ネットの書き込みがアルバイト。確かに今の政権なら十分考えられますね。私もここに書き込み常連でっけど、何処からも金銭の授受はありまへん(^◇^)
安倍ボンが「今はネットの書き込みを見れば世の中の動きや国民の考えてる事がわかる」とのたもうたらしいですけど、フェイスブックでも本名や自分の顔写真出してる方少ない。何者かわからへんから嘘も本当も、心の持って行き場の無い鬱憤も書きますねん、そんなん国民の意思でも考えでもありまへんがな。癇癪袋のようなもん。今はネット使うのが日本国民の常識と政治家は思ってはりますけど、私の周りの70歳台以上の方は携帯すら持って無い方が多い。70歳以上は国民の数に入って無いのやろか?

投稿者 お : 2014年12月03日 10:22



2014年12月03日

豚のエリンギ巻き、ジャガイモとブロッコリーのホットサラダ

QPで見た料理。エリンギを小さく切って塩とゴマ油をまぶし、薄切り豚肉にまいて薄力粉を振ってフライパンで表面を焼きつけてから、味噌砂糖醤油酒水を合わせたタレを入れてしっかりと火を通す。タレを入れる前に脂を取るのがポイント。付け野菜のホットサラダのレシピは先月27日のブログをご覧下さい。
いや〜無事飛んで良かったですね!としか言いようのない「はやぶさ2」だったが、TV局がこれをやたら盛りあげていたのはやはりモノづくりニッポンの底力を久々にアピールできるイベントだったせいなのだろうか。私なんかの目には却ってもう今の日本にはコレしかないみたいな悲壮感を漂わせている風に映ってしまったのだけれど、ともあれ初代のはやぶさ人気が二代目に対する思い入れを強くしているのは間違いないのところであろう。で、初代のはやぶさが何故それほど日本人の心を鷲づかみにしたのかといえば、やはり無事に務めを果たして自分は燃え尽きちゃったことに尽きるのであろう。仕事で燃え尽きちゃったと感じてたお父さんも、イマイチ燃え尽きられないと感じてたお兄さんも、燃え尽きない亭主や、燃えもしない息子にイライラしてたお母さんも、その潔い最期にとてもスカッとしたのではなかろうか。私はそのことで日本人が好きなモノってそんなに変わってないんだな〜と少しホッとしたようなところがあって、何故ホッとしたかとえいば、従来の日本人にはあり得ないような感覚の人たちが世の中に溢れ出してる観を最近強く持ち始めていたからである。これについてはまた日を改めて書くかもしれません。




2014年12月04日

蒸し帆立と白菜のクリーム煮

QPで見た料理。蒸し帆立は塩胡椒してカタクリをまぶして先に表面を焼いておく。生姜の千切りと拍子木切りにした白菜の葉元を炒め、鶏ガラスープを加えてじっくり火を通し、葉先と生クリームを加えてさらに火を通し、蒸し帆立を戻してハムを加え塩胡椒で調味して水溶きカタクリでまとめる。
今晩の料理は生クリーム使って、食べながら見たNHK7時のニュースで、バター不足が深刻になっている件で、今後は生クリーム用の牛乳をバター用の分に切り換えるというような話をしていて、へ〜割り当てが別なんだ〜ということを初めて知ったのでした。もう一つへ〜と思ったのは「突沸」というコトバで、要するに電子レンジで液体を加熱して突然爆発したり、味噌汁を温め直して同様のことが起きる現象を指すらしいのだが、原因は沸騰する前に対流が悪い状態であることらしく、これって色んなことのメタファーに使えそだと思われたのでした。職場でも上司と部下の対流が悪いと突沸するわけだし、国家間も対流が悪いと突沸しそうでコワイ(>_<)それにしても最近はこの突沸による事故が結構多いらしく、味噌汁を突沸させないように、弱火で徐々に温め直してくださいと注意していたが、いきなりガスを強火にしちゃう人もいるんだ〜と、いささか驚いてしまい、これまで全く無縁だった人が台所に立たなくちゃならな状況に追い込まれるようなことが起きやすい社会になったということなんだろうか?とか色々と考えちゃいました。


コメント(1)

白菜のクリーム煮、昔は中華料理店で食べてもハムが彩り程度に入っていたものですが、ホタテだと主菜になっていいですね。
突沸ですが、打ち出し鍋など凹凸があると起こりにくいです。厚手のステンレス、ガラスやホーロー素材など鍋肌が均一なほど、水が水蒸気になるきっかけがなくて過加熱して大量の水蒸気が水を吹き飛ばすわけです。科学の実験では、ガラスのビーカーに水を入れて加熱するときには突沸防止のために「沸騰石」という名の、素焼きの欠片を入れます。素焼きの隙間に入っている空気が膨張してポコポコと泡を出すと、水蒸気も一緒に逃げてくれるので。アルマイトの鍋などは束子で磨いた傷やぶつけた凹みなどがあったのでほどほどに沸騰できていました。
何事も加熱しすぎや密閉はよくないのは確かですね。だしの風味も醤油や味噌の風味も飛んでしまいますし、料理は食べる人向けのみならず、鍋や食材にも愛情を持って「加減する」のがよいと思います。タイマーの活用もほどほどに、ということでしょうか。

投稿者 TAKA : 2014年12月05日 21:11



2014年12月05日

キレイ

松尾スズキがシアターコクーンに初進出したミュージカル作品「キレイ」は再演を見損なっているので、今回初演以来となる三演目を見たのだが、これはもう作者のみならず、この劇場の財産になったといってもいいくらいの傑作に仕上がっていて、久々に舞台に心地よく酔えた。露悪趣味的な作風の持ち主である松尾スズキの本性はシャイさに隠された意外に純なものであることは、この作品の初演でハッキリしたのだけれど、今回は台本がかなり整理されて、登場人物それぞれの膨らまし方がよりウエルメイドになっている結果、テーマ性のようなものもよりハッキリと伝わってくる。監禁されて陵辱され続けた少女や、死ぬことを前提として製造された人造人間の兵士、失明や痴呆から戦場で回復する男たち、本当の私は常にここにいないと感じる裕福な男女、それぞれが人生を生き直そうとするストーリを通じて、人間が生きるとは一体どういうことかをストレートに捉えた作品といってもいいが、そうした下手したら歯が浮くようなテーマを、ひねりにひねった偽悪的な文体を駆使して、ちょっとでも偽善的な臭いを排した語りかけをするところが松尾スズキの本領だろうし、現代の観客にはそうしたひねりがあってこそストレートに伝わるものがあるように思う。それはきっと観客のみならず現代の俳優も同様なのかもしれないと思われたのは、今回の俳優陣が阿部サダヲや皆川猿時といった松尾戯曲に馴れた劇団「大人計画」のメンバーと、田辺誠一や尾美としのり、小池徹平、オクイシュージといった劇団以外の参加メンバーでさほどの違和感がなく演技の交流が実にスムースに行ってるからで、それぞれのセリフや歌詞に俳優達を乗らせるモノがあるのだろうし、また伊藤ヨタロウ作曲のナンバーもテーマソングを筆頭に聴きやすい曲だからであろう。何よりも多部未華子、松雪泰子、田畑智子の女優陣がいずれもいいし、これまで映像に比べて舞台に物足りなさを覚えた松雪を今回はちょっと見直した感じである。




2014年12月06日

和風ポトフ

前にQPで見た料理。水に昆布と酒と骨付き鶏肉、里芋、レンコンを入れて塩胡椒で調味して30分ほど煮てから水菜を加え、柚胡椒を添えて食す。里芋は皮を剥いてから少し茹でてぬめりを取ってから入れること。とにかくアクが出やすい食材ばかりなので、一度沸騰させてアクをしっかり取ってから調味料を加えたほうがいい。
いよいよ選挙も大詰めモードで大宮駅前は大変騒がしいのであるが、こないだ文春の川田さんから「大宮は激戦区ですよね〜」と言われた通りで、そもそも枝野氏が地盤とする民主党の牙城と見られた土地に、今回はやたら自民党が出張って来ているような印象を受ける。京都の妹も前原氏の事務所が自宅の前にあるという立地ながら「地元の演説はいつも最後にされるさかい、まだ前原さんは来たはらへんねん。その代わり公示初日から自民党の候補が来て、うるそうしとったで」とのこと。今回は自民党も理屈の立ちにくい選挙であるのがわかっているせいか、別に横綱相撲という感じでもなく、演説をちらちら小耳に挟んでも、何だか戦闘モード満開というか、ファナチックな印象すら受けるのだった。そういえば党首からして時々ファナチック且つアグレッシブな発言や音声がとても耳障りな印象を受けるのだけれど、結構いい年をして、ああいうしゃべり方をする男性が政治家として信任されること自体、私は奇異に思わざるを得ない。これは大阪のハシモトにも共通する問題だが、ああいうファナチック且つアグレッシブな物言いに不快や不安を覚えるどころか、快感やカッコイイ感?が得られる人が多くなって来ているのだとすれば、それは日本人が非常に変質してきた一つの証左でもあろう。とにかくいつの時代にもファナチックな人や無闇にアグレッシブな人はいるわけだが、それが多数の支持を得る集団や時代というものは非常に警戒しなくてはなるまい。


コメント(1)

自民党はナチスに学んで元の法律自体は変えないで、それを無意味にする新しい法律を作っていますね。だからか、安倍を見るとヒトラーを思い浮かべさせられます。見るからに異常だと思うのですが・・・怖い世の中です。

投稿者 楓 : 2014年12月09日 16:48



2014年12月07日

昨日の残り、さつま揚げ、汲み湯葉

さつま揚げは某社のお歳暮。汲み湯葉は市販のもの。メインを昨日の残りで済ませたのは、乗馬クラブの餅つき大会でお昼に搗きたてのお餅をどっさり食べてしまったからである。断食以降、穀類をなるべく避けるようにしているにもかかわらずf(^ー^;
というわけで、日本全国に寒波が押し寄せて大変な地域もある中で寒いながらもすっきりと晴れた埼玉の今週末、大宮駅の東口には岡田克也、西口には谷垣禎一が乗り込んで来て衆院選の応援演説をする騒ぎをものともせずに、私はいつもと変わらず乗馬クラブで90分レッスン。お相手はお馴染みアイドル系鹿毛のヤブサメ君で、夕方のレッスンだからいっきに冷え込んで、馬たちは皆ぴりぴりしており、ヤブサメ君も元気いっぱいにビュンビュン駈けたがいいが、だんだん走らせているというよりも、走られちゃってる感じで、反動の大きな右手前の駈歩はこちらが座りきれなくなって尻が弾かれドンドンとヤブサメ君の背中を刺激する結果、ますますスピードアップさせてインストラクターのHさんから中止勧告。とにかく寒くなると馬が元気過ぎちゃうのが乗馬には要注意なのであった。
ところで今週はクラブに馬だけでなく人にも会いに行ったのであるが、というのも近年はクラブで余り顔を合わせられない人事部のSさんから「年末にまた釧路のドサンコ外乗に行きませんか?」という突然のお誘いが先月末にあって、一面の銀世界で乗馬をする魅力は翻訳家の松岡和子さんから伺っていたこともあり、今度のお誘いを見送っても氷点下の気温で乗馬をするチャンスが今後まだいくらでもあるという年齢でもないからして、この際に行〜っちゃおうヽ(^0^)ノと即一大決心に至った次第。かくしてSさんに全手配をお願いしてペンギンのOさんともどもツアー参加することとなり、今日は久々にクラブでお目にかかれたSさんとあれやこれや打ち合わせをしたのだった。冬場の北海道はペンギンの行進を見に旭山動物園へ行った時に少しばかり経験があるし、釧路は道内でも比較的降雪が少ない地域らしいとは聞いていても、「今年は寒気が異常だからわかりませんよねえ」とOさん。「何しろ四国が大雪になるんですもんねえ」とSさん。というわけで何もかもが予断を許さぬ日本列島で旅行をするにはそれなりの腹をくくらなくてはならないのであった。「おまけに冬場はハンターが多いからコワイんですよね。パーンて近くに音がしたりすると」とSさん。「馬が暴走しちゃうから?」と私。「それくらいならいいけど、間違えられて撃たれかねないですからね。ライフルで撃たれたら即死ですよ!」と言われて、さすがにそこまでは腹がくくれない私でありましたσ(^◇^;)


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炭水化物抜きダイエットがよくわからないのです。取り過ぎは良くないのだとはわかりますが。野菜中心でも肉類中心でも。人間は雑食だから偏りすぎず適当にそれぞれを取り入れるのが良いのではないかと(それに野菜中心ならまだマシですが肉類中心だとおならが臭い。つまり自身の腸で消化し切れていないのではないか?欧米人なら良くても年配の日本人には向かないのでは)?。
 今の若者は欧米人のようなプロポーションの方が多々いますのでもう少し年配の方に関して言えば、日本人は腸の長い民族のような気がしますので、炭水化物はそれぞれが食べたい時に食べても良いけど、控えめにしたほうが良いのかなぁと思っています。
 良い言い方がわかりませんが、お弁当を買ったり外食すると何故こんなに、ごはんが少なく副菜が多いの?と不思議です。
 栄養学について詳しく存じませんが、栄養学もたったの10年や20年で常識が転換しすぎていると思います。よくはわからないけれども、バランスよく摂りたまに羽目をはずしても食べたいと思うものを摂るような考えで(食べたくないものは勿体無くても食べない。又は次に残して食べる)でいきたいと思います。
 ただ、私の祖父は肺癌で死去しているらしい(確信できる情報でない)ので私も肺癌で死ななければラッキー!!!と思っています。しかし昔から粗食の仙人のような方が長生きしていることもあるし(よくわからん)。
 ただオペラ歌手の訃報に超肥満と超痩躯は多分一番危険かも?と思います。

投稿者 nao : 2014年12月08日 00:36

夏の暑さが苦手な動物は多いですが、馬って寒いのは大丈夫なんですか?人間と違って冬は冬毛になりますが。

投稿者 tucci : 2014年12月08日 13:03



2014年12月08日

豚肉と茸の醤油煮、ブロッコリーとジャガイモのホットサラダ

ホットサラダはこの冬定番と化したQPメニュー。醤油煮も先週のQPで見た料理。酒を入れた出汁で椎茸しめじを煮て味醂と醤油で調味し、先に湯通ししておいた豚のしゃぶしゃぶ肉を加えてさらに煮るだけ。
今日ポストに投票所整理券が届いて、いよいよ今週末に迫った衆院選だが、前回に比べて関心が非常に薄まっている一方で、期日前投票率はかなり上がっているらしいので、要するに絶対投票しなくちゃいけない!と思っている人と、全く無関心な人に、これまた二極化してるということなんだろうか?自民圧勝の下馬評も民意の反映だとすれば、今の日本にそこそこ満足している人が多いということなんだろうか。あるいは「これしか道はないんです!」とハッキリ言われたら、やっぱりそうなんだ〜と気持ちが素直に流されちゃうような昔の小学生みたいな人が多いということなんだろうか?非自民の受け皿として共産党が躍進しそうだという下馬評もまた「消費税増税絶対反対で、代わりに法人税や相続税、高額所得税をガッチリ取りましょう!」的なハッキリした主張が、実現性の有無にかかわらず、アホでもわかるわかりやすさにおいて支持を得ているということなんだろうか。とにかく今は学校教育において○×式で飼い馴らされた世代が多くなってきているせいなのか、あるいは二進法に基礎を置くコンピュータ原理が人間社会のすみずみに及んでいるせいなのか、物事のわかりやすさが重視され、結果、何もかもが二極化する傾向にあるような気がするのは何も私ばかりではなかろうと思う。今週はこの選挙についてまた触れることにもなるでしょう(-.-;)y-゜゜




2014年12月09日

麻婆鍋

QPで見た料理。フライパンで花椒とニンニクのみじん切りを香りよく炒めてから豚ひき肉に火を通し、豆板醤と甜麺醤を加えて炒め合わせ、水を入れて酒、醤油、塩、胡椒で調味し、水溶きカタクリでとろみをつけてからニンジン、長ネギ、もやし、豆腐を入れて煮込み、最後にニラを加える。麻婆はやっぱり花椒が決め手!
やっぱりといえば、今日はなんとアベボンまで来て演説したらしいので、大宮はやっぱり激戦区のようである。もちろん私はいくら近所でもわざわざそれを聴きに行くなんてことはしなかったのだけれど、たまたま料理しながらテレビのニュースを見ていたらそれが映って、日本にアップル社のアジアにおける研究開発拠点が設けられるという話を得意げにしてたので、自分がアップル社と交渉して誘致したといいたいんだろうか?現アップル社のCEOってアベボンと交渉してもいいと思うようなセンスの持ち主なんだろうか?とか、その拠点は横浜市に置かれるらしいのに、それを何だってわざわざさいたま市に来て公表するんだろうか?とか、大宮駅前の人たちはそれを一体どんな気持ちで聞いてたんだろうか?とか、色んな疑問符が飛びまくってしまいました。
それにしても大宮が今回の選挙で激戦区になった理由は、ひとえに枝野民主党幹事長の地元だということに尽きるのだけれど、とにかくコイツをやっつけたいと思ったら、重点的にその地元に狙いをつけて落下傘候補を立てたり、応援演説に党幹部を送り込んだりするのは、コイズミ以来ありがちな清和会系のやり方で、関西弁でいうところのいかにも「でしょう」の悪い人間がする喧嘩じみた品の無さを感じるのだが、対する民主党についてはまた明日に触れるかもです。


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「でしょうの悪い」うわあ懐かしい言葉ですなあ。
最近の政治家、でしょうのエエのはお坊ちゃんで世界情勢も感知せず、自国民の事も考えられへんアホぼんやし、勢いのエエのは殆どが「でしょうが悪い」のんばっかり。どっちも自分の考えだけが正しいと思いきってるとこですわ。

投稿者 お : 2014年12月10日 15:07



2014年12月10日

豚と大根とニンジンの胡麻煮、蒲鉾

QPで見たタイトルまんまの料理。豚肉を炒めてゴロゴロした大根とニンジンを炒め合わせ、水を加えて煮立て、アクを取ってから同量の酒醤油味醂、好みで砂糖少々を入れて調味し、30分ほどシッカリ煮込んで水溶きカタクリでとろみをつけ、仕上げにすりゴマを振るだけ。蒲鉾は某社のお歳暮。
今日は「大宮の皆さん、やっと地元に戻って来られました〜」と連呼する枝野幹事長の街宣車と道ですれ違い、福山政調会長も同乗のようで久々の民主党デーといった感じの大宮東口駅前であった。こんなに色んな政治家が次から次へやって来たことは、三軒茶屋に住んでた時にもあんまりなかったような気がする。枝野氏の街宣車が通ると歩道で立ち止まって拍手する人もいたりなんかして、やっぱり手堅い地元人気はありそうだが、岡目八目でも自民党の攻勢がハンパじゃ無いから予断は許さないといった感じだろうか(ちなみに妹のメールで前原氏の地元である京都二区にもアベボンが演説をしに来たそうで、一国の総理がなりふり構わず他党の追い落としに血道を上げてる図は、議会制民主主義における政治家という存在の浅ましさを象徴するものといえそうだ)ところで枝野氏は政権を取るずっと前からTVの政治番組での発言なんかを聞いていて民主党の中では一番の論客かと思われたし、原発の事故対応を見ても相当なタフガイであるようだし、民主党の現状でこの人が議席を失うことは、海江田党首が失う以上の痛手かも知れないと想像される。
それにしても党首と幹事長が両方とも都市部に地盤を置いているのは民主党の最大の弱みかもしれない。都市部の中間層である程度良識的なというか、あんまりアホじゃない有権者に支持基盤を求めようとする結果なのだろうか、とにかく今回は自民の独裁を許さないために投票をしてくれといったアピールの仕方が、まあ、現状では正直そうとしかいいようがないんだろうな〜と思っても、控えめに過ぎて頼りなく感じられるのは如何ともしがたい。海江田党首も人柄は悪くなさそうだけど、ゼンゼン喧嘩馴れしてない感じなのがいささか頼りなさ過ぎて、こういう時はいっそ野田ブースカを立てて闘ってちゃえばよかったのに、とか別に好きな政治家でもないのに思ってる私がおかしい(^^ゞ
とにかく今回の選挙は、かつて民主党を支持してあげたのに心底ガッカリしちゃった都市部の良識的な有権者が、自民党の暴走につながるかもしれない独走を黙認するのか、はたまた阻止しようとするのか、その割合がどの程度かで決まるといってもよさそうで、政治が自分の生活と直結する風にはあまり感じられない都市部において、日本人がどの程度政治に関心を持ち、民主主義的な政治を持続させるだけの努力を払う気があるのかどうかを試される選挙といえそうでもあります(^_-)


コメント(3)

自民党の暴走は止めたい、でも民主党に投票するのは嫌!という人も多いんじゃないかと思います。私はそれでしょうがなく毎回共産党に投票することになります。どう考えても政権をとる心配はないからできることですが。
でもそうやって反自民の票が分散すると自民が圧勝してしまう。それがわかっているから悩むのですが、それでも民主党には入れたくないんです。
マイナス票を投じることができるようになればいいのに!
そうしたら自民にバツつけてすがすがしく帰ってこられるのに。と、選挙前の頭の中は毎度毎度の堂々巡りです。

投稿者 ぷみ : 2014年12月11日 00:24

今回の選挙は本当に愛想が尽きていっそ投票所へ行かないで済ませたいと思っています。自民党が過半数議席を取るだろうことが予想されますので歯を食いしばってでも自民党以外に投票しに行かなければあとであんたに入れてないわ!!。と言えませんので行きますが暗く溺れている様にもがき苦しむ心持です(自民支持の方はこれほど情報がはっきり見えているのに他に政権を任せる政党がいないと言う理由で自民支持を続けるのね。とあきれ果て話をしてもすれ違いなのねと疲れきりました)。

投稿者 nao : 2014年12月11日 22:22

この間の日本の政治を一番混乱させたのは、言うまでもなく小沢起訴をデッチ上げた検察と大阪の橋下徹だと思う。

維新やみんなに何か未来があるかのように思わせた責任は重いと思う。
勿論、民主党が普通の市民を幻滅させた責任の重大さもありますが。
大阪都構想も、どう考えても実現不可能で無意味だと思います。
でも横山ノックを知事にした大阪府ですから、橋下に幻想を抱くのも無理はないのですが。

投稿者 さすらい日乗 : 2014年12月12日 00:03



2014年12月11日

星ノ数ホド

新国立劇場で上演中の『星ノ数ホド』を見る前に近所の「そじ坊」で天ざるを食す。
英国の新進劇作家ニック・ペインの戯曲に気鋭の女性演出家小川絵梨子が取り組んで、これまた若手の注目株、鈴木杏と浦井健治が挑んだ二人芝居だが、一時間半足らずの上演時間にしては見応え十分の作品だった。最初はまるで不条理劇を見せられているように意味がわからないシーンやセリフが何度か繰り返されるが、それは次第に特定の男女ふたりの身に起きる出会いや偶然の再会、プロポーズの瞬間、浮気、破局、病気といったさまざまなシチュエーションであり、そこにまたさまざまな想定(たとえば病気は軽いものから死に至るものまでといった)がなされて、人生はそれこそ「星ノ数ホド」の可能性に満ちていることを示唆する、つまりは人生そのものを宇宙的に俯瞰したような壮大なドラマといえる。それぞれのシチュエーションは必ずしも通常の時系列に沿ったものではないので最初は少しわかりにくいのだけれど、何度も繰り返されるうちに時間の不可逆性すら揺らいでしまうような人生の持つ意味というようなものが見る側に浸み通ってくる。同じ英国の劇作家ハロルド・ピンターの『背信』を想い出させるような構成で、こうした緻密な構成力はやはり英国の劇作家ならではであろう。男女を養蜂家と物理学者に設定しているために、その世界を語るセリフがメタフォリカルに響くのも効果的だ。現代の日本の若い男女がしてもおかしくない会話のセリフに仕立てた翻訳もいいし、中央に生命の象徴でもあり人生の多岐をイメージさせる一本の立木を置いて、その周囲にさまざまな場面を配した舞台の使い方も効果的で、翻訳劇とはいえ普遍性のある現代劇に仕上がっている。それにしても同じシチュエーションやセリフを微妙に変えながら何度も繰り返すのは実に大変そうで、それを大過なく仕上げたふたりの俳優の健闘を讃えたい。




2014年12月12日

ポトフ

昆布を入れた水に豚のブロック肉、ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、カブを入れて煮立ててからアクをひき、塩胡椒で調味しただけ。
昨夜は遅くまで妹と電話で選挙のことやなんかをしゃべっていたら、歯医者をしてる妹のダンナからケータイに電話が入って「えらいこっちゃお姉ちゃん、診療所入ってるビルが火事なんやて!」とのこと。階下のドラッグストアが全焼してガス爆発まで起きたらしく、診療時間を過ぎた夜分なので旦那は無事だったし機械器具類やカルテも助かったのは不幸中の幸いとはいえ、年内いっぱい診療はできないそうで「ホンマに何が起きるかわからん世の中やで〜」と妹はぼやくことしきり。
今日はヒメから来年の取材予定や何やかやと連絡があって、すぐにメール返信したら、急にまた電話がかかってきて「あのー、今日は例の締め切りなんですが」と言われてドッヒャー\(◎o◎)/新聞連載の年内最後の入稿を私は22日だと思い込んでいたのだが、10も早い今日だったのが判明し、大慌てでチェックをし直してなんとか入稿に漕ぎつけたものの、師走はさすがに年をまたいだ仕事や色んな連絡が重なって何かと慌ただしいことこの上ない。そんなわけで今日はこれからまだやることがあるのでブログはこの辺にしておきます。もっともどんなに大変でも私も妹も父親も投票には行くつもりです(^_-)


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昨夜のビルの家事って御夫婦が亡くなられたあの家事でしょうか?まだ原因は発表ないですが、最近も火遊びの放火で亡くなられた方も居ました。気をつけていても放火は防げないですし、今日のように風が強い日は怖いです。妹さんの御主人もカルテとかが無事でも片付けが大変でしょう、お見舞い申し上げます(__)

投稿者 お : 2014年12月13日 15:11



2014年12月13日

昨日の残り、コンニャクのクルミ味噌田楽

昨日の残りが沢山あったので、口直しの一品で田楽を。クルミ味噌は前にQPで見た作り方通りに味噌と砂糖と味醂を合わせた中に刻んだクルミを混ぜ込んだ。刻む前にアルミホイルにくるんでオーブントースターで加熱するのがポイント。
フィギュアGF男子SPの録画中継を見ながら食事。ちょうどテレビ点けた時に滑走直前の練習が終わって、いきなり第一滑走者の羽生が出て来たのでドキドキしたが、えっ?コレ中継なわけないよね、録画だよね、と、すぐに安心して見たものである。冒頭の4回転が素晴らしく決まって、こないだのNHK杯とは見ちがえるような伸び伸びした演技を披露し、ああ、若いっ人てやっぱり回復力が早いんだよな〜と思った次第。
やっぱり、といえば今日は大宮東口駅前で最後の演説をする枝野氏をたまたま見てしまったが、TVより痩せて見えるのは当然ながら、選挙ポスターと比べても著しく痩せていたので、やっぱり地元の苦戦が予想される中での全国遊説や相当にハードだったことが想像された。むろん立候補者すべて、この間は選挙ダイエットとでもいうべき減量に成功されたのではなかろうか。
ともあれ議員一人あたり一億以上の経費がかかっているという選挙らしいので、私たちの税金が彼らのダイエットに使われるだけでは余りにもバカバカしい。AKBの総選挙だってCD代の元を取るべく参加するのだろうから、国民もダメ元であれ勝ち馬投票券を箱に入れるくらいの楽しみ方はしてもいいんじゃなかろうか。何しろ私は自分の選挙区が今までの経験にないくらいの激戦区になっているので、明日は何が何でも投票所に行ってから乗馬に行くつもりであります(^^ゞ


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アベノミクス?三本の矢ってわたしにはマッチ売りの少女の三本の
マッチに思えます。マッチを擦って当座は自分の回りだけ暖めてすぐに消えてしまう!!マッチ売りの少女は光の中に小さな夢をみますが、どこかのオジサンはすごいよ、すごいよとまわりのみんなが幻想をいだくよう宣伝中!
マスコミは自民党が圧勝なんて言っているけど、何十年も国民の税金をじゃぶじゃぶ使ってきたのは誰なんだ!なめんなよ!と投票に行ってきます。それにしても野党もね・・・

投稿者 naoko : 2014年12月14日 06:45



2014年12月14日

鶏とポテトのチーズ焼き、アボカドのサラダ、島豆腐とひじきのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。フィギュアGPファイナル男子フリーの録画中継を見ながら食事。いや〜結果がわかって見ても、羽生結弦の演技には感動しました!
今週末もまた日本列島に寒気が押し寄せて、晴天下ながらキンキンに冷え込んだ馬場で90分レッスンを含む2レッスン3鞍騎乗。乗馬クラブは満杯で、お相手はヤブサメ君とハイセイコーのお孫さんという超お馴染みながら、2レッスン共になんと10人も参加とあって、消化不良ぎみに終わったのはザンネンでした。ヤブサメ君は先週ビュンビュン飛ばして要注意だったので、今週は拍車を外して騎乗したら、まったりし過ぎて駈歩がすぐに速歩に落ち、再発進もしにくかったのは私の脚力不足というべきでしょう。お孫さんは部班の前の馬がスローペース過ぎて駈歩が出てもすぐにストップしてしまい、10人もいれば、まあ、こんなこともありますさ、と思うしかありませんでした(-.-;)y-゜゜
ところで今日は午前中に投票をしてクラブに行ったのだが、私のところの投票所は思わぬ長蛇の列ができており、予定した電車に乗れなかったのはちょっとビックリ(!_+)低投票率がいわれる中でもやっぱり激戦区だからなんでしょうか?クラブの送迎バスの運転手さんとも選挙の話になって、「仕事終わってから投票に行くつもりなんですが、どうしても入れたいって人もいないんですけどねえ、維新か、共産党か、どっちにしようか迷ってんですよ」と言われ、ええっ!そんなチョイスで迷うんだ〜と、いささか驚きつつも、要するに自民も民主も嫌なんだろうなあと思った次第。ともあれ選挙のことに関してはまた明日のブログで(^o^)/~~~




2014年12月15日

厚揚げと刻み昆布の煮物、ハタハタの干物、こんにゃくのクルミ味噌田楽、蒸かし南瓜

煮物はQPで見た料理。厚揚げを切ってゴマ油で表面をじっくり炒めてから、ひたひたの水で戻した刻み昆布とシメジを加え、出汁を入れて酒砂糖醤油で調味して煮込んだもの。ハタハタは山陰産。クルミ味噌は先日の残り。
戦後最低の投票率も、自民圧勝も、大方の予想通りながら、日付が変わるまで当落がわからなかった激戦区の投票は、それなりのし甲斐感があって、やはり拮抗した政党による政権交代の可能な政治が本来の議会制民主主義的な政体のありようだと改めて思われたにもかかわらず、絶対に政権を取るはずもない政党を現政権反対の受け皿にするという発想がまかり通ってしまう国というのは、一党独裁の中国や、3代世襲の北朝鮮や、ナッツリターンで揺れる韓国と同様、それなりにフシギな東洋の国に見えるのかもね〜なんて気のする今日この頃であります(-_^:)
とにかく一時は政権の座に就きながら、現政権の対案すら明確に示せなかった民主党のだらしなさは目を覆うばかりで、党首の交代は理の当然であろう。他党でもけっこう落選してくれて助かったり、党の存在感そのものが無くなってコレ幸いと思えるような展開だけが今回の救いというべきだろうか。
野党が結束して与党に対抗する合従連衡論も毎度のように唱えられているが、つまるところ理念を共有できない人間が烏合の衆と化したところで、過去の二の舞い三の舞いだなんてことは、政治家以外の人間はほぼ誰でもわかってることなんじゃなかろうか。
それにしても、要するに、この国には「与党」と「野党」という政党のみがあって、自らが拠って立つところの理念なり、常識なり、行動要領に基づいて選択をする政党というものが、有権者の意識の中にすら育っていないことが一番の問題なのかもしれない。結果、選挙当選だけが目的化した政治屋が氾濫することにもなるわけだった。実現可能な政策かどうかはともかく、理念のシンプルさとブレなさ加減で共産党が躍進するのもむべなるかなだけれど、支持者のどこまでが自らの理念にきちんと突き合わせて判断した結果なのかは甚だ疑わしいといわざるを得ない。自らの理念に立脚した選択をする意識がない国では、二大政党を視野に入れた小選挙区制の導入そのものが無理というものであろう。
民主党の最大の弱みは理念のばらつきが激しいことであるのはいうまでもなく、労組を母胎とする旧社会党系と、新国家主義者的な松下政経塾系とは理念的に突き詰めると合うはずもないのだ。マエハラ氏を筆頭に松下系は理念的には自民党に属してもいいような感じなのだけれど、自民党はオブチさんの娘さんが未来の総理候補になっちゃうような環境だから、結局アホくさくて入党できないんだろうか、なんて思ったりもする。
日本の政治家と政治を取りまく環境は現代人の多くとかけ離れて、いわば古典芸能化しちゃってることは、当選後にする万歳三唱の儀式を見ても明らかであり、もはや日本人の大半は歌舞伎座の座頭に誰がなろうが知ったこっちゃねえや!てな感じで政治を見離しているのかもしれない。穿って考えると、議会制民主主義そのものが世界中で賞味期限が来ている感じでもあるからして、いずれ無用の長物と化しそうな国会議員システムなんてものは今のうちに世襲の人たちに押しつけて、気の利いた人たちは新たなシステムの開発にさっさと向かおうというような雰囲気が、日本人の中で無意識のうちに醸成されているのかもしれない、と思ったりもするのは大きな買いかぶりかもしれませんがσ(^◇^;)


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あまりにも嫌気が差して今日の新聞さえ眼を通していませんが、中国が一党独裁なのがとても大嫌いですが、日本も実質一党独裁でさして変わりないような気がしています。
 与党と野党という図式が当たり前に育ったけれども、基本的に日本は自民党以外の対抗勢力が育たない地盤になっているのでしょうか?。
 小沢君は当選しているかどうか興味ないけど、これまでに見てきた週刊誌では自分を最高に見せることに長けた政治家だったのでしょう。けれども、庶民がこの人に政治の一角にいてほしいと言う人物が全く無いのも?。
 民主党は政権を摂った時に滅多にない大地震で原発事故があったのは最悪のタイミングでしたが、自民党と同じ意識で発言したのがお馬鹿じゃないの?。野党に下っていた自民党は、申し訳ないの一言もなく民主のミスにしたのは全く誠実な党ではないと思います。
それに全く鷹揚な世論も腹立たしい。福島原発とその周辺の今を作ったのは自民党なのに最低得票率で政権とったどーとニコニコされるとふざけんなこの馬鹿!!!。
 この先もまた今だけ良くて未来を考えないアベの考えるより良い日本にするつもりか?と反吐が出ます。(アベの考えを
深く知りませんがどう考えてもあと2-3百年するとこのままだと最低の総理大臣だと評価されると思います。まぁ小泉総理もこの人のヒントになっただろうし、この人に次ぐ最低だと思っています)。

投稿者 nao : 2014年12月15日 23:22



2014年12月17日

スモークサーモン、ローストビーフ、焼き蟹、豆乳鍋ほか

米朝事務所の大島さんちで忘年会。
「ねえ、これはマスコミも絶対に内緒にしてることなんだけど、国会議員が一番怖がってることって何だか知ってる?それは白票の率なんだよね。つまり投票があっても、白票率が高い場合は選挙自体が無効になっちゃうそうなのよ。だからみんなが投票所に行って白票を入れたら本当に困るから、マスコミもそれだけは書かないようにしてるんだって、わたし前に新聞記者の人から聞いちゃったんだよね」という大島さんの発言を今日聞いて、次の選挙にはそういう運動を展開するのもあかな〜と思っちゃいました。


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なるほど、そうなんですか。次の選挙はその手で行きますか。いくら集団的自衛権反対、秘密保護法反対、原子力発電稼働反対しそうな党を選んでも自公連合に勝てない。ならば白票しかないですね。

投稿者 お : 2014年12月17日 13:33

白票の数、いつも気になっていました。自分の名前を書いて無効投票にする話も聞いたことがありましたが・・・ここの読者がこの話を身の回りの人にするだけでジワジワと、といくのでは?選挙を人気投票と感違いしているミーちゃんバーちゃんではない、まともな人ならエッと聞き耳を立てると思いますけれど、甘すぎますかしら?

投稿者 SUZUME : 2014年12月17日 21:25

日本の国政選挙では、有効投票率の下限の規定は無かったと思うので、白票をいくらいれても、結果には関係ないんじゃないかと思うのですが…。有効投票率がたとえ1%でも、現在のルールでは選挙は成立するのではないでしょうか。投票率の下限もないので、こちらも1%でも選挙は成立すると思います。すみません、今手元に公職選挙法が無いので、うろ覚えです。ただし、訴訟が起きて、最高裁が「無効」とでも判定すれば解りませんが、一票の格差判決で「違憲状態」となっていてもスルーしている国会ですので、ひょとすると某ソーリだとスルーするかも。

投稿者 Maaさん : 2014年12月17日 22:42

白票の効果については、法律に規定がない以上、選挙を無効にすることはできないと思います。
しかし、まだ一度も選挙に参加したことがないのに「誰に入れても同じ」「選びたい人がいない」などと言う若い層には、「投票所に行って、白票を入れよう」運動は有効では?と思います。
まさかの、用紙受け取り→投票箱へ直行という人も出たりして、当然「記入台はあちらです」と言われて「白票入れに来ました」とかのやり取りでもあってニュースになったらそれも楽しいかも・・・。
イマドキの、”空気だけは読む”若者はたいてい記入台へ行き、書いてるふりをするか、せっかく来たし・・・と目の前の名前を見て何らかの判断をして結果的に投票をすると思われます。彼らの、2度目3度目の投票行動は絶対変わると思います。
TVの開票速報(選挙期間中の票読み)も、選挙大好きオジサンによるものからどうにか変わってくれたらいいと思うのですが。「出口調査で白票と答えた人○%」となれば、私も無理やりの消去法で投票しがちですが、いざとなったら白票を入れよう!と思えるかもしれません。

投稿者 TAKA : 2014年12月18日 10:28



2014年12月17日

ツブ貝のアヒージョ、チョレギサラダ、牛蒡の唐揚げ、チャプチェ、荏胡麻のポテトサラダ、キムチチゲ他

新潮社の小林姐さんと大宮のクオンズで忘年会。
この間の選挙の話や、羽生クンの話や、二人にひとりが全く本を読まなくなった時代に出版界はどうすればいいんだろう的な話や、いやいや人類そのものが今後どんなふうに変わっていくんだろう?てな話まで広がっているにもかかわらず、やっぱり来年は新潮社の仕事をしましょうよ〜てな話もしっかり忘れないのが姐さんの姐さんたる所以でもありましょう(^_^;) そんなわけで、以前からご提案されていた小説の主題もあったのだけれど、今わたしはちょっと違ったテーマで現代物を書きたくなっていて、その話をちらっとしたら、「じゃ、それ、うちでやりましょうよ!」てな風に話がめちゃめちゃ早いのもまた姐さんなのであった。てなわけで、もはや鬼もあんまり笑いそうになく押し詰まった年の瀬に、来年の仕事の話と相成りました。




2014年12月18日

刺身、牡蠣フライ、ロールキャベツ、サワラの幽庵焼き、鶏肉のチーズ焼き、ポトフ他

大宮駅前の「とらぬ狸」で翻訳家の松岡さん、元ミセス副編の福光さん、乗馬クラブでお馴染みのモトムー氏( Mさん ) 、オペラ歌手のSさんと会食。要するに馬トモ忘年会である。ふだんほとんど何の接点もないメンバーが集まっても馬を話題にしたらもう話が弾むこと、弾むこと(*^^)v とにかく皆さん馬に乗ってる間は憂き世のシガラミから解放されるので夢中になっちゃうわけでしょうが、「大変なことがあると、私はいつも自分が一番楽しい時の想い出でアタマの中をイッパイにして乗り切ろうとするんだけど、それってやっぱり馬に乗ってる時なんだよね〜」とブッチャケで仰言る松岡さんなのであった。で、今日松岡さんが会うなり驚かれたのは、私が二段目の写真のセーターを着ていたからで、「あれ、なんで私のセーターを松井さんが着てんだろう???ってビックリしたのよ」とのこと。馬柄でも滅多にないユニークなモノだったので、恵比寿の駅ビルのブティックで私は即買いしたのだが、その時に店員さんから「これは三枚入荷した内の最後の一枚なんですよ。やはり乗馬をやってるという方が凄く気に入って買っていかれました」と聞かされていて、あと二枚はどんな人が買ったんだろう?と思っていたら、その一人が松岡さんだったというのはもうただの驚きなんてえもんじゃありません\(◎o◎)/いや〜いくら世間は狭いといっても、馬好きの世間の狭さって尋常じゃない感じで、今日も五人が集まって4時間ほど馬の話ばっかりで保っちゃうところがホント凄い!というべきでしょうかσ(^◇^;)




2014年12月19日

ハンバーグステーキ、貝柱とブロッコリーのサラダ、揚げ茄子の香味サラダ

大宮高島屋の地下でゲット。
今日は換気扇のついでにキッチンもクリーニングしてもらったので料理をしなかった。キレイになったから料理をしたくないのは本末転倒の感じだけれど、年明けまで正直あんまり汚したくないのもあるし、何しろ年末に旅行する予定にしてるので、仕事の追い込みもあって、今後しばらくは本格的な料理をすることがなさそうですのでゴメンなさい<(_ _)>
世間いずれも年内に片づけたい用件が山積みのなか、今日はSTAP細胞なるものが無かった!という結論が理研でやっと出たようで、ああ、これも尻つぼみに終わりはしたが、今年イチバン候補の話題かも??という気がしたものである。何だかジェットコースター的な展開や、ファッション先行性や、責任の所在がメチャメチャあやふやな感じがイマ風というか、私なんかには妖怪ウオッチ並みについていけない話の成りゆきだったし、小保方研究員を筆頭に理研関係者それぞれの心理もまた理系の人たちだからなのか忖度の領域を超えており、到底コメントのしようもないのである。
ともあれ最近は世界中で今までには想像もできなかったような事件が次々と起きているので、人類のメンタルそのものが急速に変わりつつあるのかもしれないと思ったりもする。一昨日は新潮社の小林姐さんと話をしてたら「まあ、悪いけど、私なんかは年齢からいって、もういいかなあって降りれちゃうんですよね〜」と聞かされたものの、昨日は淡交社「なごみ」編集部の磯田氏が連載終了後のご挨拶においでになり、姐さんよりずっとお若い方だけに、出版界の状況やら世の中全体の流れに対する不安のようなものがいっそう深刻である印象を受けたのだった。
でも、まあ、人間いつの時代も必ず死ぬことだけは確かなわけだし、死んだら何も残らないというか、かりに残ったって死んでしまえばそれがどうなるもんでもないわけだし、だから生きてる間はめいっぱい生きてるのが生物のキホンだし、どんな生物だってそうしてるのに、人間だけがそうできないわけはないはずだと思って私は生きているのでした。


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私も宇宙の中で考えれば埃かゴミのような者で胸を張って誇れることがほとんど無いのでめいっぱい生に翻弄されつつ生かされている以上はやりたいことはやろうと毎日を送っています(死んだら楽かも?と思うことはありますが、自分や他人の死を司ることは決してしてはいけないと思います。安楽死に関しては状況によるのではっきりとは言えませんが。)。人として生きるなら他殺も自殺もしないことがことが肝心だと思っています。しかし暴力で自説を推し進めようとするいろいろな問題は難しすぎて今のところ考えがまとまらないです。
 STAP細胞については無かったという結論が出たわけでは無く小保方さんがやっと諦めたと言う印象を私は強く思っています。それを粘り強く(マスコミや世間から責められたくない為に)理研は小保方さんに再現実験をさせたのだと思います。そもそも最初の段階で成功した画像を使っていたならば何の問題も無く他のできばえの良いものをと使いまわした画像を使った時点で捏造は確定されているからです。
 小保方さんがあると固執するなら命令も懐柔も意味をなさず体調の不調で会見に出なかった小保方さんより理研の小保方さん以外の方が余程疲労困憊しているのでは無いか?と今のところ思います。(はっきり言えば私は小保方さんが嫌いです。けれども自分を生かす道を見つけて絶望しないで欲しいです)。

投稿者 nao : 2014年12月20日 01:12



2014年12月20日

おでん

とにかく寒いので紀文製のコレにしました。
先週の木曜日に電話をしている最中に、妹のダンナの経営する歯科医院がビル火災に遭ったので、その後どうなったのか心配で何かとメールでやりとりし、今夜また久々に電話をしてみたら「年末の忙しい時にホンマ痛手やで〜」と妹はぼやくことしきり。四階建てのビルの一階ドラッグストアから出火して、二階の医院は消防車の水こそかぶらなかったものの電気電話ガス水道の完全復旧まで3ヶ月を要し、おまけに空調設備が全壊して全面修理の必要があるから、いっそ引っ越すか残るかの選択を迫られているらしい。
「そこで開業して十五年も順調にやって来たけど、何しろ歯医者は数が多いから、引っ越して地の利が悪くなるとお客さんが離れてしまうさかい、それもなかなか難しいんよ」とのこと。ご近所まで停電に巻き込んだ結構大きな火災だったようで、ネット上には放火説も飛びだすなどして科捜研が乗りだしたところ、どうやら原因はドラッグストアの漏電火災らしいというから「そらあんたとこかて損害賠償を訴えられるんちゃうの。ドラッグチェーンなら補償の際の規定とかあるはずやし、火災保険のほうでも、この際しっかり補償してもらわなあかんよ」と私は焚きつけながら「そやけど患者さんも困ったはるん違う?歯が完治するのに大体2、3ヶ月はかかるし、途中で放りだされたらそれこそ災難やで〜」と言ったら「それがお姉ちゃん、世の中にはええ人がいはるねん。機械が四台あるさかい、そのうちの一台と場所を提供してくれはる歯医者さんが近所に現れたんや」とのことで、近所にダンナの後輩で親切な歯医者さんがいらっしゃったらしい。いくら後輩でも、いわば商売敵に塩を送るも同然の申し出だから「親切でもなかなか言えへんこっちゃで〜ホンマ世の中には、ええ人もいてはるんやと思うて嬉しかったわ。今後のことは、まあ祈らなしゃあないけど、なんなとええ方向に転がっていく気がするねん」と極めて前向きに物事を考えられる楽天的な発言で、やっぱり松井家の血筋は争えないということよね〜と思われたのでした(^^ゞ




2014年12月21日

根菜と鶏肉の胡麻サラダ、揚げ鶏と揚げ根菜の盛り合わせ、餃子

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
クラブでの乗馬は今日が年内最後とあって、お相手は超お馴染みハイセイコーのお孫さんかと思いきや、初対面の栃栗毛?レフィ嬢に騎乗。なぜかといえば、最近お馴染みのアイドル系鹿毛ヤブサメ君が来月全く予約が取れなくて、インストラクターの方が代わりに色んなお相手を見つくろって下さった結果、新年最初の90分レッスンのお相手がレフィ嬢ということに。私としては一度も乗ったことのない馬でいきなり90分レッスンはきついから、一体どんな乗り心地なのか、その感触だけでも知りたくて、急きょ今日のレッスンを入れた次第。けっこう若い馬のせいか常歩からしてサクサクしてるし、駈歩の発進を巧くしないとハイスピードの速歩で逃げられる恐れもあるとはいえ、駈歩自体は反動が少なくてスピード感があってとっても乗り心地がいいし、何よりもいいのは気が強い系の牝馬であることだった。たまたま部班の前の馬が暴れん坊のモー君で、いきなり後ろ蹴りで泥をこちらにバンバン飛ばしたにもかかわらず、顔を背けながらもさほど動じずに持ち堪えたのはリッパで、これがビビリーの芦毛ツブ嬢や小股黒鹿毛のヒメだったら私は確実に落馬していたことでしょう(>_<)何しろモー君は二度もわざと後ずさりして後ろ蹴りをしてくるのだからマイッタマイッタでした(*_*)気が強いのもさることながら、反動が少なくて伸びやか且つハイスピードの駈歩をする点や、発進に失敗するとハイスピードの速歩で逃げられちゃうところは、まさしく往年のお孫さんを髣髴とさせる感じで、従って私との相性 は悪くなかったのかもしれない。最近はずっとセン馬がお相手だったものの、昔はハイセイコーのお孫さんに限らず気の強い牝馬に好んで騎乗していて、よくオペラ歌手のSさんに、松井さんはホント女の子好きよね〜と言われていたのだが、最近はなかなか気の強い牝馬にめぐり逢えずにいたから、牝馬自体を敬遠気味だったのである。人間の♀に関して気の強いのがいいとはちっとも思わないけれど、馬に関しては断然気の強い♀のほうがいいのは、びびって暴走されたりするのがイチバン怖いからであります。
ともあれ今日は年内最後とあって馬具の手入れロッカーの片づけや何かにも勤しんでいたが、たまたまクラブハウスのテーブルに置いてあったチラシの束に目が止まって、よく見れば、それはなんと吉田玉男襲名披露公演のチラシではないか(!_+)な、なぜこんな場所にこんなチラシがあるの?ひょっとして会員さんに文楽関係者がいるんだろうか?日本舞踊の某流派の方とおぼしき方もときどきお見かけするし、オペラ歌手のSさんだっているくらいだから、文楽の人がいたって別におかしくはないんだけどと思いながら、余りにも意外な場所で見たから、現玉女師の顔写真のインパクトは絶大でした。てなわけで、インストラクターの方にも角川短歌賞を受賞された方がいらっしゃったりもして、人数が多いだけあって何だか多士済々のクラブに今年もすっかりお世話になりました<(_ _)>来年もまたよろしくお願いしまーす(^o^)/~~~




2014年12月22日

豚バラしゃぶ鍋

今日はそんなに寒くもないが、冬至だからカボチャ?ゆず湯?→ゆずポン→鍋物という流れになった次第。
この時期になると今年の○○が何かと話題になって、出版物も新聞紙上に「今年の3冊」といった記事が出るが、拙著『師父の遺言』も毎日と読売で3冊の一本に挙げて下さった方があったことを版元NHK出版の加納さんから今日メールでお知らせ戴いた。毎日で川本三郎氏が挙げられた記事は、先日お会いした翻訳家の松岡和子さんからコピーを頂戴していたが、読売でも平松洋子さんが挙げておられたのを知って、おふたり共に心より謝意を表したい。今年は私が専ら書いてきた時代小説とは全く別ジャンルの自伝的エッセイが思わぬ高評を得ていささか複雑な心境でもあるのだが、武智先生のことが何か少しでも、ご存じない方に伝わったのだとすれば、それは本懐ともいうべきで、やはり書いおいてよかったのだろうと改めて思った次第だ。物書きとはいえそう器用にすらすら書ける人間ではないからして、私はこれまで一つとして手を抜いて書いた本はないのだけれど、それでも年を取ってくると、いくら書いても読まれなくなってしまう世の中の趨勢を重々承知しつつも、私が今のうちに書いておいたほうがいいのは何だろう?というようなことを考えたりもしがちだから、やはりその意味ではいい仕事に恵まれたとすべきなのだった。今後もまた、結果的に、やはり私が書いてよかったというような仕事に恵まれるべく努めたいと存じます。


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「師父の遺言」は私も今年の3冊の中の1冊でした。川本三郎さんも平松洋子さんも大好きな方々なので、お2人が推薦なさっていたことも嬉しいです。毎日も読売も購読していないので、図書館に行って読んできます。

投稿者 真砂 : 2014年12月24日 17:52



2014年12月23日

寄せ鍋

昨日の鍋の具材が残っていたので今日も手抜きな寄せ鍋にしました(^^ゞ
妹からまたビル火災の件で電話があって、ビルの完全復旧がなんと6月になりそうだからダンナの経営する歯科医院は「引っ越さはるみたいやわ〜物入りやけど、新規まき直しが張り合いにもなる思て、気張らなしゃあない」とのこと。「まあ、あんたのダンナも年取ってから忙しなるんは、若返ってええのんちゃうの」と私。「そやけど世の中ホンマ暇な人が多いんやなあ」と呆れていたのは東京駅百周年記念のスイカ騒動で、そういえば甥っ子もメチャ鉄っちゃんのはずなんだけど、話に出なかったところをみれば、スイ鉄 (そんなもんがあるのかどうかは知らんが )ではないらしい。妹は今度の件に限らず、何でも並ぶ人がやたら増えている現象に関して「あれはきっと戦後の配給で並んだ人らの子どもとか孫なんやで〜DNAに刷り込まれてるんや思うわ〜」てな分析を以前からしているのだけれど、確かに何でも並ぶ人と、並ぶのが絶対嫌な人は結構ハッキリ分かれているような気もする。並ばない人間には並ぶ人間の心理を忖度しようもないのだが、たぶん同調現象の一種なんだろうし、すでに「行列の思想」とかいうタイトルの新書も出ていそうな感じだ(これも全く知らないことですが)。ともあれ今回JRが希望者全員に行き渡るように記念スイカを発行することにしたのは、行列した人に対してちょっと意地悪な決断だったかもしれない。行列にアタマに来てこういう超越的な対応をしたのかもしれず、今後も色んな行列で並び順と全く関係なしに配るとか、いろいろやってみたらどんな反応が起きるんだろう?なんて思ったりもした。もっとも、世の中ほとんどのことが不公平に動いているからこそ、行列だけは並んだ順番通りになるという一種のユートピア的な幻想が、並ぶ人たちの根底にはあるのかもしれず、それをあながち否定するのはどうか、という気にもなるのでした。


コメント(2)

妹さんのお話が大好きですが、前向きで嬉しかったです。なんと声をかければよいのか迷い頑張ってくらいしか思いつかなかったのでコメントできませんでした。本人の受け止めよう次第で災い転じて・・になるとは思いますが、今までに数々舌禍?かなと思うことを何の気なしにしたことがありますので、怖くてスルーしていました。
 行列は夫が嫌いでほとんどしていませんが、私はその待ち時間に話をしたり、本を読んだりできればあまり苦になりません。というより、行列してはずしたら悔しいので待ち時間を楽しもうと思っています。
 よくわからないけど、行列が予想されるなら、今の時代なら先行予約を取ったほうが良かったのでは?。と思います。徹夜組みは絶対欲しければ禁止しても並ぶことが予想できるので、無効とするか抽選の整理券でも配れば徹夜組が阻止できたのではないか?。
 アニメ映画の前売り券があっという間に売り切れた時に、予想範囲なのにその後の特典付を売り出さないのは付加価値を高めたいからなのかなあとと思っています。基本余程拘らない限り、売り切れたら後でまぁいいかと思う次女思考が原因だと思います。(子どもはこの思考に地団駄踏んでいます・多分)。

投稿者 nao : 2014年12月24日 01:12

東京駅のニュース、開業100周年の記念日のはずが「駅で混乱」のみが報道された印象です。「おめでとう」的なイベントはなかったのでしょうか?そして、鉄道ファンで集まったみなさまは、それを一緒に祝う方はおられなかったのでしょうか?
カードの販売を中止、を知らせただけの職員に詰め寄り「駅長を出せ」と怒鳴る映像だけを見ると、カードは好きだけど、東京駅100年はどうでもいいのね・・・ネットオークションに出して儲けるアテがはずれての怒りかしら・・・?と思ってしまいました。
報道も、面白半分な印象です。「危険のないよう列を作らせろ」という要望は、買えなくて怒っている人でなく、乗降客として駅を利用した人からインタビューを取るべきではないかと。

投稿者 TAKA : 2014年12月24日 11:20



2014年12月24日

チキングリル

意外にもQPを参考に作った自家製グリル。鶏もも肉は塩胡椒をしっかり揉み込んで、レモン汁&白ワインにニンニクスライスとローリエを入れたマリネ液に漬け、冷蔵庫でひと晩寝かせてからグリル。手間いらずで美味しく出来るからオススメ。
今年は27日発30日帰宅予定の年末旅行をするため、仕事の追い込みもさることながら、毎日もろもろの片づけを少しずつやっていて、Xmasイブの今夜は晩ご飯のあと衣類の整理に追われた。「京の着倒れ、大阪の喰い倒れ」といわれるように、京都人はやっぱり本来とても着る物にこだわる人が多いのかもしれないと、父親なんかを見てたら思うのだが(何しろ昔は一泊旅行でもちゃんとアウターの着替えを持って行くような人だった)、私は全然その血を受け継いでおらず、もっぱら食い倒れ人間でおしゃれ感覚に疎いタイプだし、物書きという居職なので普段は別にイイ恰好をする必要にも迫られないのだけれど、ときどき講演の仕事や何かで人前に立つこともあるから、それなりにキチンとした服装も用意しておかなくてはならないのが、オシャレでない本人的にはけっこうシンドイ話なのである。で、キチンとした服というものはぎゅうぎゅう詰めだと傷むから、タンスがイッパイになったらそれなりの整理が必要になってくる。三茶にいた頃は、古着屋の買い取りはさすがに難しいので、米朝事務所の大島さんたちとフリマに出したりしていたが、大宮でも日曜フリマをやってるとはいえ、独りで路上に並べるのも何だし、差しあげられそうな他人様も思い当たらないので、結局のところ廃棄処分にするしかなくなってしまうのだった。本当にキチンとした服は、カジュアルウエアと違って、いくら着くたびれていても内着には向かないのが始末に悪いというべきか。私がよく出かける先は乗馬クラブだけれど、そこには埃だらけになろうが馬にべろべろ舐められようがちっとも気にならないユニクロ専門で、もちろん中にはオシャレな会員さんが沢山いらっしゃるが、それでもカジュアルウエアでないとおかしい空間なのである。講演に使用したアルマーニのジャケットを着て馬に乗ったらあんたナニモノって感じになっちゃいますよね〜(^0^;)




2014年12月25日

中華総菜三点盛り、ヒレカツ、コロッケほか

大宮高島屋の地下でゲット。写真はXmasにちなんで、先々週の日曜日に乗馬クラブに隣接した動物園で撮ったトナカイです(*^^)v
Xmasとは関係なく、年末年始は読みそびていた本や、見そびれていた映画のDVDにまとめて目を通す習わしで、ピケティの資本論も取り寄せながら、分厚さにちと怯んで「街場の戦争論」のほうを先に面白く読んじゃった私である。現政権の米国すり寄り売国奴的体質を鋭く問うたこの本がベストセラーになっているのは、やはり日本の現状を不安視している方が結構沢山いらっしゃるということなんだろう。ただ肝腎の「戦争」のイメージがちょっと古くない?と私でさえひっかかったくらいだから、若い人ならもっとそう感じるかも、なんて思ったりもしたのだった。これからの戦争はもちろん局地的な戦闘はずっと起き続けるだろうけれど、大枠としてはサイバー化の一途を辿るのだろうし、国境の防備よりも、もっと多くの人間が甚大な被害に遭うのを避けるためのITセキュリティのほうが重要になってくるに違いない。あるいは前哨戦として経済的に痛めつけるという方法がより積極的に採用される傾向にあるだろうし、目下いずれの方法にも卓抜している国はまだアメリカと考えていいのだろう。日本がこの種の戦争に勝つ見込みはゼロに等しいという判断で、米国の驥尾に付すのが得策と考える官僚や、それの腹話術人形と化した政治家の天下が続くのは、果たしてどうしても避けられないことなんだろうか?少なくとも政治に何を期待するかという質問に対して、アホの一つ覚えのように景気対策と言ってる国民が過半数を占める限りにおいて、日本が自立する目途は立たないような気もする。
ところで古いといえば、特定秘密保護法案を戦前の治安維持法みたいにイメージする人がいるのも私は何だかちょっとひっかかっていて、逆にそのイメージで言論が妙に萎縮しちゃったりしたらバカみたいだよな〜と思ってしまうのだった。そもそもサイバー化の時代に体制側が最も警戒すべき人間は、昔のような言論でお上にモノ申して大衆を扇動したり、デモしたりするような人たちではゼンゼンなくて、恐らく次から次へと出てくるアノニマスのようなハッカー集団や、かつてのオウムやイスラム国的な現実を超克する教義に囚われたカゲキ集団であろうし、そういう意味では今や人畜無害と化した出版言論人なんかを構っている暇はないはずなのである(もっとも面子を潰されて中核派を構った警察もあるにはあったが)。昔はカゲキだった思想も今や当たり前になっていたりすることが多々あるというより、ほとんどそうなることが人類の歴史だったわけなので、絶えず歴史的な事象はパースペクティブに捉えないと判断のリアルさを欠くことにもなる。一方でとんでもないアナクロニストも老若男女を問わず政権与党にはまだ沢山いちゃったりするので、多大な警戒心を与えてしまうのも確かであろう。ただそうしたアナクロの応酬をやってることで、今後の戦争とそれにまつわるさまざまな事象のリアルなリスクというものが却ってぼやけてしまい、回避する方策が講じにくくなることのほうを私は恐れているのだった。


コメント(1)

今回の内容は本当にそうだ!と思うのですが理解しきれているか自信が持てません。
 ずっと気になっていたのですが、北海道の刺殺事件について発売中の文春を読んであなたは悪くない!!。悪いのは祖母でその支配に置かれていた母も悪いと思っています。よく頑張って今までを過ごして来たね。殺人は絶対に良くないことだけれども、この状況で死を選ぶか殺人を選ぶか訊かれたら、私も同じことをすると思います。この高校生が今後罪悪感を感じるのは少しだけでなるべく忘れて今後の人生を幸せを感じて生きて欲しいと願います。
 本来なら他殺も自殺も肯定できませんが、状況によって避けられない場合もあると思います。この事件に関しては母親に関しては弱い人間だからと行動を責めきれないところもありますが、祖母に関しては人間ではないと思います。多分本人は給食費を払っていることを見る限り人様に後ろ指を指されるような人間ではないと思っていたと想像しますが、あんたが狂っているせいで孫娘が殺人に手を染めなければならなくなったんだよ。こんな自分が絶対正しく人の意見を絶対受け入れそうも無いタイプは紀子様を連想しますが、大嫌いです。

投稿者 nao : 2014年12月26日 22:42



2014年12月26日

良いお年をお迎えください!

整体治療の前に新宿ルミネ内でポテトとソーセージのオムレツを食す。
そんなわけで、今日の最低気温がマイナス13度Cを超えた釧路に向けて私は明日出発し、ジェンティルドンナが有馬記念でラスト・ランしてる最中にドサンコの大チャン?に乗って雪原を駈け抜け、30日には帰宅の予定ですが、ブログは新年にめでたい丹頂鶴の映像で再開するつもりなのでその間の休止は何卒ご容赦ください<(_ _)>
それにしても今年は公私取り混ぜ国内旅行が多くて、沖縄、島根、鹿児島といった念願の土地を踏めたことにも大いに満足し、また還暦を超えて急に体力気力が萎えたわけでもないことに少しほっとしております(*^^)v。還暦といえば、今年はブログ読者の皆様にもオフ会でお目にかかれて大変嬉しく存じました\(^O^)/ その後もアクセス数は順調に伸びて、年明け早々にも500万を超える勢いなので、500万突破を機にフィナーレにするという当初の予定は少し見合わせることにしました。なので年明けにまたこのブログで再会いたしましょう!では、皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい(^o^)/~~~


コメント(5)

今年1年楽しませていただいてありがとうございました。
楽しい旅を。良いお年を。来年も続くブログを楽しみにしています。

投稿者 天 : 2014年12月26日 23:23

今年も、ブログ、ありがとうございました!
毎朝、今朝子先生の言葉で1日を始めるのが楽しみでした。

オフ会もとても楽しかったです!!
(今度は500万アクセス祝賀会でしょうか?)

2015年も、ますます冴え渡るであろう先生のご活躍に心から期待しております。

投稿者 じゅんじゅん : 2014年12月27日 08:49

 今年も、今朝子先生のブログを、楽しんだり同感したり目が覚めたりお腹が減ったり考えたり・・・しながら読ませていただきました。
どうぞ良いお年をお迎えください。これからのご活躍もお祈り申し上げます。

投稿者 はっち : 2014年12月28日 21:48

ほぼ毎日ブログを楽しませていただきありがとうございました。刊行された本もとても大好きで楽しみました。
良いお年をお迎えください。

投稿者 nao : 2014年12月31日 10:41

今年はお話する機会があり、とてもうれしかったです。「師父の遺言」とオフ会のサプライズ、川上のお造りが印象深く、フィナーレはまだまだ先の話にして頂きたいものです。
来年もまた、ブログや著作を通して、考える機会やおいしい話、劇評等々、刺激を与えて頂きたく、ご活躍をお祈りしております。

投稿者 ウサコの母 : 2014年12月31日 20:34