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2014年11月28日
ビーフシチュー、ムール貝、松葉ガニのカッペリーニ他
先月グルメの中岡さんから久々にご連絡を頂戴して、「京橋に隠れ家的ないい店があるんで今度ご一緒しませんか?」とお誘いを受け、今日伺ったらなんとそこは東銀座で知る人ぞ知るビストロの名店「ペルシー」だった。私はよく松竹の大沼さんとご一緒して、リーズナブルでとても美味しい店だという認識はあったものの、まさか中岡さんの行きつけの店とは夢にも知らず、世間ってやっぱり狭いよな〜と、いつも通りの感心をしながら、モン・サン・ミッシェルから空輸されたばかりの小粒のムール貝を始め、今日もこの店ならではのこだわりの食材による美味しい料理をたっぷり頂戴した。移転したこの店は今や本当の隠れ家状態で、ひと月以上先まで顧客の予約で満杯だそうだから、今回よくぞ中岡さんに誘って戴いたものだと感謝した次第。
たまの外出日は色んな用事を固め打ちするのだけれど、今日はまず午前中に新聞連載の初入稿を済ませ、午後から深川の現代美術館で「新たな系譜をもとめて」と題する展示会を鑑賞したのは、ここに武智鉄二師の演出記録が公開されているためで、ご遺族に招待券を頂戴し、何が展示されているのかもゼンゼン知らずに行ったのだが、神宮外苑で上演された野外オペラ「アイーダ」の写真はもとより、「ローエングリン」は映像までが一部であってもきちんと残されていたことにビックリさせられた。「アイーダ」も「ローエングリン」も本物の馬の行進が迫力満点に撮られていて、ひょっとしたらここから競馬界とのお付き合いが始まったのかも?なんてことまで想像させられたものである。「ローエングリン」の映像は何しろ昭和30年代のモノだからボケボケとはいえ、舞台美術を担当しているのがあの岡本太郎!!!であり、何だか人間としてのバクハツ度の凄い両巨匠がツーショット動画として残っているので、興味のある方はご覧になることをオススメします。
現代美術館での鑑賞を済ませた後は銀座のポーラビルで新聞小説を配信する会社の浅間さんからインタビューをお受けし、その前に銀座の街角でさまざまなポートレートを激写されて、何だか色んなことでとても濃い〜一日でした。