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2014年11月24日

イベリコ豚のステーキ、タパス他

馬トモ人事部のSさんと大宮西口のル・バル・デ・エスパーニャ・セロで食事。今日は連休中でも私は朝からお仕事モードだったが、乗馬クラブ帰りのSさんが遅めのランチをなさるのに合わせて早めのディナーにした次第。Sさんとはもちろん馬の話が大半を占めたものの、世相のあれこれを話す中で、伺って面白かったのは、会社の同僚にとても恵まれた方がいらっしゃるというお話だった。
その方はそもそもお金持ちの息子さんで、結婚の際に湾岸地帯の高層マンションを買われたのだけれど、すぐにお子さんが生まれて、子育てには戸建てがいいというので、両親の住まいの余った敷地に家を建てることになり、その高層マンションを売ったところ、オリンピック人気にあやかって、売値はなんと買値よりも500万もアップしていた!とのこと。「なんか、お金持ちはそうやって、どんどんお金持ちになっちゃうんだな〜って思っちゃったんですよね。その人は恵まれてるから欲がなくて、ホントにいい人なんですよ〜でも、そういうことがずうっと続いちゃうのかと思うと、なんだかな〜なんですよね」とSさん。「なるほど、そういう人って確かにホントにいい人の場合が多いんだよね。で、そういうお金持ちがお金を使ってくれることで庶民も潤うはずだという発想があるんだろうけど、そういう人が日本の地方の商店街やデパートで買い物するってまず考えられないから、お金の廻り方としてはムチャムチャ迂遠な径路を辿ることになるわけだよね。そういう人が日本でお金を落としてくれる何か、そういう人にとっての魅力的な商品とかを考えないといけないわけなんだけど、そこがなかなか巧く行かないというのが現代の経済状況じゃないんだろうか」と私。「ああ、その人は日本じゃ無理かもですよ〜だって持ってるクルマが二台ともポルシェですもんね〜(笑)」とSさん。てなわけで、お金持ちがどんどんお金持ちになるという一事例から何かと考えさせられたのでした。


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