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2014年11月20日

鱈ちり

羅臼産の昆布だしに鱈、白菜、京菊菜、椎茸、長ネギ、春雨を入れて大根下ろしとポン酢で食したが、こうした鍋をするにも具材の選択に悩んだりしちゃうんだろうか?なんて考えてしまうのは、2017年度からの消費税には軽減税率が本格的に始動するらしいからである。官僚べったりの自民党が嫌がっていたことを、公明党が粘り腰でとうとう寄り切ったというべきか、選挙協力がどうしても必要とされるこの時期に何とか通した戦略自体は評価してしかるべきなのかもしれない。ただ、どの程度の割合で物品に反映されるのかはあくまで未知数で、結局、米だけ?!だったりしたら、政党アピールの一環として使われたも同じだから、今後の成りゆきに注目したいものである。財務官僚がこれを忌避するのは、さまざまな業界の圧力団体に担がれた政治家とさまざまな駆け引きをするのが面倒だからだろうし、海外でも実際のところ色んな問題があるのだろうけれど、この先どんどん消費税が上がるという可能性を考えた場合は、軽減税率を導入する道筋だけでも今のうちにつけておかないと、本当に大変な打撃を被る人たちが出る恐れもあるのだった。ところで国によってはこの軽減税率で書籍に消費税をかけないケースもあったりするのだけれど、日本の出版界は果たして書籍の軽減税率を求めるような動きをするんだろうか?しないんだろうか?消費税以前の入場税の際には、松竹が古典演目に限って入場税がかからないようにするためのいわばロビー活動をちゃんとやってたりしたようだが、出版界は色んな政治家とつながってるはずなのに、どうも何だか出版界全体としての生き残りをかけた社会活動をするという発想が欠けているような気もして、そういう意味では甚だ頼りない業界に思えなくもないのでした(-.-;)y-゜゜


コメント (2)


軽減税率は、それと引き換えに天下りポストを増やせるから、財務官僚にとっては望むところという記事をどこかで読みました。むべなるかな、です。

投稿者 荒 : 2014年11月20日 22:04

美味しそうな春菊と思ったら京菊菜?スーパーで春菊と表示されなるべくとんがったぎざぎざでないものを選ぶのですが、流通名と小売で売られるときと同じものでも名前が違うことはあるのか?私のもの知らずなのかな?思っています。
 軽減税率については最初から導入するべきでないの?と思っていますので、これで公明党に大きな顔をされたくないし法律に関与しているから最も裁判官より律しなければいけない職業だと思うのに自分たちの優遇策をひとつも変更しないのは選ばれているからという優越感からなのでしょうか?(国会議員の特別待遇は自分に甘すぎると長年腹が立っています)。また、自民党が耳障りのいいことや、よくわからない曖昧な言い方でぼかして肝心の争点には全く触れないことを許してきた世論は全く頼りになりません。
 沖縄の知事選は、当然だ!!と思っています。が、どう決着をつけるのがいいのかが私にはわかりません。基地は撤退して欲しいのですが、ないと中国の横暴が当たり前になってしまって庶民は泣き寝入り?かな?と(本当に悩ましい)。
 はっきりいえる事は、アベ総理に辛うじて5%ほど期待は捨てていませんが、少なくとも自民党の政治は1980年代頃からこの国をよく導いていないのではと思います。小泉元総理が原発反対と一年前ごろに言っていましたが、今現在の総理の職にいる人がそう言わなければ原発は決して止らないのでしょう?と・・・。
 決断した時、最高権力を持っていたときに言うなら評価できますが、自分がその権力を手放してから言うのは・・・うまく言えませんがこのボケナスーと思います。

投稿者 nao : 2014年11月21日 01:44

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