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2014年11月15日
おでん、ブロッコリーのサラダ
市販の紀文製を食す。サラダは茹でた埼玉産のブロッコリーに酵素ドレッシングをかけただけ。
今週の目玉ニュースはやっぱり関西人が「なんなん!?」を連呼しそうな消費税増税回避に伴う衆議院解散風の吹き荒れ具合だろうか。昨日誕生日を迎えた京都の妹に電話をしたら「もうホンマにええ加減にしてほしいわ!!!」とムチャクチャ怒っていた。
まず消費税増税の先送りに関しては、アベノミクスブレーンの浜田本田両氏の提言に基づくのであろうが「一年半先に景気が今より良うなってる保証てホンマにあるのん?今がまだ株が上がって一番マシな時ちゃうのん?待ってるうちに地震でも来たらどないするのん?」というのが妹の正直な懸念であり、私も別に増税してほしいと強く望むわけではないが、世界的に金融経済があらゆるリスク要因で不安定になるのは自明の理だから、一年半後に今より日本経済が確実に良くなっていると思われる根拠をブレーンのお二人にしっかり示して戴きたいのであるが、マスコミがそこをきっちり追究しようとしないのは何故なんだろう?
また仮に良くなったとしても、それが必ず庶民生活を潤すものという楽観的な期待が少しも持てないのは、経済好調のはずの米国でも、現大統領が当初の支持層からも結果的に期待はずれな存在として大変に不人気な現実を見せられているからである。バーナンキの後追いにしか見えない黒田金融ジャブジャブ政策が同様の轍を踏むことが想像されるばかりか、実体経済の体力があきらかに乏しい日本では、米国よりも大きいリスクを孕んだ劇薬となりそうな懸念も強い。
というわけで実際のところアベノミクスなるものに期待を持って現政権を支持して当然と思えるのは、株や金融商品でガッチリ儲けている富裕層と、輸出型で為替差額の利益が出る大手製造業にお勤めの人たち、せいぜい円安で外国人客が増えた観光地の人たちで、それ以外の人たちはどういう理由で支持しているのかさっぱりわからないのであるが、にもかかわらず、どうやら官邸のリサーチによって、現在はまだ支持している人が意外に多かったので、アベボンが解散に踏み切る決意をしたらしいという報道にはビックリさせられた(@_@;)要するに、国民が完全に舐められていることに起因する解散なわけだから、そこまで舐められても平気な人間がこの国には多いということなんだろうか?「お姉ちゃん、そういうたかて、支持政党もなかったら、結局、投票に行かへんのよ。寒いから止めとこ〜みたいな人が多いんよ。それでわざと寒い時期を狙ろて選挙をするんやで、きっと」という妹の意見もむべなるかなで、議会制民主主義を宝の持ち腐れにしている国民は、やっぱり舐められても仕方が無いのかもしれません(-.-;)y-゜゜
コメント (3)
何故安倍政権の支持が多いのか?松井さんの書いて居られる事が極左翼だと言う意見の人が居るのに「今は昭和初期?」と思いましたが、まだまだ「お上にたてつく輩」と言う考えの方が結構いるんだと思います。安倍ボンは岸さんの孫。血統正しき家柄の方が首相、これほど有難い事は無い。何の根拠も無いのに「間違った事をするはず無い。文句があるやつは日本人では無い」と考えてる方が安倍さんを支持してるんちゃいますか。つくづく日本人は忘れる事が上手、よりかかって生きるのが楽。議会制民主主義と言っても我々には直接関係無い、と思ってる大人が多すぎるから同じ過ちを繰り返すんやと思います。それでなければ石原都知事があんなに長く選出されるはずが無かったと思います。
投稿者 お : 2014年11月16日 09:57
初めまして、いつも大変興味深く読ませていただき、そうだ、全くそうだな?と共感しておりました。今回、いきなり選挙へという流れにもビックリですが、これまでの安倍のやり口に反対を言えるのは、ま、多額の選挙費用とのバランスはさておき、とりあえず、いい加減うんざりして来ただけに、安倍の政策にNOと声を大にしたいと思います。しかし、国民の多数がどうなのか?結局、少数派で終わるのか?という不安もありますが、沖縄県知事選挙の結果などもあって、少しは考えるひとが増えることを願うばかりです。
投稿者 ひまねこ : 2014年11月17日 19:35
解散には本当に気分が滅入ります。どじょうが解散を決めた時は、ばかたれ(確実に自民党が優勢になる)と思いましたが、今回も確実に自民党がほぼ独占できることを見越しての解散でしょう?。
なんとか野党が半分以上当選して欲しいけど余程の妙手が無ければ確実に自民党圧勝・私にとっての悪政がこれ以上続くなら早く死ぬと得かもしれませんね。自民党は国民を舐めてるし庶民(国民の大多数)は自民を当選させるつもりの庶民のほうが大多数ですものね。
民主党は、初めてだったのでいろいろとぼろが出てきましたが自民党は上手に立ち回りますよね。(ぼろが出ていた民主党は多分自民びいきの方が陥れたところもあったのでしょうね)。
それでよくわかったところもありますが、この解散が自民党の論理ややりたい放題を正す選挙になって欲しいと祈ります。
消費税増税に反対でないところはあるけれども、支出も国債もどんどんいけいけと増やしている与党に愛想が尽きて下ろさない大多数の国民に変わって欲しいと思います。
投稿者 nao : 2014年11月17日 20:31